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待たされて…


落語のチケットが欲しかった.
電話受付のみの販売という.

販売開始の日曜朝10時スタート.
律儀に電波時計の10時時報と同時に
電話をかけた.

お話中、お話中、お話中….
受付番号は3本ある.
次々と番号を変えながら電話する….

その作業をかれこれ1時間….

11時05分、やっと繋がった.

まるで待っていなかった様な話し振りで
(そう、私は愛想の良い偽装仮面紳士)
明るい声でチケットを注文.
受け取り日や諸条件を聞き取る.

そして先日チケットを受け取りにそのホールへ.
なんと、ほとんど最後列…!
広いホールゆえ噺家の顔や仕草も絶対見えない距離.

受付女性曰く 
 『11時5分受け付けではこんなもんよ~』

好きでその時間に電話したわけではないのだが….

こんな前時代的なチケット購入システムは勘弁願いたい.
いまどきだ、ネット予約くらいの導入はして欲しい.

ネット申し込みのランダム抽選結果で最後方席なら
まだ諦めもつくというものだ.

月の電話使用支払いが常に基準料金(要は使用ゼロ)
の副長宅で前代未聞の1時間5分の電話稼働事件…の顛末.

   「つなげてよ
       私の想い
           交換器」

   お粗末      副長

牡蠣鍋


冬の好きな食べ物に…牡蠣と以前書いた.

フライもいいけど鍋も好い.

味噌仕立てのスープで、
冷蔵庫野菜室の残り野菜たちと
一緒に牡蠣鍋.

日本では綺麗に剥かれた牡蠣をパックで
売っているから、らくちん.

在仏時は牡蠣の殻と格闘した.
かの国では殻付きでしか販売してはいけない法律.

山ほどの牡蠣の殻を剥いても中味は少し.

専用のナイフで牡蠣の貝柱の部分を切ると
わりと簡単に殻が開く.

が、その柱の位置が慣れないと探せない.
これは慣れしかない….

艦長が割れた殻で血だらけになったことも….

こんな想い出の牡蠣用ナイフ(大きなつばが付いている)も
帰国時に持ってきたはずだが、日本では不用ゆえ
行方不明になったまま.

つくづく日本の便利さに感謝、感謝.

牡蠣の美味さは世界共通だし(笑).


日誌補足:あっ,当然ながら本命の“雑炊”も作りました.
     ちょっとみそ味と牡蠣味でくどかったかも….

映画「陰日向に咲く」


珍しく残業をしなかった火曜の夜に観劇.

お笑い芸人、劇団ひとりのベストセラー処女小説を原作に
平川雄一朗が監督.主演をV6の岡田准一、
NHKドラマで気を吐く宮崎あおいと、
西田敏行、三浦友和らベテランが脇を固める.

東京に暮らす日のあたらないダメ人間たちの
一生懸命生きようとする姿を描くドラマ.

パチンコ依存症の主人公,岡田准一と
ホームレス願望のその父三浦友和.
漫才師になり損ねた母とその娘の二役に宮崎あおい.

それぞれのストーリーが淡々と関連無く流れていくのだが,
ちょっと散漫なプロット.それが後半になると無理くりに
繋がってくる….ちょっと偶然性に頼りすぎているし,
いかにも出来すぎたストーリー.

岡田准一は頑張って演技してるが,格好良すぎかも.
もっと3枚目役者で良かった気がする.
なぜ,劇団ひとりで撮らなかったのだろう?

三浦友和はほんとに良いバイプレーヤーになった.
ホームレスに成りたいのになりきれない情けなさを上手く演ずる.
どうどうたるホームレス役の西田敏行とは
また別種の演技の上手さだ.

宮崎あおいは好演.母と娘を上手く演じ分ける.
綺麗ではないが好感の持てるメガネ顔だ.

ホロリと泣かされる場面もあるが,
名作とは言い難い出来.原作の限界か?

このところ洋画続きだったから,
少しはホッとする邦画だった.
割引1000円くらいなら許せるか?

