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台風の日曜日には…


珍しくフリーな週末だった.
台風22号のおかげで天候は不順極まりないのだけど.
金曜夜に映画の傑作をを観てしまったから、映画も観たくない.
出来の良い作品の後は何を観ても駄目ダメに観えちゃうからね.

珍しく家に引き籠ってみる.

朝食にはこの前購入の St.Couserの3種のチーズとトマトのソースが活躍.
ブリティシュ・ブレッドにハムとこのソースを乗せて焼くだけ.





チーズの風味とトマトの酸味がうまく混じって美味しい.

書籍の整理やブログ記事の打ち込みをしていたら、あっという間にランチ.

めーちゃんからもらった万願寺唐辛子と玉ねぎ、ウインナーを炒め、
トマトソースでナポリタンなんぞを作ってみる.




昼間から白ワインでも…と思ったが午後は歩きで外出するので、発泡水で我慢.

午後はウォーキングがてらに電気屋さんとヨーカドーへ徒歩で.
雨風が凄いから傘ではなく、ポンチョ姿で…、
これが足元はずぶ濡れで大失敗(笑).




Audio Technica製のBlue Tooth接続の無線イヤホンを購入.
PCのモニターのスピーカーが音量が不足したり、音量調整が厄介だったりで、
PCの音声は全てイヤホンに切り替えたかった.




本来はスマホ用らしいが、Macとの相性は良い.ペアリングも簡単.
音量も手元で調整できるし、充電もUSBに繋げばOKだ.
10mの距離までカバーするから、これなら音楽もPCで聴こうかしらん.

ただ、今時の安物電気製品らしく、取扱説明書がWeb検索になっているのには苦笑.
説明書なくすことが無いからこの方がよいかも.


夕方、通いの焼き鳥屋へ向けて再び雨風の中を歩いたが、
なんと突発閉店…なにか最近相性が悪いなぁ….
またも自宅に戻って、夕飯はちゃんこ鍋.






金宮の焼酎がお相手.




〆は雑炊…なぜかこの日は味が濃かったなぁ.塩分気を付けなきゃ….


そうして、台風の休日は更けていった.







“歩活” (あるかつ)始まる.





会社のウォーキングイベントがまた始まった.
歩活というネーミング、色々考えるもんだね(笑).

今回は趣を変えて、チームを編成して歩数を競う.
順位によってアマゾン券等々の賞品がもらえるらしい.

社内のイントラネットでチームを起こした.
「ゆっくり・まったり歩こう会」.

会社の歩く同僚を3名ほど誘ったら、
他事業の人も5名も集まってしまった.
いつもの如く、“来る者拒まず”にしておいたからね.

副長含めて計9名のチーム編成.
まぁ、あまり成績にこだわらずノンビリいきたいと
チームでは思っている.

個人的にはそれなりに頑張らなければ….
と言いながらも、右膝が前回腱を傷つけた時と
同じ痛みを訴えているのがちと不安.

それでも、先週は週間で10万歩以上歩いた.
台風の中、日曜も傘もささず、近所の里山を1万8千歩も
歩き倒してしまった.




膝をかばいながらでも1日1万2千歩は歩いていこうと思っている.
さて、約一ヶ月間後、どうなりますやら?







2017年 F1-GP Rd-18 メキシコGP…決め手のルイス、チャンピオン獲得!






残り3戦となったF1サーカス.
アメリカから下ってメキシコヘ.愚かな“壁”はまだ出来てないよね(笑)
メキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス・サーキットでの開催.

高地での戦いだけど、今はターボだから空気の薄い事はセッティングで解決できちゃう.
それよりもブレーキ冷却のインテークの調整とかの方が課題かも.
予選を見ても、路面のスリッピーさに苦労するドライバーが目立った.

さて、予選結果は久々のフェラーリ、S.フェテルがポールを獲得.2番手はレッドブルの
M.フェルスタッペンが着けた.なんとメルセデスの2台はセカンドローに甘んじた.
5番手はK.ライコネンがポジショニング.

それでも.このレースでメルセデスのL.ハミルトンが5位以上に入賞すれば、
今年のチャンピオンは確定してしまう.無理をせず表彰台狙いで十分なのだけど、
ルイスの性格からいくとね…(笑).

