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はてなキーワード: ハリウッド映画とは

2025-12-08

大金持ちしか味わえない娯楽って現代にないのか?

最初にこれを感じたのは金正日趣味映画鑑賞と聞いたとき金正日自分専用の映画館を持っていて、好きなときに好きな映画を流せるらしいけど、それでもそこに映っているのは誰でも観れるハリウッド映画寅さんしかない。莫大な富や権力に裏打ちされた娯楽ではない

時給何千万円ともいわれるイーロン・マスクフロムエルデンリングに浪費した

メッシプライベート時間にもサッカーゲームプレイするらしい

アサド亡命先のロシアネトゲ廃人になっている

昔であれば王侯貴族自分のために作曲者画家を雇って芸術作品を作らせていた。でも今は大金持ちから大金をもらって一人だけに作るよりも、世界中から少しずつ吸い取ったほうがずっと儲かるから、才能は大衆娯楽ばかりに費やされる

現代大金持ちだけが到達できる娯楽ってエプスタイン島を作ったり女をヤギとセックスさせたりするぐらいしかないのか?

2025-12-06

anond:20251206110041

大昔にフルブライト奨学とかでアメリカ留学して帰ってきた人達国内で旗を挙げたと思うけど、しばらく前にシリコンバレー起業した人達って、日本に里帰りしないじゃん?やっぱり日本内需環境が悪すぎて新規サービスとかビジネス展開しづらいんだよ。

老人市場相続とか健康とか若返りとか葬儀近代化とか世界でも有数のポテンシャルがあるけれど

Z世代あんまり海外のものに関心が薄いしね。洋楽ハリウッド映画あんまり見ないし。英語も「語学ではAIに勝てない」とか言って

英語勉強しないし。

2025-12-02

映画スマホを落としただけなのに 最終章ファイナルハッキングゲームを見た

俺が嫌いなタイプ邦画だった。32点。

アマプラに来てたぞ、みんな乗りこめ~^^

 

からよくあるタイプではあるけど特に半沢直樹以降に顕在化した「いい演技=オーバーリアクションの顔芸」系作品。このハゲー!! ちーがーうだーろーっ! 違うだろーォッ!! 違うだろっ!!!唐突豊田)。元々は蜷川あたりの演劇界からの輸入だと思うんだけど、演劇であれがバエるのは空間が広いからだろ。画角的に小さく切り取られた画面内でやられても、こんな奴おらへんやろ~としかならんやろ。

なので僕はこの映画が嫌いです。

千葉雄大って口に顔乗っ取られてるんか?感情的になって話すと口の動きにあわせて顔の位置が動くから一生懸命頑丈込めて台詞読んでます」感がすごくて毎回ズコーってなる。顔はかわいいけど主役張る器とは思えなかった。まぁ主役なんかジャニでええんですってのが邦画から別に千葉雄大でええか。

 

話としては前回(見たはずなんだけど何一つ覚えてない)逃亡した天才ハッカー成田凌を追う刑事千葉雄大ハッカー対策室に異動。一方その頃成田日韓首脳会談の中止を目論む韓国反政府組織就職。そこで監視役についた韓国美女といろいろあって、最終的に公安井浦新に撃ち殺されて韓国美女はく製にされておしまい

 

これ別にいいっちゃいいんだけど、韓国反政府組織韓国上司大谷亮平で、韓国で知り合う韓国剥製師が佐野史郎なんだよ。ちなみに韓国美女元アイドル韓国人。なんでみんな韓国人にしなかったの?予算なかったの?

俺はハリウッド映画とか見てて日本人役が韓国人だったり中国人だったりするの毎回イラッとするタイプからすげー気になっちゃった。もしくは韓国美女日本人で揃えてこれはジャパニーズファンタジーコリアですよっていう空気感統一をするとかさ。

 

実は韓国美女心理操作に長けた超悪女だった可能性もある(最終的に成田剥製にしてる)から意図的演出なのかもしれないけど、韓国美女ストーカーに追い詰められたところを成田が助ける展開があって、その後、距離が急接近して哀しき過去告白するってシーンがあるんだけど、そこがカタコトの日本語なんだよ。2人はほとんどのシーンで韓国語で話してるのに。

韓国まれ韓国育ちの韓国美女が最もエモーショナルになってる場面で敢えて(カタコトの)日本語話すか?毒親虐待されて施設で育ったって設定なんだけど、その施設が実は日本にあって私は韓国毒親に捨てられて日本で育ちました、なら、本当に辛いとき日本語が出るのはわかるけど、別にそんな設定ないし。なんでこいつ日本語しか話さんようになったんや。こういう感情が繋がらない感じ苦手なんだよな。

 

ハッキング関係も今の時代ホンマにそうか?って感じでさ。

途中で急にミサイル日本に撃ち込まれる展開があって、Jアラート作動防衛庁ミサイル存在確認。2分後に着弾。実際に着弾しモニターには濛々と煙をあげるビルが。しか千葉雄大モニタ凝視し、旗のはためきと煙の向きが違うことからハッキングを受けてフェイ映像を流されている」ことを見破る。

って展開なんだけど、いや防衛庁レーダーハッキングしたん?だったらもう何でも好き放題やれるだろ。フェイ映像なんか流して遊んでる場合か?とも思うしさ。何より今の時代サイバーハッキング対策室ならまずやるべきことはSNSモニタリングだろ。

実際に着弾してるなら映像なり写真なりが一瞬でバズりまくってるはず。フェイ映像凝視してる場合か?「あれれ~おかしいぞ~。SNSに何の反応もないよおじさん(CV高山みなみ)」がリアルじゃね?つーか情報収集のために24時間監視しとけよ。

日韓首脳会談の会場にドローンが雲霞の如く押し寄せる展開もあるんだけど、それだって急に近所からドローンが湧いてくるわけもなし周囲何キロかは当然ある程度の警戒態勢が敷かれる以上、ある程度の距離を飛んできているはずなんけど巡視してる連中は何も気づかんかったんかって感じだし、何より首脳会談とき普通に広域監視ドローンの警戒は現代では当然にやっとるわい。ドローン出てきたての時に脚本書いたんか?

