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2026-05-11

映画】ザ・エクソシズム を見た

ヴァカチンなエクソシスト。34点。

 

エクソシスト映画撮影前、主人公神父役の役者が変死してしまう。その代役にアル中業界を干されているラッセル・クロウが選ばれ、なんかうまく行ってない娘は付き人として撮影に参加。しかし、アル中で脳が委縮したラッセルはろくに台詞も覚えられないし体調も悪い。そうこうしているうちにラッセルの様子がどんどんおかしくなっていき、撮影現場では異変が起き始める。もやしこの映画は呪われているのでは、ラッセル親子の行く末は……

みたいな話。

 

ちゅ~~~~~~~~~~~と半端やなぁ(ちゃらんぽらん感)。

いや、やらんとしてることはわかるんよ。トラウマの苦悩、演技で自分を追い込むことによる変容、信仰の脆さ、親子の絆、そしてエクソシスト映画。でもこれらを全部やろうとした結果、全部中途半端になってる。

ラッセル敬虔キリスト教徒だったんだけどいつも通り幼少期に神父にケツ掘られててそれがトラウマになっている。その後、役者として大成するもトラウマから逃れるために酒と薬の日々を送り、妻が大病を患って死んだ際には更生施設に入っていて死に目にも会えてないので娘との間には距離がある。

そんな彼が皮肉なことに敬虔神父の役をやることになってストレスはたまりディレクターから過去のこと、酒浸りだけではなく幼少期のことまでをチクチク責められるしどんどん様子がおかしくなっていくが、そのうち本当に悪魔に取りつかれてしまう。

でもここの"役に押しつぶされる"展開がめっちゃいから、悪魔に憑かれる展開へのジャンプめっちゃ弱い。序盤からラッセルはずーっと鬱々してるし様子がおかしいから、悪魔に取りつかれておかしくなるっていうギャップが薄い。もろちん、これは悪魔?それとも本人?っていうサスペンスはあるんだけど見てる側からすればどっちでもよくね?ってなっちゃう。悪魔だろうが本人だろうが様子がおかしいのには変わりないし。

また、ラッセルが抱えているトラウマが作中で解消されるという展開もない。後半はもうずーっと悪魔に取りつかれて様子がおかしラッセルが大暴れしていて、これを親子の絆で取り戻す展開かと思いきやまったくそんなことはなく。映画アドバイザーとして参加していたプロ神父が「ワイがラッセルの中の悪魔を引き受ける!」つって悪魔を吸収し、ラッセルと娘、あとなんかぬるっといてた共演女優みんなでお祈りを唱えた結果、爆発炎上して終了。

別にトラウマの解消はそんなに簡単ものじゃないにせよ、何らかの進展があってもええやん。っていうか、あるべきでしょ。神父様の自己犠牲によって助かりました、まぁ、神父に性加害されたことがトラウマだったのが神父にもいい奴もいるんだよ!で和らいだという考え方ができなくもないけど。でもラッセル悪魔に取りつかれた神父の脳天に十字架ぶっ刺してるんだよな……殺人だよ……ハッ!?神父の恨みを神父で晴らしてスッキリした!ってこと!?

どんな映画やねん。

信仰の脆さに関しては敬虔神父として娘に寄り添いこの事件解決に動いてくれてた神父悪魔を吸収する際に、彼自身父親である神父から強制的洗礼を授けられた存在だったことがわかるんだけど、まぁ、だから何?って感じで。そのことが今回の悪魔祓いに特に有効に働く要素もなかったし。

そりゃ、俳優として神父を演じることで悪魔化したが本心で神を信じていたラッセルと、神父であることを強要されてある意味神父を演じていた神父という対比と、最後最後神父として神の御業を見せて大往生してよかったねって感じなのかもしれないけど、少なくともそう見えるように脚本が作られていない。

つーか、神父燃えて死んで次のシーンでラッセルがなんか手紙書いてるシーンで終わるの適当すぎないか

結局何の話やってんってなるわ。

やりたいことがいろいろあるのはわかるけど少なくとも映画としての接続はうんちだったからか、かなり退屈だった。

 

まぁそんな感じかな。

あと冒頭から画面が一生薄暗いから目が疲れるしメリハリもなくなってると思う。ラッセル悪魔に憑かれた表現も、今日日それ?って感じの既視感があるものばっかりでナンダカナーって感じ。ジャンプケアはちょいちょいあるのでビックリホラーとしてはギリ楽しめるかな。

なので、まぁ、悪魔祓い映画コンプ勢にはギリオススメ。ラッセル悪魔祓いする映画だったらヴァチカンの方を見た方がいいと思いました。

2026-05-10

今日バスで出かけたら、人がむちゃくちゃいて、バスが15分遅延した。そのおかげで、接続するバスに乗り損ねた。

久々にひどい目にあった。

これで、今日、何もなかったら、骨折り損の草臥れ儲けだ。

映画スティーブン を見た

メフィスト賞取りそうなインド発のミステリサスペンス映画の珍作。47点。

 

ある日、警察署自首してきたひげ面の男。何をしたのかと問われると彼は「人を殺しました」と告げる。それも9人。彼は今世間を騒がせている連続女性殺人犯だった。主人公刑事と友人の犯罪心理カウンセラー公判に向けてそれぞれ証拠集めと彼の責任能力の追及を行っていく。その中で2人は彼の呪われた過去の闇と向き合っていくことになる。

みたいな話。ではなかった……

 

意外と構成演出?が凝っててねぇ。

冒頭、ひげ面の男が自首してきたところからまり、殺されていった女性たちがどう殺されていったのかを映す。その後、事件捜査犯人に迫っていく警官たちと町中をうろうろするひげ面の男。警官たちが犯人に近づくにつれてひげ面はどんどんと警察署に近づいて行って、警官たちがついに犯人の家にたどり着くと同時に、ひげ面は警察署自首にしに入るのであった。

という、自首までの警察側のアレコレをただ見せるんじゃなくて、彼らが捜査している間に犯人自首を考え裏をかくように自首してきたことを見せることで犯人の手ごわさを表現しているのはなかなかようやっとる。

こんな感じでインド映画だけど、わりと正統派演出から入って途中でやっぱり歌で全部説明するターンが入ったりするのも草が生えてよい。

あと、ライティングで善の心は青、悪の心は赤というわかりやすい処理しているのはさすがに近年ではあんま見かけない実直さだなぁと思ったり。

 

で、話としてはカウンセリング捜査犯人過去を追っていく形になり、そこでミステリが二転三転していく。

彼の父親母親を殺し電話自首するも警官が到着する前に自殺していたことが明らかになるが、その捜査過程で実は父親母親を殺し心中を図ってきたので彼が反撃し身を守る形で父親殺害していたことがわかる。到着した警官が彼の父親に恨みを持っていた人物だったので事件を隠ぺいしていたのだった。

犯人カウンセリング中に噓をついていると疑っている2人は、カウンセリングで彼にこの質問をぶつける。両親の死について教えてほしい、と。

仮に世間的に公開されている両親が殺しあったと答えれば彼はうそつき父親自分が殺したことを話せば正直者。

彼が答えた真実はこうだった。

強権的でアル中。彼と母親容赦なく虐待し、彼が拾ってきた子犬すら殺してしまうような父親に育てられるが、ある日、父親盗撮の罪で捕まり盗撮された娘の親族にぼこぼこにされ大怪我を負う。そのことで家庭内では立場が逆転し、今度は母親父親と息子である彼を強権的に虐待する立場に。

そしてある日、彼が都会での仕事が決まった日、いろいろあっていつも通り2人を虐待し始めた母親がその仕事書類を見つけてしまう。都会に行かせてくれと頼む彼を母親嘲笑書類を破り捨てる。さすがにブチ切れた彼が母親を刺殺。虐待鬱憤がたまっていた父親は俺が殺した!と言い張り自首さら母親侮辱しようとした父親に怒り、彼は父親殺害した。

父親を殺したか殺してないかどちらと答えるかで彼を測ろうとしていた2人は困惑さらにわからなくなってしまう。

その後、犯人の家に残されていた遺留品から殺されていない被害者存在することがわかり、彼女の捜索が始まり、そこでまたミステリっぽいリストアップからの条件による絞り込み、残った人たちを教会に呼び出してチェックするも教会内と受付で人数が合わないミステリがあってからの、実はその1人は受付に座っていました~というベタベタの展開で、その彼女証言から犯人恋人存在がわかる。

犯人の幼馴染で両親の死後に再開、恋に落ちて付き合い始めるがそのうち犯人によって両親を自分が殺したことを告げられる。受け入れようとするがむしろ犯人側が疑心暗鬼になってしまい、彼女自首しないようにストーキングをはじめさら精神を病んでしまい両親を殺した人間別にいて今もついてきていると言い出す。そしてお互い限界に到達してしまい、犯人恋人を殺してしまう。

