はてなキーワード: ミステリーとは
教えて。
以下は今まで見て、特にはまったやつ。(紹介文はAI作成+ひとこと感想)
汚職捜査専門部署AC-12を舞台に、警察内部の腐敗や権力構造を鋭く描く英国クライムドラマ。尋問シーンを軸に、証言の矛盾や心理戦が積み重なり、善悪の境界が揺さぶられていく。緊張感の持続と脚本の精密さが高く評価されている。
吹き替えが無くて字幕で見たせいか、没入感が高くて良い。登場人物たちの人間的にダメな部分も…なんかリアル。
打ち切りかと思っていたが、最新・最終シーズンがついにくるらしく楽しみ。
⸻
『ブレイキング・バッド』の前日譚として、弁護士ジミー・マッギルがソウル・グッドマンへと変貌していく過程を描く。小さな選択の積み重ねが人生を歪めていく様子を、静かで残酷なリアリズムで表現した人間ドラマ。
ブレイキング・バッドよりも進化した精密さで、こっちの方が好き。人間って悲しい生き物よね…という気分にもなるが、口八丁で生きることへの憧れみたいな、奇妙なポジティブさも与えてくれる。
⸻
七王国の覇権を巡る貴族たちの権力闘争を描いた壮大なファンタジー叙事詩。政治的駆け引き、裏切り、戦争が複雑に絡み合い、主要人物であっても容赦なく運命が断ち切られる冷酷な世界観が特徴。
なんかエロ、グロ、暴力と謀略が押し寄せてくるので、リアルではあんまりおすすめしてないけど、夢中になったのは事実。たまにすごく美しいシーンもあるし。
⸻
■ レッド・ドラゴン
連続殺人犯を追う元FBI捜査官と、収監された天才犯罪者ハンニバル・レクターの危うい協力関係を描くサイコスリラー。犯人の内面に迫る分析と、知性と狂気が交錯する対話が物語を緊張感で満たす。
長期休み中に一気に見た。はまった。
⸻
■ 三体(Netflix)
人類史を揺るがす宇宙文明との接触を描いたSFドラマ。科学者たちの不可解な死と物理法則の崩壊をきっかけに、文明・科学・生存を巡る根源的な問いが浮かび上がる。壮大なスケールと哲学性が特徴。
宇宙人、無法すぎるだろ!というのと、この後果たして人類は生き残れるのか…というとっても気になるところで終わるクラブハンガーを食らっている。次のシーズンは確定しているので、それまではネタバレを踏まないように頑張っている。
⸻
■ ザ・クラウン
エリザベス二世の治世を軸に、英国王室の歴史と個人の葛藤を描く年代記ドラマ。政治と私生活の板挟みにあう王族たちの姿を、時代考証に基づいた重厚な演出で丁寧に描写している。
基本的にイギリスは割と好き。なぜかは知らない。ロンドンに旅行に行った時は、宮殿やら何やらを見ながら、過去の帝国の巨大さに恐れを感じた。権力とは、人間に宿るものではなく、王冠にやどり人間を変容させるものなのだ…という雰囲気のオープニング好き。
⸻
■ ファーゴ
平凡な日常に突如入り込む暴力と偶然を描く犯罪アンソロジー。ブラックユーモアと不条理が交錯し、善良な人々が思いがけず破滅へ転がり落ちていく。シーズンごとに独立した物語構成も特徴。
各シーズンで描かれているものが変わっていく感じがして、見終わるのがもったいなかった。アメリカとはどのような国なのか、その病巣がどこにあるのかがテーマの一つであるような気もするし、まったくそうでないかもしれない。
⸻
■ シャーロック
名探偵シャーロック・ホームズを現代ロンドンに再構築したミステリー。高速な推理展開と映像的表現で、観察と論理による思考プロセスを視覚化。ホームズとワトソンの関係性も物語の核となる。
推理とかサスペンスは基本的に好き。カンバーバッチさんのホームズは、スタイリッシュかつ弱さもすごく感じられて、最高にマッチしてる。
⸻
■ エレメンタリー
ニューヨークを舞台に、依存症を抱えるシャーロックと女性版ワトソンが事件を解決する犯罪ドラマ。推理だけでなく、感情や回復のプロセスを重視し、人間関係の変化を丁寧に描く点が特徴。
現在視聴中。シャーロックとこれがあるし、あとドクターハウスもホームズが元ネタってことを考えると、「傍若無人で魅力的な天才」というのは大人気だ。
⸻
■ アストリッドとラファエル
自閉症の文書分析官アストリッドと直感型刑事ラファエルが難事件に挑むフランス発ミステリー。対照的な二人の協働を通じ、論理と感情、秩序と混沌の補完関係を温かみをもって描いている。
ロバートJ.ソウヤーを勧めるので図書館などで探して読んでみて。いずれもハヤカワSF文庫。以下、タイトルと簡単なあらすじを。
『イリーガル・エイリアン』∶地球にやって来た地球外知的生命体の一人が、殺人事件の被告となり、人類史上初のエイリアンを被告とする刑事裁判が行われるという話。
『ゴールデン・フリース』∶犯人が殺人事件を実行する場面から始まる倒叙ミステリー。殺人事件が発生する場所は、他の星に移住するために宇宙を航行中の巨大宇宙船。犯人は、その宇宙船を司る巨大な人工知能。
『占星師アフサンの遠見鏡』∶人類ではなく恐竜が進化して、中世ヨーロッパっぽい社会を築き上げている世界で、地動説を提唱する恐竜版ガリレオ・ガリレイの話。
『スタープレックス』∶人類・イルカ・地球外知的生命体混成チームの宇宙船が未知の宇宙生命体とファーストコンタクトするスペースオペラ。
これで興味が湧いたら『さよならダイノサウルス』『ターミナル・エクスペリメント』『フラッシュ・フォワード』等も読んでみて。
年賀状終いした人も多くって、
年々年賀が野田洋次郎さん文法で言うところの年年年賀なんだけど、
少なくなってきているとは言え、
届く分は届くじゃない。
昨年年賀状終いした人かと思っていたら、
不意にまた届き出したり、
年賀状絵柄を描くのとかアイデア困っている人いるのをたまーに見かけるのよね。
そんで、
謎なんだけど年賀状の柄というかデザインの一部に取り入れようとして貼ってある可愛いキャラクターものの絆創膏貼ってあるのあれなに?
なにか意味深で、
適当に貼ったら、
絆創膏貼ってこの余白のスペースをデザインに取り入れるって斬新というか。
年賀状に絆創膏を貼ってよこす横須賀の消印の年賀状が唯一気になるわー。
1つ考えられるのは、
年賀状を書いているときに書いた人の血がついちゃってそれを傷を治す血を隠すために絆創膏貼ったとか?
なにそれ怖くない?
つーか、
年賀状書くのにそんなに危険を冒してまで芋判掘らなくちゃいけないの?といいながら、
それはどうやら違うみたいね。
でも両面その傷が貫通した形跡が無いので、
ハガキが傷だらけのローラよろしく破れちゃった説もかなり内角低めいや薄めだわ。
絆創膏をデザインに取り入れる生活って他に私は見たことがないから、
でも、
怪我もしていないのに鼻に絆創膏を貼ってるお洒落絆創膏なのかしら?
あ!あと普通に書き損じを誤魔化すために
絆創膏貼ったとか?