 

あとこれはもう本当に全然どうでもいいことなんだけど、反政府組織大谷の恐ろしさを表現するために裏切者を処刑するシーンがあるんだけど、そいつ警察組織情報を売ってたのね。で、問い詰めると「娘を学校に行かせるのに金が必要で!」って言うの。反政府組織より警察のほうが金払いいいことありえる?めちゃくちゃ潤ってそうな組織だったけど。別に「喋らないと一家ともどもぶち込むって脅されて」とかでよくね?

あと反政府組織をずっと警戒してるのに「背中のやけどを見せる」ためだけに上半身裸で寝てる成田ね。こいつそのシーン以外ではずっとパジャマでもない普段着で寝てるから。こういうの嫌い。

 

基本的に謎演劇演技が「すご~いこわ~い」って思える人にはポップコーンムービーとして普通に楽しめる程度の映画ではあると思う。でも俺には「演技合戦(笑)」が映るたびに逆に集中力を削がれてしまって、気にしなくていいことばっかり気になってしまった。

でもこれはたぶん1,2が好きだった人に対するご褒美映画な部分はあると思う。なんかマジで必然性なく出てきて足を引っ張るしかしない田中圭もたぶん1か2の主要人物でしょ。で、成田韓国美女に心開く描写も1と2を見て着てたら感動するんでしょ。成田千葉友達だと思ってて最後に助ける展開もずっと見てると激エモなんでしょ。いや。

俺も見てんだよ!!!!!何も覚えてないだけで!!!!!!じゃあ俺が悪いか!!!ごめんね!!!!!!

でも邦画基準の中ではまぁまぁ頑張ってる方なんじゃないの。知らんけど。

アマプラ無料で見られるので千葉雄大成田凌ファンにはオススメ

 

あと書いてなかったけど今回誰もスマホ落としてません。どういうことなの。

2025-11-25

映画インビジブルスパイを見た

イマドキの倫理観ゼロシリアス香港バカアクション映画

まぁ普通だったかな。50点。

 

タイトルで突然、「Line Walker 2」と出てきて「エッ、2なの!?」と思ってちょっと調べたら、ドラマと同じタイトル全然関係ない映画Line Walker」と役者共通なだけの別映画だった。ナニソレ珍百景すぎる。まぁいちおうCIB(犯罪捜査局)を舞台としている点だけは共通しているらしい。

 

孤児院で育てられた2人の少年、アンとディー。しかしある日、謎の男たちによってディーが誘拐されかけ、それを助けたアンは逆に誘拐されてしまう。それから30年後、香港で大規模ひき逃げ事件が発生。裏にテロ組織が絡んでいることがわかり、情報部のイップとチェン、保安部のジェンは互いに縄張り争いに精を出しながら解決へと協力する。しか警察内部にテロ組織スパイが潜んでいることが分かり……

 

という、インファナル・アフェア以来、香港永遠に流行ってる潜入スパイもの

ジャッキージェット、ドニーらがハリウッド進出した2000年代以降、日本ではすっかり影の薄い香港映画業界だけど今でも普通に大作映画を連発していて予算たっぷりかけた武侠ファンタジーやド派手な銃撃カーアクション映画が作られている。今作は後者レイジングファイヤコールドウォーシリーズなんかの系譜になる。

U-NEXTとかで吹き替えありで見られるのでオススメ

 

最初に出てきたアンとディーがそれぞれの陣営にいるんだろうなってことはすぐわかるんだけど、そもそもどいつがアンでどいつがディーかはさっぱりわからない作りになっている。中盤まではあいつがこいつでこいつがあいつでどいつがどいつだ?みたいな潜入スパイもの特有サスペンスが繰り広げられるが、ここの出来があんまよくないので話にのめりこめない。気取られたくない意識が強すぎて無意味ガチャガチャしすぎ。本筋はバカアクションなんだからこんなのは「やっぱりか~!!」ってなるくらいでいいんよ。

 

本筋のアクションはここ最近香港大作は特にその傾向が強いんだけど市街地で銃をぶっ放しまくる。ハリウッドでも最近それ系の映画少ないのに、香港香港市街サブマシンガン警官テロリストもぶっ放しまくって後ろで市民がキャー!とか言ってる。いや香港中国領土になってから倫理感なくなったんか。

しかも今回は合同捜査だ!とか言ってミャンマーに行って現地の高速道路香港警察がやっぱりサブマシンガンをぶっ放しまくる。お前ら国際問題とか怖くないんか。大中思想すぎるだろ。韓国映画犯罪都市シリーズでは合同捜査中に暴れすぎるなって散々釘刺されてたぞ。

そして挙句の果てにはスペインの牛祭りに行って牛を暴走させまだ何の準備もできてない闘牛士コスプレマンや赤いユニフォームを着てただけのお兄ちゃんらが牛にボッコボコにされたりする。まぁ闘牛は野蛮な動物虐待行為からね。牛による天誅だね。

ちなみにスペインでも銃を撃ちまくる。国際問題とか以下略

 

後は最後の展開だよなぁ。これはすごかった。

牛追い祭り会場での銃撃戦から這う這うの体で逃げ出したジェンにチェンの車が迫る!ひき殺される!と思ったら車はジェンの前に横づけされ「乗れよ」の展開かと思いきや、車の向こうから闘牛が!(???) そのまま車に突撃しドアを角で突き破りチェンの腹にぶっ刺し、車ごとジェンを吹き飛ばす闘牛

何を見せられとるんや。

そこに迫る韓ドラのイケメン悪役を煮詰めたようなテロ組織殺し屋!強すぎる!ダメだ勝てない!しか最後の力を振り絞って殺し屋を抑え込む2人。その向こうには……闘牛だ~~~~!!!!!猛突進してくる闘牛にぶつかった殺し屋は息絶え、それまでの傷により施設兄弟のように育った二人は仲良く息絶えるのであった。