森の中のネコシリーズ(避寒は毛布)


北関東も寒さのピークかなと思う.

ヘビ沼、猫パラダイスの猫たちはと
昼間訪ねてみれば、このありさま.

ちゃんと管理人さん(ホームレスさん)の
毛布に体寄せ合っていた.

食事も寝床も心配はないようだ….
(皆さんの猫えさの差し入れがある)

いい気持ちでうつらうつら….

定番の3点セット


先週末,耳の具合を診てもらったナイスな女医さんに,

『今年も早いわよ.ほら,もう来てる…』と

耳と鼻の奥の粘膜を診ながら脅しを入れられた.


昨日の日曜,穏やかに晴れて,主夫業兼務の副長は

シーツを洗濯したり,布団を思いっきり…干した.

よーく,はたいて落としたつもりだったが…,

今朝は花粉症が見事に発症した.

鼻水,くしゃみ,そして強烈な目のかゆみ.

今日1月28日が“花粉症記念日”.


又しばらくはこの3点セットにお世話になる.

ス○ッティのティッシュ,ユニ△ャームの立体マスク.

そして“アレグラ”という名の対アレルギー薬.

いつもの事ながら凄いネーミングだ.

女医さんの前で名前いうのに“ポッ”と

少し顔を赤らめるのは…副長だけか??(笑)


 「春花を待つ
    我に来たるは
          花粉症」

     お粗末       副長

“京まさ”のラーメン


土曜出勤の昼食.

近所の有名ラーメン店“京まさ”を初体験.
茨○県のグルメ雑誌,ネットにはよく出現する.

中年御店主とその母親様が客対応.
注文を二度繰り返すのは老人の常.
特に驚かない.

初見は必ず,定番醤油ラーメンを注文.
麺の太さを2種聞いてくる.
太麺を注文.

すぐに出てきたラーメンの麺はそれほど太くない.
スープは鳥と豚骨中心.
味が濃い…スープも醤油も濃い.
乗せモノは普通.焼き豚もそこそこ.

麺のコシも味もまあまあ.
味の濃さはバラツキか自身の体調のせいか?

もう1回来てみよう.つぎは塩か味噌だな.

この程度で有名になってしまうのが
この地域のラーメン水準を物語ってしまう.

好きな風景(その24)バード・ウォッチャー


朝の散歩にて.
旅立ち損ねた鳥たちを求めて
バード・ウォッチャーが多い最近のヘビ沼.

カメラ有り,望遠鏡有り,…
二人連れや複数で群れて行動する人たちが多い.
“同好の士”あるいは夫婦同一趣味と言うところか.
右の写真はどう見てもご夫妻の関係だ.

仲むつまじく同じ趣味に興じる…のは美しき事とも思うが,
夫婦においては仕事も趣味においても
共通な部分がない方が良いとも言う.

お互いの趣味に理解はしていても,
完全に同じ趣味分野だと,個人差とこだわりの部分で
趣味においても(?)衝突が出てくるから….

価値観,生活感が同じな事は大事な部分だが
趣味まで同じだと…息がつまるか?

適当なところで理解してもらい放置される方が
お互いに良いのかなと個人的には思う.

いや,思っていた.過去完了形でした(苦笑)

たまには牛乳を飲む.


育ち盛りには飲みもしたが,
この年齢になると牛乳はほとんど飲まない.

お腹がゴロゴロする,緩くなる…,
なんて事は全く無いのだけどね.

でも,料理に使った後に残ることが度々ある.

そんな翌朝の朝食には冷たく冷えた牛乳を一杯.

たまには良いかな.

200か500か1000mlしか無いのも敬遠の理由.
加えて牛乳パックのリサイクル…ばらしが手間がかかる.
(輸送強度確保にしてもあの溶着は強すぎる)

350ml位のペットボトルで売っていると
私には重宝なんだけどなぁ….

小椋 佳「歌談の会」


冷え切った土曜の朝一番,耳の治療へ.
ようやく直ってきて,聞こえるようになった.

