またもS.ヴェッテルのポール to ウィン.
向かうところ敵無し、死角無し….
予選もQ3,Q2,Q1と全てトップを取り、
決勝も余裕のロンリードライブ.
1周目から後塵を突き放す、置いてけぼり状態….
しかし2位以下は面白かった.
予選5位のポジションから先を走るマクラーレン2台
を果敢に攻めたF.アロンソ.
気合いも十分、マシンもそこそこの状態だったのだろう.
タイヤもソフトもハードも良く持つタイヤを
ピレリは持ち込んでくれたので、過去のレースほど
ピーキーなタイヤ戦略は不要だった.
1周目でL.ハミルトンを抜き去り、33周目でJ.バトンを抜き、
50周目でKERSを欠いたM.ウェーバーを抜き、
我らがF.アロンソが2位に食い込んだ.
久々に見る鬼神の走り…を感じた.
パルク・フェルメでも押し黙り、
ポディウムでも寡黙を通したF.アロンソは
とてもストイックに見えた.
チャンピオンシップは7ポイント差を広げられ、
これで13ポイント差.残り3レースだ.逆転の可能性は一応ある.
が、今回の走りを見ても、レッド・ブルとフェラーリのマシンの差は大きい.
レッド・ブルのマシンに“何か”が起きない限りは難しかろう.
“何か”はオルターネーターか、8機目を使い果たしたエンジンか?
あなた任せを期待しても無駄であろう.
話変わって、今回の地上BS放送の解説は河合ちゃん.
最近、心入れ替えたのか口調も丁寧で好ましい….
ピット無線の翻訳など感心することが多いが、
今回はイタリア語のピット無線にも対応していた.
「ちょっと待って下さいね…」などと言って、
翻訳機でも持っているのだろうか?(笑).
残り3戦も、彼で済まして欲しいもの.
さて次は連チャン、今週末のアブダビ.
またもトワイライト・レースだ.
セバスチャンの独走にストップをかけられるか?!
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