何を見せられとるんや。

これ間違いなく制作に牛資本、カウマネーが入ってるだろ。そうじゃないとこんな無茶苦茶な展開にならんだろ。あんな激しい市街戦を3回もやっておいて最後闘牛一人勝ち。そんな脚本あるかい、あったやろがい。

 

という感じで、なんか硬派なスパイアクション映画っぽい感じで始まって最後闘牛映画で終わるという謎映画だった。

とはいえアクション映画特に大規模アクション映画はやっぱ予算かけてなんぼなんよっていう日本にはとても期待できないバカ銃撃戦をたっぷり味わえるので1990年代ハリウッド映画みたいな雑アクション映画を見たい人と、あとやっぱ映画は牛が活躍してなんぼなんよっていう牛の人にはオススメ映画

2025-11-22

見たい映画を見にいくべきで人気あるからと言って…『爆弾

と、タイトル通りの失敗をした。

見たいと思っていたのは、『ワン・バトル・アフター・アナザー』だった。だけど、佐藤二朗爆弾』がすごい興行成績を上げているというニュースを見て、ネット予約だけど、迷った末に後者の方を選んだ。

結果、「金返せ!」と鑑賞後に入ったトイレの中でおしっこしながら叫んだ、心の中で。

時々駄作にぶち当たるのはしょうがない。見るまでわからいからだけど、私は貧乏人なのでそんなしょっちゅう今時の鑑賞料金の高くなった映画館には通えない。だから駄作だと、ほんとにクソ腹立つ。

今回の『爆弾』はまさにそうだった。

佐藤二朗や、山田裕貴などの俳優の演技が絶賛されていたが、それはそうなるわ。だって映画俳優の演技に完全に依存しており、監督を含めた制作側は俳優に任せとき大丈夫だろう、程度にしか考えていなかったのではないか邪推せざるを得ないほど酷かった。

まー酷い。話の辻褄はとんでもなく合ってないし、「あれ何だったの?」と思う伏線ぽいのが山のようにあって、何も回収されない。

どうやら評判をつまみ食いして読んでると、小説の方も大概酷いらしい。

ともかく、何度も何度もしつこく佐藤二郎の顔のドアップばかり見せつけられると、飽きてくるわけ。で、ほんとは違う(何が違うのかは言わないが)ってラストの方で明かされるんだけど、それはないだろ!と、謎が明かされてもカタルシスどころかがっかりするというエンターテインメントとしては全然納得のいかない展開。

そんなの現実的にあり得ない、っていうのは映画なら全然いいと思う方なんだけど、いくらなんでも「そんな馬鹿な」としか思えない展開は流石に呆れてしまう。

これは一つだけネタバレすると、爆弾事件が起きまくってて死傷者多数の状況で、爆弾が爆発するかもしれない電車の即時運行再開を客が求めるか? あるわけないだろ!w

それでもまだ、肝心の爆弾爆発シーンは、タイトルがそれの映画なんだから見せ場になってるはずだと思っていたら……とんでもなくしょぼい、しょぼい、しょぼすぎる!

今時、ハリウッド映画クラスの爆発シーン程度、CGで安く作れるだろ。なんなら今時は生成AIですら分で作れるぞ。

俺なら観客が予想もつかないタイミングでとんでもない豪勢な爆発シーンを仕込んだだろう。だが、警察を騙すのに観客を騙さないという、作り手はほんとに何も分かってないとしか思えなかった。

ほんとにこの『爆弾』って映画はクソ映画駄作しか言いようがないほど酷かった。

 

でも、これがどうして絶賛されているのか、訳がわからないというのがいちばんの謎。ある映画レビューサイトでは五つ星評価で平均で4つも取っていた。考えられない。何故?

 

追記

tomiyai 小説普通に面白かったけどね。想像で補ってるところはあるだろうが。素人個人で作ってる爆弾って設定でド派手な爆発シーンを期待する方がおかしいでしょ。

 

いや、そんなのいくらでも出来るでしょ。ガソリンスタンド爆弾仕掛けるとか、色々。実際、あの新聞配達用のカブ一台の爆発シーンは最も良かった。だから飛び込んだ先がガソリンスタンドとかの設定にしたら大爆発は全然可能。ていうかね、『爆弾』てタイトルなんだから、そこを見せ場にしなきゃダメだと思う。

それにね、名前忘れたけどほんとの犯人だったやつが爆発で死体が木っ端微塵になるシーンは、多くの人が言っているように傑作映画の『スピード』の真似だけど、真似ならもっとド派手にできたろう。『スピード』の場合、家の外からも撮ってあって大爆発がよくわかるようになっていた。だけど『爆弾』のはショボすぎるよ。

ここではないあるところで似たようなレビューを書いてアップした(あんまりもつまらなくてムカついたからw)けど、少しとは言えそれなりに共感してくれる人はいたよ。

もっと辛辣な低評価レビューもあったし。でも、総じて評価高いんだ。どうしてだかさっぱり理解できない。

2025-11-20

映画ランボー 最後の戦場を見た

言いたいことがないわけじゃないが気骨は感じた。62点。

 

3から20年ぶりの新作ということで他作品シリーズの傾向と同じく過去シリーズもっとも人気のあった作品スピリット継承した作品、つまり2の正統続編と俺は感じた。世界に対しての「告発」と「ド派手アクションである。2で活躍したコンパウンドボウも使うしね。

散々語り尽くされたことだと思うけどとにかくアクションがド派手になっている。これは火薬シマシ麺固めという意味ではなく、とにかく人体破壊描写二郎系野菜のように盛りまくっているのである。またぬるいハリウッド映画のように「子供は殺されない」なんてこともなく、むしろ露悪的に、村の子供にミャンマー政府軍が銃剣を突き刺す描写まで克明に描かれている。