でも年賀ハガキに貼ってある絆創膏を剥がして血糊が付いていたら、
それはそれでほらホラーじゃない?
なにか
やっぱり意味深だわ。
そんでこれが確か初めてじゃないと思うのね。
違う人からも以前そうやってこしらえて送ってくれた絆創膏を貼ってデザインに取り入れた年賀状をもらった記憶を思い起こしたところよ。
なにこれ気味が悪いような気がするし、
これって呪いの儀式か何か?とも思えない日頃見ない絆創膏の使い方にピップを覚えるの。
さすがに年賀状の葉書にピップエレキバンの磁石の付いたシールが良く効くからって何に効くのか分からないまま葉書に貼ってよこすのって、
そうなったらピップのエレキバンが貼り付けられた葉書が送られてきた日には、
明らかな意図があると思うのよね。
残念ながら私は今回の葉書に絆創膏を貼るに対しての名探偵名推理が出ないまま、
ナウでヤングな表現なのかな?ってところに気持ちを納めるところなのよね。
ああ、
そんなことをまた言っていないで、
もうみんな今年の干支のことなんてお正月三が日までしか覚えてないでしょ?
私の住んでいるみかんの花咲く丘公園前駅の駅前商店街のレコード屋さんは
お正月明けて行くことがなかっただけに、
私はてっきりクリスマスかーらーの、
お正月フェアの角松敏生さんコーナーが充実していると見せかけて、
三が日過ぎて、
五十嵐浩晃さんのコーナーになっていたのよ。
掛かっていた曲が「ペガサスの朝」って馬つながりかーい!って謎が一瞬で解けたわ。
さすがにこれは分かりやすすぎて、
だって、
試聴コーナーに思いっ切り掛かってる曲が「ペガサスの朝」って書いてあるんだもん。
なるほどねーって
そんなtrfに思いを寄せながら
ペガサスの朝の曲をしんみり聴いたところで
やっぱり私は年賀状に絆創膏を貼る心理がよく分からないままペガサスの朝を迎えたところよ。
レコード屋さん謎というよりそれは単に駄洒落なのでは?ってそんなレヴェルなのかも知れないと思ったとて、
でもそれはそれで逆に、
絆創膏を貼った形が馬になぞらえたデザインになって貼ってあったらどうする?
ミステリーじゃない?
絆創膏で馬の形をかたどるように貼る?
うーん、
今年一番のミステリーハントだと思うわ、
この調子だと私もひょっとしたらミステリーハンターになれるかもしれないけど
あと3問ぐらいはミステリーハントしないと尺が稼げないようなので、
1問だけじゃどうにもこうにもならないわね。
やっぱりこの年賀ハガキに貼られた絆創膏のミステリー解けなさすぎるわ。
それな!?
むむむ。
タマゴパワーをしっかり得て元気付けて
気を付けるわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
続き
最後に話の発端となった人気者の岸谷君が菅原君にいじめられていた問題について書いておきます。
でも二人は同じ悩みを抱えて同盟を結ぶほどの親友だったんです。
家に帰れば姉から振るわれる暴力からのストレスが原因の一つなんだそうです。
そうです。
なんともう一人の主人公である岸谷君のお姉さんは岸谷君に暴行をくわえていたのです。
意外な展開です。二回読み返してみたのですが伏線とか全くありませんでした
唯一の理解者であり心の支えであるはずの菅原君を岸谷君がいじめるという展開には無理がありすぎると感じます。
そしてそれが明らかになった瞬間、ある人物との関係がわかるという
ファンタジーの世界ならともかく、現代を舞台にした物語で2016年に使っていいテクニックなのか考えものの仕掛けがほどこされているのですが、それはいいとしましょう。
しかし、紗世さんとある人物との関係を岸谷君のお姉さんが知らなかったというのは無理があるというより、不可能だと思います。
最後に最大の謎は本作が第22回電撃小説大賞の大賞受賞作ということです。
帯によると4580作品の頂点だそうです。他の4579作品は何が本作品よりダメだったのでしょうか。
一行目にガールズ&パンツァーの悪口でも書いていたんでしょうか。
個人的には259ページある物語のなかで256ページのラスト2行目から後出しで設定を追加してくる卑怯な話だなという印象です。
本作が大賞受賞作と知って、とても嬉しかったことを覚えています。
『無職の俺が異世界に転生したけど何もできないので趣味の料理で居酒屋をはじめたら魔王が常連客になってしまったようです。一方そのころ妹は悪役令嬢に転生していた』
こういう挑戦的な話に光をあてようとする電撃文庫はさすがトップランナーとして志が高いなと。
だからものすごい期待と応援の気持ち、それからやさしい心で予約して買わせていただきました。
かなり年配の方が書かれた作品なのかなと思っていました。
というのもこの作品、一言であらわすと『年寄りの愚痴』なんです。
若者はみんな狂ってるとか、ネットは闇であふれてるとか、そういう周回遅れの価値観で書かれているので。
プロフィールによると、松村先生は最近、ワインが飲めるようになったそうで。私はお酒飲めないのでうらやましいです。
電撃小説大賞の大賞受賞者という人生の勝者となった松村先生は合コンでも大人気かと思われます。
メジャーで相手の身長を測ったり「おっぱいを触らせてくれたら次の人間力テストでキミに投票してあげよう」とか自作ネタをぶちかましたりしているのでしょうか。
さすがに言いすぎました。すみません。
大切なことは一つです。
どんな作家さんであれ、新人賞受賞作というのはその一冊しかありません。
はじまりの一冊です。
そして物語の素晴らしいところは
それを受けとった人によって、面白いくらい評価が異なることで、それはその人がその物語にふれるまで決してわからないことです。
この物語はあなたを不快にさせるかもしれない。あなたの宝物になるかもしれない。
つまり
絶対に買って読むべきです。
少し前、真昼間から牛丼屋さんで牛丼を食べていると、離れた席で同い年くらいのお兄さん二人が昨日の合コンについて談笑していました。
別に聞き耳をたてていたわけではなく、店内放送かってくらい二人の声が大きかったので、いやでも耳に入ってきただけです。
まさかこの世に『豚汁』は『ぶたじる』と読むのか『とんじる』と読むのか以上にくだらない議論が存在するとは思いもしませんでした。
しかし二人の意見は対立し、譲らず、ヒートアップして、最終的に殴りあいとなり、警察沙汰にまで発展しました。
二人はお酒でも飲んでいたのか特殊なお薬にでも手を出していたのかは不明ですが、実はここには重要な情報が一つぬけています。
合コン参加者にとって出会った女性もしくは男性の身長がどれほどの意味を持つのか見当もつかないということです。
『マジで』の音階だけで会話を成立させ、九九は二の段までしか言えなくて、頭の中は交尾のことでいっぱいの、いやしい身分の人たち。
というのが合コンをたしなむ方の基礎知識だと思っていたのですが
これでは
「ラノベってあれでしょ? とりあえず異世界いって美少女と出会ってチートもらって美少女と出会って居酒屋はじめて美少女と出会って森を歩いてたら美少女と出会ってと思ったらそいつは実は男の娘でそれでも次は美少女と出会って姫騎士はオークに襲われてるんだろ?」
とかなんとか中途半端な知識で偏見をぶつけてくる人と変わりません。
