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年賀状じまい

今年も出した分相応の
年賀状は受け取った.

年に一度の交情なのだけど、
時に大きな感動をもらう
事も多い.

今年は若い管理職の頃に
手放してしまった元部下から
の年賀状に感動させられた.

一人は副長が海外赴任してしまい、
面倒を見られなくなり、
行方を見失い、実家へ
戻ってしまた男子.



地元でソフト会社を起こし、

その後結婚して、犬に囲まれた

幸せな家庭を築いている.

そんな器用では無かったが、

手書きの蛇に

心意気を見せてくれた.


もう一人は、私の帰任後

課長の時だったか、

仕事の内容が意に沿わなかったのか

 超大手企業を飛び出して、

中小振動試験会社に

飛び出して行ってしまった.


どちらも私の管理職としての

能力不足から起きた事ではあるが、

なにか心の繋がりが欲しくて

彼らの退職後も

年賀状のやり取りは続けている.



 超イケメンだった彼は、素敵な奥様と

二人の可愛い娘たちと暮らしている.

長女はもう受験だという.

奥様の名前の三文字が

見事に二人の娘に二文字ずつ

振り分けられているのが…

彼女の生活での支配関係が

読み取れる♪

次女の体の柔らかさは

今時のダンス好きだろうか?

たった1枚の写真が

想像を膨らませてくれるのだ.



さて、本年度の年賀状に異常に多かったのが

“年賀状じまい”.


「誠に勝手ながら、本年をもって

年賀状の送付を止めさせていただきます」とな.


もうお前の処には年賀状送らないよ

との一方通告だ.

SNSへの転換とか、年賀状の高騰とか

背景は判るのだが、

虚礼廃止とかいった大義より、

縮小、選別の思惑が見え隠れして

仕方がない.裏を観る性格だからね(苦笑).


そんな奴らには、もうとう送るつもりはない.

それこそ経費削減だね.

代わりにとメール・アドレスを

盛大に記入して登録しろ、なんて輩も.

住所情報より危険なメルアドを

公然と載せる意識が怖い.

どうせ飲み会のお誘いしか

打ってこないくせに….

これもすっぱり縁を切る.


結局、来年は20件位は削除できそう.

その分、自分の状況を小まめに記したり

自分の年賀状の質向上に努めようっと.




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