しかしそれが受け入れられない犯人恋人とやり直すために恋人とのやり取りをいろいろな女性カメラの前で行うことで自己カウンセリングをしようとするも結局、怒りのあまり女性を殺すということを繰り返していたのだった。

強権的な親の元で虐待を受け、そこから抜け出すために殺人を犯してしまい、さらにその殺人のせいで恋人とも悲劇的な別れ方をしてしまい、それを受け入れられなくて殺人を繰り返していたが、カウンセリングでその事実を認めることで心から反省した。ということで、裁判では罪を認めて罪状は二重の終身刑

移送バスに乗り込む犯人を横目に哀しい真実を突き止めた刑事は「判決は出た。できることはもうない」と話すのだった。

 

が、ここでUNICRONが流れ出し、コメント欄は「ん?流れ変わったな」と大盛り上がり。

バスの中が急にもわっとしだして、犯人精神世界に接続される。バスの中には犯人被害者たちが勢ぞろいし口々に真実を告げる。

「犬を殺したのも犯人」「母親は殺そうと思って殺した」「父親を脅して自首電話をさせて殺した」「なんなら盗撮したのも犯人だった」「生まれつき小動物を殺して過ごしていた」「幼馴染は通報しそうだなと思ったからすぐ殺した」「9人の女たちは恋人が死んで寂しかたから引き込んで飽きて殺した」

そして、殺されなかった被害者は幼馴染に導くために残した、彼女を殺していたら自首が間に合わなくて射殺されるのはわかっていた(インドでは凶悪犯は逮捕前なら射殺していい)、刑事たちを自主的に幼馴染に導くことで自身憐憫の情を沸かせられることはわかっていた。そしてそうなれば裁判では死刑にならないように持っていけると思っていた。終身刑だが模範囚になれば死ぬまでに出られるのもわかっている。

そう、刑事たちが自分たちで見つけたと思った真実はすべて犯人によって用意されたものだった。

この映画が映し出していたことは全てうそだったことがわかり、バスは走り続け、なんかよくわからん続編を示唆して終わる。

 

まぁ、このオチがやりたくて撮ったんだろうし、実際のところこのオチ結構驚いたんだけど2時間映画見せられてきてそれ全部嘘でした~は体験として面白いかどうかはかなり怪しいところ。せめてもうちょっとなんかそれとわかるヒントは欲しかたかな。じゃないと、この2時間なんやったんや?という徒労感が強くなりすぎる気はする。

ただ、その2時間サイコミステリ部分は技法的につたないところはありつつもちゃんと真面目に作られていたので、だからこそのアンチミステリ的なこのひっくり返しはメフィスト賞っぽさあるなぁと思って、俺はメフィスト賞嫌いじゃないのでまぁまぁ、こういう作品もあるよなと思いました。

そんな感じで、あんまり真面目に見すぎるとハァ?ってなる可能性はあるけど、ビックリオチ一発のインド系か珍作ミステリと思ってみるといいと思う。メフィスト賞みたいなちょっとひねったミステリ好きな人おすすめ

2026-05-09

AIR聖地巡礼美浜町に向かってるのだが

特急紀州鉄道との接続が合わず、徒歩かレンタサイクルか…

しか特急くろしお全席指定なんだが

以前おまかせにしたら知らんオッサンの隣の席をあてがわれ(混んでるなら分かるが、横は空けるくらいの配慮はしてくれるとばかり)

今回ちゃんと窓際で横が空席を選んだら、前の席がうるせー白人カッポー辟易

しかし、大声で騒ぐ老人とかだとどこいてもアカからな~

みんなしゃべってザワザワしてると気にならんのだが

2026-05-07

Visit Japan Web 最新動向

もはやだいぶ認知が広まった「日本入国税関、VisitJapanWeb電子申告するより、紙のほうが早い」問題であるが、SNSの反応をみた上であらためて現状を記す。

(筆者は年10回程度渡航出入国してます

1. 有人ゲートを使うため紙の申告書を書く

もはや古い。VisitJapanWeb問題空港での受け入れ体制問題があるのであって、Webシステムにあるのではない。

今は有人ゲートでもQRスキャンができるので、素直にWebから申請したほうが良い。

Web申請UIシンプルだし前回の履歴などから入力項目を補完できるので、紙で書くよりも早くドキュメントは完成できる。

ただし、ネット接続環境がない状況(機内)であれば紙でもいい。(CAさんからもらえるのであれば)

そういう意味オフラインでの編集・一時保存モードなどがあると今後より良いとは思う。あと細かいこと言うと出発地のサジェスト日本語だけじゃなくて英語空港コードでも出るようになるとか。

2. ガイド誘導に惑わされるな

これは正しい。というかもはやガイド存在が混乱を生んでいる要因の一つと言って良い。

現在税関QRを持ってることをガイドに気取られるとまず「自動ゲートのほうにいってください」と誘導される。

その結果、有人ゲートでもQRスキャンできるのに、皆自動のほうにいってしまうため長蛇の列を形成する原因となっている。

列を形成してしまう他の原因としては、そもそも自動レーンの数が少ない、一人に対する処理速度も有人のほうが下手したら早い(自動は顔認証の判定でつまづいてる人多すぎ)などもある。

が、その上で状況を把握せず機械的自動レーンに誘導する様はあまりに辛く「日本的」光景だ。

誘導モーションを受けても強い心をもって、冷静に空いてる有人レーンを活用するべし。

3. 新たな懸念ウォークスルー認証ゲート」

去年?ぐらいから始まった新方式の「入国審査」。

これまでの自動化ゲートはパスポートスキャン&顔認証をゲート端末で行う形式だったが

この新方式では入国ゲート前にある税関キオスク端末で顔認証パスポート認証をすると、入国ウォークスルーの顔認証で通ることができる、というものだ。

(つまりパスポート認証入国税関でまとめて1回だけでOKになる)

が、実はこれが税関と同じ問題にハマる景色がみられた。

端的に言えば現状1レーンしかないのに、ガイドウォークスルー対象者グループaとbだっけな)をウォークスルーのレーンのほうばかりに誘導してしまってこちらも列を作ってしまっている。

また、ウォークスルーとはいえカメラでの顔認証はあるので、詰まる時は詰まる。(歩く速度、位置マスク、グラス、帽子、不慣れな人が立ち止まる、などなど)

そういう場合は、税関と同じように惑わされず空いてる旧来の自動化ゲートのほうに行ってしまって良い。

根本的原因

ここまで書くと「要領が悪いガイドが悪い」という結果に見えがちだが、自分としては単純に「自動(新方式)ゲートの数が少なすぎる」ほうが問題かと思っている。

なんでそうなるか、というと「新しい方法ドラスティック変えられない/旧来の方法を残しがち」という日本文脈?があったりすのかな、とかね。マイナンバーカードとかもそうだし。

また、これまで言われていた税関キオスク端末で詰まる、という話だがこちらは設置位置の再検討などで改善傾向のように感じた。というか有人ゲート利用だとキオスクスキップできるので、使う人減ってきてるかも。

まあ、そもそも税関も全員申告じゃなく他の殆どの国と同様にNothing to declareはそのままスルーでええやん、とも思ったりするが、その辺りは日本国の事情とかがあるんでしょう…(知らんけど)

余談だけれど、先日カンボジアの新空港のテチョ空港(超綺麗でモダン)にいったんだが、事前のオンラインビザ申請パスポート登録顔写真登録)しておけば、外国人でも生体認証自動化ゲートで即入国できたの驚いたよね。

日本人が日本入国するより、外国人カンボジア入国する方が先進的で早いんだもの。なんだかな〜ってなるよ。

とはいえEUEESが始まってえらい時間かかるようになったから、日本劣化してるとかそういう話でもないんですけどねも。(さらにETIASも控えてるし)

JESTA日本ESTA)が始まったらいったいどうなるのやら…

[]5月6日

ご飯

朝:アーモンドエナドリ。昼:焼きそば目玉焼き。夜:たまごやき。沢庵納豆冷奴キュウリトマト。ギョニソ。バナナヨーグルト。間食:柿の種あずきバー

調子

むきゅー。はややー。お仕事は9連休の5日目で休み

ゲーム三昧。

ポケットモンスターY(ゴーストポケモン旅)

フロストケイブを終わらせて、ミアレシティ観光も終わり。

ここから後半戦なのでもう一息。

○旧シャドウバースのメインストリー感想

「才気学園編ベルディリアルート」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  魔法を学ぶ「学園」の新入生アリシアと、その担任教師ベルディリア。

