映画「イコライザー」…楽しめる痛快作品.
原題:THE EQUALIZER
制作年:2014年 製作国アメリカ 上映時間:132分
制作年:2014年 製作国アメリカ 上映時間:132分
火曜の夜、会員割引の川崎TOHOシネマで観たのはアクションもの.
本年累積131本目の鑑賞.
「トレーニング デイ」のデンゼル・ワシントンとアントワーン・フークア監督が
再びタッグを組み、80年代後半のカルトTVシリーズ「ザ・シークレット・ハンター」
を映画化したクライム・アクション.
元CIAのトップエージェントで、いまは正体を隠してひっそりと暮らす一人の男が、
偶然出会った娼婦の少女の過酷な境遇に心動かされ、極悪非道なロシアン・マフィアに
戦いを挑んでいくさまを描く.
共演は「キック・アス」「モールス」のクロエ・グレース・モレッツ、マートン・ソーカス.
ホームセンターの真面目な従業員ロバート・マッコール.かつてはCIAの凄腕エージェント
だった彼だが、引退した今は、自らの過去を消して静かな生活を送っていた.
そんなある日、行きつけのカフェで知り合った少女娼婦テリーが、ロシアン・マフィアから
残酷な扱いを受けていることを知る.見過ごすことが出来ず、ついに封印していた
正義の怒りが爆発するマッコール.
単身で敵のアジトに乗り込むや、悪党どもをあっという間に退治してしまう.
これに危機感を抱いたロシアン・マフィア側は、すぐさま最強の殺し屋を
送り込んでくるのだったが….
以上は<allcinema>から転載.
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鑑賞後の後味がすっきり、さっぱりの爽快作品.
デンゼル・ワシントンらしいスマートな暴れ方だ.
予告編では19秒で全てかたをつける…なんて広告だったが、
そのシーンだって20秒以上オーバーしていた(笑).誇大広告だ.
感心するのは一つも自ら銃は使わなくて、手短な道具や相手の武器を
使って、敵をバタバタと倒していく.その手際はあざやかでクリーンだ.
特に後半は彼の勤め先のDIY店での闘いゆえ、工事用具や大工道具で
ビシバシ殺しまくっちゃうのには驚きというか斬新な設定.
その正体は後半でCIA長官とお友達のところからも、その経歴が
知れるというもの.妻を亡くしてしまったいきさつで辞めたようだが、
その詳細は描かれない.
悪役はロシアン・マフィア.今やアメリカ国内もロシアやアイリッシュや
チャイナ系にコリア系と悪者も多国籍化しているんですな.
それにしてもマフィアとかやくざはどうして刺青好きなんだろうね?
悪い奴ほど見事な刺青を背中から体中に広げている.
日本じゃ浴場に入れないね(笑).
身も心も助けられる娼婦役のクロエ・グレース・モレッツの状態にはビックリ.
「キックアス2」の時もムチムチで危なかったが、今回のこの太りようはどうだ!?
そういう年齢なのだから仕方ないかもしれないが、出る作品を選んだ方が良いかも.
これだけ暴れておきながら、平然と仕置き人稼業をはじめちゃうなんて
突っ込み所もいっぱいなのだけど、とにかく楽しめる作品.
あきらかに続編もありそうなので楽しみだぁ~.
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