その後の休日出勤で仕事フィーバーしてから
近くの市民会館へ.

小椋 佳のコンサート…喋りも入るから「歌談の会」.

もう35年来のファン?
最近は全く聴いて無いからなぁ….

父が同じ銀行に勤めていた事もあり
昔から勤めの上でも良くこの人の噂を聞いた.

少年時代にありがちなおセンチな部分に触れる詩と
穏やかなメロディ,伸びやかな声が好きだった.

高校大学辺りではよく聞いたし,
未だに初期のLPは押入れの中に在る.

この人の初のコンサートというのが
1975年渋谷のNHKホールで催された.
入場券はハガキ抽選のみということで
NHKへ50枚ものハガキを手書きで
送った記憶が未だに頭にこびりついている.

どうしても聴きたかったのだろう.

だがそんな苦労もむなしく,抽選には外れ.
TVと後日発売されたLPで聴くだけとなった.

そうこうしているうちに音楽の興味は他に移り
私の中からは忘れさられていった.

その後,この人は銀行を早期退職し,
母校の東大の大学院へ再入学したり
ミュージカルを始めたり…と
B型らしい(笑)気まぐれな活動をしている.

最近は精力的に地方コンサートも巡回しているようで
副長の住む“ちばらき地区”にもやって来た.


副長にとっては33年ぶりのリターンマッチなんだね.

特に感慨は無かった.
が,ほとんどの曲を知っているだけでなく
ほぼ完璧にその詩を覚えている自分に驚いた.

よほど10代,20代に集中して聴いたのだね.

1月10日に脊椎の手術をしたばかりで
コルセットをしての登場.
4つの脊椎を入れ替えた…というから大手術だ.

唄うのに邪魔とコンサート中にコルセットを外してしまった.
まだ術後2週間なのに,随分とプロ根性がすわったものと驚いた.

そう,33年前は銀行員との二足のわらじ状態だったのだ.
あの頃は,そんなプロの意地みたいな雰囲気は皆無だった.
素人臭さの抜けない唄うたい…の風があった.

出だしは酷かった.声が出ない,伸びない.音程もぶれた.
つい最近まで入院していたのだ,リハーサルも無ければ
練習も皆無…ゆえ,あたりまえの出来だった.
常識的には中止する状況だったはず.

が2時間もしゃべり続け,歌い続けると,声は伸びやかになり
本来の声が戻ってきた.還暦を超えたとは思えない声の若さ.
最初と最後では雲泥の差が出た.2時間で復帰できるんだね.

バックはアコースティック・ギター2本とキーボード,
そして和琴と琵琶.琵琶は名手:坂田美子.

小椋佳の父親が琵琶使いゆえ,馴染みが深く,
良く楽曲の中にもその音色は出てくる.
が,やはり琵琶の音色は強くソロ演奏向き.
バックには向かないと実感.

だが,この坂田美子の唄は凄い魅力.
小椋佳の曲を独特の表現で
原曲とは全く違う世界を広げてくれる.

この人の琵琶と声を単独で
じっくり聞いてみたい気になった.

懐かしい曲も聴けたし,話しも面白く,
バックバンドメンバーによるミュージカル仕立ての
小話も良い構成だった.

少し昔に戻った…33年前に気持ちが飛んだ2時間だった.

まだまだ新年会…


水曜の夜も中国からのお客様を招いての宴会.

店は純居酒屋.名前も「たぬき」(笑).


またも鍋…寄せ鍋だね.

美味しいのはいいけど,さすがにこう続くとね.


それに,この店は“締め”の雑炊が無い….

繰り返すが,副長は鍋の後の雑炊だけがすき(笑).


雑炊のない鍋なんて,

クリープのない珈琲(古いなぁ),
朝青龍のいない相撲(笑)みたい.

別に朝青龍のファンじゃありませんが….


今夜も部門の新年会.

総勢35名くらいの中華宴会だ.


またまた新年の誓いが遠くなる….

えっ,飲まないで食べなければいいって?

そんなの意味がな~いっ!