  「学園」では教師に座学を教わる教師派と生徒同士の実践魔法学ぶ生徒派の権力闘争が盛んだった。

  ベルディリアは生徒派のリーダーライルと、生徒会長の幼馴染アマリリスを新たに担任するため「学園」を駆け回る。

  そして自分の妹カステルを守るため頑張るのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ベルディリア「手が空いたら…… また会いにくるから。その時でいいか?」

  妹に食事に誘われての言葉。そっけないように見えて選択肢の選び方次第では速攻で会いに行けるので、妹にはだだ甘いのが可愛い

 ・印象に残ったキャラ

  ベルディリア。生徒大好き甘々ティーチャーにして、妹大好き甘々シスター。同じ教師ヴァイス学園長には辛辣な態度を取るのが面白い

 ・感想

  舞台も一変し今度は魔法学園もの。新入生のアリシアがいきなり退学させられるビックリな導入から魔法の種を見抜くためのサスペンス展開に、妹可愛がるイチャイチャムードにと、多種多様お話だった。

  主人公ベルディリアは大人には辛辣な態度だが、子供たちはデレデレ甘々な優しい人なギャップ可愛いキャラだ。

  今のところ、恒例の管理者に関する怪しい噂や過去キャラの暗躍などもない独立したエピソードになっているが、ライルの人形が青っぽいのが気になるところさん。

  生徒会長アマリリス共依存してそうで、あっさりとアマリリスが独り立ちしたのも、流石に生徒会長がこれだけで終わらないよな? と不安がある。

「才気学園編ライルルート」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  学園長に都合の良い道具として使われていたライルの母親

  彼はその復讐のため「学園」にはいるが、そこで築いた関係値はそれだけではなかった。

 ・印象に残ったセリフ

  「お前なら、きっと勝てるさ。頑張れよ!」

  学園長の息子であることを黙って、目的の打倒学園長も隠していたライルを率直に真っ直ぐ応援するモブの生徒。いい子だ。

 ・印象に残ったキャラ

  ライルの母。明らかに何かの伏線が張られたが、先行きが不透明なので不穏な気配。

 ・感想

  ベルディリアルートの補足で文量も短めなライルルート。

  学園長が実は良い人でした、というサゲはありえなさそうだが、まだライル目線しか語られていないため判断は保留したい。

  ペルソナを被った本音じゃない付き合いだったけど、ライルと生徒派の面々の関係値は優しく暖かい雰囲気で好きだ。

「才気学園編アマリリスルート

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  孤児院凄惨暮らしをしていたリリウムアマリリス

  リリウム創造魔法の根幹はアマリリスのついた小さな嘘だった。

 ・印象に残ったセリフ

  アマリリス「あの絵本を、本当は好きじゃなかったって。……そこからやり直したいって。」

  リリウムアマリリスを繋ぐ絵本への本当の気持ち吐露する言葉。それが二人の関係自体否定じゃないのがもどかしい

 ・印象に残ったキャラ

  リリウムアマリリスのためなら第三者の命を無下にしてしまう程だったのは驚き。反省とかでどうにかなるレベルを超えているように思うので先が気になる。

 ・感想

  ベルディリアルートの補足で文量も短めなアマリリスルート

  二人のベッタリな関係値のオリジンが語られるが凄惨過去話は読んでて辛かった。

  とはいえ、ただの好奇心旺盛な女子生徒を龍に変えて使役するのはやりすぎなので、しっかりと懲らしめられて欲しい。

「才気学園編カステルルート」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  姉に守られ続けてきたカステル。

  しかし、教師仕事に夢中な姉が自分よりも優秀なライルとアマリリスに構う姿が許せなくなり……

 ・印象に残ったセリフ

  カステル「お姉ちゃんと、もう一度……。」

  お姉ちゃん大好きカステルが力に溺れていそうな顔でいったセリフ。読者目線では甘々お姉ちゃんのままだが、あの甘さじゃ妹には足りないのが怖い。

 ・印象に残ったキャラ

  ベルディリア。過去編でも妹思いでなんと神を打破している模様が描かれた。この辺が管理者と繋がるのかしら、気になる。

 ・感想

  ベルディリアルートの補足で文量も短めなアマリリスルート

  ライルやアマリリス比較してもなお駆け足な回想と現状のシーンで、恋する妹はせつなくてお姉ちゃんを想うとすぐ闇堕ちしちゃうのだった。

  いや、茶化す気はないんだけど、爆速で闇堕ちしてビックリしちゃった。

「才気学園編最終章

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  それぞれの因縁相手と、ベルディリから教わったことを生かして決着を付ける面々。

  そのベルディリアは、ネルヴァの力を振るうカステルと対峙し大苦戦。

  しかし、教え子二人の協力と、神を宿す力でそれを奪い、無事に管理者の介入を許さずに事件解決するのだった。

  しか人間感情理解したネルヴァは遂に策を実行に移すのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ライル「そっちは任せる。こっちは任せろ。」

  ライルは学園長ベルディリアはカステルのもとにそれぞれ向かう際の頼れる言葉

  端的な言葉で力強くて好き。

 ・印象に残ったキャラ

  ベルディリア。一貫して最初から最後まで、いい先生で、いいお姉ちゃんだった。管理者にしてやられることもなく、防衛してみせたのもお見事、良いキャラだ。

 ・感想

  前章で揶揄ったカステルの闇堕ちの早さだが、なんとそもそも物語の開始時点ですでにカステルはネルヴァ接続していた衝撃の展開。

  生徒二人の結末のテンポが小気味よく、かつベルディリアの言葉キーとなるまとまり具合で面白かった。

  教師としてのベルディリアがある種完成しきっているからこその、優しいだけじゃない叱れる姉の様相が足りなかったと生徒たちかた教わるのも綺麗な構成だった。

  今までのエピソード群とは接点が非常に薄いからこそ、逆にベルディリアの優秀さが際立って好きになれた。

2026-05-06

映画宝島 を見た

原作あり映画の悪いところの煮凝りみたいな映画。34点。

 

終戦直後沖縄米軍基地から物資を盗んで市井の人に配布する強盗団を結成していた瑛太妻夫木と窪田、そして瑛太恋人広瀬すずら。ある日、基地に潜入して武器を盗もうとするも失敗、逃走中留守番広瀬はともかく3人ははぐれてしまう。そして6年後、捕まって刑務所に行った窪田はヤクザに、妻夫木刑事に、広瀬女教師にそしてリーダー瑛太行方不明になっていた。瑛太行方をそれぞれの立場から追う、3人だったが戦後沖縄の大きな歴史うねり翻弄されていく。

みたいな話。

 

とりあえず沖縄基地問題あんま興味がなくて3時間越えは長いなぁ~って人は多分見る必要ない。

なんか超分厚い原作があるらしいって話は知ってて、まぁそっちでは戦後沖縄歴史人間ドラマを濃密に描けているんだと思うんだけど、それを映画化するにあたってどこを残してどこを切るのかという判断ぶっちゃけ失敗していると思う。この映画191分もあるのに人間ドラマを描くのか沖縄戦後史を描くのか圧倒的にどっちつかずだし、沖縄戦後史に振るには全然覚悟が足りないと思う。

まず人間ドラマなんだけど、基本的には主人公妻夫木らオキナワンチュたちの精神的支柱だった瑛太がある日の侵入失敗後に行方不明になってしまい彼を探すことがこの映画のメインだと思うんだけ、これがすげーふんわりしてんだよ。

妻夫木瑛太を探すために刑事になったんだけど、その設定も序盤にちょろっと米兵がらみの殺人事件捜査するパートが入って、その後、米軍諜報部の人間と組んで不良軍人を協力して捕まえる代わりに情報をもらう感じになるんだけど別になんかそんな重要情報出てこない。さらに深入りすると本土人間が乗り込んできて拷問されたりするんだけど、これもあん意味分からんのよな。

一方の窪田は刑務所ヤクザネットワークに加盟してそこから情報を掴んでいくんだけど、そこがもう断片的にしか描かれなくて「はい情報出しときますね~」って感じで全然情報が集まっていくわくわく感やスリリングさ謎解き感がない。まぁ、妻夫木よりはマシだけど。そして瑛太の件とは別に関係なく米兵狩りを始める。

広瀬は頑張って瑛太が奪った物資で建てた小学校女教師になりました。

なお、小学校には米軍機が墜落して爆散した模様。そしてその後、瑛太とかとは関係なく沖縄開放運動家になります

あと、なんか序盤では花売ってたわけわからんガキがその後、急に成長してイケメンになるんだけど、で、こいつは誰やねん。なんか急にイケメンわいてきたなと思ったら花売りのガキだったってなるんだけど別にこいつなんか花売ってただけで何の存在感もなかったしなぁって感じ。で、実際にはこいつが一番のキーマンで実は米軍の偉い人が現地民孕ませて作った子供で、その現地民がたまたま瑛太たちが侵入した日に米軍基地侵入していて爆裂出産。そこに瑛太がうっかり出くわして子供を託され、育てていたのでした。

