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それでもボクはやってけない…


更新もままならず….

副長ダウンです.

花粉症と…指先割れです(笑).

写真の二つにお世話になってます.
とにかく鼻水だらけ.
家でも会社でもティッシュ漬けです.

冬場はいつも指先が割れてしまいます
別に水仕事を沢山するわけでもないのに.

ざっくり割れて,血が吹き出します.
ズキッズキッと心臓が脈打つたびに痛みます.
おかげで脈拍数がはっきり判ります(笑).
正直,キーも打てんのです,親指と人差し指は.

いつもは別々に来るのですが,
今年は花粉症が掟破りに早着の為,
同時多発テロになってます.

たかが,鼻水と指割れで大の男が…
とも自分で思うのですが,
この苦痛には少々音を上げてます.

男はだらしないもんです.
最新のジェームス・ボンドも拷問で
ヒーヒー泣いてました.共感です.

とても子供は産めません.
お産の苦しみに男は耐えられんのです.

なんか,文章の調子もいつもに増して
おかしいですね….
不調です.

もう寝ます.では.

映画「それでもボクはやってない」


「Shall We ダンス?」の周防正行監督の
11年ぶりの作品.

周防監督作品にはまったのは「しこふんじゃった」から.
そのユーモアのセンス,テンポの良さ,無駄の無いシーン展開
がとても副長の感性にマッチした.
思えば,この作品当たりから邦画に目が行き始めた気がする.

本作はほとんど笑いは無い.内容は社会派ドラマ.
電車で痴漢に間違えられた青年が、裁判で自分の無実を訴える姿を、
日本の裁判制度の問題点を浮き彫りにしつつ描く.

冤罪事象はマスコミで時折報道されるが,
これほど身近に感じさせる映画はない.
駅員,警察官,取り調べ刑事,検察官,
そして裁判官の実態(の一つ)が繰り広げられる.

誰も悪意は無いのだが,主人公(加瀬亮)はドンドン
追いつめられていく.身に覚えのない罪状で.

裁判官も又人間であることを実感.
無罪判決を2回繰り返し,異動を受ける良心的な(?)
裁判官も出るが,判決前に一方的な思惑を弁護人へ
通告する裁判官も出てくる.

研修生に向かい先輩裁判官(後に異動させられる…)が
『裁判官に求められる一番大事なことは無実な人を有罪としないこと.
99%有罪と思っても,残り1%がある限り,疑わしきは罰せず.』
まさにそうと思うが常にそうあり得るのか?
今の裁判官のどれだけがそう考えているのか?

今の政府が進める「裁判員制度」もこれを考えると難がある.
一般国民を無作為抽出して,“人を裁く”事が出来るのだろうか?
高度な知識,普遍的な社会通念,多面的な判断力を持ち供えた裁判官
の実態がこの映画のようだとするなら,2009年開始の裁判員制度には
疑問を持たざるを得ない.

まして,裁判員制度の対象案件は死刑又は無期懲役刑の刑事事件.
この映画のような痴漢事件よりも深刻,重大なのだ.
一般人が果たして“人を裁いて”よいのか?,できるのか??

世の中の動きとこの映画の司法…裁判の現状の一端を観て
憂鬱になった作品.
いやはや周防監督,罪作りな人だ.

ワインラック


なんだか飲みものシリーズみたい.
というか,台所シリーズ(笑)

ワインも好きなのだけど,
今日の主題は,ワインラック.

日曜大工が好き.
大物より小物をちょこちょこ造る.

写真のワインラックは板の大きさから
元の素材の素性が判る.

そう,「すのこ」のなれの果て(笑)

捨てられそうなすのこをバラバラにし,
削り直して,ビンの形をくりぬいて,
組み合わして,クリア塗装しただけ.

たった6本しか載らないのと,
室内にワイン置いたままでは
温度サイクルうけて高級な,
お酢にするわけはいかないので,
もうすぐお蔵行きの予定.

お蔵入り前の記念写真というわけ.

コーヒー


これから新シリーズ.

というか,新書庫「好きなモノ」

いままでこのブログでは載せてない
副長のしょうもないコレクションや
好きなモノ,道具…なんぞをUPしていこうかと.

第1回はコーヒー豆.

コーヒーは1日に7~8杯飲む.
朝ご飯に1杯,会社に着いて1杯,10時に1杯,…
なんて調子でガバガバと飲む.

大半はインスタントコーヒー.
唯一,夜遅く帰宅してからの1杯が
豆をすりつぶしてドリップで飲む.

最近の飲み傾向の4種の豆.
雲南紫芋,マンデリン,春待月,ブラジル.
濃厚で渋み甘み優先の好みか?
春待月はガテマラ系の豆.

ご近所の脱サラ豆屋さんでこまめに
100gずつ買ってくる.

豆は粗く挽き,多めに,濃いめに
入れて,ゆったり飲む.

あぁ,至福の時….

オルセー美術館展


東京都美術館にて初日に観覧.

初日の9時に行けば空いているだろうと
副長の浅知恵.
なによりも混むのと待つのが嫌い.

オルセーからの140点.
素晴らしく楽しめた.

19世紀あたりの絵が好き.
印象派周辺が一番気になる対象.

仏出稼ぎ中も良く訪れた.
当時はオルセーも出来てから数年の時.
今年既に開館20周年とのこと.
時の経つのは早いものだ.