決勝は晴れ、路面温度は42度.ピレリが用意したドライタイヤはソフト、スーパーソフト、
ウルトラソフトの3種.またもUSAーGP みたいに1ストップでいけるかは焦点.

スタートダッシュはは左サイドのS.フェテルとL.ハミルトンがヒートアップ.
軽い接触をしてしまい、フェテルはフロントウィングを、ハミルトンは右後タイヤを痛めて.
両車2周目にはピットイン.それぞれ修理してソフトタイヤに履き替えて、
最後尾からの追い上げになってしまった.

トップはレッドブルのM.フェルスタッペンが快走.メルセデスのV.ボッタスが続く.
最後尾からのフェテルは得意の追い上げでガンガンと抜きまくる.

リスキーなオーバーテイクは刺激的.F.マッサなんて果敢にブロックして、あわや
接触かと.それでも20周目にはもう13番手までフェテルはポジション上昇.

転じて、ハミルトンは安全にきして最後尾を悠々と走る.タイヤは新品だから、
他車のピットインでいずれ自動的にポジションアップはするからね.
とにかく守りの走りに徹している.

その後は破綻無くレースは進行.フェテルとハミルトンの果敢なオーバーテイクショー
のみが見所? 残り2周で見せた、L.ハミルトンとF.アロンソのバトルは見ものだった.
結局L.ハミルトンの粘り勝ちのようなオーバーテイクが見られた♪

結局ラップ71周をトップを余裕で守りきったレッドブルのM.フェルスタッペンが1位.
2位にメルセデスのV.ボッタス、3位にはフェラーリのK.ライコネン.

追い上げたS.フェテルは4位入賞.良く追い上げた…が、ポイントリーダーの
L.ハミルトンも9位入賞したことで、2017年度のチャンピオンをゲット.

こっそりコクピットに隠していたユニオンジャックを振りながらのゴール・ラン.
顔を覆うシーンも….生涯4度目のチャンピオン.
安定した走りが印象的なシーズンだった.


次戦は消化試合になってしまったブラジルGP、2週間後だ.








“ゴッホ展 巡りゆく日本の夢” @ 東京都美術館 上野






土曜は美術鑑賞の日.上野公園へ足を向ける.西洋美術館では「北斎とジャポニズム展」が.
横目で見ながら通り過ぎる.興味津々のテーマなのだけど、実は協賛の関係で休館日の
月曜の夜に特別鑑賞会が予定されているのだ.2日間の辛抱だね.

上野公園では“ヘブンアーティスト”と称して大道芸の公演をいたる所で実施.多くの見物客
が興じていた.この催しは東京都全体で支援しているようで、大手町や新宿等々でも開催
しているよう.

すこすこと大道芸の人だかりを通り過ぎて(実は興味が無い)、
昼間の食事時間狙いで東京都美術館へ.

これは大正解! 極少の見物客の中で観賞できた.こんなゆっくり観られたのは久しぶり.
ゴッホとジャポニズムじゃテーマがうけない?のかも知れない.
とにかく空いていた(喜).

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1853年にオランダに生まれたフィンセント・ファン・ゴッホは、1886年にパリに移り、
この地でさまざま刺激を受けながら、自らの絵画表現を模索していきます.

そこで大きな役割を果たしたものが、日本の浮世絵でした.ファン・ゴッホは浮世絵版画を
収集し、それを模写した油彩画を描き、構図や色彩を学び取っていきます.
さらにファン・ゴッホは、浮世絵をはじめとする美術作品や日本を紹介した文章を
咀嚼しながら、独自の日本イメージを醸成していきます.

1888年には、芸術家たちの共同体を作ろうと南仏のアルル へ赴きました.
大いなる期待を胸に訪れたこの地を、彼はしばしば日本と重ね合わせています.
ファン・ゴッホにとって日本は、創意の源であり、夢にまで見た理想郷だったのです.

1890年、ファン・ゴッホはパリ近郊のオーヴェール=シュル=オワーズで亡くなります.
そしてその後、今度は日本人がこの画家を賞賛し、理想化するようになりました.

