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10時間宴会



土曜は高校時代の親友たちと宴会.

といっても集合時間は13時.
新宿紀伊国屋前で待ち合わせして、
さっそく地下の軽食屋街へ.

JinJinというパスタ屋にて
“昔懐かしいナポリタン”
飲み物付きで630円也.

ケチャップではないし、
茹で方もちゃんとアルデンテで、
ちっとも懐かしくないナポリタン(笑).

やっぱり甘アマケチャップで
麺もグチュグチュじゃなくちゃ(笑).

でも美味しくいただきました.


2軒目は紀伊国屋近くの小洒落た喫茶店にて.



副長以外の3名はケーキを食す.
写真はチーズケーキ.
フローズン・ストロベリーがポイントかな.

副長はエスプレッソ.780円也.
さっきの飲み物付きナポリタンより高いじゃないか!

ここで元をとらんかとばかり、
3時間もくっちゃべる….

追い立て攻勢のお冷や追加も
計3回も!(笑).

そんな事で追い立てられるほど
やわな神経はしていないこの男女4人.

ほどほど夕方になって、
繰り出したのは旧ションベン横丁.
今は“想い出横丁”だったね.



立ち飲みや下賤な飲み屋オンパレード♪

中でも、怪しげな店を選んで入る.






好い感じでしょ!(笑).
珍しい「赤霧島」…芋焼酎が
あるので選んだ店.



ピリ辛ポテト、谷中生姜、もろきゅう、
ピリ辛水餃子に川海老.

妙に“ピリ辛”が多いのは韓国系か?

この店で飲むは飲むはの5時間….

赤霧島は妙に飲みやすくて、
くいくい入る.
そうとう酔っぱらった気分.


そして最後の4軒目は
ガード下の名珈琲店
「喜多島珈琲店」



雰囲気のある店内で、
丁寧にネル布のドリップで
珈琲を入れてもらう….

ここで1時間.

しめて計10時間の宴会.

よくもまぁ話題が尽きないこと….

高校時代の昔話しに始まり、
大学時代のこと、就職難のこと、
結婚のこと、不倫のこと.

下半身ネタと政治のこと、
この二つはくだらないという意味で等価だね.
人前で話すことではないという意味でも同じだ.

まだまだ話題は尽きなかったけど、
終電間際で帰ると
いろいろリスクあるから、
日が変わる前に退散….

いやはや楽しい半日でしたっ!




自宅玄関の猫グッズ



週末にチョコッとチバラキの自宅へ.
郵便物とか結構溜まるもの.

ふと、玄関口の猫グッズたちに
目が行く.ドングリや置物が
ズラズラと並ぶ….





ヒビが入っちゃったステンドグラスも
そのまま飾ってあったりして.




壁には、やはり猫を題材の絵が….



まるで、猫グッズ屋敷じゃん(苦笑).





入籍お祝い会




昨夜金曜は元部下の女性の入籍祝いの会.
チバラキ地区まで出向いた.

まだ開店してから一月という
新規の店.

この地にしては、モダンな作り.
16席ほどの小さな店.

魚系が得意?な店らしく、
刺身に、ウニ、カニ味噌、牡蠣…と
美味しいモノが続々….




さて、今回はおめでたい席.

当該の女性は、今までもこのブログに
種々のネタを提供してくれた人.

部類の酒飲みで、
ほぼ毎日、ガッツリ飲んでいる.

酒の上の失敗も多く、
酔うとトイレで座ったまま寝てしまう
という特技?をもつ.

過去、このブログでもトイレのドアを壊して
救助?した話しとか、
担いでアパートの部屋にぶん投げてきたとか…(笑)

そんな彼女ももうアラフォー….
素敵な飲み友達、いや旦那さんを見つけ、
見事にゴールイン.



ご主人は社内調達.
我が社では多いパターンかな.

精密機器の設計に従事する.
かつて、トラブルシュートで副長と
タイに飛ばされ、帰れなくなった経験をもつ(笑).

そんな二人を知り合いで内輪のお祝い会を
開いた次第….



そうそう、新婦さんの
もう一つのエピソード.



かなり強度のマヨラー.

そう、マヨネーズ好き.

いきつけの店にはマヨネーズのボトルキープしているとか、
ハンドバッグにマヨネーズのボトルが
入っているのも目撃したな….

この日も…、
マヨネーズで刺身をパクついていました(笑).


いつまでも、お幸せに…!!






パン食べ放題@309川崎ラゾーナ店



川崎シネマ109で映画を観た後の夕食.

