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お弁当詰めて…


朝からおにぎりを握って、
昨夜の残り物を詰めて、
ちょっと早いプチプチバカンスへ.

休暇を1日だけ取って二泊三日で長野方面へ.

じい様、オヤジ、小娘の三人連れの予定が、
じいは腰の具合でリタイヤ.
又も二人の気まま旅となった.

立ち寄った軽井沢は霧だらけ、
さっさと買い物だけして、小諸、佐久を抜けて
蓼科白樺に着いてみると…大雨.

誰だ!? 雨男は!!

やっぱり宴会に…




たまに娘がいると…やっぱり宴会になってしまう.

今宵は、イタリア製発泡性赤ワイン“LAMBRUSCO”
ちょいと副長には甘過ぎる….

シャンパンの類いは、やはりキリリと辛い白が好き….

おつまみはこんな調子で….


イタ酒に似つかわしくない?
さつま揚げ(笑).
頂き物で大量に冷蔵庫に在中.
小田原産でなかなかつまみとしては良.


自家製ポテトサラダ
チバラキ原産トマトのスライス
ピーマンの肉詰め.


茄子の肉詰め
副長も娘も茄子好き….


昨夜から煮込んだ
ビーフシチュー.
ほぼ2年ぶり?
滅多に作らない.
なぜなら合いふさわしい
牛肉が無いから…(笑).
昨夜はたまたま在庫があった….

おつまみと赤ワインでお腹いっぱい.

二人で一本、空いちゃいました.
発泡性は飲み切らないとネッ(笑).

ご飯は入らないよう….



そんなこんなで今週のお弁当群.




あっ、明日もお握りにしようっとっ(笑).


街中のネコシリーズ(ネコの朝会)




滅多に見る事の出来ない、ネコ会議.

朝の通勤時、新ネコパラで遭遇.

遠くに集会しているのが…見えた.



クロニャン:「朝会をはじめるよー」

キョン:  「綺麗な黄色の花が咲いたわね~」

チャトラン:「今日も暑そうだねぇ」


クロニャン:「今日も一日安全にねー」

チャトラン:「道路には飛び出さないよに気をつけよー」

キョン:  「クインが最近機嫌悪いから近寄らないようにね~」


なんて…調子かなっ??


中国製天津甘栗入り羊羹




甘いモノ倶楽部へのお土産?

中国製の一口で食べちゃうヨーカン….

天津甘栗の切れっぱしが入ってる.
パクッって食べてから、中身を写すの
忘れた事に気がついた…(笑).

部下が現時点で8人も中国へ出張中.

このところ自分は全く出かけず、人任せ….

お土産のヨーカンをモグモグ食べながらも、
一抹の淋しさ…なんてわきゃ、ないか(笑).

得体のしれないヨーカンより、やはり虎屋…が好き(笑).


「ゴーギャン展」@東京国立近代美術館




日曜の午後、神楽坂をブラブラ散歩してから
竹橋の東京国立近代美術館へ.
北の丸公園、皇居のお堀端の真前の美術館.

日曜の午後の割にはそれほどの人が多くないのは、
この立地性から? いつも上野ほどは込まない.

そうはいっても相変わらず行列を作るのが好きな日本人.
ヘッドフォンで解説を聞きながら
肝心の画の前で横を向いて
前の人の頭の後ろを見て行列する
人間が多いのにはもう…うんざり.

日本の美術館だけに見られる特殊現象.


さて、ゴーギャン.
特に好きな画家でもないが、
彼が好んだというフランス、ポンタバン村は
近くに住んでいたことも手伝い、
何度も訪れた、静かな村.

ゴーギャンのこの辺りを描いた時期は
まだ印象派を引きずっていた頃ゆえ
わりと好きな部類の画が多い.

アルルやタヒチに移ってからの画は、
情熱的、鮮烈で、かつ微妙な暗さも
持つゆえ、好きではない.

