鉄道博物館
何よりも…副長は混むのと待つのが大嫌い(笑).
OHゲージの鉄道模型の走行等々見所が非常に多く,
乗り物好きの子供やお父さんにはたまらない聖地.
Yahooブログ終了に伴う難民です.引越してきました.
映画の達人Cartouche さんの記事を見て凄く気になっていた作品.
http://blogs.yahoo.co.jp/cartouche_ak/53780935.html
単館扱いで上映館が少なく,もうすぐ上映も終わりそうな気配ゆえ
土曜の朝に千葉県流山おおたかの森まで遠征して観劇.
藤沢周平の同名短編を「はつ恋」「地下鉄(メトロ)に乗って」の
篠原哲雄監督が映画化した時代劇.
嫁ぎ先に恵まれず辛い結婚生活を堪え忍ぶ女性が、
かつて縁談を断った実直な侍との偶然の出会いを
機に本当の愛を見つけるまでの道のりを描き出す.
主演は田中麗奈,その母父に壇ふみ,篠田三郎.
実直な侍に東山紀之,その母に富司純子.
やはり藤沢周平原作の作品ははずれが無い.
『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』『蝉しぐれ』『武士の一分』….
本作もしっかりした原作に簡潔な脚本.
セリフは少なく,役者に演技で語らせる.
最近立て続けに映画,TVドラマはたまたCMにと
大活躍の田中麗奈だが,この作品は間違いなく
彼女の代表作になるだろう.出戻り2回の役だけど…(笑)
凜とした風貌に芯の強さと女ゆえの弱さともろさを
上手く演じている.時代劇初出演とは思えないほど着物姿も
カツラも似合っている.
もっと良かったのが,東山紀之.
極端に少ないセリフ…全部で10位か?
冒頭の田中麗奈との会話以外はセリフはほとんど無い.
演技だけで魅せる,体躯も立派だし殺陣も素晴らしい.
「愛の流刑者」の時もそうだったが,
またも,富司純子が最後にだけ出て来て
好い演技をみせてくれる. 厳しさと優しさを
充ち満ちさせた演技.田中麗奈の涙と共に
ラストシーンへ導いてくれる.
冒頭の山桜のシーンからラストは1年後の山桜まで,
庄内平野の厳しい季節のうつろいも良く撮れている.
音楽は四家卯大,邪魔にならないシンプルなつくり.
エンド曲は一青窈,少しベタな気もするが,好きだから許す(笑)
まごうことなく,本年上半期の副長のベスト・ムービー.
日本人の心,日本の自然を見事に描いていると思う.
珍しく一般料金¥1800で観た.倍でも惜しくない.
倍払ったつもりで,もう1回観に行こうかな.
残業をしない金曜の夜に観劇.
本年47本目.
孤児の少年が生まれ持った才能である音楽を媒介に、
まだ見ぬ両親を探し求めていく姿をファンタジックに描く.
監督はカーステン・シェリダン
『ネバーランド』『スパイダーウィックの謎』の子役
フレディ・ハイモアが主人公.
音楽は秀逸の出来….
最初から音楽の構成と曲が決まっていたとか.
あとから映像をはめ込んだだね.
脚本はとにかくベタ…,偶然の積み重ねと
主人公の苦しみの果てにハッピーエンド…,という
図柄でしかない….
フレディ・ハイモアについて鼻がつく人には,
辛いだろうな…,この内容.
やはりやり過ぎの内容,今時のアメリカ人は
こんなので感動するの??
悪くはないが,背筋がすこし寒くなる出来.
加えて,史上最悪の邦題.
原題は“August Rush”.
主人公の“芸名”だ….
誰がこんな邦題を付けるのだろう??
¥1300ではちとわりがあわないな.
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“魔女”好きの副長が見逃すわけが無い邦画.
残業をしない日の夜に観劇.
梨木香歩の同名ロングセラー児童書の映画化.
主演は大女優シャーリー・マクレーンの娘サチ・パーカーと
新人・高橋真悠.監督は長崎俊一.
いじめにあって登校拒否になった中学生の少女が
信州の山の中に住む祖母と2ヶ月暮らし、魔女の教育を受ける物語.
この祖母はイギリス人、英語教師として来日し理科の教師(日本人)
と結婚し、娘:りょうをもうけ、夫を亡くし,お独り様生活をしている….
この祖母はある意味での“魔女”.予知能力や透視能力を
持ち合わせるよう….“魔女の教育”はそういった能力ではなく、
日常の淡々とした生活や自然との生活上の営みが基本.
早起き、料理、炊事、洗濯、庭仕事が魔女修行の主体.
まもなく生を終える女から、これから自分の世界を切り拓こう
とする女へと伝えられる生活の智恵.そして人生の智恵.
五感をフル稼働させてこそ、生きる力は呼び戻される.
つまり魔女とは、人生の達人であり、賢者のこと.
その起こる事象に対する心のもち方や平常心についての
教えが中心になり、それがこの映画の根幹でもあり、魅力でもある.
素晴らしい信州の山の中の生活….