「これが戦場なんだ」そして「これは現実に起きていることですよ」ということを世界告発したいという強い意志を感じた。

最後の戦いのランボー機関銃を掃射してミャンマー軍兵士身体が爆散したり腕や足がもげたり頭がふっ飛ばされたりするシーンも中々に壮観だ。痛みを感じる戦場を撮りたいという気骨と見せ場として盛り上げたい気持ちをうまく同居させたシーンになってると思う。

あと1,2ぶりに山の中をランボーが全力疾走するシーンがあってファンサやなぁとにっこりしてしまった。

身体は、まぁ、ステロイドで膨らませた身体は戻せないよねって感じ。しゃーない。

 

今作のストーリーとしては

タイ雑務をこなしながら隠居生活を送っているランボーの元にミャンマー政府によって迫害を受けている少数民族のためのボランティアをしている教会系の団体が訪れ、現地への舟渡仕事を頼まれる。最初は断るもブロンド美女に頼まれてころっと方針を変えなんだかんだありながらも現地へ彼らを送り届け帰宅。その後、彼らはしっかり彼らは捕らえられる。彼らを救いたい教会の依頼を受け教会が雇った傭兵と共に再び現地に赴き頑張って彼らを救出し、帰省するのであった。

 

まず全然関係ないんだけど、3もそうだったけどなんでランボータイ隠遁の地に選んだんだろう。ベトナム帰還兵でベトナム戦争PTSDに悩まされているのに、よりにもよって住民ほとんどベトナム人みたいな顔してるタイを定住の地に選ぶ感覚よくわかんねぇなと思った。

俺がブルックリンを歩いてたら黒人にケツ掘られてそれがPTSDになったとして、世を逃れてコンゴ移住しようとは思わんもん。差別的な例ですまない。本当に反省している。

 

今作が1のスピリットも継いでいるところは主にこの教会ボランティア団体の扱いにある。

彼らは無邪気に「支援」が迫害を受けている少数民族を救うと考えており、非暴力を主張する。そして舟渡中に彼らに襲い掛かった盗賊を始末したランボー人殺しだと責め立てる。これは1で帰還兵ランボー空港で「赤ん坊殺し!」などと責めた民衆投影しているのは明らかだと思う。

それに対してランボーは「平和ボケどもが!」と怒りを示す。スタローン本音だろう。しか特に口煩かったハゲは最終的に仲間の傭兵を助けるために最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュなやり方――落ちてた岩で敵兵を撲殺するという行為に及ぶ。

言わんとしてることはわかるんだけど、それでも彼らは非暴力的な形、医療教育少数民族を間違いなく救っていたわけで、確かにそれは根本解決にはならないかもしれないけれど、露悪的に「誰かを助けるために手を汚せよ」と示さずに彼らの思想をもうちょっと尊重してやってもよかった気はする。

誰もが「迫害から人々を救うために必要なのは支援じゃなくて兵力だ!敵をぶっ殺せば全部解決するんや!」って思想なっちゃった世界めちゃくちゃになっちゃうよ。

 

よくわからんかったんはこの教会団にネームドとしてハゲブロンド美女がいるんだけど、ランボーハゲにはなんかやたら反発するんだけどブロンド美女にはやたら優しい。彼女のほうが人に寄り添う姿勢を持ってるとは思うんだけど言ってる思想はたいして変わらんし、見てる側からすると「こいつ女に甘いだけでは?」と思ってしまう。

ハゲの依頼は断わるけど夜に美女と話したら途端に船を出すとなるし、盗賊撃退後にやっぱ危険から帰れというランボーの手をそっと握って「行きましょう」と美女が言うと「しゃーないなぁ」みたいな感じでやっぱり現地に向かう。たぶん、ランボーを現地に向かわせる強い原動力を思いつかんかったんだろうな。

お前ほどの美女が言うなら!ってなっちゃうのは男の心理からね、わかるよ。でもさァ↑だったらブロンド美女じゃなくてベトナムアジア系美女だろ!彼女を見て2で死んだ情報員を思い出して……のほうがドラマティックだろがい!

最終的に大惨劇の後に美女ハゲに抱き着いて愛してると告げ、ハゲ美女ができていたことが分かりランボーはそれを見つめ「なんかもう家に帰ろうかな」となるのでもしかしたらランボーガチ美女に惚れちゃってただけかもしれない。

 

この作品最後ランボー実家帰省するんだけどこれも個人的にはよくわかんなくて、ちょっと書いたけどそもそもなんでランボータイ隠遁してたかがよくわかんないんだけど、まぁベトナム戦争英雄として帰ってきたらなんかそんな感じじゃなくて気まずくて家に帰れなかったのかもしれないけど、じゃあ今回の映画でそのもやが晴れるような展開があったかっていうと俺はそれをあんま感じられなかった。

2で捕虜を救い、3で(結果的に)アフガニスタン国民を救った。今回の少数民族を救ったことが過去の2例とは違うという必然性が薄く感じた。まぁ機関銃で敵吹き飛ばしまくってスッキリしたのかな。だったら3の後でも帰れるやろがい!3の最後にも「俺の戦争は終わりました」言ってたしさ!

