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街中のネコシリーズ(新ネコパラのキジ吉)




このごろご無沙汰の新ネコパラ.

なんだかニューフェースが居た.

家の門の角っこで朝から寝ていたこの仔.


まだ若いキジトラのおそらく雄猫….

勝手に“キジ吉”と命名(笑).


薄目を開けて副長を見ている….

近づいても逃げないのは飼い猫のしるし?


今後ともよろしくなっ!


Francfrancの弁当箱




相変わらず、“弁当男子”を続けている.

元来ガゼット(つまらぬ日用雑貨)好きゆえ、
新しい弁当箱を物色していた.

通いのFrancfrancで見つけた弁当箱3態.

いずれも細身や小さめ….

いっこうに減らぬ体重に業を煮やし、
お昼の弁当は350kCalにすることにした(笑).

最近はカバンをハードのアタッシェにしたので
スリムな弁当箱しか入らなくなったも理由の一つ.


そんなこんなで先週の弁当群.

相変わらず、おにぎりがマイブーム.
中身は大きめの梅1個か鮭の半身まんまと豪快.






350kCalタイプは左下のおにぎり1個の物だけ(笑).

さて効果はいつになったら…(爆笑)


“4つの物語”展 千葉 川村記念美術館




ナビにも騙され、蕎麦屋でもたかが冷やしタヌキ蕎麦に40分も待たされながらも…、
たどりついた千葉県佐倉の川村記念美術館.

株式会社DIC(旧名大日本インキ)の創始者の名を戴く美術館.
同敷地内に立派な同社の研究所と広大な庭園も在る.

天気が好ければ庭園散策も素敵そう、紫陽花、蓮、…と
見所も多いとパンフには在る.

西洋の城と私立小学校の体育館(笑)を組み合わせたような建物.
継ぎ足した造りなのか、部屋も配列とそれらををつなぐ廊下の長さが異常.

中は上質な造りで、部屋の高さも有り、素晴らしい照明と相まって
絵画を鑑賞するのには最上のコンディション.

特にこの館所有の作品の表面のガラスにはマット処理してあり、
反射やギラツキが全く無い.遠目のハロゲン光のカクテル照明で
作品の隅から隅まで均一で十分な光量が降りそそいでいる.

こんな素晴らしい照明の美術館は初めての経験.

今回は“4つの物語”と称して、館所有作品に絡めて
国内の美術館から借用した数十点の作品で構成される企画展.


第1章は西洋画と近代日本画の
接点とその近代化を表す作品群.
写真は岸田劉生「麗子座像」1925年
本館所蔵だがここ10年間は
公開されていなかったそう.
他にもロートレック、ルノワールの洋画に
からめて日本近代の作家の作品が
並べられている.

なかでも点数が多かったのは、茨城出身の中村静の作品.
力強いタッチの自画像や少女像の展示が目を引いた.
茨城県近代美術館でずいぶんお目にもかかってるのだが、
今回は横須賀や倉敷の美術館からも出展され、貴重な鑑賞ができた.

雨も降り出し、少なめの鑑賞客は副長の大好きな環境.

のんびり、ゆっくり、絵画鑑賞出来た.

夕方に美術館を後にし、そのまま国道R16号で
父の住む街へ行き、夕食を…おごってもらった(笑).

ほんに良き日曜日でした.


機械に騙される….


最近は地図を調べることが少なくなった.

携帯のソフトと車のナビに頼りきっているから.

千葉佐倉市川村記念美術館をナビに入力して、
機械の言うままに運転していた.

ふと気がついたら成田空港近くへ向かっている!

目的地設定の際、走行予定距離が52kmとずいぶん遠いと
不信にはおもったのだが….

やられてしまった.
指定しないと高速使用ルートを選定してしまう仕様だ.
遠回りして高速使って早く着くルートを指定されたようだ.
やむなく関東自動車道で佐倉へ.高速料金400円(笑).


機械を信じ過ぎるとたまにこういう目にあう.

写真は寄り道ついでの佐倉蕎麦屋にて.
あまりにも注文の冷やしタヌキ蕎麦が来ないので
携帯記事書いて暇つぶしちゃいました(笑).


さて、美術館へ向かうとしよう….

