fc2ブログ

『弘前市・最勝院』

IMG_7942.jpg

 青森県弘前市大字銅屋町の真言宗智山派の寺院「金剛山光明寺最勝院」の参道口である。
 最勝院は、日本最北の五重塔を有することで知られる寺院である。

 元々この場所には大円寺と云う寺院があったが、明治の廃仏毀釈の影響を受け、寺院は大鰐町へと転出、その跡に弘前城の北の弘前八幡宮の別当寺であった最勝院が移動してきたとの経過を有している。

 参道進むと右手に神社が鎮座している。
 八坂神社である。
               IMG_7943.jpg

 大円寺境内にて牛頭天王を祀る社であったが、廃仏毀釈により神社として独立し、現在は須佐之男命、奇稲田姫命、草野姫命、菅原道真公を祀っている。
 狛犬、拝殿、そして本殿である。
         IMG_7971.jpg  IMG_7970.jpg

         IMG_7969.jpg  IMG_7972.jpg

 神社の境内から鳥居の向うに最勝院の五重塔が見える。
 そのような位置関係にある。
               IMG_7973.jpg

 元の参道へと戻り、突き当りを右折する。
 そこには一対の兎像が祀られている。
         IMG_7948.jpg  IMG_7947.jpg

 その先仁王門である。
    IMG_7945.jpg  IMG_7965.jpg  IMG_7966.jpg

 仁王門を潜ると境内である。
 左手に江戸時代初期の建築による重要文化財の五重塔、総高31.2mが聳えている。
IMG_7951.jpg

 そして境内正面は本堂、そして左に護摩堂、左手前に鐘楼も設けられている。
    IMG_7955.jpg  IMG_7956.jpg  IMG_7952.jpg

 東側には幾つかの堂宇が並んでいるが、先ずは聖徳太子堂が祀られている。
               IMG_7957.jpg

 そして、一対の狛犬に護られて六角堂がある。
    IMG_7962.jpg  IMG_7961.jpg  IMG_7959.jpg
 本尊は如意輪観世音菩薩で、江戸末期の頃、弘前城下の豪商一野屋の当主が嫡男の供養のために建立したものである。


コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

藤白 怜

Author:藤白 怜
気まぐれに各地の城跡、神社仏閣、路端や公園の草花、街角の風景などあっちこち出掛けては写真を撮ったり、その土地の歴史遺産を訪ねたりしています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
最近、小品集を別ページにてアップしました。
右側リンクの「悠々紀行あっちこち」です。
併せてよろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR