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はてなキーワード: 定期券とは

2025-02-18

anond:20250216165822

風呂目的ジムに通うようにしたらマジで風呂入るしかしなくなった

銭湯定期券と変わらない…

2025-01-20

人生主人公ではなくなった~半生を振り返る~

少し前に子どもが生まれから自分人生主人公自分ではなくなったようたように感じ始めた。

いつ自分主人公になり、いつ自分主人公で無くなったのかをつらつら書いていく。

特にオチもないし、話もいろいろ飛ぶので、それでも良ければ読んでいってほしい。

自分の子ども時代

自分田舎比較貧乏な家庭に生まれた。

中学校特に受験などせず公立高校ももちろん公立で、何も考えず家から一番近い高校(一応進学校)に進学した。

この時点では自分アイデンティティなどは特になく、自分主人公ではなかったように思う。

だが高校時代部活動での練習を通じて自己と向き合う機会が増え(これは年齢的な精神の成長もあると思うが)、自分のやりたいことで努力し、成長することが素晴らしいことであると思い始めた。

それが高2の冬だったと思う。その時にやってようやく自分の進路について考え始めた。

大学進学

当時自分なりに考えた結果、京都大学に進学したいと思い始めた。

親に京大に行きたいというと、奨学金を借りて頑張って行ってくれという話になった。

中学生くらいのころ、親から大学に行かせる金はない」と聞いていたが、金がないだけで進学は反対されなかった。

高3最初河合塾模試偏差値45ぐらいだったと思うが、学校先生相談しながら猛勉強を始めた。

金銭的な都合から塾にも行かず、部活夏休みが終わるころまであったが、なぜか自分京大に行く・行けると信じていた。

バカで金がないという逆境で、非常に燃えていたのを覚えている。

この時、自分人生で初めて全力を尽くした。高3の春に45程度だった偏差値も、高3最後模試では65近くまで上がった。

とはいえ何年も前から全力で勉強してきたであろうほかの受験生にはかなわず、1年の自宅浪人(ここでも金がなかった)の結果、早慶に進学した。

ありがたいことに地方出身者向けの給付型奨学金大学からもらうことができ、ほとんど国公立と変わらない学費で進学できた。

受験料を祖父にもらいに行ったことや、実家を出る日、親から10万円を渡され、「これで何とかしろ」と言われたことは、今でもよく覚えている。

ちなみに10万円はPC購入やら何やらで使い果たし、大学までの定期券代を買えなかったのもいい思い出だ。

大学にはキラキラした人間も多かった(初めて本物の帰国子女を見た)が、自分のような貧乏人もおり、楽しくやっていけた。

学業課外活動バイトもいろいろ頑張れたと思う。

だが同時に格差を感じる場面が多かったのもよく覚えている。

親が上場企業社長学生、両親が東大出身早慶進学を親に馬鹿にされた学生

そもそも親の所得の高い早慶においては、学費仕送りもある学生が多く、それがうらやましかった。

自分には奨学金バイトしかなく、得られる経験は彼らと比較して見識の狭いものとなっていたと思う。(この狭い見識は大いに意義のあるものだったが)

一方、人生はここでも、「田舎から出てきた貧乏学生が頑張る」というストーリー主人公だった。

奨学金申請時に親の源泉徴収票を見た際、日本の平均年収に届いていなかったので、自分のことを苦学生扱いしていたのだ。

※衣食住に困ったことはないので、絶対的貧困ではなかった。家にインターネットがなかったり、家電が貰い物だったりとかそのレベルのちょい貧乏である

就職

小中高と、まともなキャリア教育を受けなかった自分は、大学時代キャリア教育で、自分にある無限可能性を初めて感じるに至った。

だが一方で田舎の純朴な少年であった自分は、エリートサラリーマンに対するあこがれなどなく(高校時代京都大学に行った先のビジョンが何もなかった)、課外活動をしながらのゆるい就活をして、それなりに暮らしていける給料上場企業就職するに至った。(学歴のおかげである