ラゾーナの中に在る“309”
「サンマルク」と読むのかもしれない.
流行りのベーカリー系経営のレストラン.

サンマルクと言ったらパン食べ放題がウリ.

店内でチリチリンと鈴の音がしたら、
新しいパンが焼けた証し.

店内で焼いたパンが
常に7~8種類並べてあって、
食べ放題♪.


とりあえずは、スープとたくさんサラダで.



この時点で、もう
パンを3個くらい食べちゃう(笑).


魚にチキン、
大葉おろしたっぷりのハンバーグと
食がすすむ….




けっきょくパンは9個は食べたかも….

ごちそうさまでした♪





映画「箱入り息子の恋」…意外に感動を呼ぶベタ作品.


製作年度:2013年 製作国:日本   上映時間:117分


“邦画を1000円で楽しむ会”のブロ友めーちゃん。と観たのは本年90本目.

映画初主演となる星野源が、初めての恋に悪戦苦闘する“35歳童貞男”を
滑稽かつ爽やかに熱演する感動の恋愛ストーリー.

人付き合いが苦手な35歳の独身男が、盲目の女性と生まれて初めての恋に落ち、
他人と真剣に向き合っていく中で少しずつ自分の殻を破り成長していく姿を、
それぞれの家族の思いとともに、 ユーモラスかつエモーショナルに綴る.

ヒロインは「天然コケッコー」の夏帆、共演に平泉成、森山良子、大杉漣、黒木瞳.
監督は「無防備」の市井昌秀.

市役所に勤める35歳の独身男性、天雫健太郎(星野源).
人付き合いが苦手で、友だちも恋人もはなから諦め、自宅と職場を行き来するだけの
退屈な人生を送っていた。.

そんな健太郎を見かねた両親は、親同士が子どもたちの相手を見つけ合う“代理見合い”に参加する.
そこで裕福な今井夫妻と知り合い、その一人娘・奈穂子と 正式にお見合いするチャンスを得る.

実は奈穂子は、病気のために今ではまったく目が見えなくなっていた.
そんな奈穂子と思いがけず生まれて初めての恋に落ちてしまった健太郎.
ところが奈穂子の父は、役所勤めの健太郎ごときに大事な娘をあげる気などサラサラなく….

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三流の大学を出て、市役所に勤め、13年間も資料整理だけの仕事をし、
昇格も何も願望はなく、毎昼自宅へ昼食を取りに帰り、毎日定時で他との
付き合いもなく、家へ直行し、夕食を取り、夜はTVゲームに興じるだけの35歳の男と
目が見えない良家の24歳の娘と果たして等価だろうか?

答えは…そんなこと意味が無い.
そう、恋愛には、生まれも育ちも学歴も就職先も、ましてや疾患も関係ないのだ.

親同士の婚活作業というのも滑稽だが、この作品はそこから始まる….
だが、この35歳の男子と24歳の女子は雨の日の街角で劇的な出逢いをしてしまう.
そう、傘を差しのべるというだけの“劇的な”関係だ.

盲目でもちゃんと声は聴こえる、そこが本作品のポイント.
盲目の役を夏帆は上手く演ずる.まるで見えていない様子を上手く演ずる.
トップ写真でも判るだろうか、夏帆だけ視線が彷徨っている.

惚れた男は俄然と生きる勢いを増す.積極的にアタックもすれば、
仕事にも精が出るし、昇格試験に向けて勉強までしてしまう.
星野源はぼくとつながらもそんな役を熱心に演ずる.

主人公の好きなのがカエル.部屋でも飼っているし、仕事場にもカエルグッズ満載….
作中でもけっこうカエルのアップが出てくる.苦手な人には気の毒なシーン.

ガラスの壁を必死に登ろうとするカエルの姿と愛する奈穂子(夏帆)の
2階の部屋によじ登ろうとする健太郎(星野源)の姿はダブってしまい、
おもわず頑張れーと声をかけたくなったりもする(笑).

そこで得意のカエルの鳴き声で奈穂子を呼ぼうとする健太郎….
カエルの鳴き声はキーポイントだね、この作品では(笑).

もう一つのエピソードで泣かせるのは牛丼のシーン.
全部で2回牛丼を食べるシーンがある.
一度目はつきあい始めた二人が、初めて牛丼を食べるシーン.



お嬢様育ちの奈穂子にとっての牛丼は初めての食べ物.
仲むつまじく食べる様はおっかなびっくりでも、初々しい喜びに溢れる.
2回目は別れさせられた奈穂子が一人で牛丼屋に入って、懐かしい
想い出の牛丼を食べるシーン.