あと、今作になってやっぱ気になったのは「ベトナム戦争PTSD」って「ベトナム人に拷問された」ことなんだなって。「ベトナム人を大量に殺害したこと」じゃなかったんやなって。まぁ戦争ってそういうもんやからって言われたらそうかもしれんけどさ。今作では過去最高にもう本当にぐっちゃぐちゃにミャンマー兵をミンチにして虐殺するんだけど、ハゲ美女あんなもん見たら一生のトラウマになるよ。そして保安官にいびられて山中を駆け巡りガソリンスタンドを爆破しちゃうよ。

でもランボーはなんかちょっとすっきりした表情で実家への帰省を決意する。「人を惨殺する」ということに対してのなんらかの意識がもうないんやなって。平和ボケした日本在住のバカヤロウは思ってしまいましたよ。

 

ただ、2や3に比べたら伝えたいことと作品対応性が高いし、言いたいことを伝えるために映画を撮りました!そのために方法ちゃんと考えました!って感じが強く出てて個人的には好きな部類に入る映画だった。

とにかく人体破壊描写を頑張ってる映画なので人が吹き飛ぶアクション映画を見たい人はオススメ

2025-11-19

「羅小黒戦記2」をハリウッド映画(主にバトルのあるアニメーション映画)のプロットとの違いから見る

 『羅小黒戦記2』は続編であって、長編シリーズ中の1エピソードと言うか外伝と言うか、シェアードワールド二次創作みたいな作品で、全然違うよというのは言うまでもないとして

面白いなと思ったのはまず

・特訓シーンが冒頭にある

 これね。

 『羅小黒戦記2』は冒頭の会館(寺みたいなところ)襲撃シーンの次に特訓シーンがある。

 この襲撃シーンと言うのは、ド派手なバトルを冒頭に持ってくることにより、観客を一気に引き込む「掴みはオッケー」思想に裏打ちされておりハリウッドアクション映画ジャンプ漫画でもままあるタイプだ。スターウォーズとかラピュタとか。

 その直後のシーンが特訓だ。

 『酔拳』『蛇拳しかり、ふつうは、特訓=成長シーンは中盤にある。特訓シーン、意味けが記号的なので見ている方はダレがちである。そのため、見ている幼児先輩を飽きさせないように、ディズニーなんかだと『ヘラクレス』『ムーラン』『ライオンキング』などなど「セリフなし+お歌のシーン」になることが多い。

 『羅小黒戦記2』は設定説明、おはなしのセットアップ説明を兼ねて”緊張と緩和”の内、緩和の方のシーンとして、師匠弟子のんびりした日常が特訓シーンに相当する場面になっている。(特訓ではなく「訓練」「鍛錬」と言った方がニュアンスは正確)

 