就職してからも、まじめに働きつつも頑張りすぎないようにし、余暇趣味に充てて暮らしていた。

大学で培った能力は専ら趣味のために使われていた。

この時の自分特に何でもない、いち社会人だったわけだが、界隈に多少名が知れる程度には趣味に没頭しており、人生主人公自分だった。

結婚子育て

結婚後、夫婦ともに子どもを望んでおり、特に何ごともなく子どもが生まれた。

子育てをしていく中で、ふと違和感が生まれた。

全ての優先順位において、子ども最上位に来るようになったことに気づいた。

平日は仕事中以外は可能な限り育児に参加し、

休日は今までの趣味などすべて捨て、子どもと遊んでいる。

今までは少しでも時間があれば趣味時間を使っていたのだが、それがなくなった。

時間ができても、趣味に対する興味がかなり小さくなってしまっており、ただぼーっと過ごす時間も増えてしまった。

今まで大学に行ったり仕事したり趣味に没頭していたあの時間熱量は何だったのだろうか。

今では、子どもがどんな大人になるのかということが楽しみで、自分がどうでもいいような感覚がある。

ああ、自分人生主人公が、自分ではなく子どもになったんだなと悟ったのだった。

大学進学を考えもしなかったあのころから、何とか大学に行き、食っていける会社で働きながらプライベートでの挑戦を重ねてきたこ自分人生には、相当の想いがあり、今でもはっきりと思い出すことができる。