そしてうっかり撃たれたイケメンに導かれた3人は浜辺に移動するとそこには白骨化した瑛太がおり、安易回想シーン真実が流れなぜかたぶんその回想シーンを見ていた3人は感動するのであった。何の話やこれ。

ちなみに米軍諜報部と本土の軍関係者が隠そうとしていたのはこの隠し子スキャンダルのことでした。意味わからん

瑛太はもう死んだ母親赤ん坊に出くわしただけでその出自は知らんし、イケメンは当然当時赤ん坊なのでそのことは知らん。まぁ偉い人と現地妻写真が入った首飾りは持ってたけど別にそれがなんにもならんし、なんなら何を現地妻写真撮ってるねんという話だし。別に撮ったけど肉体関係はなかったって言えば全部収まる話だし。この話に何の引きがあるねん。ばからしい。

 

じゃあこのメインストリーを雑に扱って何をやっているのかっていうと、沖縄戦後史の紹介をやっているのね。

米兵による現地民への被害逮捕しようにもMPがやってきて米軍に連れ去られ無罪にされてしまう。米軍機が墜落してきて子供たちが被害にあうも無罪苛烈化する市民運動。この忘れられた米軍統治下の沖縄の様子をしっかり映すことに時間をかけている。そして妻夫木広瀬はそこの渦中にある存在として歴史翻弄される必要があるので本題の瑛太捜索に時間全然割けない。

もちろんこれを戦後80年記念に映像化することに意義はあると思うし、特にたっぷり金をかけて作ったであろう終盤の大見せ場のゴザ暴動のシーンなんかは十二分に見応えがあったけど、でもなんていうか映画の本筋と全然接続してないからどうしたってのめりこみが弱くなる。まぁこれに関しては俺が沖縄全然興味がないからそうなっちゃうのかもしれないけど、なんていうか思想強いなぁって感じ。

でも別に、俺はイラク戦争興味なくてもアメリカン・スナイパー面白かったしベトナム戦争知らなくてもランボー(無印)は面白かったし、ドンバス紛争知らなくてもコードネームレイブン面白かったからなぁ。だからこそ、大事なのは何を見せるかだと思うんだよな。

たぶん製作陣は沖縄戦後史を見せることが大事だと思ったんだと思うんだけど、でも、たぶん映画ってそうじゃないんだよ。三者三葉立場瑛太を追う中でそこに横たわる困難として沖縄の呪われた戦後史がにじみ出てきてしまう。そういう感じのほうがちゃん面白映画になったと思うんだよ。本だったらいいよ、心置きなく全部書けるから。でも映画映像媒体はそうじゃないじゃん。時間制限がある中で何を描くのか、何を描かないのか。そして直接は描かない中でも見せることが腕ってもんじゃねぇの?

じゃあ沖縄戦後史には全力投球で完璧なのかというの全然でさぁ。

最終的に窪田が米軍基地テロを仕掛けるんだけどそこで妻夫木妻夫木の論争になるんだけど。「返還されても沖縄は何も変わらない。だから俺はテロアメリカだけじゃなくて本土人間にも沖縄の怒りを知らしめるんだ。怒りで世界を変えるんだ」派の窪田に対して、妻夫木は「暴力じゃ何も変わらない(陳腐)。でも諦めなければ10年後、20年後には世界は変わっているはずだ。人間は愚かじゃないから今の沖縄みたいな間違った状況が続くはずがない」と諭すんだけど、10年後も20年後もそんな変わってないのを知ってる人間がこれ書くのなんかグロいんだよな。

もちろん、まぁ変わってないんですけどね(嘲笑)みたいな映画らしい悪意があるのかっていうとなんかそんな感じでもないんよ。これがブラッククランマンみたいにエンディングの前、暴動も治まり日常に戻った主人公たちがテレビをつけると久米宏沖縄米兵少女暴行事件を伝える映像流れるとかだったら覚悟あるやんと思うけどさ。なになんかキラキラディベートタイムで消費してんねんと思う。

あとそれで言うと、窪田が急に最後本土人にキレてたけど、この問題重要なのはアメリカ人よりもむしろ本土人なのに作中ではその視点ほとんど登場しない。あまり片手落ちすぎる。

 

他にもいいたいことは山ほどあるんだけど、とにかくたぶんだけどこれ原作読めばいいだけの映画なんだよ。

もろちん、日本映画史上有数の25億の金をかけて当時の街並みを再現して2000人のエキストラバージンオリーブオイルを集めて撮った暴動シーンなんかはスケール感があってよかったけどだったら191分もいらないんだよ絶対。そこまでの吸引力はないよ。ただ、役者はよかった。みんな芸達者で特に瑛太は薄汚れていてもこいつが青学の柱なんやなっていうのが一目見てわかるような沖縄太陽みたいな役をよく演じてたと思う。

まぁそんな感じかな。沖縄基地問題に関心がある左翼沖縄人が見ればいい映画で、エンタメ系が好きな人別に無理してみる必要ないと思う。長いし。110分くらいだったら50点くらいあっていいと思うけど、そこからさらホラー映画1本分見せられてこのオチだったからこの点数で提出です。

 

あと、これは完全に余談なんだけど俺は全然つまんなくてこれホンマにどういう態度で見るべき映画なんやと思って、↑まで書いてからいくつか解説動画を見たんだけどこれがちょっと面白くてさ。

まずエンタメ映画を多く紹介しているチャンネルではおおむね不評で論としては意義は認めるし映像も頑張っているけど映画としては散漫という評価

そしてこれを絶賛している人の多く、というかほとんどが作品じゃなくて作品背景、沖縄にはこんな歴史があってぇ米軍はこんなにひどくてぇだからこの映画を作るってことには意義があってぇみたいなことが評のほとんどを占めていて、作品の内容じゃなくて意義を評価するって方法があるんだなぁという学びを得た。

そういう映画の内容はともかく映画を見た意義はあったと思いました。

祖母が死んだら俺の生活はどうなるんだろうと、GW明けの朝にぼんやり考えた

GWが終わった。5連休だった。外に出たのは祖母に頼まれスーパーに行った2回だけだ。それ以外はずっと家にいた。アニメ消化してVtuberアーカイブ流して、途中で昼寝して、気づいたら夜だった。それを5日繰り返した。

不満はなかった。疲れもしなかった。ただ「休んだ」という感覚もあまりない。普段と何が違ったかというとSlackを開かなかっただけだ。

最近よく考えるのは祖母のことだ。もう80を超えてる。

今は元気だけど、いつまでも元気なわけがない。

祖母が倒れたら、俺の生活はどうなるんだろうと考える。

家事を全部自分でやることになる。それはまあ大したことじゃないからできるだろう。

問題はそこじゃなくて、この家に俺一人になるってことだ。

別に寂しいとかじゃない。ただ「静かになるんだろうな」とは思う。

今でも十分静かだけど、もう一段階静かになる。その静けさの中で俺は多分、同じようにSlack開いてZoom出て定時にPC閉じる。それだけが続く。

友達に久しぶりにLINEした。返信は即座に来た。お互い暇なんだろうな。「GWどうしてた?」「家にいた」「配信見てた」「FGO読んだ」「ワイも」それで会話が終わった。

職場の後輩に子供まれて育休を取るようだ。子供が生まれるという出来事が、どういう質感のものなのか、俺には想像する手がかりすらない。

結婚も、出産も、育児も、俺の人生の射程の外にある。世界線が違うってやつだな。

積立NISAの残高だけが着実に増えていく。何のために増やしてるのかはよくわからない。老後のためとは言うけど、老後に何をしたいのかも特にない。ただ「やっておいたほうがいい」と聞いたからやってるだけだ。

30代も半ばに差し掛かって、俺の生活解像度は上がるどころかむしろ下がってる。若い頃は「将来どうなるんだろう」という不安があったけど、今はその不安すらない。将来が見えないんじゃなくて、今日と同じ明日がずっと続くのが見えすぎてて、不安を抱く余地もない。

就労していて、納税していて、祖母の買い物もしてる。でも社会接続してる実感は年々薄くなってる。不思議なもんだな。

膝の痛みは少し慢性化してきた。もはや一年以上整形外科に通っている気がする。来年もきっと膝が痛いのだろうな。

2026-05-04

今のテレビにはビデオ端子はない

なんでレトロゲーム互換機とかテレビに繋げるカラオケとかは、しつこくビデオ端子接続なのか

健常者って発達障害者に比べてコンテキストが多いだけの同じLLMなの?