2025-11-06

かつて権力者だった白人男性は、今となっては新たな社会秩序であるLGBTQの名のもと黒人より格下になってしまった

ハリウッド映画の主役から外され、黒人SNSで訴えれば真偽不明でも解雇が言い渡される

しかし、彼らは新秩序の中で逆転の一手を思いついた

トランス女性への転身である

トランス女性であるならば、女子更衣室に入れる、大会女子部門無双して優勝できる、それを咎めることはできない、弱者から

ヒエラルキートップへ見事に帰り咲いた

こんなのアメリカのそこかしこで起こってる弱者利権の一つだからどうでもいいんだけど、所詮はパワーゲームしかない

国外アメリカ以外の国にとっては関係ないこと

ただの国内政治なんだから

一番馬鹿らしいのは、人権の皮をかぶった政治ゲームに感化されて活動を始める国外人間

2025-11-02

なぜもののけ姫宮崎アニメの中で別格なのか。


昨日、久しぶりに見直した。

最初に見たのは、映画館中学1年生。当時、宮崎駿って確実に天才だと思ってた。ラピュタナウシカも風の谷も好きだった。だからもののけ姫も期待して見に行った。

でも。

映画館を出た時の感覚が、他の作品とは完全に違かった。

後味がよくないんだ。面白いのに、後味がよくない。

スクリーンから出ても、世界そのままで続いてる感じ。アシタカサンの話が終わった後も、その世界の中では何かが続いてる。

妙な違和感だった。

その後、高校生の時に、友達と「ナウシカと比べてどう?」って話になったことがある。

私は「もののけ姫の方が好き」と言った。友達は「ナウシカの方が綺麗でスッキリしてない?」と言った。

その時は、理由をうまく説明できなかった。

でも、大人になって思うようになった。

「綺麗でスッキリ」してるのが、むしろ問題なんじゃないかって。

ナウシカラピュタ、風の谷、千と千尋。これらは全部、構造としては「主人公が正しいことをして、世界が救われる」という話なんだ。

ナウシカは毒の森に立ち向かう。ラピュタパズーシータを救う。千尋は親を人間に戻す。

そういう「正解」がある。だから映画を見終わった時に、心が満たされる。すっきりする。

でも、もののけ姫は違う。

タタラ場と動物たちの戦争。正解がない。

アシタカは両方を愛してる。サン人間動物も愛してる。だから、どちらかが完全に勝つことはない。和解もしない。ただ、妥協する。

「お互い自分世界で生きよう。でも時々思い出そう」

これ、凄くリアルじゃないか現実はこうだ。

環境問題だって、そうでしょ。企業環境破壊してるのは確かに悪い。でも、その企業が作る製品生活してるのも私たち

誰も完全に正しくない。誰も完全に悪くない。

から映画を見終わった時に、心が落ち着かない。それが正解だからこそ、落ち着かない。

多分、これが他の宮崎作品と決定的に違うところなんだと思う。

昨日も見直してて気づいたこと。

エボシのセリフ「私は、ここで人間希望を育てている」

これ、悪役のセリフなのに、完全に正しい。実際、タタラ場の住民たちは、エボシのおかげで生きてる。

そして、その生き方が、自然破壊してる。

でも、誰も責めきれない。

別にエボシが悪人からじゃなくて、構造がそうなってるから

この「構造」をちゃんと描いた宮崎作品は、もののけ姫が初めてじゃないか

ナウシカだって腐海を焼こうとする人間たちは、確かに間違ってるんだけど、その間違った行動の「もっともらしさ」は描かれてない。

でも、もののけ姫は違う。

エボシも、アシタカの親の村の人間も、サンたちも、全員が「自分たちなりに正しい」と思ってる。

その「正しさ」が衝突する。

から、観客もどちらが正しいか判定できない。

映画をもう一度見直して思ったのは、そういう「曖昧さ」をちゃん表現した映画って、実は結構珍しいんだってこと。

ハリウッド映画だって日本映画だって、大抵は「良い奴と悪い奴」が明確に分かれてる。

でも、もののけ姫は違う。

20代の時に見直した時も、30代の今見直した時も、感覚が変わる。

20代の時は「エボシダメだ」って思ってた。でも、30代の今は「タタラ場の労働者気持ちもわかるな」って思ってる。

多分、40代でもう一度見たら、また違う感覚になるんだと思う。

それが、もののけ姫凄さじゃないか

時代に応じて、観客の立場に応じて、見え方が変わる映画

それなのに、映画自体は変わらない。描写も、ストーリーも、セリフも、全部同じ。

でも、観客が変われば、見え方が変わる。

こういう映画って、稀だと思う。

昨日、妹にこの話をしたら「もののけ姫は、見終わった後、世界が続いてるように感じるって言ってた人いた」と言ってくれた。

実は、そういう感覚意識的に作った映画だったんだと思う。

宮崎駿は、「映画を見たら、心がすっきりする」みたいなエンタメ形式から、敢えて外れようとしたんじゃないか

その時に、何を選んだかって言ったら「現実」だったんだ。

現実は、すっきりしない。

エンドロールが流れた後も、世界は続く。

もののけ姫は、その「続く感覚」を映画にした。

から特別なんだと思う。

他の宮崎作品は、完璧だ。美しい。感動する。

でも、もののけ姫は、不完全だ。不安定だ。見終わった後も悩ませる。

その「悩ませる力」が、他の作品にはない。

から28年経ってもなお、人々が見直すんだと思う。

綺麗な映画は、一度見たらそれでいい。

でも、もののけ姫は、見るたびに新しい発見がある。

から特別なんだ。

2025-11-01

2000年前後ハリウッド映画をまとめてみてるけど

いまより全然シンプルエンタメしてるし

それでいて安っぽくなってない

文化の全盛期ってあるもんだね

車や大衆音楽70年代が最高だし

2025-10-14

愚かな人が有効兵器として用いられる時代

愚かな人に支持されたら凋落が始まる。

左派に勢いがあった時代は、「愚かな日本人よりも賢い外国人」という空気形成されていた時代だった。出来の悪い邦画と出来の良いハリウッド映画を比べて、海外製は良い!と感じるような感覚人間適用されていた。Googleヘッドクオーターから日本法人に来ている白人男性のようなもの、あとPewDiePieみたいな金持ち外国グローバリズム象徴だった。だからグローバリズム好感度が高くて勢いがあった。

右派の勢いが強まったのは、円安により愚かな外国人流入してきて、相対的日本人がマシになったかである。というか質的にいうと日本はこれでも西欧より全然ましで、逃亡する技能実習生しろ神社仏閣を破壊する外国人観光客しろ数は少なく、大半は観光客として金を落としたり、奴隷的条件である技能実習生として働いて日本に貢献している。純日本人生活保護受給者年金生活者などより、外国人労働者日本は助けられている。酷いのは観光客労働者ではなく「難民」を受け入れた西欧である

難民兵器」という言葉がある。教育水準が低く職能ゼロイスラム教徒難民ベラルーシを経由させてポーランドに大量に送り込むという真似を、プーチン意図的に行った。

働けない→福祉の金を受給する

それでも病気にはなる→無料医療を利用し、予算や人的リソースを逼迫させる

暇なので犯罪に走る→教育を受けていないイスラム教徒コーランを超解釈して女性蔑視思考に基づき性犯罪正当化するため、大量の女性性犯罪被害に遭った

このような形で見事に西欧北欧を内側から破壊している。

難民を受け入れた国は一切恩恵がなく、医療福祉予算を食われて治安悪化しているだけなので、技能実習生依存日本と比べても明らかに悲惨である

愚かな人は厄災である外国人だろうが古くから住民であろうが関係なく厄災である。純日本人でも青葉真司や青葉真司の父親が厄災であるように。

しか西欧については人道支援として難民を大量に受け入れたこと、日本については円安観光客技能実習生の質が落ちたことが、「外国人は厄災」というイメージにつながり、左派グローバリズム凋落に繋がった。

本質は、愚かな人は厄災であるということである。愚かな人はキングボンビーのようなもので、愚かな人がつくと穢れて、支持を失う。愚かな人に好まれものはかならず落ちぶれていく。

フェミニズムも同じである大卒正社員フルタイム労働者知的健常層の女性フェミニズム採用していた頃は主張がまともだった、だから当初は否定されていたところから価値があるものとして影響力を拡大していったのだ。

そこに、健常者ではない女性が「得をしそうだから流行りに乗る」という形で参入した結果、主張が支離滅裂になっている。健常な女性フェミニズム界隈から距離を置くレベルになってきている。

常に、愚かな人がコミュニティ破壊し、衰退を招くのである

2025-10-02

鬼滅の刃について、宇多丸IMAXにはやっぱりIMAXがふさわしい作品を、できるだけでいいから、上映してください!」

完全に的外してて草w

IMAXの画面専用に作られてないかIMAXを不当に占拠してるかのような枝葉のイチャモンケチつけてるだけw

画面比がどうのとか額縁がどうのとか技術論っぽいウンチクコーティングしてるが自分が気に食わない内容の作品映画館で人気なのがムカツイてるという自分感情を押し通したいがためのエセ理論武装なのが見え見えw

最後に”「一番売れているもの」が、少なくとも「自分にとって一番いいもの」とは限らない” とか誰でも知ってる当たり前のことをあらたまって表明する時点で終わってんのよw

結局お気持ちで〆るなら途中で技術論とか臭えことやってんなよw

IMAXにあわせて画面作りした映画IMAXにふさわしい映画だと錯覚してるかもしれんが単に画面に合わせて表面上の画作りしてるだけで映画の中身がしょうもなかったら意味ねーだろうがよw

直近でも宇多丸かいう人のいうようなIMAXバッチバチに合わせて作られた「画」の某アメコミ映画が肝心の中身がスッカスカでお得意のはずのVFXダルい有様の駄作で失敗したばかりだろうがw

画面がデカくて音がいいだけで一段階上クオリティになるんだからIMAX専用とか額縁がとかシケたウンチクことなんか一切考慮しなくても「いい映画がよりいい画になる」だけで

逆を言えばつまんねー映画IMAXにどんだけ合わせて作られても「つまんねー映画はつまんねー」だけだろうがよぉ!