だが、この人生時間自分のためのものではなく、子どものためのものになった。

これが父親になるということなのだろうか。

2025-01-11

一極集中を抑えたいなら定期券の途中駅で乗ったり降りれないようにすべき

都心のどの駅にもに乗り降りしてもよい人の数を減らすことが一極集中を抑えるカギである

2024-12-11

Suicaがやっと重い腰を上げそうでうれしい

ちょっと融通の利く定期券」的な、都心通勤ラッシュを捌くためだけに作られて

それを無理矢理他用途で使いまわしてるだけのままでずっと停滞していたSuicaがやっと重い腰を上げそう。

都心通勤ラッシュを捌く」という世界東京大阪ぐらいにしかない課題解決するためのベストプラクティス

20年以上前に作ったことは疑いようのない偉業だが、いかんせん用途限定的過ぎた。

新幹線は無理矢理乗れるようにしたけど料金体系が複雑な在来線特急券はいまだに紐付け出来ないままだ。


余談だが、JR九州在来線特急券QRコード解決するに至った。QRコード乗車スゲー楽でいいよ。

駅に設置するのも最小構成タブレットQRコードリーダだけでいいみたいだから、クッソ高い改札機の改修なんかは利用客の多い駅だけでやってるみたい。

ネットで買ったのにチケット発券が必須なせいで発券専用機にすら行列出来てて発券間に合わずに乗れなかったこととかあったけど

アレをもう経験しなくていいってのがQRコード乗車最高。田舎はこれでいいんじゃないかな。


正直遅すぎるとはいえ、完全チケットレスに向けた料金体系の整理と乗車体験改善がやっと進みそうなのは素直にうれしい。

ただ、アレが効果を発揮するのは東京大阪ぐらいだろうな。

よほどコスト低減でもしない限り地方にはSuicaオーバースペック時代がもう来てる。

どんなに短くても今後半世紀ぐらいは地方は末端から壊死していくからね。

それでも、在来線特急券がやっとチケットレス化に向かうってのはいいと思う。

サブスクとかウォークスルーとか他のネタは正直どうでもいい。

在来線特急券をやっとチケットレスにするための施策JRがやろうとしている、それが素晴らしい。

これから先働き手が減っていくのは日本全体がそうなんだから、維持不可能な複雑な割引サービスなんか統廃合してシンプルにしていいよ。

みどりの窓口で駅職員が手作業で発券しなきゃ買えない割引なんかどんどん廃止すればいい。

便利にしてくれればそれでいい。

2024-11-24

anond:20241124021509

磁気定期券を使うと、回数券や企画乗車券と一緒に使うのがとても簡単

自動改札機に2枚重ねて入れるだけで済むから、手間がかからない。

それに、JR私鉄の乗り継ぎでも1枚の定期券対応できることが多い。

さらに、ICカードと違ってデポジット(預り金)が必要いから、初期費用が少なくて済む。

磁気定期券

23区在住なのに、通勤定期が磁気定期の30代友人がいる

交通系IC持ってないの?って聞いたら、定期券外の区間乗る時はいちいち切符を購入しているとのこと

最近IC専用改札も増えてるから、朝の混雑とか面倒くさくならないんだろうか

何か理由でもあるのかな。

2024-11-20

マッチングアプリ蠱毒の壺

結局相談所に行って結婚した33弱者男性ぼやき

アプリにいる男女の毒虫率は高い。

男も女も身の程をわきまえずに年下美男美女にばかり突撃したり、会話を繋がず自分勝手質問に終始したりと、とにかく自分勝手でそりゃいつまでもアプリやってるわけだというのがたくさんいる。

そうじゃないちゃんとした人はそういうのに辟易しながらそこそこ早期にいなくなっているんだろな。

何年も続けて最後に残った最強の毒虫もいるのかしら。

筆者プロフィール

33男性

旧帝大修士理系

年収650万

趣味サイクリング

恋愛弱者はつらいよ

アプリはほぼルックス勝負で、男性イケメン以外はろくにマッチしない。

写真AI生成非実在イケメンに変えるだけでマッチ率が2%→60%まで上がって乾いた笑いが出ましたね。そんなに不細工かあ。

しばしば「年のかけ離れたおっさんからいいねが来る!身の程をわきまえろ!」なんて事が言われますが、身の程をわきまえず呑気に年下イケメン釣り合うと思ってるおばさんもまあまあいるんだなあと。

多分、年下イケメンからいいねが来る、マッチする、会ってもらえる、(誠実系)ヤリ捨てされるくらいは簡単だろうからずっと勘違いしたままなんだろうな。

これ(https://x.com/hikarin22/status/1726107521541345760)は真理だと思う。

恋愛弱者男性はとにかくぞんざいに扱われがち。

嫌だったこ

・特段問題ないメッセージのやり取りでも些細なこと又は自分に責のないことで切られること

女性はほぼ受け身で身銭切らないのに文句ばかりなこと

積極的質問してくる女は自己中心的でヤベー奴なこと

・当日無連絡ドタキャンブロックしてきた高卒女(32)

・予約や店選びは人任せにしておきながら当日店までの道すがらに「[店名]かぁ」と不機嫌な女(30)。もちろん会計は出さな

ビデオ通話を打診されたので応じたところ「お仕事は?企業規模は?上場してる?社名は?」などと矢継ぎ早に聞き、お眼鏡に適わないとみるや否や「上司から電話来たので切りますね」と切って即ブロックしてきた日□のプラント技術職女(31

濃かったこ

・「専業主婦ってどうですか?」と聞かれたので「育児にフルコミットしたい等の理由があるなら選択肢の一つだと思います」とお答えしたら黙り込んでしまった女性(37)。すまん、率直すぎた。

場所自分定期券内がいいと隣県住みの私に対して指定した挙げ句、「お会いするのは男性が全額出すのが条件です」と事前に言質を取ろうとした女(38)

・2回会っただけの相手に「所持金全部落としたかお金を貸して欲しい」と打診するクソ雑頂き女(25)

食事友達呼んでもいい?と聞かれノコノコ行ったら、ワンルームマンション投資詐欺勧誘だった。

・「お店こことかどうですか?URL」に対して「なんで勝手に決めるんですか!」とキレる女(35)。"提案"は"決めた"に入らねえぞ。

・3回会ったけど脈無さそうだし、自分も(初回からだが)おもしろくなかったので4回目を誘わずFOしたら他のアプリからいいねしてきた女性33

・「プロフに書いてないけど実は精神障害で…」とカミングアウトされたので、「私もバツイチ自己紹介に明示的には書いてませんからね、お互い様ですね笑」と返すと「初婚の人しか探してないので」とバッサリ。なんでや、自分だけ飲ませようとすな。選択項目のとこ見落とすなや。な女(34)

・「真剣活動してます」とプロフに書いてるのに週一回のメッセージ頻度の謎女(32)。時間感覚エルフか?