目の見えない奈穂子が手探りで紅ショウガを探したり、箸を探したり….
あげくは食べ始めては、その想い出で泣きながら牛丼をかき込む.
まるで塩味いや涙味の牛丼じゃないかと想うほど哀しいシーン.
たかが牛丼屋のシーンでこれほど泣かされるとは想わなかった….

ベタな内容なのだけど、星野源と夏帆の楚々とした演技にほだされる.
意外と気持ちが熱くなる自分に驚いてしまう.

二人の恋が成就するとかどうかは判らないままに向かえるエンディング.
でも観客には、必ずこの二人は結ばれるという確信を抱かせるエンディング.

なんでこんなに感動するんだろうと意外な出来の小品.





“入れ炊く”



娘から父の日にもらった
もう一つのモノ.

“入れ炊く”

炊き込みご飯の元.
中身は、グリーンピースとじゃこ.


実際はこんなプレーンな缶詰型.
米2合と一緒に炊くだけ.





出来上がりはこんな調子.
グリンピースの甘さと
じゃこのちょっとした塩気
のバランスがちょうど良い





そんなグリンピースじゃこ飯を
使った弁当.
昨夜の夕食だった…(笑).



昨日は、定年退職者を囲んでの会社の昼食会だったことを
弁当を作ってから、想い出した….

“やっちまった…”

作った弁当はそのまま冷蔵庫へ直行.
夕飯となった次第.

冷めても美味しいグリンピースじゃこ飯でしたっ!






映画「アフター・アース」…1000年後の地球は人類に牙をむく


原題:AFTER EARTH 製作年度:2013年 製作国:アメリカ  上映時間:100分


日曜の午後、土産モノ渡しついでに娘夫婦らと鑑賞したのは本年89本目.

ウィル・スミスが自らの原案を基に、2006年の「幸せのちから」以来となる
ジェイデン・スミスとの親子共演で贈るSFアクション大作.

人類が去って 1000年後の独自に進化した地球を舞台に、宇宙船のトラブルで
地上に不時着した父子を待ち受ける想像を絶する過酷な運命を描き出す.
監 督は「シックス・センス」「ハプニング」のM・ナイト・シャマラン.

西暦3072年.人類はとうの昔に地球を離れ、別の惑星に移住していた.
伝説の兵士サイファ(ウィル・スミス)と、そんな優秀な父に憧れながらも
わだかまりを抱える息子キタイ(ジェイデン・スミス).

ある時、サイファは妻の勧めで宇宙遠征の任務にキタイを同行させる.
ところが途中で宇宙船がトラブルに巻き込まれ、見知らぬ惑星に不時着してしまう.

しかも救援を要請する緊急シグナル“ビーコン”は機体から遥か離れた地点に
落下してしまっていた.しかし生存者は彼ら2人だけ.おまけにサイファは重傷を負って
動くことができない.そこでキタイがビーコン探索へと向かうことに.

そんな息子に対し、サイファは衝撃の事実を告げる.
ここはなんと、人類が1000年前に捨てた後も人類を抹消するための進化を
連綿と続けてきた危険極まりない星、地球だったのだ.

こうしてキタイはサイファの指示を頼りに、危険な緑の大地へと飛び込んでいくのだったが….

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これはもう教育映画.
そう、父が子に俳優業のなんたるかを教える場.
主人公の成長をテーマに描きながらも、
映画全体が息子の俳優としての成長譚になっている.

作途中で父は息子に無線で説く、
「危険は目の前にあるが、恐怖はお前の中にある….」
延々と続く説教?に思わず眠さを感じてしまった(笑).
隣席からの肘突きで目を覚まさせられたが、なんとも退屈なパート.

人類が捨ててしまった地球が逞しく?その野性を取り戻していることが楽しい.
凶暴な猿たちにどう猛なオオワシ、そして最後にはごんどう鯨も泳いでいる様が….

そんな劣悪な環境下においても、オオワシの雛をキタイがまもろうとする事から
端を発する、オオワシとキタイの交情にはホロリとさせるところがある.
ウィル・スミスがしかけた味付けにまんまとはまっちゃった(笑).

人類は地球を捨てて別な星で暮らし始めたが、そこにも厄災は控えていた.
宇宙船にこの厄災も戦闘練習のためにと積んであったことから、
サイファとキタイにも危機がせまる.うまい脚本だ.

あっけなく宇宙間物質と衝突して墜落してしまう宇宙船というのも
安易な脚本だが、この地球に墜落した宇宙船の生存者は2人ではなく、
実は2人と1匹だったという…ネタばれ.