映画「劔岳 点の記」




梅雨の合間に関東地区は良く晴れた土曜日.
ここぞとばかりに布団を干したり、大物洗濯にいそしむ.
昨夜の宴会のつけを払うが如く、ウォーキングも.
流した大汗を冷やしに夕方は冷房の効いた映画館へ.

本年66本目は新田次郎の小説の映画化作品.
日本映画界を代表する名カメラマン木村大作が初監督.
出演は浅野忠信と香川照之、競演に松田龍平、仲村トオル.
主人公の妻役に宮崎あおいがちょい出演する.

明治時代末期、国防のため日本地図の完成を急ぐ陸軍の命を受け、
最後の空白地点を埋めるべく前人未踏の難峰・劔岳に挑んだ
男たちの命を懸けた真実の物語を描く.

実際に劔岳・立山連峰各所でロケを敢行、
測量隊と同じ行程をほぼ忠実に辿る過酷な撮影の末に
実現した雄大さと迫力に満ちた映像美には感心する.

このところのCGやVFXだらけの映画とは明らかに違う映像美に
ある種の新鮮さを感じてしまう.作られてない本物の美….
デジタルではない、現像されたアナログの銀塩の美しさに酔った.

撮影の過酷さに耐えた役者陣の奮闘にも同情?してしまう.
なかでも香川照之の演技は真摯に自分の仕事に打ち込む案内人を
良く演じていて、ますます好きになってしまった.
軽い演技も重い演技もうまくこなす好い役者と思う.

役者の踏ん張りと映像美には感心しても、他には良い所は無い.
新田次郎まんまを脚本してしまい、キレイ事すぎるし、
女優陣は全く描けてない.あか抜けない演出に構成も古くさい.

音楽の使い方もかなり雑でせっかくの映像美をぶち壊すシーンもある.
モーツアルトとビバルディ、そしてベートーベンをかなりの音量で
がなりたてる….こういうクラッシックを使うなら小音量の添え物だろう.

映像は超一流.演技は一流.中身は古くさい30年前の造り.
名カメラマン必ずしも名監督に非ず…、というところか.

会員割引¥1000で鑑賞.これ以上は払いたくない.

お疲れ様….


今夜も宴会部長を演じてる.

会社に入った時の一番近しかった先輩が早期退職.

昔の仲間でお祝いをした.
会社をリタイアした人達はみな一様に元気….

旅行に、遊びに、宴会に…と
みな一様に忙し状態.

羨ましい限り….

我々がリタイアする的には、
そんなパラダイスが待ち受けているのだろうか?


今日の主賓の先輩が25年前の会社のメンバーの
集合写真を持参してきた.

みな会社のユニフォームを着て、一様に若い(笑).
想い出話に花が咲いた.

ふと、誰が気がついた.副長に向かって、
「おまえ写ってないじゃん.この時はもう居たよな?」


そりゃ、そうだ.この写真のカメラマンが副長なのだから(笑).

昔から会社でもカメラ小僧だった.
その写真のネガも副長が所有しているので
すぐ、自身が写っていない理由が判った.


トップ携帯の宴会写真をこの日の集合写真と入れ替えます.


さて、この写真に副長自身は写っているのでしょうか?(笑).






ボランティア…?




写真は副長の通勤車のお尻.
最近、介護車シール付き…で走っている.


このところ会社の部下の通勤送迎をしている.
車椅子生活なのだが、奥様が体調を崩し送迎が出来なくなった.

古くからの仕事仲間だが、ここ近年遺伝的疾患で
筋肉運動に支障が出てきて今は車椅子が手放せなくなっている.

第1級の身体障害なのだが、市の介護タクシーの補助はわずか10%.
通勤に往復使用すると毎日¥9000もかかってしまう.

近所に住む同僚達と自分でローテーションを組んで送迎をしている.
会社には事情を伝え会社構内まで車を乗り入れ、車椅子の移動距離も
最短に済むように対応している.

会社の中のバリアフリーは一応整備されおり、
他にも車椅子で働く仲間は居るのだが、不自由な事も多々ある.
会議室への移動やトイレ等々の移動に周囲の人間が
気軽に手を貸してくれるのには、本当に感謝の気持ちが絶えない.

が、会社を離れての日常生活面までは力は及ばない.
毎日の食事や買い物等々、市の介護サービスも決して
万全どころか、全く欠如状態としか言いようが無い.