・(ほぼ)引きこもり生活話題に困り過ぎる女性33)。頼むからゲーム以外の余暇を過ごしてくれ。会話に困る。

プロフに「女の子には優しくして欲しいです」(原文ママ)と書いてる35歳女子(笑)

・飼い猫について「ケージに入れたままならいいです」と謎の上から目線女(31)。これは宗教戦争不可避なのでそっ閉じ

・「場所歌舞伎町、店は当日歩きながら決めましょう!」ぼったくりバー客引きですね…

・「お仕事は何を?勤続年数は?」→「~年ですよ。女さんは事務職なんですね、勤続年数は何年なんですか?」→ブロックな女。聞き返されたら嫌なことをずけずけ聞くなや

アプリのクソなとこ

・有料会員期間が残っていると退会させないクソ仕様はやめれ

いいね数の少ない順のソートをくれ

良かったこ

カフェとかご飯屋さんの手札はすごく増えたこ

身の回りの人がいか人格者なのか、恵まれ環境なのかわかったこ

読書趣味という女性オススメしてもらった小説めっちゃ面白かったこと。感想で盛り上がったけど、結末の解釈が分かれてしまって終了になったけど(笑)

弱者男性向けアドバイス

・正直ぞんざいに扱われすぎるが、ダークサイドに落ちるな、誇り高く死のう

・身だしなみとか簡単に塞げる穴は塞いどけ

簡単敬語が使えるだけで謎に評価されたりする

マッチしない女は面食い自己中とかだと勝手に思っておいていいです。酸っぱい葡萄理論だけど、何故か的中率が高いので。

・逆にマッチした女性丁重に扱おう。話題振らないとかくらいはかわいいもんよ。

マッチしてからプロフ読めばヨシ。プロフに異性への注文が多かったらブロックでヨシ。

アプリにいる35歳以上の女は切り捨ててヨシ。その時点で現実が見えておらずろくでもない確率バリ高。

・全額奢れ。ただし「デート費用男性が全額払う」を選択してる女は切り捨ててヨシ。そもそも会う価値がない公算が高い。

・(特に2回以上)会ってくれる女性はなにかしらの魅力を感じてくれているのは確かだし、一回目でも少なくとも顔はOKだと思ってくれているのだから、あまり卑屈になりすぎるな。

2024-11-13

いやはや、今日は本当に大変な一日だった。

から目覚ましが鳴らなくて、いやはや急いで準備したものの、慌ただしさが続く。

駅ではいやはや定期券を落とし、周りに迷惑をかけながら拾う羽目に。

職場についても、いやはや仕事が次々と増えて、昼食もろくに取れず、いやはや休まる暇がない。

ようやく帰宅して一息つくと、いやはや体がどっと疲れてしまった。

いやはや、今日はとにかく大変だった。

明日は少しでも穏やかであってほしい、いやはや願うばかりだ。

2024-11-07

電車に乗るとき改札でクレジットカードを直接ピッてやって乗れるやつ。

あれだともう定期券いらなくなるの?

それだったら便利かも。

2024-10-26

拾い物

外を歩いていると落とし物によく出会う。

というか、他人が知らんぷりした落とし物を拾ってしまう。

犯罪なんだけど、物によっては自分の物にしてしまう。

流石に携帯電話とかスマホ、財布とかは交番施設の落とし物センターに届けるんだけど、それ以外は自分の物にしてしまう。

自分にはモラル微妙に無い。

チープカシオ腕時計とか、ワイヤレスイヤホンの片割れとか、交通系ICカードとかは持ち帰って除菌して使ってしまう。

交通系ICカード券売機自分名前カードに印字して長年使っている。

でも定期券ICカードは流石に届けたっけな。

それ以外はずっと持ってる。

もっと言うと、昔スーパーで買って間もないビニール袋に入った茄子も拾った。それを持ち買って料理して食べた。

罪悪感もあまり無いけど、バレたら捕まるやつだとは分かってる。時効の件もあるだろうけど。

自分の親はまともな方だと思うけど、「落とした奴が悪いんだ」というマインドを端々に感じるので、その影響なのかもしれない。

から拾ったと言っても「アンタは良いものをよく拾うね」で終わる。

笑って言って終わり。咎めることも特にない。

逆に物を落としたりして失くすと、かなり怒られた。

まあ全部が親のせいとか影響じゃないけど、どうにもこの癖は直らなそうなんだよね。

道に落ちてない限りは人の物を盗らないけど。

他にもこういうこをしてる人っているんだろうか?