んで答え合わせだがハリウッド映画が低調なこの時期に世界中IMAX劇場救世主になってんだわ鬼滅がw

韓国なんか動員数3位なのにIMAX4DX比率が高すぎて興収は1位だぞw

みんながIMAXで見たくてみんながIMAXで感動してみんながIMAXで何度も見てるわけw

これが「ふさわしい作品」でなくてなんなんだよ?

黒人は怖い

なぜ黒人男性が警戒されやすいのか

メディアの影響

ハリウッド映画での「強い/暴力的」な役柄

日本メディアでの露出が少なく、ステレオタイプ修正されにくい

身体的な存在感

男性で180cm以上という身長日本では上位1%未満

格差が大きいほど、無意識に「脅威」と感じる人が増える

マリなど西アフリカには男性身長 2メートル 超、女性190cm以上の人もいることにはいる。

接触経験の少なさ

日本人の多くが黒人日常的に接する機会がない

「未知=不安」という心理

歴史的背景の欠如

欧米のように奴隷制公民権運動歴史がないため、「差別してはいけない」という教育も薄い

悪意なく偏見を持つ人が多い

2025-09-30

関税ハリウッドは終わる

どう考えても100%関税が発動したらハリウッドというかアメリカ映画産業が終わることは分かってる思うが、自分なりに意見をまとめとく。

海外制作技術流出ガー」と言ってる人も居るようだが、制作部分を海外に投げて、俳優ブランディングだけハリウッドデコレーションして販売していく方式は、ある意味では商売的に最も美味しいところだけをアメリカがかっさらっていくやり方だったわけで、まさにドル時代アメリカらしい商売であった。それを破滅的に破壊すればハリウッド映画産業のもの崩壊するだろう。一時的ハリウッド地元映画スタジオ仕事は増えるかもしれないが、映画産業全体が没落すればそれも終わりだ。

2025-09-08

ハリウッド映画あほほど金かけて時間かけて何度も話を考えて世界的な俳優を用意してるのに壮大にこけることを何度もやらかしてるのに

日本映画が勝てるわけがない

2025-09-06

瑠璃宝石って音響と背景美術が凄い作品ってイメージなのに、ストーリーキャラばかり褒めてるよね

ストーリーキャラしか魅力を感じられないなら原作読んでりゃいいじゃん。

俺はぶっちゃけると原作だけだとそんなピンと来なかったけど、アニメは凄い楽しめた口だな。

かけてる人員の数の違いが生み出す物量の違いが、地学というコンセプトを扱うにあたって強く影響したというか。

原作も丁寧に書き込まれはいるけど、圧倒されるほどじゃないんだよね。

アニメはあの書き込みでしっかり動くし音も拘ってるから本物の凄さがある。

地学面白さって「地球という巨大なスケール存在相手どれること」だからさ、それを描くにおいては「かけた労力の物量」は直に効いてくると感じる。

とにかく作り手がこれでもかというカロリーを叩き込んでくることで生まれるパワーがあると思うんだよ。

ハリウッド映画CGを使わず生の火薬をアホみたいに爆発させることで質量を持った映像表現を観客に叩きつけるような。

キャラは可愛らしくしつつもそれを包む世界重厚に描くという方向性を決めて、それを実現させるに足るコストをかけて始めて生まれるのがこの作品だと思う。

アニメ漫画よりも工数がジャブジャブかかってしまうという欠点はあるけど、逆を言えば大量の手間を注ぎ込めるだけの器の大きさを持ってるんだよね。

いやほんまなんで皆キャラの胸の大きさばかり話すんだろうね。

巨乳であるというだけで自然に生まれしま不可抗力下品さの表現でいいなら原作パイスラの方がずっと生々しいんだからアニメでは背景や音響の方を褒めればいいのにと思ってしまう。

2025-08-26

いつからBLを楽しむ客層=女性」になったんですか?

腐男子代表する気はありませんが、1人の腐男子としての意見は言わせてもらっていいですか?

私はリアル世界では別にホモではありません。

リアルの汚らしいオッサンやニヤついたオカマアイドル自分の尻を掘られたい気持ちは一切ないです。

ですが二次元限定ではBLもイケる口です。

そもそも生命体として別物なんですよね。

リアル動物ポケモンぐらい生命体として根源レベルで違う。

まれ惑星そもそも違うって感じなんですよね。

二次元地球現実地球とは別の星なんです。

さて、そんな二次元バイセクシャルの拙者に言わますとでデュフフフ、ゾーニング的には五十歩百歩でどちらも極めて無法地帯ですな。

まず、インターネットはどちらも終わってますな。そもそもネットは古の時代が「ダイヤルQ2エロサイト接続したぞ。入会金10万円を3日以内に払わないとお前のIPを抜いたからばら撒くぞ」と脅してくる倫理スラム街だった所から大きな進歩をしきれてないです。

リアルにおいても「ゾロサンジエッチしてる本をブックオフで見つけてしまいハマリました」というエピソードがそこかしこで語られる時点で「最低限のゾーニングもしていない」と言っていいでしょう。

ですが、これはなにもBLロリコンエロに限った話ではなく、そもそもあらゆる性行為自体がまともにゾーニングされてないのですよね。

大衆向けハリウッド映画でいきなりブロンドの女がクネクネしだしたり、主演同士が裸でベッドに入ったり、アハンウフンで腰を振ったりと、これらが当たり前なのがそもそもエロです。

ゾーニングなんてものをまともに機能させる気がないのが人類全体のエロ民度」というのが現状なんじゃないですか?