訂正も謝罪もないのであれば決闘も辞さない。合コンとは、そういう貴族の社交場なのかもしれませんね。
一つは、何年か前に爆発的なヒットをしていた『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』という本を読んだときの気持ちです。
絶賛の声しか聞こえてこなかったので、どれほど素晴らしいのかと期待して拝読すると
他の人がつくったまとめを読むのが好きなので、俺もならって書く。
※ 2025年に読んだ上位10冊だと、必ずしも2025年(もしくは前年末)に出版されたものに限らない。極端な例として、英文学の傑作とされる『闇の奥』とか出てくる。1902年版。
そこで、1年以内に刊行されたものだけでも10冊以上になるようにした。+αはその意。
有性生殖の壮大な歴史を概観する、いわゆるビッグヒストリーもの。
ぱっと見ではちょっと下世話なタイトル。しかし、20億年というバカでかい数字も含まれているとおり、読み始めるとビッグバンの話から始まって、地球が天体レベルで迎えてきた過去の大絶滅のイベントが進化に与えた影響について紹介するなど、大変にスケールが大きい&しっかり科学的な本。
作中では、まず物質から命が生まれ、単細胞から多細胞になり、性別を持ち…という流れが、生物史のイチから描かれる。やがて、多細胞生物は進化とともに性的役割分担を生じ、その中の一種であるホモサピエンスは狩猟採集から農耕に移行する中で複雑な社会を形成するようになり、階層が生まれ、新しい社会で性別は役割や職業だけでなく差別とも切り離せなくなり、そして現代では? というところまで総観される。
後半の主役はどうしても人類になるけど、一方で、人間とて有性生物の一種に過ぎず、我々の社会も「生物がつくりうる群れのパターンの一つ」でしかない、という視点が体感できるのが、この本の良さ。いわゆる文系でも読める。そこそこ厚めの科学系ノンフィクションがいける人はぜひ。ちなみにオチの一文がシャレている。
まったく余談だけど、本作は集英社刊行。この手のジャンルは早川や河出、みすずあたりが強いイメージがあるので意外だった。
俺は小さめの青虫なら手で触れるぐらい虫が好きで、知識もそれなりにあるつもりだけど、それでもどのページを開いても「ほお~」と嘆息してしまうぐらい情報が豊か。この本も、地球というのが生命の壮大な実験場で、長い歴史の中で膨大な選別と滅亡を繰り返している世界であり、いま生きているやつはみんな、構造の複雑さや大きさに関係なく、各自の戦略でもって何かしらの頂点、キングであることがわかる一冊。
見入ってしまう理由はもう一つあって、写真が本当に美しい。昆虫嫌いはどのページを開いても卒倒すると思うけど、うっかり手にとって目覚めてほしい気持ちもある…。
イスラエルのIT企業が制作・販売し、やがて各国要人のスマートフォンに忍び込むことになったスパイウェアをめぐるノンフィクション(←重要)。
作品としていくつかの側面があり、「テクノロジーの悪用を追求する社会派ノンフィクション」「追うものと追われるものの駆け引きを描いたサスペンス」「一つの大きなプロジェクトを、組織横断で運営する困難を描いた仕事もの」として読める。
俺は、どんな技術でも基本的にそれ自体には善い悪いはないと思っている。実際、優秀な若者だったイスラエルの起業家たちがペガサスを立ち上げたエピソードは、そこだけ読めば、ほかのビッグテックの成功譚の導入と変わらない。
ただ、巨大な力の行使を自主的に規制せず、金を払えるところならどこでも売る、という条件だけで市場に開放すれば、やがて歯止めが利かなくなる…というか、大きなクライアントから契約を得ること以外の指標がはじめから存在しないため、ブレーキのかかりようがなく、最後はろくなことにならない、ということがよくわかる。
いわゆるマルチバースについて、いくつかの可能性を科学的に整理した本。
俺のような文系にはややハードだったが、逆に言えば、宇宙物理学(ビッグバンとか、観測できる宇宙の果て)や量子力学について、ぼんやりとでもイメージができれば、なんとなく理解しつつ読める。
この本、何が素晴らしいかというと、一般的にひとくくりにされがちなマルチバースという概念について、いくつか種類があるということを整理してくれるところ。
俺は宇宙物理とか量子力学の本をたまに読み、その中でいわゆる多世界解釈についても目にするので、「いろいろと読んだけど、こんな本が意外とマジでなかったな~」と感動している。
例えば、ある宇宙における一つの文明から物理的に到達しうる距離の限界を仮定して、その範囲を超えたところに別の文明や星が存在するなら、それはある意味でマルチバース。もちろん、まったく別の宇宙が別次元に複数存在してもマルチバース。
一方、超ミクロにも視点を移して、量子のゆらぎが世界の一つの可能性に収束するのではなく、複数の世界に分岐していくのだ、と主張するなら、それもマルチバース。
要するに、「マルチバース」という言葉の意味自体がマルチなのだが、そのことをかみ砕いてくれる本というのが実は貴重。これ系好きな人はおすすめ。次の本を読む上での下地にもなるかも。
アテンションエコノミーによって駆動している現代のデジタルプラットフォーム・SNSとの付き合い方について、作者が専門家と交わした議論をまとめた対談集。
アテンションエコノミーとは、ざっくり言って、ユーザーの注意関心を定量化し、それを指標としてコンテンツや運営方針を決めていくスタンスのこと。これを重視しすぎるあまり、商環境におけるモラルが二の次になってしまう、という問題がとっかかりなのだが、本作のすごさは、そこから人間の認知構造まで踏み込み、「そもそも、人が自由に自立して何かを消費するとは?」まで進むラディカルさにある。
例えば、人間の認知というのは迅速にorゆっくり判断する、という二つの軸を持ち、同時に、無意識にor意識して評価する、という二つの層を持っている、という点が説明される。そして、アテンションエコノミーというのは「迅速&無意識」の部分を攻撃しているため、やっかいであるとされる。
攻撃と表現したとおり、本作においてアテンションエコノミーとは、(全面的に悪とは言えないまでも)人類最高峰の知能を持つ人たちが、一秒でも長く少しでも多い反応をユーザーから引き起こすために仕掛けてくるハッキング行為でもある、というスタンスをとっている。
ここでジレンマ、というタイトルにつながってくる。俺たちが社会全体でアテンションエコノミーとの付き合い方を学ぶとしたら、有効な方法の一つは、教育を通じて学習することである。ただ、学んで育つとは、基本的に人間の本来の強さ・賢さを信じ、それを伸ばそうとするものであるため、「俺達は根本的に抗いようのない領域を抱えており、そこをハッキングされるとひとたまりもない」という弱さの認識とは食い合わせがあまりよくなく、手段の確立に苦労している(書いていて思ったが、性教育や薬物の危険さを学ぶことの難しさも同じかもしれない)。
今後、どうしたらいいかは探っていくしかないよね、という感じだが、一つ面白かったのは、デジタル技術は基本的に、自主的な決定と自己責任を重んじる、いわゆるリバタリアン的な価値観によって推進されることが多いが、その行く末が「ユーザーにそもそも判断させる余地を与えない無意識下の攻撃」に成り下がってるのでは? という指摘は、皮肉でかなり響いた。