なぜかタヒチ時代に描いた風景画に
印象派そのものの画が一点だけ有った.
それはすばらしい出来…の作品.

世界各地から集まった数十展の中でも
これだけが唯一の収穫.

やはり、ゴーギャンは向いていない….


映画「英国王給仕人に乾杯!」 I SERVED THE KING OF ENGLAND




神楽坂ギンレイホールでの2本目はチェコ/スロバキアの合作映画.
本年78本目は昨年末日本公開の名作.

チェコの巨匠イジー・メンツェル監督が、チェコを代表する作家フラバル
のベストセラーを映画化したコメディ・ドラマ.

ナチス・ドイツとスターリン主義のソ連という2つの強国に翻弄された
小国チェコの現代史を、権力とは無縁でありながらも自らの才覚と
裡に秘めた抵抗精神でたくましく生き抜いた一人の給仕人の人生を
通して軽妙に綴った小品.

主人公:ヤン・ジーチェ役は二人一役、
若いヤンはブルガリア人のイヴァン・バルネフ、
老ヤンはチェコ人のオルドジフ・カイゼルが演じている.
妻リーザ役にドイツ人イリア・イェンチ.

背丈は小さくても百万長者になるという大きな夢を抱く青年、ヤン.
田舎町のホテルでレストランの見習い給仕となった彼は、順調にステップ・アップ
を重ねていつしかプラハ随一の“ホテル・パリ”で主任給仕となる.
一方、隣国ドイツではヒトラーが台頭、やがてプラハもナチスの占領下となっていく.
そんな中、ズデーデン地方のドイツ人女性リーザと出会い、恋に落ちるヤン….

大戦中のチェコにおいて、ドイツ人とチェコ人の結婚という不遇?な環境.
妻は圧倒的なアーリア人優性論者.当然ヒットラー信奉者でもある.
妻は自ら戦場に赴き、ユダヤ人の財産(切手)を搾取して帰ってくる.
が、その切手の為に命を落としてしまう…極めて象徴的な出来事.

搾取した者の命の代償で主人公は一旦は大金持ちになるが、
幸と不幸は裏返し…直ぐに全てを失い、投獄される.


ホテル・パリでの給仕長
(名優マルチン・フバ)はチェコ人としての気概を見せる.
ナチスにこびる事無く、主人公とも対立し、
最後は収容所送りとなる.
この人が実は“英国王給仕人”
…かつて英国王に付いたという伝説の給仕人.

主人公でもないのに、この映画のタイトルバック(邦題)になってしまう(笑).
彼と主人公がナチス政権下での両対照を演ずる.
これがチェコ/スロバキアの当時をよく表現している事に感心.

二人の給仕人の人生を描いて、またチェコ/スロバキアの過去をも描く手腕に脱帽.
観たかったけど単館上映で見られなかった小品.
良い作品を程よい小屋で静かに鑑賞出来る幸せに大満足.

やはり、神楽坂詣でをやめられない….


街中のネコシリーズ(トヨミケの子)




父の住まいの近くのネコパラにて遭遇.

ネコは快適な場所探しの天才.
日陰の風のそよぐ涼しい場でくつろいでいた.

この頃、親ネコは見かけぬが、その子供にはよく遭遇する.
サングラスをかけた得体の知れないおっさんが近づいても逃げぬ度胸もち.

それどころか、自ら近づいてくる.

副長はネコをおびき寄せる臭いでもしてるのだろうか?
足もとにすり寄ってくる.

しょうがないから(笑)、触ってやる.




触ると、見た目ほど栄養状態は良くないことが判る.
野良は飼い猫ほど食料事情がよくないからなぁ.

首筋、背中、おなかと触るとメスであることがわかった.

ふともう一つの猫勘が騒いだ….

後ろを振り向くと、こんどはトヨシマの子が
やはり木陰で涼みながら、チョロチョロと
副長とトヨミケの子の様子をうかがってる(笑).