ファン・ゴッホが最晩年に交友を持ったオーヴェールの医師ガシェの一族のもとには、
3冊の芳名録が残されていました.そこには、1920年代に憧れの画家の終焉の地を訪れ、
その足跡をたどった日本の画家や文学者たち240名あまりの署名が記されています.

本展では、ファン・ゴッホの油彩画やデッサン約40点、同時代の画家の作品や
浮世絵など約50点に加え、関連資料を通して、ファン・ゴッホと日本の相互関係を探り、
その新たな魅力を紹介します.

—————以上は同館HPから転載—————


《画家としての自画像》1888年
ファン・ゴッホ美術館

ゴッホの画が怖いと言うブロ友がいらっしゃる.わかるような気がする.
この自画像を見ても、その表現やタッチから来る印象はその人物への畏敬と共に
その尋常ならざる意志とか行動が感じられることも否めない.

精神を病み、自らの耳を切り落としたりピストル自殺した経緯もそんな尋常ならぬ事を
想像させるのかもしれない.が、副長はそんな部分に魅力を感じたりもする.
時と見せる異形の表現や色彩感の魅力はたまらないものがある.

そんな表現の地盤に、日本の浮世絵の多大な影響があったというのが本展の主題.
展覧会の後半はゴッホ終焉の地詣でをした日本人のことばかりで興味は無かった.
その分、ゴッホの“狂気”の一端でも画から掴みたいと十分に画を観た.

人を描いた画の魅力もあるのだが、圧倒的に風景画の方がその表現の異端さが
現れていると思う.今回の展示でも副長のお気に入りはいずれも風景画.



《渓谷(レ・ペイルレ)》1889年 油彩・カンヴァス
クレラー=ミュラー美術館蔵



《オリーヴ園》1889年 油彩・カンヴァス
クレラー=ミュラー美術館蔵




《糸杉の見える花咲く果樹園》1888年 油彩・カンヴァス
クレラー=ミュラー美術館蔵



うねるような滝の周囲の岩のゴツゴツの表現.
襲いかかるようなオリーブの木々、
真っ青な空に突き抜ける糸杉、
描いているゴッホの気持ちを考えてみる.

不安と沈静の両方が交錯するその気持ちの表現がこの画を描いているのだ.
第三者的にそれを観られるなんて最高の幸せに酔う.

ゆっくりした環境で観られたのも手伝って、大満足の展覧会.
月曜の西洋美術館にもゴッホがあるかな?
ちょっと期待しちゃうなぁ.



[副長日誌補足]

本展はこの後京都、札幌も巡業するよう.
また、11月からは油絵使用のアニメ映画「ゴッホ最期の手紙」も
上映されるよう.これは面白いかも知れない….








映画「ブレードランナー2049」…知る覚悟はあるか?



原題:BLADE RUNNER 2049
制作年:2017年 制作国:アメリカ 上映時間:163分


週末まで待ちきれなかった.金曜初日公開に駆けつけてTOHO柏で観賞.
本年累積154本目の鑑賞は、生涯愛して止まない「ブレードランナー」の続編.

巨匠リドリー・スコット監督によるSF映画の金字塔「ブレードランナー」の35年ぶりの
続編となるSF超大作.前作から30年後の荒廃した未来世界を舞台に、ブレードランナー
として活動する捜査官“K”を待ち受ける衝撃の運命を、圧倒的な映像美とともに描き出す.

主演はライアン・ゴズリング、共演にハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス.
リドリー・スコットは製作総指揮に回り、監督は新たに「プリズナーズ」「メッセージ」の
ドゥニ・ヴィルヌーヴが務める.
 
荒廃が進む2049年の地球。労働力として製造された人造人間“レプリカント”が
人間社会に溶け込む中、危険なレプリカントを取り締まる捜査官“ブレードランナー”が
活動を続けていた.

LA市警のブレードランナー“K”は、ある捜査の過程でレプリカントを巡る重大な秘密を
知ってしまう.一方、レプリカント開発に力を注ぐウォレス社もその秘密に関心を持ち、
Kの行動を監視する.

捜査を進める中で次第に自らの記憶の謎と向き合っていくK.やがて、かつて優秀な
ブレードランナーとして活躍し、ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消した男
デッカードの存在に辿り着くが….