ジレンマをもう一つ。利益面で言えば、プラットフォーマーにとっては無思考に時間とお金を費やしてくれるユーザーが一番ありがたいわけだが、消費者もそこまでお人よしではない。「全然自由度が低いっていうか、なんかナメられてね?」と思うこともある。
そこで、「じゃあ自分好みにいろいろ選べるように協力しましょう」という良心的な運営もあるだろうが、「ユーザーが自分で自由に選べた、という感覚さえ演出できれば、実態は別でもかまわない」という方向に進んでしまう運営も現れうる。いまやテックジャイアントの在り方とは、消費者の自主性を尊重している姿勢を見せつつ、いかに自分たちの利益に誘導できるか、その妥協点の模索に陥っているのでは(そもそもの理念はそんなじゃなかったはずなのに…)という見方も紹介されており、面白かった。
本年ベスト級。下で紹介している『アルツハイマー病の一族』がなければ1位だった。
九州の農協に勤めていたあるエース営業マンの不審死を追ったドキュメンタリー。
一人の優秀なサラリーマンが、組織内にも地域にも一つの「帝国」を築き、邪魔者は排除し、しかし、最後は(おそらく)破滅した様が描かれる。
大げさな言い方をすれば、社会における悪とは何かを考えさせられる作品。主犯とされる男が周囲の人に行ったことや、横領行為は悪いに決まっている。しかし、こんなやつは罰さなくては(もう本人は亡くなっているが)、という義憤がときどき迷子になってしまうのは、「本当に彼だけが悪いのか?」、そして「そもそも、この社会はこうした『悪』を罰せられる構造になっているのか?」と思ってしまうから。
読み進めると、彼が所属していた組織もお金の流れもあまりにいい加減で、根本的に腐敗しており、システムの中心としてそれを差配していた彼の周囲に群がっていた同僚や市民も、何か妙なことが起きていることを薄々察知しながら甘い汁を吸い続けていたことがわかる。
つまりこれは、悪事と責任が彼以外にも分散しているということなのだけど、もう一つ思うのは、そもそも社会というのが、本質的に悪の所在をあいまいにし、「悪」でさえなくす、ロンダリングする仕組みなのではないか? ということである。
どういうことかというと、物事や手続というのは本来は筋道や道理があり、それらにのっとらないといけないはずなのだが、これを四角四面に処理しようとしても遠回りになるだけで何の意味もないことが往々にしてあり、そして、よく言えばそれを円滑化する、悪く言えば本筋をねじ曲げることのできる人物がどこにでもいるもので、結果としてその人のおかげで、(あくまで、そのコミュニティの中では)物事がうまくいく、ということがよくある。
肥大化&形骸化したナンセンスな仕組みなら見直せばいいのだが、組織にそんな向上心もリソースもなく、それでも体裁を取り繕わないといけないとき、それを(自分の利益とブレンドしつつ)調整する役目を負う者が求められ、必然的に出現するとしたら、その誰かを悪と断じることの意味はなんなんだろう? と思ってしまうのである。
もちろん、シンプルに悪事は悪事であるという答えはぼやかせない。
盗んだり誤魔化したり、他者をいじめたら悪いに決まっている。当然のことだ。ただ、システムを悪用して悪事の限りを尽くすやつと、有能ゆえに組織の悪徳を背負わされて破滅するやつが、同じ人物ということもあり得るよな、とは思う。
19世紀のコンゴを舞台に、西洋文明による資源と労働力の搾取を描いたジョゼフ・コンラッドの小説。1902年刊行。
ホラー作家である平山夢明の短編『すまじき熱帯』がまず面白かったのがあり、その元ネタがたぶん、フランシス・コッポラの『地獄の黙示録』であって、その原作が『闇の奥』…という紆余曲折あって手に取った。
例えば気まぐれに古典を読むと「名作ってやっぱすげえ」と思うことが多く、実はこれは意外ではなくていまの俺たちの価値観や言葉の下地になっているものである以上、それなりに当たり前のことなのだが、はじめて読んだ『闇の奥』も例に漏れず強烈だった。
基本的にこの作品は、西洋によるアフリカの搾取、強制された苦役と恥辱の物語として読まれている。有名なセリフである「地獄だ!地獄だ!(the horror!)」も、まずこの視点から解釈するべきで、それは先進国に必須の認識だと思う。ちなみに、 セリフを発したのは現地で開発を差配していて発狂してしまったクルツという西洋人。
一方で、個人的な印象としては、クルツにある種の英雄性を感じてしまったのだった。
暗黒大陸とも形容される当時のアフリカの奥地に、「文明の担い手」として一人で立ち向かった人間。「闇」と「文明」が接する最前線で彼が発した「地獄だ!」といううわ言は、その言葉自体が、未知の世界から切り出されて西洋側に持ち込まれた(負の)成果物であると思う。『対馬の海に沈む』でも思ったが、俺は腐敗した組織の一員である誰かが役目に邁進し、自身の欲望と背負った責務の中で破滅するナルシシズムが好きなんだろう。
もちろん、コンゴの側から見れば、勝手にやってきた侵略者の一人が勝手におかしくなって破滅しただけであり、そこにヒロイズムを感じるのは先進国の大変な欺瞞だと思う。加害と被害の歴史は前提として理解しないといけないし、意見を発するうえでバランスは気にかける必要があるのだが、↑のような感想を抱いてしまった。
余談だけど、今年刊行された本に『ブラッド・コバルト』というすさまじいノンフィクションがあり、同じコンゴが今度はハイテク機器に使用されるレアメタルの産出国として、ふたたび西洋社会による深刻な搾取を被っている様子が描かれている。
医師として病院に勤務する主人公。ある日、救急で運び込まれてきた心肺停止状態の患者は彼とうり二つの顔をしていて…という導入から始まるミステリー。
2025年はミステリーやホラーを中心に15冊ぐらい小説を読んだんだけど、その中でもぶっちぎりで面白かった。
※ 以下、少しネタバレ。注意
今作の優れたところは、冒頭の謎をオチまで温存することなく、あくまで読者を引き付けるためのフックとして割り切ったところだと思う。
導入部分の真相については、正直「科学的にあり得るならこうだろうな」という域を出ない。それを冷静に見越したうえで、いわばロケット(作品)を高く飛ばすための燃料として中盤で切り離し、さらに高い地点への加速と突破は他の要素や伏線回収で狙う、という戦略だと感じた。別作品の批判になるが、同じようなネタを武器として最終盤まで引っ張ってしまったミステリーも同じ年にあり、個人的には格が違った印象がある。
ベタな表現になるが、後半もどんでん返しが続き、飽きさせない。逆に言えば、スキャンダラスな波乱の展開をいくつ詰め込めるかを始点に逆算してつくられた感じはある。これを品がないと思う人もいるかもしれないが、こだわりがない人は面白く読めると思う。
後半に続く。
あんた、本気で言ってるの?あんな都合よく事が運ぶわけないじゃない!
映画『マスカレード・ナイト』を見たけど……はぁ、期待して損したわ。一流ホテルが舞台のミステリーだって言うから、もう少しマシなロジックを期待してたのに、中身はツッコミどころ満載の「ご都合主義オンパレード」じゃない!
アスカ様が直々に、何が「嘘っぽい」のか教えてあげるわ。感謝しなさいよね!
