父親が入れ歯の前歯が壊れたと言う．
毎土曜、息子と夕食を取っていたが、
今週はとても外食する気分では無いという．

はい、そうですかと現金な息子…副長は久々に土曜の夕食を一人で．
シネコンの近くの、かねてから狙っていた茨城で人気の高いラーメン屋
「喜元門」つくば研究学園店を夕方開店2分前に襲撃．




既に待つ人1人．副長は2番目．
「ここ美味しいんですってね…」
「本店じゃなくて店主がこの店にいるんですよね」
なんて会話をしていたら、副長の後にもう11人も列が出来ていた．

お約束の18時になっても、店は開かない…．
中を見れば、店長始めスタッフがまだゆうゆうと準備している．
マイペースの店だなぁ…．改めて“強気”を感ずる．

その間、玄関ドアに張ってある“メニュウ”を眺め、
あれこれ、何を食べようかと思いをめぐらせる．

常連さんのやさいさん
http://blogs.yahoo.co.jp/yasaiitame0433
によると、
食券には「限定」があるそうだけど、それを除くと
シンプルにスープが3種、塩と醤油で全部で５種しか無い．

とりあえず…、今回は鶏白湯の塩にしてみようか…．

5分も6時を過ぎて、ようやく開店．
すばやく店内の券売機へ．
限定ボタンに誘惑されるも、初志貫徹、鶏白湯塩を．
価格６８０円なり．

カウンター席につくと、チャーシューが4種選べると、
焦がしチャーシューも惹かれたが、低温熟成チャーシューをチョイス．
店主自ら麺をゆで、チャーシュー含めて盛りつけまで…手を汚してくれる．

丁寧に作られて、登場．




のそのそ写真撮ったり、友人のラーメンフリーク報告用にスマホ写メ
で撮ったりしていたら、鶏のコラーゲン分がとろりとしてしまった．
ラーメンは出来たてをすすらないとね．

鶏のダシの利いた、しつこくないスープの味．
ただし、粘性が高い、ねっとりした汁…副長はどちらかと言えば
あっさり、さっぱり系が好き．

麺は細麺、径１mmくらいか？形は丸麺．艶があり、コシも有り、
麺自体の味も美味しい．汁の粘性が高すぎて麺との絡みがいまいち．

この味に、覚え有り…中国、蘇州でよく食べた汁麺に似た味だ．
鶏中心の白湯の汁に細丸麺、固めの茹で…と似たところが多い．
ただ、違うのは汁のコクと少なめの塩分．日本の方が美味しい（笑）．

万能ネギ含めて刻みネギが2種．長いシナチクは柔らかでジューシー．
煮卵は絶妙な柔らかさと味付け．少し濃い味が麺と汁に良く合う．
チャーシューは薄切りと厚切りの2枚．肉本来の香りがする絶品．

ここまで食べて、後に食券を手に握って並んでいる客の存在に気がついた．
凄い人気だねぇ．

書き忘れていたが、副長は麺好き．
ラーメンは10年ほど前は近所のラーメン屋のレポートを書いて
友人に配信していたくらい…に好き．
以前は喜多方日帰りラーメンツアーなんてのも、元妻と行ったっけ…
（遠い目ツキ…の副長（笑））


結論からいうと、麺と具はパーフェクト．
スープが今回は副長の好みからは外れた．
人気の理由はよく分かった．

次回へ持ち越し…次は名古屋コーチン系か苦煮干し醤油系、
あるいは、｢限定｣にはしるか…．

いずれにしても、もう一度来よう．

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