健常者のほうがLLM的だよね、みたいな議論ツイートを見かけたんだ。

エンジニア研究者に賢いASDが多いから気づいていないだけだよね、みたいな。

そうなの?逆じゃない?というのがきっかけ。

かねてからASDのような立場からいうと、健常者は魔法使いエスパーのように見えるんだよね。

自分からはさっぱり分からない言外の情報をなぜか読み取って以心伝心通じ合いながら会話しているかのように見えるんだ。

から疎外感を感じるよ。自分けが読み取れない未知のチャンネル情報をやり取りして文脈を共有しながら、それ前提で会話しているように見えるから。そこに参加することも難しい。

しか自分にはそのスキルがないので、自分が使うことのできる限られた情報チャンネルである言葉」のみで「この場合はこれを言えば社会的にマトモらしい(何故だか知らないけど)」を学習し、データベース的に社会適合しようとするんだよね。ASDにとってのSSTとか健常者エミュレーターかいうのがこういう状況なんだ。この振る舞いはまさしくLLMだよね。

言い換えれば、健常者エミュレーター事例集Wiki発達障害者というLLMにとっての学習すべきデータセットなんだ。

このような認識ってのは自分だけでなく他の人も同じことを言ってるんで、たぶん業界あるあるなんだと思う。共通認識みたい。

以前に見かけたことあるツイートでこんなようなのを思い出した

雑談音ゲーだ!制限時間以内にタイミングよく連想して正しいボタンを押せ!というゲームなんだけど

健常者は9割GREATが取れるけど、発達障害者タイミングがズレていたり押すボタンが違ったりしてFAILを連発して責め立てられる。ブーイングの嵐さ。

しか社会がそのゲームから逃げるな!と強制してくるのでその状態から逃げることもできず詰んでいる。

(そりゃ精神おかしくなって二次障害にもなるよね)

ASDのような立場から目線で見ると、健常者の使う魔法エスパーといったスキル神秘的に見えるんだけれど、しかあくまコンテキストを補強しているだけであって健常者もまた同じLLMなのかい

健常者って発達障害者に比べてただコンテキストが多いだけの同じLLMなの?

音ゲーの喩えからすると同じゲームで遊んでいるのだからプレイヤーは同じ動作をしているはずではあるね。

逆に言うと健常者から見た発達障害者はCLAUDE.mdを与えられていないエージェントみたいなものってこと?

表情や顔色や声色や身振り手振りといった、ノンバーバルコミュニケーションMCPサーバー接続してないエージェントみたいな感じ?

anond:20260504222601

主張の構造としては、「反対意見=外部勢力工作」というラベリング議論ショートカットしている典型例です。中身ではなく動機攻撃するタイプで、いわゆる *遺伝誤謬(genetic fallacy)* や *陰謀論帰属* に近い。

その前提を分解すると、だいたい以下の飛躍があります

**① 意見の一致 → 組織的関与の推定**

中国に都合がいい主張」=「中国の指示」という短絡。利害の一致と因果関係混同している。

**② 反証不能構造**

証拠がないのは隠蔽されているから」という形で、どんな反論無効化できる設計になっている。

**③ 議論コストの削減**

憲法論のような本来重い論点権力制約・統治構造権利保障)を正面からわずに、「敵か味方か」に還元することで思考負荷を下げている。

**④ 感情的動員**

外敵(この場合中国)を持ち出すことで、ナショナル危機意識接続やすい。これは政治的レトリックとしては古典的

---

あなたが書いている論点憲法国家権力を縛るもの、という立憲主義原則自体は、政治思想としては特に珍しいものではなく、むしろ近代憲法基本的な枠組みです。そこに対して「工作員」というラベルを貼るのは、議論としては無内容です。

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ネット書き込みマジレス」という観点でいうと、反応の仕方はある程度パターン化できます

### 1. 事実論点に引き戻す

> 「誰が言ってるか」じゃなくて「何を言ってるか」で反論してほしい。

> 憲法権力を縛るものかどうか、そこを議論しよう。

相手フレーム陰謀論)に乗らない。

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### 2. 立証責任明確化する

> 「100%中国資金」というなら、その根拠は?具体的な証拠あるの?

→ 多くの場合ここで止まる。証拠が出ないため。

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### 3. 一段メタで切る

> 反対意見を全部「外国工作」にすると、国内議論が成立しなくなるよ。

→ これはやや上級者向けだが、構造批判になる。

---

### 4. 軽く流す(コスパ重視)

> それ言い出したら何でも工作で片付くから議論にならんよ

相手対話不能場合はこれで十分。

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最後に一点だけ補足すると、「実際に国家情報工作を行うことがあるか」という問いと、「個々の反対意見が全部それか」は全く別問題です。前者は現実存在するが、後者は飛躍です。この二つを混同している限り、まともな議論にはなりません。

必要なら、相手の具体的な文章に対してピンポイントで返す形にも整形できます

2026-05-01

オタクVSサブカル兄弟喧嘩

俺は今でこそサブカル系音楽映画が好きだが、10代の頃はずーっとアニメを観ていたオタクだった。

中高生の頃はスクールカースト底辺だったか自分の席でコソコソとラノベを読み、教室の隅で数少ない同好の士と今やってる

アニメの話に花を咲かせる学校生活だった。

当然音楽映画には一切興味なかったし、そういうサブカルっぽいものを好む友達もいなかった。

そしてスクールカースト底辺の席は既に俺たちオタクがその多くを占めていた。

残りの席に座っているのは何を考えているんだかわかんないようないわゆる「無」の奴。

歴史的には、オタクサブカルは元は同族で後に分離して、同族嫌悪する関係になったらしいが、確かにそれは実感としても理解できる。

ギターをしょっている軽音部の奴なんか見るといけすかねぇなとしか思わなかった。

決してスクールカースト1軍にはなれないが、2軍、3軍くらいには腰を下ろせたのがサブカル系ではないだろうか。

童貞率もオタクよりきっと低い。

もちろんサブカルの中にもカーストがあるのだろうし、大槻ケンヂの『グミチョコレートパイン』なんか読んでると、音楽映画は好きだが何の部活も入らず仲間もいない孤独な奴が出てくるので、俺たちオタクに近い位置にいたサブカルも多いのだろう。

からこそ俺はオタクだったがグミチョコ物語には共感した。

しかし、グミチョコの作中でもあるように、オタクサブカルに見下されていたことは事実

同族ではあるが、やはりオタクサブカルは別物なのだ

だってサブカルの人ってアニメ漫画を見るにしても、エヴァとかガロ系とかの、いわゆる(2chアニメ一覧にあるような)質系、アングラ系でしょう。

そういうのも好きだけど、オタクといえば萌えロボット、剣、魔法でしょう。

サブカルがたとえばゼロの使い魔ルイズ萌え~とか言っている姿は想像できないし(例えが古くて失礼)、ガンダム宇宙世紀の年表を熱心に眺めているとも思えない。

オタクサブカル兄弟ではあるんだけど(どっちが兄で弟だ? 多分歴史的にはサブカルが兄だろう)、時代を経て兄弟喧嘩するような仲になってしまった。

余談だが『NHKにようこそ!』はその点で言うとオタクサブカル架け橋する稀有作品だ。

ドラッグメンヘラなどのアングラカルチャー親和的ではあるものの「萌え」のオタクカルチャーをそこに接続している。

ただ、オタ要素はあくま山崎だけであって、作品全体からオタクというよりアングラ空気感が漂うのでサブカル寄り作品ではあると思う。

同時期連載の『げんしけん』と比較すればそれはよくわかる。

NHKのオタ要素は添え物という感じ。

オタクサブカルうまいこと融合した作品がなかなか見つからないなぁ。

元に戻れとは言わないが、反発し合っているとオタクサブカルどっちも好きな俺はおさまりが悪い。

2026-04-30

会社に頼らない生き方個人で稼ぐ人が増えている理由

かつては、「大きな会社に入り、穏やかに出勤する」ことが多くの人の人生の模範解答だった。しかし今では、会社に頼らず自分で稼ぐことを選ぶ人が増え、フリーランス副業個人起業が新たな潮流となっている。このような変化は偶然ではなく、時代職場技術が共同で推進した結果である

一、伝統的な会社モデルはもう安心させない

1.1終身雇用が徐々に消えていく

安定した仕事ますます少なくなり、リストララブグッズリストラ業界の変動が頻繁になり、1つの会社で一生働くのはますます難しくなってきた。多くの人が意識している:会社保障は、実は保険ではありません。

1.2職場圧力と内巻の激化

残業文化、昇進困難、人間関係が複雑で、多くの人が体制に縛られるのにうんざりしている。自由を追求し、自分時間コントロールすることは、新世代の重要需要となっている。

二、個人が稼ぐ敷居が大幅に下がる

2.1インターネット個人の力を増幅させる

メディアデザイン、作文、クリップコンサルティング……パソコン携帯電話1台で、注文を受けてお金を稼ぐことができますプラットフォームツールは、一般の人も市場に直接接続でき、会社チャネルに頼る必要がなくなります