トップ写真はキタイが膝をついて熟考、瞑想に入っているシーン.
父からの教えで、危機の時は膝をついて、気を落ちつかせ、冷静に、
瞑想に入る…これで彼は脅威と戦い生き延びる.

結果オーライの予定調和的なエンディングは予想通り.
いやぁ、めでたしめでたし(笑).

他人の親子の教育映画をみせつけられた気分.
自分たちには何のメリットもない.



気遣い



中元に日本酒を持参した.
海外出張土産でタバコをあげた.

父親にだ.

お返しだと、佐藤錦をくれた.

余計な気遣いをしたもんだ….

肝心な事は言わないし、しないくせに
こういう小技だけは
好く気が回る.

その点は、お互い様かも(笑).




映画「華麗なるギャツビー(2012)」…これはもう鮮やかな手腕.


原題: THE GREAT GATSBY
製作年度:2012年 製作国:アメリカ   上映時間:142分


父に土産のパンダ煙草を届けたら、お返しにと山形産サクランボをもらった副長、ラッキー♪
混む首都高速の渋滞を避けるべく、柏の葉シネコンでレイトショー鑑賞した本年88本目.

「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマン監督が「ロミオ&ジュリエット」でタッグを組んだ
レオナルド・ディカプリオを再び主演に迎え、F・スコット・ フィッツジェラルドによる
アメリカ文学を代表する名作を、豪華絢爛な3D映像で映画化したエンタテインメント大作.

好景気に沸く狂騒の1920年代を舞台 に、アメリカン・ドリームを体現するひとりの男が、
ある目的のために全てを捧げる華麗にして空虚な人生の顛末を、
ミステリアスかつゴージャスに描き出す.

共演は「スパイダーマン」シリーズのトビー・マグワイア、「17歳の肖像」のキャリー・マリガン.

証券会社に就職し、ニューヨーク郊外に移り住 んだ青年ニック・キャラウェイ
(トビー・マグワイア).隣は宮殿のような豪邸で、夜な夜な豪華なパーティが開かれていた.
しかし、そんな騒乱の屋敷に住んでいるのはジェイ・ギャ ツビー(レオナルド・ディカプリオ)
という謎めいた男ひとりだけ.

ある日ニックのもとにもパーティの招待状が届く.招待客はギャツビーについて様々な噂をたてるが、
誰も彼の素性はおろか、パーティを開く理由さえ知らなかった.

そんな中、ついにギャツビー本人と対面したニック.
やがて、ギャツビー自らが語る本当の生い立ちを聞かされる のだったが….

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もう、5回目の映画化だそう.
1974年のロバート・レッドフォード主演、フランシス・フォード・ コッポラ脚本で
製作された「華麗なるギャツビー」の印象はもう遠く薄いものになってしまった感がある.

1974年版よりも華やかなパーティシーンは「ムーラン・ルージュ」で知られる
バズ・ラーマン監督の真骨頂.当時大流行したチャールストンをリズミカルに踊る
フラッパーヘアの踊り子に、ヒザ丈のシャネルのドレスを着てピンヒールを履いて踊る女性たち.
舞う紙吹雪、、シャンパンの泡、そして打ち上げられる花火….見事な饗宴いや狂宴だ.

そんな華やかなパーティの裏側で密やかな情熱を燃やすギャツビーを
デカプリオは切なく演ずる.レッドフォードとはまた違った魅力を魅せる.

ギャツビーにとっての運命の女性、デイジーを演ずるキャリー・マリガンは
ただひたすらに愛らしく描かれる.レッドフォード版のミア・フォローはもっと上品で
大人のイメージだったが、マリガンはただただ若々しく、みずみずしい….

前半のパーティシーンの華やかさゆえに後半の破綻シーンの悲惨さの対比が引き立つ.
マリガン演ずるデイジーが愛らしいほど、最後のギャツビーへの仕打ちの酷さが…、引き立つ.
陽と陰、昼と夜、動と静を示す演出がにくいほど決まった作品.

ジェイ・Z による音楽はジャズ的なベースから近寄らず、離れず、魅惑的な牽引力を持つ.
パーティシーンのジョージ・ガーシュインなんか愁眉の出来.このサントラは買い、かも.

ニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)をストーリーテラーに仕立てて
全体を俯瞰させたのもこの作品の持つ浮ついた部分を上手く沈めていると思う.

予想だにしなかった華やかさに圧倒され、その後の息をもつかずの展開、
そして最後の悲劇…と楽しませてもらった快作.




無洗米



あの人災から2年と3ヶ月….

ずっと福島産の米を食している.

こんな事も支援の一つと
信じている.