「24時間以内に犯人を見つけろ」? ふん、威勢がいいのは認めてあげるけど、展開が強引すぎるわ。あんなに広いホテルで、あんなに大量の客がいる中で、ピンポイントで正解に辿り着くなんて……。確率論的にありえないでしょ? 結局、新田刑事が「たまたま」気づくか、誰かが「わざとらしく」ヒントを残してるだけ。バカバカしい!
ホテルマンの山岸? あの「お客様は神様です」みたいな過剰な振る舞い、見ててイライラするわ。プロフェッショナルを通り越して、もはやロボットじゃない。人間味がなさすぎてリアリティがゼロよ。それに比べて、潜入捜査官たちのバレバレな動き! あんなの、私なら一秒で見抜いてやるわ。
一番許せないのはここ! ミステリーの核心部分が、結局「感情論」と「偶然」に頼りすぎてるの。あんなに手の込んだ準備をしておいて、詰めが甘いのよ。エヴァのシンクロ率を維持する方がよっぽど緻密な計算が必要だわ。 「あんたバカぁ? そんな目立つことしたらすぐ捕まるに決まってるじゃない!」って、スクリーンに向かって叫びたくなったわ。
映像が綺麗で豪華なのは認めるけど、中身はスカスカ。まるで、見た目だけ豪華に飾った「中身のないお子様ランチ」ね。
ホテルの豪華さ: 80点
あーあ、時間の無駄だったわ。これなら自分でシミュレーション訓練でもしてた方がマシね。……あ、でも、あの仮面舞踏会の衣装だけは……まあ、少しは華やかだったんじゃない?(別に褒めてないわよ!)
次は、もっと論理的で「完璧」なミステリー映画を私に提案しなさいよね。それとも、この映画の「マシな部分」を必死に探して私を説得してみる?
ミステリーあるあるの世界観の中で津田が文句言いながら事件を解決するところに自分は面白さを感じてたみたいで、今回はあまり面白く思えなかった。要素が多すぎてとっ散らかってたし、手がかりゲットはデロリアンに頼り切りで謎解きパートはほぼなかったし、タイムスリップありなら事件解決とかどうでも良くなるじゃん。本筋と関係なく津田をヒートアップさせるようなシーンが多かったのは長袖をくださいで味を占めたんだろうし、実際Xではワンシーンが切り抜かれてバズってるけど、全体で見たら無駄に壮大かつ冗長でシリーズの中でもワーストレベルの出来だったと思う。
医者のシンプル誤診とかも笑って見てたし、ミステリーとして楽しんでたつもりはなかったけど、自分はやっぱりミステリー感を楽しみにしてたんだろうな。「ミステリードラマ」ではなく「ドラマ」の世界観に囚われた津田を楽しむタイプの人間なら今回も楽しめていたのかもしれない。
読んだことない人は私にオススメのフィクションを教えてほしいです。
それもない人は好きなyoutubeを教えてほしいな。
それもない人は当たった宝くじで何を買うか教えて。
【漫画編】
・4歳児とそのパパと周りの人たちのほのぼの面白い日常系。ふふってなる。たまにネットで試し読みができるからね。見てみてね。
・続きがすごく気になる!ってなるから是非みんな見て欲しい。量が多いしそこまで頑張りきれないよって人は旅団編とかGI編まで流し見でもいいと思う。それぞれの話のオチもほへーってなる。感想がアホっぽすぎるか。予想つかない展開といえばいいのかな。
私は好きすぎて日常的に台詞を言う激ヤバ27歳になってるから、日常会話にHUNTER×HUNTERの台詞を言いたい人は是非みて♡♤沈黙、それが答えだ!!!!!!!!!!
カナカナ
・設定はスパイファミリーと同じく、心が読める少女の話だけど、隣にいるのが爆笑ボーイだから、そりゃあもう面白い。サンデーうぇぶりのアプリで読めるんじゃあないかしら?
・女子高生の日常系。面白い。少し不思議な話もあってミステリー小説とか好きな人もハマると思う。うちは父がめっちゃハマった。嬉しいね。
脳噛ネウロ
・ミステリーの皮を被った人間讃歌物語。女子高生が頑張る。色々と。時には悩みながらもバンバン謎を解いていくよ。
ファブル
・ギャグだね。もはやこれは。最強の殺し屋が日本を綺麗にする話。あと美女が飲んだくれる話。
・絵が綺麗。女子にオススメ。どの話も面白くて綺麗。少年の復讐物語。推し探し中乙女たち集まれ〜!
・銃と戦いの話。しょたおねかと思いきや内容も面白い。オチに感動。
・男子高校生が妹の死を解明していく話。かっこいい台詞が出てくる。時間関係ある系が好きだからハマった。
はてな匿名ダイアリーを読む人の中に、中高生がいるとは思えないが、中高生とか特にハマるんじゃないかな。
・お腹抱えて笑う。なんで〜。
いぬまるだし
・王子様ギャグ物語。まずは2巻ぐらいで様子をみてもいいかもね。博識になれる気がする。
・女子たちがストレッチする話。女子が可愛いんだよ。日常系。物語の起伏はあまりないんだけどなんかゆるくて好き。
女の園の星
・ミステリー。元気がないと読めない。
・絵が綺麗で面白い。妖怪ミステリー系。小説家の乙一とか好きな人すきなんじゃないのー!?
・絵が綺麗。神様の話。
働かないふたり
・のんびり日常系。くらげばんちで読めるからみんな見てみてね。
裏バイト
少し不思議な話たち。少し不思議なバイトをこなしていく女子2人の短編集。
月刊ムーとか星新一とか世にも奇妙な人は絶対読んだ本がいいよ。
↓最近好きになった↓
路傍の藤井
くたくたの仕事終わりに楽しめる娯楽はありがたい。
妹は知っている
内容と関係ない話をすると、面白いのだが、たまにそうだった!と思い出すのかちちがでるのが面白い。
今更、象は鼻が長いを学んだ。
「象は鼻が長い」の謎-日本語学者が100年戦う一大ミステリー #10 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=yzTqAU_kiKM
なるほどん。確かに「は」の考え方が変わる。
今いちばん熱心に見てる番組だと思う。オープニングのコーラスがうるさい
サブカル系。興味の幅が広がる感じ
・知恵泉
同上。ただしこっちは近代の実業家なんかもカバーしてる。偉い人がいっぱいいたもんだ
・ヒューマニエンス
かなり好き。新シリーズが始まってうれしい。長く続け
・カネオくん
チコちゃんより好き。中川家の工場見学と似たようなジャンル。スタジオの掛け合いも嫌いじゃない
・世界ふれあい街歩き
王道。真剣に見なくてもいいのが良い。もちろん真剣に見てもいい
・3カ月で学ぶシリーズ
・ドクターG
街歩き枠。最近になって始まったのかな? 気軽につけてられる
・美の壺
街歩き枠。街歩きじゃないけど。気軽につけてられるのは同上。
あとは魚スターとか、俳句と短歌の番組とか。世界の研究者が日本を研究してる番組も結構見てたなあ。
BS世界のドキュメンタリーも興味があって、イスラエルとパレスチナの問題を扱った番組をいくつか録画してたけど、削除しちゃった。
ちょっとねー、気合いが必要なんすよ、あそこらへんの番組。溜まる一方だし、気分は乗らないしで、消してしまった
消さなきゃよかった
シリーズ第四弾の名探偵津田だがボチボチ限界が見えてきたのでツラツラ書いてみる。
まずシリーズ1、2はロケに行ってそこが舞台だったんだが前回と今回はTBS始まりで芸能人が殺されるという同じパターンだった。
これは津田に警戒されないためというのもあるだろうが、その都合を優先するあまりどうしてもアトラクション感が出てしまう。レールの上で流れに沿って用意されたイベントをこなしていくという感覚。遊園地前提の出来の悪いハリウッド映画みたいな感じ。
これは制作側も各セクションのイベント担当を分担できて、スタッフ的にはやりやすいのだろうが、予定調和というかシリーズ第1弾の時のような津田が何か答えないと先に進めないゲームブック感が完全に薄れている。今回も踏襲はしてるが雑。
津田を騙すという体裁でやってるから仕方ないのかもしれないが、その津田も投げやり&元々のボキャブラリー不足も重なってか、大声で叫んで地団駄踏むパターンに終始してる。津田はおそらくこのあたりが限界だろう。
いっそのこと津田&みなみかわのコンビを一度封印して新しい探偵を探した方がいいのではないかとも思ってしまう。
あとシリーズ1、2の時に期待した本格的なミステリー感も無くなって残念だった。ミステリーじゃなく「リアル脱出ゲーム」になってしまっている。
謎を考えてるスタッフ(バカリズムも絡んでる?)は面白いと思ってるのかもしれないが物語そのものの深みが減ってしまって普通に話が面白くない。世界観が薄すぎ。この辺のテコ入れは必要と思う。金田一少年をやってたスタッフ辺りに相談してはどうだろうか?