2.2スキルをより直接的に実現する

特技を持っていれば、ネット上で収入を得ることができますプライベートブランドディルド副業収入で、会社に頼らなくても生きていけるように夢から現実へ。

三、人々の価値観が変わりつつある

3.1自由自己実現の追求

安定よりも、生活の質や時間自由、好きなことをすることを重視する人が増えています会社拉致されなければ、本当に自分のために生きることができない。

3.2リスク意識安心感の向上

自分能力で稼ぐのは、会社に頼るよりも地道だ。自分こそが最も信頼できる保障であるという考え方が主流になりつつある。

会社に頼らず、仕事を断るのではなく、より自主的生き方を選ぶ。個人能力が直接現れることができて、安定が組織からではなく、自分から来て、自分お金を稼ぐことができて、ますます多くの人の人生選択になります

知識人の終わりの始まり

またAI知識人価値を、かなり残酷に剥ぎ取った。

知っていること。

言語化できること。

抽象化できること。

それっぽく批評できること。

構造を整理できること。

かつては、それだけで飯が食えた。

だが今は違う。

そんなものは、AIが秒でやる。

しかも、そこそこの精度で。

いや、凡庸知識人よりはるかに速く、安く、無限にやる。

からこれから問われるのは、

「何を知っているか」ではない。

何を背負っているのか。

何に身体を張っているのか。

何を本当に変えようとしているのか。

何を残そうとしているのか。

そこに尽きる。

知識人が本物か偽物かなど、もはやどうでもいい。

本物の知識人であっても、ただ言葉を並べ、時代を論じ、既存概念をこねくり回し、SNS拍手を集めているだけなら、AI時代にはほとんど価値がない。

偽物の知識人なら、なおさらだ

それはただの言語芸人であり、情報商材屋であり、時代ノイズしかない。

彼らがやっていることは、

社会を前に進めているように見えて、

実際には社会の表面を撫でているだけだ。

画面の中で騒ぎ、

言葉の中で勝ち、

コミュニティの中で神格化され、

数年後には誰も覚えていない。

そんなもの文化ではない。

歴史でもない。

思想でもない。

ただの消費物だ。

一方で、地方農家はどうか。

※ここで農家は一つの例だ。

彼らは土地を耕す。

水を読む。

季節を見る。

土を守る。

種をつなぐ。

地域風景を維持する。

食を支える。

人間が生きるための根本に触れている。

これはAIにはできない。

ソフトウェアにも代替できない。

ノウハウ記事にも置き換えられない。

もちろん農業にもテクノロジーは入る。

AIロボットも入る。

だが、それでも最後に残るのは、土地に対する責任であり、身体性であり、継承であり、生活のものだ。

そこには歴史がある。

蓄積がある。

失敗がある。

覚悟がある。

それに比べて、Claude Codeの使い方をnoteで売り、AI活用セミナーで小銭を稼ぎ、SNSで「これからは一人で会社が作れる」などと叫んでいる人間たちは何を残すのか。

何も残さない。

残るのは、AnthropicやOpenAIGoogleの売上。

クラウドサービスの利用料。

サブスク請求履歴

そして数年後には検索にも引っかからない大量のノウハウ記事

それだけだ。

彼らは自分たち時代の先端だと思っている。

だが実態は、巨大プラットフォーム営業代行しかない。

AIを使っているつもりで、

AI企業養分になっている。

自由になったつもりで、

API課金アルゴリズム承認欲求に縛られている。

未来を語っているつもりで、

ただ流行語を転がしているだけだ。

本当に重要なのは

AIで何を効率化するかではない。

AIによって空いた時間で、

何に向き合うのか。

AIによって増幅された力を、

どこに投じるのか。

AI言葉コード画像を大量生成できる時代に、

人間は何を守り、何を作り、何を受け継ぐのか。

そこを問わないAI論は、すべて浅い。

一人ユニコーン

AIネイティブ企業

個人生産性革命

知的労働民主化

聞こえはいい。

だが、それが結局、

広告を増やし、

営業メールを増やし、

SNS投稿を増やし、

どうでもいいSaaSを増やし、

どうでもいい資料を増やし、

どうでもいい会議を減らすためのどうでもいいツールを増やすだけなら、

そんな革命に何の意味があるのか。

世界もっと重い。

水道がある。

電気がある。

食料がある。

住居がある。

山がある。

川がある。

森がある。

物流がある。

介護がある。

教育がある。

治安がある。

災害がある。

共同体がある。

人間生活は、画面の外にある。

にもかかわらず、知識人AIインフルエンサーたちは、

世界をまるで情報処理問題であるかのように語る。

そこが決定的に間違っている。

世界情報ではない。

世界身体であり、土地であり、時間であり、関係であり、責任だ。

AI時代に本当に価値がある人間とは、

AIをうまく使う人間ではない。

AIによって軽くなった言葉時代に、

なお重いものを扱える人間だ。

土を扱う人間

食を作る人間

家を建てる人間

地域を守る人間

人を育てる人間

場を作る人間

歴史を継ぐ人間

自然と折り合いをつける人間

現実の摩擦を引き受ける人間

そういう人間価値が、むしろ上がっていく。

逆に、言葉だけで生きてきた人間

情報だけで価値を出してきた人間

トレンド解説することで飯を食ってきた人間

他人の作ったプラットフォームの上で賢そうに振る舞ってきた人間は、

AIによってどんどん薄くなる。

なぜなら、彼らのやってきたことの大半は、

言語処理だったからだ。

そして言語処理は、AIが最も得意とする領域からだ。

から結論は明確だ。

AI時代において、

知識人は本物だろうが偽物だろうが、

その多くはすでに価値を失い始めている。

社会の深部に触れず、

歴史接続せず、

生活根本を支えず、

ただ言葉情報流行を回しているだけの人間は、

どれだけ賢そうに見えても、

どれだけフォロワーがいても、

どれだけ金を稼いでいても、

3年後には忘れられる。

一方で、名もなき農家職人地域担い手は、

派手ではない。

バズらない。

高単価noteも売らない。

AI活用セミナーもしない。

だが彼らは、確実に世界を支えている。

そして、これから時代に本当に問われるのは、

どれだけ早くコードを書けるかでも、

どれだけAIを使いこなせるかでも、

どれだけ賢そうな言葉を並べられるかでもない。

自分仕事が、

この世界のどの根に触れているのか。

その一点だ。

根に触れていない仕事は、軽い。

軽い仕事は、AIに飲まれる。

AIに飲まれ仕事は、すぐに忘れられる。

から、これから価値があるのは、

魅力的に見えるのは、

情報を回す人間ではない。

根を張る人間だ。

anond:20260429222953

SIMが入ってない未使用スマホアルミホイルに包んで保管しないといけないな

スマホSIMを抜きBTWifiオフにしてもアクセスポイント接続しないというだけで周辺のルータースマホと互いのSSIDを記録しあってるみたいだし

AIに聞いたらスマホタブレットでなくとも電波法マークがついてるWifiBT機材で充電池内蔵モデル物理的に電源オフすることができないようで

ミラーレスとかも該当するのではないかと思った

IPoE とバーチャルコネクトと PPPoE

バーチャルコネクト方式IPv6 で基本接続して、相手IPv4 しか持ってなかったら中で変換して IPv4 につなぐみたいな方式

IPoE だとクッソ重かったのでプロバイダバーチャルコネクトおすすめされてルーター設定したら割とスムーズになった

ただ、バーチャルコネクトだと IPv6 で一回繋がらないと ERR CONECTION RESET みたいなエラーになってからリロードしてつながったりする

そろそろ新サービスIPv6 も持っておかないとこういう層を取り逃がすんだろうなあと思ったりした

そして PPPoE に設定して様子見をしていて、まあこっちで大丈夫かなという感じですごしている

2026-04-28

20年来の付き合いのADSL回線距離を置きたい

なんだかんだやりくりしてたけど、大容量データダウンロードに疲れてしまった。

ISDNよりは早くて嫌いになったわけではないし、接続を切りたいとまでは思っていないけど、光回線というものを試してみたい。

anond:20260427131811

プロローグ

世の中には二種類の人間がいる。

「動けばいい」と祈りながらクソコードを世に放つ臆病者と、その後始末を請け負う命知らずだ。

​俺たちの事務所に持ち込まれ案件は、どれも似たり寄ったりだ。

ドキュメントは、書いた奴が失踪したのでありません」

仕様書挙動が一致しません。挙動の方が正しいと思ってください」

「なぜ動いているのか、社内の誰も知りません」

​そんな甘い囁きと共に、数万行の泥沼がUSBメモリという名の棺桶に入れられてやってくる。

​「……おい、この関数名を見てくれ。logic_final_final_v3_dead() だ。前任者の断末魔が聞こえるようだぜ」

相棒キーボードを叩きながら、安物のバーボン一口煽るような顔で、エナジードリンクを啜った。

​「いいかコードを読み解くのは、凶悪犯のプロファイリングと同じだ。なぜここでグローバル変数を書き換えたのか? なぜ、わざわざ再帰処理の中でDB接続を張ったのか? 犯人の――いや、開発者の『絶望』を理解したとき、ようやくデバッグ入り口に立てる」

