“関西美術院の画家たち展”@千葉県立美術館
上野の美術館開館は目処が立っていない.
よって首都圏の美術館巡りを始めている.
茨城の次は千葉県立美術館へ.千葉みなと添いのポートパーク内に在る.
コレクション展と“関西美術院の画家たち展”、“彩る金・銀・銅 展”の3つを開催中.
千葉佐倉藩の武士の子として生まれた浅井忠は近代洋画の先駆者.
正門前に銅像まで建っていた.
————————— 以下は同館HPから転載—————————
1902年にパリから帰国した浅井忠は、京都に拠点を写し、優れた教育者として
後進の指導にあたりました.1906年に浅井忠を院長として開設した関西美術院では、
洋画の研究所・美術学校として臨本模写、石膏模写写生、人体写生などの実習
と美術史の講義などが行われ、著名な梅原龍三郎などのほか、浅井の瀟洒な
水彩に影響を受けた画家を多数輩出しました.
本展では、関西美術院で指導した画家たち、学んだ画家たちの油彩や
水彩約30点を展示します.
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浅井忠《藁屋根》1887年
浅井忠《フォンテーヌブローの夕景》1901年
ここにあげるのは油絵ばかりなのだけど、洒脱な水彩作に優れたものが
あった.浅井の別な魅力をみつけた感がある.
全部で2800点も所蔵しているそうだが、コレクション展の方は、ミレー、
コロー、ファンタネージ、ルノワール…とそうそうたるネームが並ぶが、
内容的に特筆すること無し、だった.
画を1時間ほど観て、いそいそと付属のレストランへ.
緑の芝生に囲まれた、眺めの好い“Shirayuri”という名のレストラン.
ランチのミックスフライをいただく.
ソースの付かないフライは久しぶり.
要求すれば、持ってきてくれるのだろうか?
一口食べて、これはソース不要な味付けだと確信した.
サラッとした揚げ方で、中味の原材料の旨味がよく引き出されている.
アジ、海老、牡蠣の3種の味わいしかと味わった.
納得の900円.
お腹も満足して、29度にもなった気温の中、早々に引き上げた.
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