以上は<allcinema>から転載.
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F.K.ディックの原作からはもう離れてしまっているけど、よくぞ前作からの引き継ぎを
上手く繋げた脚本に驚きを持ってしまった.これは前作のプロデューサーを務めた
H.ファンチャーが脚本のまとめをしたことが功を奏したのだろう.

それに監督にドゥニ・ヴィルヌーブを監督に配したのも成功であろう.失礼な言い方だが、
前作の監督リドリー・スコットに監督させたらこんな素晴らしい作品にはならなかっただろう.

前作の世界観をそのまま引き継ぎ.見事にその30年後を表現している.
特にスピーダーが凝縮されたLAの街なみの上空を飛ぶシーンの美しさと精緻さ.
その30年後の進化と退廃を見事に俯瞰的に表現している.

前作のリスペクトからか街中での主人公の食事シーンも見事に前作のイメージを
再現出来ている.それにしても日本語の看板や表現の氾濫には苦笑してしまう.

とにもかくにも、脚本良し、映像良し、音楽良し、役者の演技良しの四冠王なのだ.
前作の熱狂的信者の副長でさえ舌を巻くような出来上がり.前作と並び評価されるべき
傑作であろう.

ライアン・ゴズリングは本作が代表作と言われるであろう好演を魅せる.
後半になってやっと姿を見せるハリソン・フォードはやはり助演でしかない.

気になるレイチェル役のショーン・ヤングなのだけど、カメオ的に写真で出演するが、
後半で複製されたレイチェルが例の格好で現れる.特殊メイク?それとも別役者だろうか?

ヴィルヌーブらしい映像表現の素晴らしさは言うまでもないのだけど、細かい遊びの部分でも
上手くて唸ってしまう.廃墟のホテルステージで再現されるプレスリーの映像とか、
3Dホログラムのジュークボックスで唱うフランク・シナトラとかは涙もの.

そのジュークボックスの製造ロゴがSONYだったり、ゴズリング駆るスピーダーの
起動画面にスタンディング・ライオンの画像が出て、このスピーダーはプジョー製と
判るとか、小物使いの遊びも十二分に活かされている.

音楽は売れっ子のハンス・ジマー.今回はDOLBY ATMOS版で観たせいもあり、
その大音量の迫力に圧倒されたのだけど、音楽自体の使い方は温和しく、いつもの通り
映像の邪魔をしないBGMに徹している.ただ、“ピーターと狼”を随所に形を変えて使う
ところなど遊び心一杯でそれはそれで嬉しい作りだ.

レプリカントという“虐げられし者たち”の現状と今後に向けての激しい変化に焦点を当て、
前作がもたらしてきた数々の疑問に答えをもたらしてくれる本作.
その気があれば、10年後くらいに第3作が作れる様な気もするが…これでおしまいに
しておいた好いかなぁ.

あと何回かは観ようと思っている.
第1回目の感想はこれくらいで(笑).








出費続きの今週





以前“使用中止”としていた自宅のトイレ工事を
金曜の午後に敢行.また午後休になってしまった…トホホ.
休みは遊びに使いたいなぁ(笑).

新品への交換は意外と簡単に済んでしまう.
工事時間はたったの2時間!

安いタイプとはいえ工事費も混みでけっこうな出費.




格安タイプゆえ、自動でフタは開かないし、自動で流してもくれない.
今まで使用していた20年前のモデルの方がよっぽど革新的だったね.
おかげでフタを閉めることも、流すことを忘れることしきり(苦笑).



加えて、普段乗りのポリバケツ号N-Oneが初めての車検.
普段の通勤に、孫の顔見にと活躍しているので月間1000Kmは走っている.

ディーラーにこまごまとした注文をつけるのが副長の悪い癖.
車検以外に、以下のお願いをしちゃった.

・オイル交換
・ラジエター冷却液のリザーブタンクが空に.
 最近1リットル追加.ラジエターの液漏れ確認を
・シートベルト警告灯が時折点灯.
 運転席側のシートベルト差し込み受け側部のセンサーコネクタ束線を
 いじると消灯.コネクタの接触不良か断線間近かも?
 確認修理をお願い.
・リアバンパーが微妙に変形(軽くぶつけた意識有り)
 取り付けで少しでも修正できるかチャレンジして.
 無理ならあきらめる..
・NAVI の地図ソフト更新の案内がNAVI Linkで着.
 地図ソフトの最新Ver.へのアップもお願い.