​俺たちは画面の中の暗黒街を歩く。

1フレームごとに発生するメモリリークは、雨上がりの路地裏に溜まるヘドロだ。

そして、ようやく見つけたバグの正体が「タイポ(打ち間違い)」だったとき、俺たちは乾いた笑い声を上げる。

​「神は細部に宿るっていうが、悪魔コピペの間に潜んでいるらしいな」

​これは、デジタルという名の無法地帯で、キーボードを銃に持ち替えた「清掃員」たちの、決して報われない戦いの記録だ。

ある朝、こたつの中から改札機が見つかった。

最初に気づいたのは黒猫で、香箱座りのまま「にゃ」とだけ言って、まるで前から知っていたみたいな顔をした。

私は半信半疑Suicaではなく豆大福をかざしてみたが、改札機は律儀に「ピンポーン、残高不足です」と答えたので、どうやら本物らしかった。

困ったのは、その日から家の中の移動すべてに改札が必要になったことだ。トイレへ行くにも改札、冷蔵庫を開けるにも改札、ちゃぶ台返しをする前にも改札である

母は最初こそ怒っていたが、「台所―縁側間は定期券があったほうが便利ね」と言い出し、ついには炊飯器の横に駅長みたいな顔で立つようになった。

父はもっと深刻だった。朝、会社へ行こうとして玄関のドアで引っかかり、「この切符では屋上までしか行けません」と言われてしまったのだ。父は一度も屋上用事などない人生だったので、その場でかなり落ち込んだ。

しかたなく私は、裏庭の秘密基地にいるという噂の駅員を探しに行った。竹林の奥、石灯籠の横、やぶ蚊だらけの小径を抜けた先で、その駅員は本当にいた。麦わら帽子かぶった柴犬だった。しかも名札にはきちんと「助役」と書いてある。

事情はだいたい聞いています

柴犬はそう言って、湯のみの緑茶をすすった。

あなたの家は先月から、軽く異世界線に接続されています。よくあることです」

よくあってたまるかと思ったが、柴犬は続けた。

解決方法簡単。今夜、満月の下で線香花火をしながら、冷やし中華に謝ってください」

意味ひとつもわからなかったが、これまでの人生改札機こたつから出てきた経験もなかったので、私は従うことにした。

その夜、庭で家族全員が無言で線香花火を持ち、ちゃぶ台の上の冷やし中華に向かって「このたびは本当にすみませんでした」と頭を下げた。すると風鈴がちりんと鳴り、遠くで踏切が開き、こたつの中から小さく拍手が聞こえた。

翌朝、改札機は消えていた。

代わりに、炊飯器の中からペンギンが出てきた。

2026-04-24

映画】MERCY マーシー AI裁判 を見た

大雑把search/サーチ2やないかい!61点。

 

トランプ政権のせいで治安死ぬほど悪化して司法あっぷあっぷになってしまった近未来アメリカはついに裁判AIに任せることに。それから2年後、18件のAI裁判が執り行われ犯罪率は65%抑制され大成功。そんなある日、主人公クリス・プラットが目が覚めるとなんとAI裁判所の椅子に拘束されていた。90分で自分有罪確率を80%まで下げないとその場で死刑されるこのマーシー制度。妻殺しの罪に問われたクリプラAI検事による真相究明が始まる。

みたいな感じの話。

 

クリプラ主演の時点で違うだろうとは思いつつ、まぁなんか昨今のAIによる情報侵略による私刑へのニヒリズム的な作品かなーってちょっと思って見てたんだけど普通の雑に作られたハリウッドエンタメ映画だった。

設定自体ちょっと面白くて、未来なのでほとんどのデジタル機器AI接続されているのでAI裁判中はAI検事権限によって他人デバイス情報SNSなどが見放題になる。またAI検事権力デバイス通話をかけ証言させることができる。そこからその犯行当時や前後情報を拾い上げて犯行の全貌を絞り込んでいくことができる。また無実自体証明する必要はなくて有罪である合理的判断できる割合を80%まで下げればとりあえずの死刑は免れる。

なので、クリプラAI検事と協力しながら様々なデバイスSNS情報を拾い上げ相棒警官に連絡を取りながら捜査も並行で進めつつ犯人の絞り込みを行っていく。という、ミステリ仕立てになっている。

ただ、このミステリ自体めっちゃ弱くて。

クリプラが疑われたのは当日にクリプラの嫁がクリプラの酒を勝手に捨てたことにブチ切れて家を襲撃したから。犯人は週末のBBQに遊びに来てそこで帰ったふりをして家の中に潜んでいたので当日に家に外部から侵入した形跡がなかったのだ!

クリプラ第一容疑者としてマーシー制度にかけられるようにするの偶然に頼りすぎじゃない?

たまたま2日後にクリプラがブチ切れてたからよかったけど、ず~っとなんかいい感じのタイミングないな~ってなってたら1週間とか2週間とか潜伏してたんだろうか。そしてその間ずっと仕事休んでたんだろうか。う~ん、そんなわけなくない?

で、途中から妻の会社薬品が盗まれいたことがメインになり、その犯人が盗んだ薬剤で超巨大爆弾を作っていたことが発覚し、その犯人が実はクリプラマーシー制度最初にぶち込んで死刑にした犯人兄弟だったことが発覚し、これは俺への復讐だったんだ!彼は俺を罠にハメ、娘を誘拐してAI裁判所にトラック爆弾で突っ込もうとしている!となる。

え、ネットワーク上の情報を利用して証拠を探して逆転裁判ごっこする話じゃないのこれ?

で、ド派手なカーチェイスやって結局トラック裁判所に突っ込んできて、クリス犯人はご対面。クリスAI検事と協力して犯人を油断させ肉弾戦で取り押さえ制圧しか真犯人が主張する通り、マーシー制度にかけられた彼の兄弟警察によって証拠改竄されていたのだった!ということが分かって終了。

で、結局、マーシー制度死刑にされた犯人兄弟はやってたの?やってなかったの?作中のAI検事風に言うなら「警察証拠隠滅したこと事実だとしてそれは彼の兄弟犯行を犯していない決定的な証拠にはなり得ません」ってことだと思うんだけど。気になるわぁ。

 

面白いと思った制度面もよくよく考えたらどうなんって話で。

AI検事もなんかめっちゃクリスに肩入れして助言とかケア労働してくるし、なんか絶妙に表情豊かでどんな設計されてるねんって感じだし、あらゆる情報アクセスできても90分は明らかに短すぎるし、なんかすぐ都合良く「その端末は接続されていません」って言い出すし、クリスに有利な証拠が出てくるとなんかすぐ調子悪くなるし、そもそも2年で18件しか処理されてないのに犯罪率そんな下がるか?って思うし、死刑第一号も「犯行当時、兄弟電話で話していたが、その電話警察隠滅された」ことで死刑になったんだけど当然容疑者はそれを証言したはずだし、そうなったら電話がなくても兄弟にその確認をしてその兄弟携帯からその証明可能だったはずだし。

ちゃんと考えて脚本書いた?って感じ。

デバイスSNSをハックして断片を繋ぎ合わせて大きな真相を明らかにする。そしてカメラ付き連絡機を使って外部の協力者と連絡を取り合って捜査を指示するっていうのはこないだ見たサーチ2とほぼ同設定だったけど、こっちはAIによる強制開示って言うより強く情報を集められる設定なのに話はよりスカスカなのはイカンともしがたい。

後、19件目にして初の死刑執行になったわけだけど、周囲の人間デバイスSNSも見放題チャンネルの後に開放するのってプライバシー的にどうなんだ。俺だったら警察連携して自分無罪な決定的な証拠を隠匿して逮捕されて90分間で関係者SNSサイトをハックしまくって情報たんまりとって無罪を勝ち取るビジネスを立ち上げる。

そんなことも想定されてなかったん?