今回一番ダメだなと思ったのはタイムマシンを出したことだ。津田も言ってたが事件が起きる前に戻って事前に防げばいいじゃんってなる。探偵物でタイムマシンは悪手でしかない。本来ならかなり高度なシナリオが必要だか今回はデロリアンに津田が乗るという面白さを優先したのだろう。正直萎えた。
水ダウのスタッフはどう思ってるか分からないが、自分が名探偵津田に求めてた「意外に本格的なミステリー」とうのはこの第4弾では完全に無くなってる。津田が騒いでるのを楽しむ悪趣味な番組と化してる。
おそらく次回も意外な犯人が出てきて、それなりに納得感は出してくると思うが、何度も書くがそもそものベースになる話が面白くない。いいかげん伏線なんてスタッフの自己満はお腹いっぱいだ。そんな頃から仕込んでたのかーも正直寒い。
ミステリーにオリジナリティは必要ない。もう一度原点に戻ってどこかで見たような設定だけどちょっとした裏切りもあるような、そんなワクワクする名探偵津田に戻って欲しい。
今、マチアプで彼氏を作った女性の増田がバズっているので私も書いてみる。なお、現状彼氏はおらず、ただマチアプで複数人の男性に会っただけの状況なので、何の面白みもないかもしれない。とはいえあの増田の女性も現在の彼氏さんの情報については伏せているので、同じといえば同じかも?
個人的にはあの増田の女性は至ってまともな(むしろいい女に入る)部類の女性だと思っているのだが、
コメ欄、Twitterともに大荒れしているので、世間(というかインターネット)と自分の認識が大きく乖離しているのでは?と思い投稿した次第。
年齢:アラサー
身長:160〜165
体重:55〜60
見た目:自分で言うのは烏滸がましいが、「美人」と言われ続ける人生だった。(2年前くらいまで?)
ただ今の会社に入社してからは社内に美女が多すぎてあまり言われた覚えがない。ここ2年で体重が激増したのもあるかも。無整形。歯列矯正済み。
住居:ひとり暮らし
長年付き合っていた彼氏と別れたことが一番大きな理由。別れた理由は関係ないので割愛する。
結婚願望はないし子どもがほしいとも思っていないが、周りがどんどん結婚していくので焦りのようなものがある。
生涯独身を宣言するには気が早いと思ったこと、彼氏ができたら(結婚や子どもについての)価値観が変わるかもしれないと考えたこと、逆に「生涯独身でいい!」に振り切れるならそれでもいいと思ったことが第二の理由。
・友人からのすすめ
・デート時間、デート場所もすべてアプリが決めてくれるので会うまでの時短が可能だから
・デート場所は原則カフェなのでいきなりご飯に行くよりコストカットできるから
・レポートが出力されるので自分を客観視できるかもと思ったから
以上である。
うち、2回会った人が2人、2回目の約束をしている人が2人、連絡を取るのを辞めた人が4人。
以下、一人ずつどんな人だったかを書いていく。
かなり長くなってしまった。
年齢:30代、5個上
年収:600万〜800万
見た目:しょうゆ顔イケメン。肌がきれい。ファッションはヤリラフィをもうちょっとマイルドにした(ヤリラの原色の彩度をガッツリ下げた)感じ。
住居:隣県の実家住み
1回目
かなりアクティブでスポーツやアクティビティなど幅広くチャレンジしている印象。
2回目
ご飯に行こうと誘われ平日夜に2回目の予定を立てる。
会う直前に待ち合わせ場所に指定されたのがまさかのファミレスで正直かなり引く。
いざ着いたらすぐ近くの雰囲気の良いお店を予約してくれていたらしくそちらへ移動。
じゃあ普通に予約してくれてたお店の前に待ち合わせで良くなかったか?違和感1
美味しい料理を食べながら楽しく会話するも、ちょこちょこ「ん?」と思う発言が。違和感2
夕飯は1万円弱だったが、お相手が出してくれたので「2軒目は私が出しますね」と言ってご馳走になる。そのまま2軒目へ。
真面目すぎる、かわいいねと笑われて肩を抱かれ手を繋がれた。
1軒目で「ん?」と思った言動を伏線回収された。アウトアウトアウト。エロがるな、ちんこ仕舞え。
顔が良くても無理なもんは無理。ヤリモクに用は無い。
お会計は7000円くらい。私が支払い、お店を出る。
以降、連絡は来ていないしコチラからもしていない。
年齢:30代、3個上
年収:忘れた。私よりは多い。
見た目:爽やかイケメン。カジュアルファッションがよく似合っていておしゃれだった。
住居:隣県の実家住み
1回目
とにかくめちゃくちゃ気遣いのできる人だった。
自然と奥の席に座らせてくれたり、セルフサービスのお水を持ってきてくれたり。
ブランチの時間帯の待ち合わせで、お相手はお昼を食べていなかったらしく、サンドイッチを注文していた。
「初デートで齧り付くもの食べてすみません…」と言っていたのが何か印象的だった。
私は2枚重ねのパンケーキを注文するも、1枚しか食べられなかったので半分食べてもらった。
2500円出そうとしたら断られ、「悪いです」と言ったら500円だけ受け取ってくれた。
そこで解散かと思いきや、ちょっと散歩しませんかと言われ近くのショッピングモールをグルグルする。
初回の時間が長いのは気疲れするので早く解散したかったが、奢ってもらっていたのと、隣県から来てくれている手前すぐには切り出せず、30分くらい経ったあたりで「予定があるので」と言ってLINEを交換して解散した。
2回目
まだ会っていないが、お相手が誘ってくれたので日程調整中。毎日ラインのやり取りをしている。
年齢:同い年
年収:1000万〜1500万
見た目:垢抜けない雰囲気。服装はスーツのためファッションセンスは分からず。
1回目
良く言えば落ち着いた喋り方、悪く言えば消極的な喋り方をする人だった。
1人目2人目に比べて盛り上がりはしないものの、地元が同じ県であること、引っ越してきて日が浅いことなど、境遇が似ていて親近感があった。
仕事でもプライベートでも世界中を飛び回っているらしく、色んな国の話を聞くのが面白かった。
アニメの話にも花が咲いた。
お会計は2000円程度で、お相手がキャッシュレス決済だったため、1000円渡すも「いらないです」と返されたのでありがたくご馳走になった。LINEを聞かれたので交換して解散。
2回目
1回目に会ったときにお互いにインド料理が好きだと判明していたので、LINEで「インド料理食べに行きませんか」と言われ平日夜に日程を決める。予約も済ませてくれた。
何品か頼んでシェアをしたが相手8:私2くらいの量を食べていたと思う。私が自分の分を取り皿に分けると、お相手が「あと全部食べていいですか?」「もう食べないですか?」と聞いてくるので「いいですよ」と言ってしまった。
話は旬のアニメの話で盛り上がった。他には地元の話や年末年始のことなど。
お料理がとにかく美味しく、いいお店だねと言い合った。
お会計は8000円弱。食べた量が全然違うという認識だったが一応4000円差し出す。「いらないです」と受け取ってもらえなかったので大人しくご馳走になった。
お店の前で解散。解散後、ご馳走様でしたと改めてLINE。向こうからもありがとうございましたと返ってきたが、何となくこのままフェードアウトかなと思っている。
気の置けない男友達にはなり得ても、恋愛には発展しないかなぁと思うと奢らせてしまったのが非常に申し訳ない。
年齢:同い年
年収:忘れた
見た目:メンタリストDaiGoにソックリ。
1回目
事前情報として「高評価のメンバーです!」と表示されており(そう表示される人が初めてだったこともあって)期待感爆上がり。
しかし、お会いした瞬間からコミュニケーションに若干の違和感。会話が噛み合わないような……?