副長が長くあこがれているライフスタイル.
訪れるのは郵便配達と遠く離れた“隣人”だけ.
食物も基本は自給自足.
映画の季節は晩春から初夏にかけてだから、
つらい季節の表現は全く出てこない.
実際の冬のつらさを知らないからこう憧れだけを
書いてしまうのはノー天気な副長らしい.
最近よくあるのだが、この映画も“音”の使い方が抜群に好い.
風、雨、霧といった自然の音や食卓台所で発生する生活の音が
生々しく伝わってくる.言葉では表せない霧の音が映画の中では
再現されていた.これはビデオでは無理かも.
ある意味で「魔女の宅急便」も少女の成長の物語だが、
この映画もその感が強い.スピリチュアルな面の成長を
上手く描いている.祖母とその娘である母、祖母と孫…
という女性同士の絆があくまでも主役.
男の出番はほとんど意味が無い.写真だけしか出てこない祖父.
ただうろうろ心配するだけの父親.好感度抜群の郵便配達(
高橋克美が好演だ).得体は知れない朴訥な隣人(キム兄)‥
と情けないばかりの男性陣.
対する女優陣は主役の高橋真悠はナーイブで時に感情爆発させる
娘役を器用にこなす.母親役のりようはキャリア志向の働く女性
を上手く演ずる.圧巻はサチ・パーカー.特徴のある日本語でしっかりと
説得性のあるセルフを淡々と繰り出してくる.
女性がゆえのいじめがあり、女性がゆえの母と娘の確執もある.
少ないけど確実な伝達力を持つやりとり.
シットリした印象、穏やかな感動の物語.
亡くした母や祖母を想うのにはまことよき映画.
平日料金¥1300ではお手ごろ感の出来だった.
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今日は所用があり,会社を15時で退社.
雨上がりの道をトボトボ駐車場まで….
こんな雨上がりは猫たちが出て来るかなぁ…といつもの鋭いネコ勘.
あぁ,こんなのはじめてっ.
なんと副長の車の前に2匹のネコが(驚)
白ネコのキョンと副長が追い回すキジトラ.
ここからは彼らの会話中継…
『この車だよ,あいつの車…』
『あいつって,いつもカメラで私たちを追い回す人?』
『そうだよ,あのしつこい奴っ!』
『この車オシッコかけちゃおうぜ~』
『やめなさいよー,あの人怒るわよ』
『あっ,あいつだっ! なんでこんな時に??』
『ほ~ら,オシッコかけるなんて言うからよ.』
『逃げましょうよっ!!!』
またたくまに逃げた二人,いや二匹でした.
あー,驚いた・・・.
やはり副長にはネコを呼び寄せる力がある…に違いない(笑)
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結果だけ見れば,予選も決勝も
紅いフェラーリの1,2で終わった.
贔屓のK.ライコネンは途中でスローダウン.
後方排気,エクゾーストがかなり壊れていたね.
バックファイアからみかな….
良く,だましだまし走ったものだ.貴重な2位.
贔屓しないF.マッサの退屈な走りを見てて寝てしまった(笑).
ここマニクーサーキットはフランスのほぼ中央に位置する.
もう18年前に南フランスのポールリカールサーキットから
フランスグランプリの開催地を奪い取った.
当時の大統領の出身地だったというだけの理由で.
在仏出稼ぎ中だったので,その最初の年にマニクーへ行った.
いやはや,へんぴな場所の,何もないサーキットで
最悪最低の印象だった.約7時間飲まず食わずを経験した.
この立地条件は18年経った今も同じらしい.
F-1関係者にはやたら不評….
今年2008年で開催は最後の噂が流れ喜んだ関係者も多かったらしい.
が,来年もこの地らしい.政治と金のスポーツだからねF-1は(苦笑).
でも,今回の予選なんか観てたら,やはり面白い造りのサーキット.
スローコーナが続くユニットと高速ストレートやシケインが
上手く組み合わさっていて,ドライブするには面白いのかも.
そう言えば,プレステでもマニクーはドライブしたことが無かったなぁ(笑).
写真は高速シケインを飛んでいく,F.アロンソのルノーR28.
縁石を乗り越えて,ビュンと跳び過ぎると…,
次の縁石のラインが上手く取れない,という難物のシケイン.
きっとドライブしてたら楽しそうだなぁ.
在仏中にかなりサーキットを訪れた.
レースは観なかったが,ブランズハッチやポールリカール.
建設中だったカタロニアサーキット.
実際にレースを観戦に訪れたのは
マニクー,スパ・フランコルシャン,ホッケンハイム,
モナコ,ドーニントン,ルマン・サルテ,….
そして次回GPの開かれるシルバー・ストーン.
シルバー・ストーンはイギリス中部にある,
ヒースロー空港からもガトウィック空港からも
車ですぐの交通の便の良いサーキット.
マニクーとはえらい違いだ.
名だたる高速サーキット.又も紅い車が勝つ予感が….
新しいエンジンで頼むぞ…K.ライコネン!!
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