『高槻市・今城塚古墳』

大阪府高槻市郡家新町にある今城塚古墳の全景である。
今城塚古墳は、6世紀前半の墳墓で、三島野古墳群の一つとされ、第26代継体天皇の墓と推定されているが、宮内庁の管轄ではない。
古墳は前方後円墳で、縊れ部に造出部を有する。



先ずは西側の前方部である。
周濠には水がたたえられている。
そして前方部の頂上である。



続いて後円部とその頂上である。



そして築城当初の姿を残していると云われる南西隅部である。


周濠の外側の内堤上に埴輪群が並べられている。
築城当時、大王の死に関わって行われた儀式の場とのことである。




今城塚古墳の墳丘の長さは190m、そして二重の濠が巡り、内濠、外濠を含めた兆域は340m×350mの釣鐘状の区画である。