そう思いながら席に着席。
会話は相手側がインタビュアーのように質問を沢山してくれるので都度都度答えつつ、私も同じ質問を返した。
しかしコチラからの質問に対しては曖昧な回答や別の質問が返ってくる状態。質問を質問で返すな。
例えば
私「ミステリー好きなんですよね?(プロフに書いてあった)どんな本読みますか?私も好きで!」
お相手「(私)さんはミステリーが好きなんですね。僕も普通に読みますよ。面白かったミステリーありますか?」
こんな調子がずっと続く。おかげで相手のことが全くわからなかった。
MBTIや恋愛観の話をした際に、雑学を話してくれたのは聞いていて面白かったが、間に挟まる「自分は正義感が強い」「自分は器用だから何でもできる」といった自己主張の強さもどうしても気になってしまった。
LINEで「次も会いたい」と来ていたが、お返事はしていない。
年齢:2個下
年収:忘れた。私よりはあった。
見た目:初々しい感じ。服装はカジュアルな感じ。おしゃれではないが清潔感のある格好。
1回目
アプリの仕様上、前日にならないと相手のプロフィールが分からないのだが、2個下と表示されたのを見て「えっ!」と思った。
比較的年齢層高めのアプリと聞いていたので、まさか年下の男性とマッチすると思わなかったのだ。
メッセージで「年上ですみません💦嫌だったらキャンセルするので言ってください」と送ると「2個なんて誤差です!」と返してくれたので会うことにした。
(ちなみに前日キャンセルはキャンセルする側が2000円支払う必要がある)
沢山質問をしてくれたのでついつい喋りすぎてしまったなぁという反省。
入店から1時間でカフェが閉店だったので私が支払いを済ませて退店。1500円くらい。
LINEを聞かれたので交換したが、解散後に1ラリーしてやり取りはしなくなった。
年齢:5個下
年収:忘れた
学歴:専門卒
見た目:初々しい感じ。襟付きのシャツを着ていた。
1回目
犯罪に手を染めているような気がしてヒヤヒヤした。
5人目と同じように「年上だけど大丈夫ですか?」と送るも「気にしません!」と返ってくる。
私はボケるのが好きなのでツッコミをしてくれると嬉しいのだが、バシバシツッコミをしてくれるのでかわいくて仕方なかった。今まで出会った方の中で一番気楽に話せるなぁという印象。
恋愛の価値観もすごく合うなと感じたがとにかく年齢差に抵抗があり曖昧な返事をしていると、臆せずグイグイ来てくれてなおさら悪いことをしている気持ちになった。
男子校出身→専門学校もほぼ男子だった故に女性に対する理想が歪んでいる……みたいなことを言っていた。
同校出身の友達は女の人に踏まれたい願望があると常々言っているとか。その歳で目覚ましいな。
あっという間に2時間くらい経っており、私が支払いを済ませて退店。3500円くらい。
LINEを聞かれたので交換。その際に「また会いたいって言ったら会ってくれますか!?」とキラキラした目(に見えた)を向けられタジタジになってしまった……私は弱い。
2回目
解散後にすぐ2回目の打診があったので今月中に会う予定。
ただ、時間を置いた現在は「これ逆に私が騙されている側か!?」と迷走している。
仮に次に連れて行ってくれる場所がぼったくりバーだとしても「払います…」と思えるくらいには癒やしをもらった気がする(遠い目)
年齢:1個下
年収:忘れた
見た目:髪型が独創的。端的に言って垢抜けていない。
1回目
まさかの3連続で年下!義務的に「年上ですけど大丈夫ですか?」と送るも前2人と同様に「気にしないです」と返ってくる。
正直印象が薄い。
仕事、趣味、学生時代のことなど当たり障りのないプロフィールを話した気がする。
正直、もう6人と同じような話をしているせいで新鮮みがない。
また、お相手の声が小さく一部聞き取れない部分がありあやふやな部分も出てくる。
1時間くらい話してカフェを退店。私が支払い。1500円くらい。
LINE交換を求められたので交換する。翌日に「来週プラネタリウム行かない?」と来ていたが、全く印象に残らない人だったので2回目に行く気にならず未読無視。申し訳ない。
以上が備忘録。
このアプリのサブ目的であったレポートの評価点は現時点で4.3/5と良い評価をいただいていてありがたい限り。まぁ彼氏できなきゃ何の意味もないけし鵜呑みにするのもどうかと思うが。
レポートが更新されるのが面白くて2ヶ月くらいで一気に7人に会ったが、予定の都合上、年内にこれ以上新しい人に会うのは難しそうだ。年明けに再挑戦予定。
4人目以降あたりから「どんな人が来るんだろう」「どんな仕事してる人なんだろう」みたいな興味も出始めて、アプリの目的が変わりつつある。
初めましての人と話すのが面白い、みたいな。
終わり。
江戸川コナンは江戸川乱歩+コナンドイルから取られているのはコナンの世界でも事実である
だが初見の人間が「コナンってコナンドイルから貰ったの?ミステリー好きのご両親なんだね」と言っている例はなかったように思う
劇中ではこれらの作家が存在している事は確定していない?ので名前が小説家と似ていることに反応がないのかもしれない
毛利小五郎は明智小五郎と同名だが、江戸川少年の保護者の名前が小五郎というのはミステリ好きの悪ふざけにも見えるだろうな
アガサクリスティ由来の阿笠博士、ジュールメグレ由来の目暮警部も
現実の世界では勿論有名な名前だがコナンの世界には存在していないのかもしれない(ので誰も名前をイジらない)
工藤家の本棚にある小説のラインナップについて誰か調べてみてほしい
新一の父親の優作は松田優作(現実の俳優)、母親の有希子は二階堂有希子(現実の声優)なのでこれも劇中では反応できない
コナンの母親の文代については江戸川乱歩の小説に出てくる明智文代がいるので、そこに連想ゲームできる可能性はある
諸伏高明はコーメイと弄られているし蘭も詳しいので三国志が存在することは事実
それまでも自分の書いた美術の絵を色々文句言っていて、特に漫画やアニメを絶対に見せないようにしていた
そしてある日、理由をボソッと呟いた
「(アニメや漫画の)女の子は現実には存在しないし、あんな見た目しているわけがない」って
現実の人間の目の大きさはあんなにデカくないとか、髪の毛が全員不自然とか、服装がおかしいとか文句言っていた