どこまでボランティアできるのか…考える事も多い.
本人の気持ちや尊厳を考え、自己の負担や犠牲を考え、
決して気楽に引き受けられない、半端に引き受けてはならない、
との気持ちも多い.

会社の送迎もしかり、気楽に引き受ける人間ほど、
面倒さや他の用事が出来るとさっさと引いていく….
当人にとっては慈善だから、やらなくても済むことなのかもしれない.
当の本人にはとても大事で必要な事でも、無理強いは出来ない….

偽善と言われればそれまでのこと.
困っている人間をお互い助け合う…、
のにも苦も悩みも伴なうのである.
金も時間も余裕のある人間だけが出来るのが
「ボランティア」ではなかろう.

自分を振り返りみれば、昔からの仕事仲間のよしみという
つながりだけだ.赤の他人なら…しない事と思う.

誰もがボランティアされる立場になり得るこの時代.
“する”も“される”も紙一重の世界じゃないか…
とも最近思う.

いつまで続くのか…、これからどうなるのか…、
行方知れない不安をもって生きていくこと、
それが人生、と言い切ってしまうような、
お気楽な気持ちにはとてもなれない.

最近の副長の鬱傾向の一因なのかもしれない….




映画「いけちゃんとぼく」

残業をしない水曜日のお楽しみ…本年65本目の映画鑑賞.
今夜はなぜかしとどに涙に溺れたかった….なぜだろう?


発表されるや“絶対に泣ける本”
と評判を呼んだ、
人気漫画家・西原理恵子の
初めての絵本の実写映画.
主人公の少年ヨシオ役に深澤嵐.
母役にともさかりえ.
不思議ないきもの“いけちゃん”の声に蒼井優.
監督は劇場映画デビューとなる大岡俊彦.

少年といけちゃんが繰り広げる奇妙にして心温まる交流を通して
少年時代のかけがえのない日々を描き出す.

“いけちゃん”は謎の生き物?主人公のヨシオにしか見えない.
物心つく前からいつも一緒に過ごしている.山登りや虫取り、
友だちとケンカのときにも、熱が出たときにも、
いけちゃんはいつもよしおのそばに寄り添い彼を見守る.

実はいけちゃんはヨシオが死ぬ直前まで一緒の最後の恋人…の幽霊.




珍しく…ネタバレ.これがこの映画の、凄く決め手(苦笑).

“最期”しか知らない好きな人の少年時代を知りたい…という
気持ちで“いけちゃん”は遡りヨシオに干渉することなく見守る.

このあらすじを知っていて、しとどに泣こうと思ったのに、
思いのほか泣けなかった.思い入れ過剰だったかも….
主人公の少年:深澤嵐の演技に感心し、声だけの出演なのに
凄い存在感を示す蒼井優にただひたすら驚いた.
名優は名声優でもあります.


ヨシオが成長して少年時代が終わろうとするころ、
いけちゃんの姿が見えなくなってしまう….

『忘れないでね、好きだとかならず帰ってこられるの…』

この蒼井優の最後のセリフにはちょっとホロッ…とした.

会員割引¥1300で鑑賞.気が向いたらDVDでも観て下さい.


野ばらとアリ




美しき縞猫ハク嬢の母Yunさん家でさっき、野ばらの記事を観て思い出した.
http://blogs.yahoo.co.jp/hakunoesa/53390366.html

写真は2週間前のわが家の放置庭の有様.

伸び放題の野ばらの蜜にアリが沢山むらがっている.


剪定もしなけりゃ、水さえもやらないのに、
毎年盛んに咲きまくる.

もう刺を満載のツルが副長の背丈ほどに….

ああぁ、恐ろしい.

今夜夢の中に出てきそう(笑).


この夏休みは、密に群がるアリの如く、地道にこのバラの剪定に汗しなければ….

えっ、夏休みを待たず、すぐ今週末やれって?

いやぁ、そのぅ…、…(笑).


蓮の花




先週の佐原水生植物園にでは蓮の花も見事だった.

7月は“蓮の花祭り”もあるとか….


水辺に咲く、この世のものとは
思えぬような、蓮の花.


船に揺られながら
眺める蓮の花もまた
おつなもの.



カメラを水面に近づけながら….
まさか、この場で這いつくばる事は
出来ないもんなぁ.
それなりの苦労もあるもので(笑).


7月の蓮の花満開の頃にも観てみたいもの….