今回は本家でも普段展示されないものや
近年収監品も来日とのことで,いそいそと出かけた.

お馴染みの画家モノがずらり.
ゴッホ,ゴーギャン,セザンヌ,ルノワール,モネ,…
日本で観られるこの幸せに酔う.

今回の副題は「19世紀 芸術家たちの楽園」
親密な時間,特別な場所,…といった5つの章から構成され,
それぞれの章名に相応しい内容の作品が並ぶ.

先週の国立新美術館とは雲泥の差の企画,構成力.
やはり先輩格の美術館だ.見習って欲しい.
あれは酷すぎる.個人趣味に走りすぎ,偏りすぎだ.

初見のもので印象に残ったのが2種.
一つは建築家フランソワ・ガラのデッサン画.
今の時代から観ても未来的な建築物.
とても100年前の作品とは思えぬ先鋭さ.

もう一つは,写真群.
オルセーの写真コレクションはその量,質共に有名だが
今回は20数点が来日.
およそ100年から150年前の写真.
対象はダッカ,カイロ,コンスタンチノーブルの
中東の風景や建物,そして人物.

セピア色の写真から沸き立つような当時の雰囲気.
ついさっき撮ったばかりかと思うような生々しさ.
眺めるだけで一気に150年前の中東に我が身を
運んでいってしまう程の表現力.

写真の力を再認識.撮るのも楽しいが観るのも又楽しい.
ネガも紙やゼラチン状だったり,それをプリントする
技術があるから,今この現代でも鑑賞できるありがたさ.

かねてからオルセーの写真コレクションは興味があった.

6年前,美術館目当てで家族でフランス格安ツアーした.
不幸なことに(日常的でもあるのだが…)
美術館スタッフ(公務員だ)のストで全く観れなかった.
当日昼の便で帰国という日にスト解除になり,
空港へ行く直前の2時間だけ,オルセーを駆け回った.
当然印象派の絵を観るだけに終わり,写真群を観ることは
全く出来なかった.

その観れなかった写真の一部に今回逢えた.

いつの日にかまた訪れたいモノだなぁ….
ストの無いときに(笑)

シクラメンと猫


やはり冬はシクラメン.

何でもすぐ枯らしてしまう我が家で
毎年元気にすごすのはシクラメンだけ(笑)

ときおり水をやるだけだけど
いま,2ヶ月目.

猫も他の花だと胃の消化のために
葉っぱを食べるが,シクラメンはまずいのか
手もつけず,口にも運ばない.

でも,猫にはシクラメンが良く似合う…?

ルノーシェイクダウン!


メインスポンサー“ING"の
カラーはオレンジだそうな.

雑誌掲載時より白の部分が増え,
いささかマシになったかも.
だが,白黄青にオレンジ…とは.

さて,空力的な面では昨年と大きな
変化は感じられぬが,そこはバランスのルノー.
今年も良い出来のコーナリングマシンか?

フィジケラのドライブでシェイクダウン.
今年はこの人に頑張ってもらいたい.

若者にばかりのさばらせちゃ駄目さ.

赤城おろしに吹きさらされ…


今日は埼玉県本庄市に仕事で出張.

ちょっと久々の新幹線.
上野の新幹線駅は地下駅.
ほんとに最近の新幹線はファニーフェイス!

本庄市はほとんど群馬県の隣り.
赤城山から空っ風が吹き下ろす.

上州名物,かかあ天下と空っ風.
前者はしらねど,後者の風の冷たさは
今回きびしく実感.さみぃーっ!

この風は花粉症の鼻水に追い打ちをかける.
この時期,副長はティッシュがお友達…(笑)

いただきましたっ!


珍しく,勤め先からの贈り物

ウォーキング2ヶ月間毎日1万歩賞(笑)
こんな事で賞品くれる会社も会社だが,
参加して達成する社員も社員だ(笑)

逆説的に,賞品は“ビアマグ"

流した汗をビールで補給しろ‥てかっ?!

まぁ,ありがとさん.

でも,小ぶりなビアマグ….

副長は大きめでグビグビッが好き.

映画「マリー・アントワネット」


良く晴れた冬の日曜.
ミュシャの画で気をよくして
パリのかおりに誘われ(??)
そのまま有楽町で話題の映画を.
「マリー・アントワネット」

ソフィア・コッポラ監督.
とてもファッショナブル.
装飾,衣装,宮殿…すべて豪華.

音楽がとても新鮮.
フランス王朝とは不似合いかと
思われるような,ロック.凄くいい.

主役のキルスティン・ダンストも愛らしくみだらだ(笑)

と…

ほめ言葉はこれで終わっちゃう.

うーん,悪くないけど,良くない.
やはりアメリカ映画に成り下がってる.
なんで英語なんだい?舞台はフランスだぞ.
違和感だらけだ.

ストーリーは何もない…と思う.
寝てたからわからない(笑)
つまらんのと,花粉症の薬のおかげだ.

途中3回,娘のひじうちで起こされた.
どこで起きても,ファッショナブルな画面と
ナイスな音楽.そう言う意味では心地よい映画だ.

激動の人生をおくった孤独で華やかな女性なのに,
少しもその内面は描かれていない.
先週観た「太陽」の天皇ヒロヒトは良く描かれ,
好く演じられていた.えらい違いだ.

気持ちよく観られても,感動や味わいは皆無の映画だ.

衣装とお菓子と音楽を楽しみたい方にはお勧めの映画.