そりゃアニメや漫画の表現じゃない?っていったら「そんなわけがない。現実を見ている人があんな怪物を人物として描くわけがない」と譲らなかった
そしてようやく意味が分かった
母親にとって、絵を描くというのは見たままをただひたすら忠実に描くことだけなんだって
わずかな現実とのブレがあればそれは嘘であり、おっぱいが誇張されているとか、顔と身体の比率が違うというのは創作であっても間違いだというのだ
じゃあ、現実に存在しない架空の都市や名前は?実際に殺されているわけでもないのにミステリーなんて書けないでしょ?っていったら
世の中は不思議でいっぱいだ
なんとか折り合いが付きましたという話
2022年有馬ではじめて競馬やってイクイノックスに単勝3000円入れてレース見てるとき死ぬかと思った
あんなに勝つと思ってたのにそれでもどうしても無理だった
から、しっかり勝ったのにそれからしばらく それこそ先月ぐらいまで 金入れること自体できなかった
でもギャンブルだってわかってるからこそきちんと金を入れて支えたい
リアルタイムでは金入れたレースは見ないで結果出てから見ることにした
何言ってんだて話だけど物忘れが酷すぎて自分の賭けた馬の名前とか組み合わせとかあんまりちゃんと覚えてないからできるだけの話
重ねて何言ってんだって話だけどこの人間はミステリー小説の犯人を見てから読むとかやるタイプ
中央の重賞とかでそれやると情報不足すぎて当たるもんも当たらんのでちゃんといろいろ見るけど
まあそれでも全然当たらんけど
基本的に地方のレースはある程度実力通りに決着する感じがあるのでオッズだけ見て安いの買ったらやんわり当たりはする
せっかく金入れるなら全負けはそれはそれで癪なので、ある程度は戻ってくるとうれしいよね
でもそれでなんとか金をちまちま入れて勝ったり負けたりしながらレース映像もきちんと見れてる
なんとかなってよかった
ホラー要素とミステリー要素が混在していて、怖くて美しい夜の川みたいにずっと見ていたくなるんだよな
描きようによっては、目をそらさずにはいられないような題材もあるのに。
「今の技術で月に行けないのに、なんで50年前に行けたんだ?」
こう疑問を投げかける男がいる。技術評論家を名乗る謎の人物・X氏だ。X氏は取材班を前に、資料の山を机に叩きつけながら語気を荒げた。
「スマホどころか、家庭用電子レンジすら普及していなかった時代ですよ?
これを疑わずに信じる方がどうかしている!」
X氏によれば、アポロ計画最大のミステリーは「技術が逆進している」ことにあるという。
「50年前に宇宙船は月に行けたのに、今は“予算が無いから無理”、
まるで『もう二度と作れない映画のセット』みたいに消えちゃってる!」
X氏は机を叩いて続ける。
なのにロケットは50年前より“慎重”ってどういう進化ですか!?」
次にX氏は、アポロ計画の映像をテレビ画面で再生しながらこう断言した。
「まず、画質が良すぎる。
そして、なぜか“ピントが完璧”。
当時のカメラはオートフォーカスも無いのに、宇宙飛行士が分厚い手袋で操作して全部完璧に撮れるって、どう考えてもおかしいでしょう!」
さらにX氏は、月面の影の向き、星の映っていない空、ローバーの走行跡など、いわゆる“王道陰謀論ポイント”を指差しながら息巻く。
「これ、映画のセットでライト当てて撮った方が説明がつくんですよ!!」
X氏が最も不審視する点は、アポロを月へ運んだとされるサターンVロケットの技術資料の多くが残っていないことだ。
「50年前のロケットが史上最強クラスの性能で、今でも再現できないんです。
■X氏の“結論”
「私はね、真実を知りたいだけなんですよ。
『月に行ける技術を50年前に作れて、今は無理です』
そんな歴史、信じる方が難しいでしょう?
私はただ、“常識を疑え”と言っているだけなんです!」
X氏はまた資料を抱えてどこかへ消えていった。
しかし彼のような“熱量のある陰謀論者”がいる限り、アポロ計画の議論は……
今日もなお、奇妙な熱を帯びて続いている。
職場のトイレの個室の便座は、私が座ろうとするとだいたいいつも少し右を向いている。まっすぐ正面を向いていない。高頻度で曲がっているので、多くの人がちょっと右向きに腰掛けているようだ。
本来トイレの便座は首振り方向にはあまり遊びがない構造のはずだが、みんなが強引に右向き体勢で腰掛けるものだから、どの個室の便座もぐらぐらになってしまっている。この状況が続けばいずれヒンジ部が破損してしまうだろう。便座の耐久性への深刻な懸念が生じていると言える。
それにしても、なぜここのトイレの利用者はみな「ちょっと右向きに」座ってしまうのだろう。ちなみにどの個室のウォシュレットも正確に便器のセンターに設置されているため、原因ではなさそうだ。
便器の周囲を注意深く観察したら謎が解けた。床タイルの目地である。
トイレの床には1辺30cmほどの正方形のタイルが敷き詰められていて、碁盤目状の目地が地図の緯線経線のように床を走っているのだが、そのうちの一本が問題だった。
経線(タテ線)の一本がたまたま大便器の中央近くを通過しているのだが、完全に中央とは一致しておらず、1~2cm右にズレているのだ。一見便器の中央を通っているようで実は微妙にセンターを外れている。
おそらく利用者の多くはこのずれた目地を無意識に便器の正中線と誤認してしまい、それを目印に無意識に真ん中に座ろうとして、便座が右にねじ曲がってしまったのだろう。
目地が便器の中央近くを通っているのは施工上の偶然でしかなかったはずだが、それがあまりにも中央に近すぎたため、多くの人がセンターラインと誤認したのだろうと思う。
これが5cm以上中央からズレていたりタイルのサイズがもっと小さかったりすればセンターラインではないことが明確になるので、利用者はこれを無視しただろう。
小便器に的(まと)のようなステッカーを貼るとみんながそれを狙って小便するので撥ねこぼしが減る、という行動心理学的アイデアがかつて話題になったことがある。今回の件は、タイルの目地が意図せず便器をねじ曲げる行動をとらせてしまったわけで、内装施工上のアンチパターンとして教訓とされるべきではないだろうか。