この子は用心深く声をかけても近づいてこない.

日曜の夕方、副長と野良猫の交流はこんな調子で
ショボショボと進んでいく.


映画「ホルテンさんのはじめての冒険」




数ヶ月前に見逃した小品を観に、なじみの神楽坂へ.
お弁当を持って(又もおにぎり1個なのだが…)いそいそと出かけた.
本年77本目は2007年ノルウェーの小品.

監督はベント・ハーメル、主演はボード・オービェ.
勤続40年のまじめな列車運転手が定年退職の最終日に
初めて列車に乗り遅れてしまうことから始まる
珍事を描く人間賛歌.

ホルテンさんはどうしても「さん」付けで
呼んでしまうような、実直で愛すべき主人公.
毎朝自分でズボンにアイロンをかけ、お弁当を作って
朝の電車の運転手を毎日律儀に務める.

定年退職のお祝い会でのチョイとしたへまから
翌日の定年退職日の最後のお務めを吹っ飛ばしてしまい、
何かが変わってしまう.

それまで、二つの道があれば、
必ず真っすぐしか選ばない人が
全部脇道を選ぶようなプッツンぶり….

その選択の度に、風変わりな人々や
予測不可能な出来事に遭遇する様を
淡々とカメラが追って行く.

おかしくも心温まる作品.
ノルウェーの生活が身近になった気がする.

音楽がなぜか日本的な印象.

遠い北欧の国の映画なのに、所々に“日本”が出現する.
映画中に急死する発明家のセリフ.
『知ってるか、日産って日本企業なんだぞ』
『とても日本語じゃないよな、日産なんて…』

ストレートで呷るウィスキーはサントリー「山崎」だったり….

異国情緒豊かな国なのだろうな、
ノルウェーにとってのニッポンは….

遠いノルウェーを身近に感じた良作品.


ビルの谷間で




日曜のすきすきの総武線から
飯田橋の駅に降りたとたん、蝉の声….

都会の狭間で聞く蝉の声が好き.

ビルのガラスの反射を受けて、
聞く蝉の声、

都会の夏の一こま.

映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」




循環器の定期検診後に大病院の近くのシネプレへ.
この地区ではここしか演っていない「エヴァ」を.
本年76本目は娘のお勧めアニメ…老いては子に従え(笑).

庵野秀明がオリジナルのTVシリーズを再構築した新劇場版、全4部作の第2弾.
第1弾は最近地上波で放映された.本作は完全新作をベースに制作、
新たなヒロインや新型エヴァンゲリオンの登場、
“使徒”とEVAシリーズの戦いがさらにスペクタクルに展開していく.

副長の年代はガンダム世代でもなく、もちろんエヴァンゲリヲン世代でも無い.
が、この手のアニメではTV版エヴァンゲリヲンは違和感は無く
受け止められる対象だった.

だが、“ひきこもり”のアニメのイメージが強く、
特に“綾波レイ”のキャラクターがアキバに氾濫しているのを見ると、
この道に踏み込んでは行けない…
と頭のどこかで自身に忠告してくれる存在のアニメであった.

そんなスタンスで観てしまった劇場版第2弾.
結果は…良かったなぁ~(笑).

ひきこもりだけでは無く、父からの重博との葛藤や
自らの解放…といった内向的なテーマと、
セカンド・インパクトに始まる未来社会の複雑さや
各国の“エヴァ”保有台数規制等々の複雑な政治的側面….
とてもお子様には理解不能な内容.
オタクの為のオタクによるオタクの祭典…の感あり.

不覚にも、残酷なシチュエーションで落涙…、歳を取ると涙腺がユルい.

トップ写真の劇場版ポスターのエヴァの絵は
忠実にこの作品の内容を伝える力作.

会員価格¥1300で鑑賞.
TVやDVDより劇場で観たい作品.
3作、4作もぜひ劇場で観ようと思う.