2024-10-21

なんで誰もオフピーク定期券みたいなお得情報を教えてくれなかったわけ?散歩ニートにうってつけじゃん

そもそも早朝の混雑帯なんて電車乗らねーし

2024-10-10

車は高いとかどうとか

都会でも電車定期券1カ月で15000~20000円位でしょ?田舎軽自動車の方が断然安いよ。定期は会社が払ってくれるから安いと思ってるんでしょうね。確かにそれなら安い

2024-09-27

オフピーク定期券メリット個人にはないよな

オフピーク定期券メリットって、交通費を出す企業の側にはあるけれど、ピー時間帯に改札に入ると電車賃取られちゃうわけだから個人には何のメリットもないばかりか、むしろデメリットしかならないよね。

2024-09-26

オフピーク定期券CMが好き

標準体型の見目麗しくないオッサン進歩的な考えを示して若いイケメンがそれに追従するの、なろう感あって良い。

2024-08-07

anond:20240807185709

ワイは一ヶ月単位で毎月定期券買っとるやで。

anond:20240807091141

これからも 生きる予定のある人が 三か月後の定期券買う

2024-08-03

子供VISAJCBをもたせる日が近いのかもしれない

通学のためにVISAJCBクレジットカードブランドプリペイドカード)を持たせる日が近いかもしれない。

地方公共交通機関が次々に交通系ICカードの利用をやめている。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2407/30/news095.html

遠鉄での児童残高不足の記事を見ると、「子供には独自ICカードを持たせておけばいい」という考えは浅はかかもしれないと思った。

遠鉄バス独自ICカードナイスパス」の現状としては、以下のような仕様である



残高を簡単確認できないし、コンビニでのチャージもできない。

そりゃ残高不足トラブルが起きやすいなと。

定期券を持たせておけば解決するかもしれないが、定期券を買いたくない時期(夏休み前など)もある。

そういう時は、残高を十分にチャージしておくか、現金を持たせることになるが、ここにタッチ決済対応カードを持たせるという選択肢が加わる。

後払い対応ブランドプリペイドカードは論外だが、そうでない家族ブランドプリペイドカードは有りかもしれない。

子供が何にお金を使ったかかるというメリットもある(子供にとっては嫌かもしれないが)。

定期券持ってるのにバス乗らなかったってただのガイジやんけ・・・

どーすんのこれ

電車で寝過ごしたら降りた駅から花火が見えた

自宅最寄り駅の手前、各駅停車に乗り換えていつも通りの帰路についていた

今日は偶然にも車内が空いている。連日の疲れからか、気づいたときには僕は目を閉じていた。

ドアの閉まる音。駅のアナウンス。なんとなくいつもとは違う音の違和感が、僕の意識を次第に鮮明にさせた。

なんてことだ。2駅も乗り過ごしている。

慌てて降りたがそこは定期券範囲外。

なんてことはない。何事もなく反対側ホームへ行き、引き返せばいいんだ。

しかし、それには人の流れに逆らわなければならない。僕は周囲の目が気になって駅の改札をと通過してしまった。

クソクソクソ。疲れてるし眠いし腹も痛いし喉も乾いた。最悪だ。

僕は若干自暴自棄になり、帰路につくであろう人の流れに飲み込まれて駅を出てしまった。

我を忘れて歩いていると

ドッカーン花火

都会のうっすらと明るい空が一瞬で真っ暗になって強烈な閃光が目に入り込んだ。

偶然の花火との出会いは、どの時だけは必然みたいに感じた。

花火を見たのは何年ぶりだろう。

部屋の中から聞くだけだったあの音の正体は今、眼の前にある。

かに香る硝煙の匂い

その時だけ僕は、運命なんて言葉ちょっとだけ信じてみようと思った。

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