 

まぁ、そんな感じかな。

クリプラ主演のお気楽SFミステリアクションと考えれば何も考えずにふーん面白かったぁで済ますこともできると思うんだけど、こんなに面白そうな設定を作っといてやることがそれっていうのはやや肩透かし感はぬぐえないかな。まぁ、90分時間潰せる映画見たい人には十二分にオススメAI裁判!という言葉に過剰な期待をしてしまいそうな人は覚悟して見るように。

2026-04-23

anond:20260421182930

こうして数は価値を示すものではなく価値の代わりになる。

その瞬間、何が起きるか。

制作側は数に最適化する。

受け手は数で選ぶ。

両者が同じ回路で接続されるとき作品は均質化し、消費は加速する。

数に最適化した結果として圧倒的大多数が褒めそやす出来に仕上がれば誰も困らないじゃん

大衆受けしないような挑戦作はそういうのばかりじゃ味気ないと感じた人々が作ればいい(そうして隠れた名作が隠れたまま埋もれてゆくのは残念だが)

2026-04-21

ランドルト環は、視力検査における「究極のUI」だ

健康診断眼科で必ず見かける、あの「C」の形をしたマーク

あれを「ランドルト環」と呼ぶ。

我々は子供の頃からあのマークに慣れ親しんでいるせいで、ただの「視力検査記号」として処理してしまいがちだ。

しかし、エンジニア的な視点で改めて観察すると、あれは間違いなく「人類発明した中で最も洗練されたユーザーインターフェースの一つ」だと言える。

・「記号」ではなく「テストパターンである

アルファベットを使う視力検査(スネレン指標など)と比較すると、ランドルト環の異常なまでの合理性が際立つ。

アルファベットの「E」や「F」を読み取る検査には、致命的な欠陥がある。

それは「文字を知っている必要がある」という前提だ。

文字認識する能力と、網膜解像度を正しく処理できる能力は別物だ。もし検査対象が幼児や、異なる言語圏の人だったらどうなるか?

その点、ランドルト環はただの「切れ目」だ。

「どこが空いているか」を答えるだけでいい。これは言語の壁を完全に排除した、極めて純粋な「視覚解像度の測定」だ。

幾何学整合性の美しさ

ランドルト環仕様ISOで厳密に定義されている。

外径と線の太さと切れ目の幅は、すべて一定比率(1:5)で設計されている。つまり、どこを向いていても視認難易度は変わらない。

これはエンジニアベンチマークを取る時の「テストデータ」そのものだ。

ノイズの入らない、純粋幾何学パターン

どんな環境(照明やコントラスト)においても、人間網膜というセンサーが「切れ目を認識できるか」という一点を測定するためだけに作られた、完璧な図形だ。

・最強の「ノーコード」なUI

ランドルト環UXが優れているのは、説明コストが極限まで低い点にある。

「右、左、上、下」という4方向の指示さえできれば、PCスマホ必要ない。

物理的な紙と、光さえあれば誰でも同じ基準で測定できる。アップデート不要バグも起きない。

最近UIデザインでは「いか直感的に操作させるか」が腐心されているが、ランドルト環は「直感」という概念すら必要としない。

「開いている方向を指差す」という、人類共通身体的反応にダイレクト接続している。

・まとめ:道具はシンプルであるべきだ

最近デジタル機器UIは、やれフラットデザインだ、やれニューモーフィズムだと装飾を凝らしがちだ。

しかし、最も重要機能を測定するための道具は、ランドルト環のように、無駄を削ぎ落とし、言語すら介在させない、究極の「無」であるべきなのかもしれない。

次に視力検査を受けるとき、少しだけその「完璧設計」に思いを馳せてみてほしい。

あの「C」は、ただのマークではなく、我々の視覚解像度を測るための、人類が到達した一つの完成形なのだから

オタク”と呼ばれる絶滅危惧種について

東浩紀が「現代オタク批評を求めなくなった」と語って久しい。

この言葉をめぐる議論は尽きないが、問題所在もっと単純で、もっと厄介だ。

現代の由々しき自称オタクたちは価値を問う前に、数で判断してしまう。

いま話題映画『超かぐや姫!』に対して、「ファン数字としてしか見ていない」という批判が起きた。

だが見落とされているのは、その“数字の回路”が観客側にも内面化されているという事実である

再生数。動員。ランキングトレンド

それらは本来作品がどれだけ届いたかを示す一つの指標に過ぎない。

しかしいつの間にか、その指標は昇格した。

「伸びている=良い」

この短絡が、判断を肩代わりする。

判断を委ねられるのは楽だ。

なぜ良いのかを考えなくていい。

なぜつまらないのかを言語化しなくていい。

ただ「伸びている」という事実に乗れば、外れない気がする。

こうして数は価値を示すものではなく価値の代わりになる。

その瞬間、何が起きるか。

制作側は数に最適化する。

受け手は数で選ぶ。

両者が同じ回路で接続されるとき作品は均質化し、消費は加速する。

ここで批評はどうなるか。

批評とは、本来「なぜそれが価値を持つのか」を言葉にする営みだ。

だが価値判断がすでに数に委ねられているなら、その問いは必要条件ではなくなる。

必要がなければ要求もされない。

要求されなければ育つこともない。

から現代オタクは、批評を「嫌っている」のではない。

批評必要としない環境適応しているだけだ。

ここでよく持ち出されるのが「コミュニティの優しさ」である

誰でも参加できる、同じ温度で「好き」と言える空間

そこでは差異は摩擦になる。

摩擦は居心地を壊す。

批評差異を生む。

理解の深さを露出させる。

したがって優しさを維持するには批評の圧を弱める方が合理的になる。

結果として残るのは、「好き」と言うことだけが流通する空間だ。

それは居心地がいい。

だが同時に、価値を問う回路を手放した空間でもある。

重要なのは、ここに道徳的善悪を持ち込むことではない。

これは怠慢ではなく、構造だ。

数は便利である

数は速い。

数は裏切りにくい。

から私たちは数を使う。

そして使い続けるうちに気づく。

数で足りてしまうことに。

だが、その“足りてしまい方”こそが問題だ。

なぜ良いのかを問わないまま良いとされるもの

なぜ悪いのかを考えないまま避けられるもの

そこでは作品評価されているのではなく、処理されている。


本来オタクは、そういった存在ではなかった。

しろ対極に視座していた存在である

数に従わない。

流行に媚びない。

理解されなくても、自分の「好き」を引き受ける。

それは、ある種の孤独を前提とした態度だった。

だが今や、その孤独を引き受ける必要はない。

なぜなら数が、それを代行してくれるからだ。

「伸びているものを好きでいればいい」

「皆が好きなものを好きでいればいい」

それはあまりにも合理的で、あまりにも優しい。

からこそ、抗う理由がなくなる。

気づけば、私たちは数に寄り添いながら、

かつて軽蔑していたはずの「多数派」に回収されている。

数に抗う

己の好きを貫き通す。

そうした武士道のような清さを持ったオタクは、既に死に絶えつつあるのだ。

WindowsFTP接続

WindowsFTPサーバー接続することは、リモートサーバー上のすべてのファイルアクセスアップロード、および管理するための優れた方法です。エクスプローラーでも可能ですが、基本的機能しか利用できず、非常に制限されます

より多くの制御機能を求めるのであれば、CloudMounterは非常におすすめ代替方法です。このガイドでは、両方の方法WindowsからFTP接続する方法説明しますので、あなたに最適な方法を選ぶことができます

ファイルエクスプローラーネットワーク場所を追加

ファイルエクスプローラー使用すると、FTPサーバー接続してファイル簡単転送できますWindows 11FTPロケーションを追加する手順は次のとおりです:

ファイルエクスプローラーを開く > 「PC」を選択 >「ネットワーク場所の追加」をクリック >「次へ」を押す >「カスタムネットワーク場所選択」を選ぶ > FTPアドレス入力 > ユーザー名を入力するか「匿名ログオン」にチェックを入れる > ネットワーク場所名前入力 >「完了」をタップ

設定が完了したら、作成したショートカットを開いて接続します。パスワードを尋ねるウィンドウが表示されるので入力すると、サーバーフォルダーが開きますサーバー匿名接続許可している場合、その内容がすぐにファイルエクスプローラーで読み込まれます。これで、ファイル作業の準備が整いました。

注意: Windows には FTPS およびより新しい FTPES のネイティブサポートがありません。幸いなことに、FTP サーバー上のファイルアクセスして管理するための、より迅速で便利な方法があります。以下で説明しています

WindowsFTPクライアントで接続

FTPサーバーファイルを頻繁に操作する必要がある場合は、よりユーザーフレンドリー直感的なFTPクライアントへの切り替えをおすすめします。これは標準のWindowsオプションより便利です。

これらのプログラムは、FTPサーバーへの接続だけでなく、複数種類のオンラインストレージサービスにも対応しており、ファイル管理簡単にする追加機能も多数搭載しています

FTPサーバーAmazon S3Google Driveのようなクラウドサービス間でデータ転送する必要がある場合は、CloudMounterを検討してください。すべてのオンラインストレージアカウントを直接ファイルエクスプローラー統合でき、各サービスごとに個別デスクトップアプリインストールせずに一括管理可能です。

https://cloudmounter.net/ja/connect-to-ftp/

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