結果として、ラジエターは問題なし.シートベルトバックルはクレーム無償交換.
リアバンパーは取り付け修正してもらった、もちろんNAVIもグレードアップ♪
地図だけかと思ったら、アプリも内容一新されていた.

そんなこんなで車検費用も最低限だけどかかる.
でも、軽自動車だから安いよね♪


今月は出費がかさみ、財布が寒いなぁ….
せめて心は温かくしていたいもの.

では映画にでもいきましょうかね.
おいおいそこかいっ!(笑).






今週のランチ事情(2017年第43週)


今週は2回弁当作り、残3回は社食で過ごした.
2勝3敗というところか.


月曜日は社食のB定食.
“和風ゴマハンバーグ”と野菜煮小鉢”



黒ゴマの胡麻ゴマ感が香りつけにちょうど.
お肉がちょい固いなぁ….

小鉢込みで480円也.



火曜日は弁当.



あさりの炊き込みご飯を炊いてみた.
作り置きの煮物の冷凍品はやはり美味しくないなぁ.

出汁巻玉子も冷凍すると水分量が増えるので
ペーパータオルで水分抜きが必要、かえって手がかかる.




水曜日も弁当.



既報の如く、麻婆茄子を投入.
デザートの小みかんは長崎産.




木曜日は社食のS定食.
“松茸入り秋野菜の天婦羅”



松茸は…かき揚げの中にスライス上のものが…(笑).
値段を考えればしょうがないよねぇ.
マイタケの天婦羅が美味しかった♪

スペシャル価格で500円也.




金曜日は第2食堂のパスタ.
“むきアサリときのこの和風ソース”



なんだか今週はあさりづくめだね.
醤油ベースの和風ソースが良く合う.

コストパフォーマンス高いかも.
小サラダ、野菜スープ付で390円也.



今週もご馳走様でした.








映画「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」…前日譚の最終章



原題:War for the Planet of the Apes
製作年:2017年 製作国:アメリカ 上映時間:140分


“猿モノは追わず”と未観を決めていたのだけど、ブロ友さんたちのレビューを見ていたら、
百花繚乱の意見が飛び交っている.そんなに評価が分かれてる?

よくよく考えたら本シリーズの前2作も観てしまっているし、決着がつく?
最終作も観てみようかという気になった.TOHO柏で本年153本目.

名作SF映画「猿の惑星」をリブートした「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」
「猿の惑星:新世紀(ライジング)」に続くシリーズ第3弾.

高度な知能を得た猿と人類が全面戦争に突入してから2年.猿たちを率いるシーザーは
森の奥深くの砦に身を潜めていたが、ある晩、人間たちの奇襲を受けて妻と長男の命を
奪われてしまう.

敵の冷酷非道なリーダー、大佐への復讐を誓ったシーザーは仲間たちを
新しい隠れ場所へ向かわせ、自らは3匹の仲間を連れて大佐を倒す旅に出る.

道中で出会った口のきけない人間の少女ノバや動物園出身のチンパンジー、
バッド・エイプも加わり、一行はついに大佐のいる人間たちの基地にたどり着くが…….

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのゴラム役で知られるアンディー・サーキスが
前2作に続いて猿のシーザー役をパフォーマンスキャプチャーで演じる.
大佐役は「ハンガー・ゲーム」シリーズのウッディ・ハレルソン.
第2作に続き「クローバーフィールド HAKAISHA」のマット・リーブスが監督を務める.

以上は映画.COMから転載.
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モーション(パフォーマンス?)キャプチャーも進化していて、主人公シーザーの顔つき、
表情はもうまるで人間そのものの感がする.今回のシーザーの行動はあまりにも人間的.

感情に流されているし、猿同士の争いはするし、そんな人間的な行動と猿の自立という
理想のはざまに悩む姿が描かれる.比して敵役の大佐の役柄は明確なキャラクター付け
がなされている.非道で自己中で残虐ときている.

面白いのはここまで人類対猿の構図で争いが繰り広げられているのに、
まだ人間同士での争いはし烈に残っているという事実.
ラストのクライマックスはこの人間同士の壮絶な戦いが描かれる.

脚本的には起承転結で、起と結の部分のテンポは良いのだが、中間の承転が冗長.
悪の大佐を追い求めて仲間とロード・ムービーの如く旅をするのだが、これが長い….

キーとなる口のきけない少女や動物園で飼われていたというバッド・エイプとの出会いが
脚本的には欠かせないのだけど、この辺りだけに絞ればもっと全体が引き締まっただろうに.

あっけない天災で愚かな人間どもは消えうせて、生き残った猿たちとシーザーは楽園を
目指す.生き残ったシーザーの次男の名前がコーネリアスという所で、1968年からの
初代シリーズにつながった感がある.

これら初代シリーズの前日譚としての3部作の役目はこれで終わりであろう.
けっきょく3部作全部劇場で観ちゃったなぁ….
“猿モノに負われた”気分(笑).






三麺記事(麺いろいろ)


あいも変わらず、
休日の外食は麺のオンパレード.
最近食べた種々の麺を以下に….

まずは柏の旧カトレア改め「麺処Teshi」にて
“塩わんたんラーメン”



カトレア時代からワンタンは定評の味.
ただの塩ラーメンじゃさびしいから、
ワンタン入りをオーダー.

わりと透き通った塩味のスープに
浮かぶワンタンは旨味が凝縮されている.

この日は、250円也の餃子5個も付けちゃう.



この餃子は柔らかでネタは詰まっていて
ジューシーさは抜群の出来.
皮が薄めなのも好きなんだぁ.

麺と餃子で1000円也.



次は、お馴染みリンガーハットの
“野菜たっぷりチャンポン”



このところ、皿うどんばっかり攻めていたからね、
たまにはオーソドックスにチャンポン.

たっぷりの野菜は380g.
厚生労働省お薦めの1日分の野菜が
たったこの一食で摂れちゃう.

麺はタダで大盛りにも出来るのだけど、
ここはノーマルで….
麺より野菜の方が多いかも?

薄くても、かまぼことさつま揚げは
欠かせないのがチャンポン♪

もう少しラードの味が効いた方が好みかも…
730円也.




最後は、JR恵比寿駅構内の「そばいち」
恵比寿店限定商品の“鯛ご飯とたぬき蕎麦”



口の中に広がるちゃんとした蕎麦の風味.
のど越しも良いコシの適度な蕎麦麺.
関東では標準的な濃さの出汁の良く利いた汁.

炊き込みの鯛の風味のあるご飯の上に
鯛の身を散らした上品な味の鯛ご飯.

当たり前のことだけど、
「いらっしゃいませ」
「おまたせしました」
「お熱いのでご注意ください」
「ありがとうございます」
「またおいでくださいませ」
の挨拶がスタッフ全員の口から
一斉に出てくる気持ちよさ.

客あしらいの良さも立ち食いの店
とは思えない丁寧さ…
一味も二味も違うぞ、この店は!

JR山手線内の店舗らしい
クオリティの高さにびっくり.

たったの650円也.



今回もご馳走様.






節約癖





写真はハンド・ドライヤー、
そう手洗い場でぬれた手を乾かすモノ.

実はつい最近勤めている会社で
使用できるようになった.

設置はしてあっても使えなかったのだ.
理由は経費節減で、省電力の為.

この会社、経費節減が徹底していて、
ハンド・ドライヤーなんて一例.

事務所の蛍光灯も半分数は間引きされているし、
休み時間にはしっかり消灯.

副長が窓際でお弁当を広げる理由も、
居室では真っ暗で食べようが無いから.

出張時の交通費だって削減に厳しいし、
航空機のビジネスクラスなんて遥か
昔から使えなくなっている.

海外赴任時は片道切符なのでビジネスと
いうのが通例だったが、
最近はそれさえもエコノミーとされ、
社員は不満たらたら.


その甲斐あってか業績はうなぎのぼり?
今期も3Qは過ぎて、
利益がうん千億円もでるとなっての、
ハンド・ドライヤー復活(苦笑).


まったくもって、
これくらいの節約癖のある経営感覚じゃないと
世間の荒波は乗り切れない?


ともあれ、会社で使うハンカチの汚れ方が
減ったのは好ましい(笑).

つまらない愚痴でした.