それを「いや、俺だけは違う」と言ってる奴らは全員イカれてますよ。

コミックLOが表紙を可愛くしたからって普通に本屋にあることがおかしいと思いませんか?

挿入をボカしていれば実質セックスしてるBL未成年にも売れるってどうなんですか?

実際にマンコがチンコを咥えてなければセックスしてるも同然の見せない構図をお茶の間ドラマで流せてるのはなんなんですか?

そもそもが駄目なんです。

ゾーニング出来ているか」についてはみんなゴミですね。

んでまあこっからが俺の本題なんですが、なんで「BLを楽しんでる=女性」って限定が起きてるんですか?

はいはい「今問題にしてる発端がBLを楽しんでる女のアカウントがした発言からだよ低能wwwww」ですか、はいはい、そっからズレてきてるなら前提も同じようにズレてんだろうがつってることも分からねえのかって話だよクソボケ

あっ、言いたいこと1行で終わっちゃいました。

前置きが長すぎましたね。

2025-08-14

ポリコレやめますか? それともBLやめますか?

突然だが、現代ポリティカル・コレクトネスには程度がある。以下、制作者への縛りが強い順に並べてみたい。

強いポリコレ

マイノリティを主役にした作品マジョリティ(=当該マイノリティではない人)が作ってはいけない」「役を演じてはいけない」「翻訳してもいけない」

→仮に「強いポリコレ」を適用するなら、女性が書いてるBLはすべてアウト(女性という時点で男性同性愛当事者ではないことが明白であるため)。

この場合「女がBLを書くなんてけしからん」がポリコレ的な正解となるだろう。

中程度のポリコレ

クィアベイティング登場人物性的マイノリティであるかのように匂わせて視聴者・読者を「釣る」こと)は搾取であるからやめるべき」「当事者からの監修を受けなければならない」

→仮に「中程度のポリコレ」を適用するなら、「BL営業」はクィアベイティングのもので一発アウトだし、仲の良い男の子たちが親密に絡むけど決して恋愛感情とは明言しないようなタイプ作品糾弾される必要がある。『SHERLOCKレベルで駄目だということらしいので、日本BLウケを狙った作品はたいていアウトということになるだろう。また、BL作品出版する際にはゲイ団体の監修を受けること、のような話にもなりえる。

弱いポリコレ

偏見ステレオタイプ助長する描写をしてはならない」「不正確な描写をしてはならない」「人格尊重されていなければいけない」「差別を透明化してはいけない」

→仮に「弱いポリコレ」を適用するなら、

ということになってしまい、イケメンばかりが出てきて「受け」「攻め」普通に流通していたりカップリングの左右が固定されていたり差別のない世界ハッピー恋愛する「優しい世界」を描いたりするのはポリコレ的には完全にアウトという結論になる。

この場合「受け」「攻め」禁止ワードにし、カップリングへの執着を消し去り、現実的な容姿の男キャラや彼らが差別に苦しむ展開を描写してようやくポリコレスタートラインに立ったことになるだろう。

繰り返しておくが、これは今いわれているポリコレの中でもっとも「程度が軽い」「弱い」ものである。さて、あなたは「弱いポリコレ」に耐えられるだろうか?

ポリコレやめますか? それともBLやめますか?

ここまでポリコレについて説明してきたが、増田個人としてポリコレに対して思うことは

というものである人間創作もっと自由であるべきだ。アメリカ場合、主戦場製作にむっちゃ金のかかるハリウッド映画かになるので、ひとつひとつ映画にコレクトネスを求めたくなるのかもしれないが、日本文化を支える漫画ラノベ製作コストが低く、その気になれば誰でも作品を発表できるし、運が良ければヒット作家になれる。日本では超大作が生まれにくいが、しかし超大作ばかり作ろうとするためにひとつひとつ作品の配役やら何やらでギスギスしなきゃいけないアメリカよりも、よっぽど創作多様性が確保されている。だからひとつひとつ作品に気を配らなくても、いろいろな属性を持った人が参入できて、それぞれの視点を反映させた作品を発表することができて、結果的に多様な創作生まれる。そのようなエコシステムこそが、しょせんは舶来思想であって日本風土に合っていないポリコレなんかよりも、我々にとって真に大切なものなのだと思う。

(だいたい、『アサクリ』問題でわかったけど、現代ポリコレ黒人優先主義と化してて我々アジア人恩恵に与れないことがわかったわけだからマジで支持する理由ないんだよな……)

っていうか「当事者性」と「クィアベイティング」が日本創作と相性悪すぎる。男性百合作者も女性BL作家大勢いるし、『響け!ユーフォニアム』とか久美子が麗奈ゆりゆりしてると見せかけて最終的に男とくっつくんだから定義クィアベイティングしかないし、そんな創作であふれる国にこんな批判理論適用しようとしたらポピュラーカルチャーが全滅する。こんな概念そもそも日本への侵入を阻止しないといけない。

ただ、それでも私は俺はポリコレを支持するんだ、という主張はあってよい。思想信条自由というやつだ。その思想信条にしたがうと現代日本BLは大半がお亡くなりになるだろうが、日本女性たちが母語で築き上げてきた豊かなジャンルであるBLよりも舶来のポリコレの方が大事だというんなら仕方ない。ポリコレを抱いて溺死してもらうほかない。これは二者択一しかならない。上で挙げたような事例を帰納すれば、ポリコレBL水と油であることはたちどころに理解できるのだから、「ポリコレを支持しつつBLを嗜む」なんていうのは無理なのだ。どっちかを選ぶしかない。

ポリコレやめますか? それともBLやめますか?

2025-08-02

俺は腐女子だけどチャンピオンREDいちごレベルBL漫画ちゃんR-18になるべきだと思う

あとエロ小説も。

男が男の尻穴にチンコ突っ込んでアオンアオン吠えたりビュルビュル腸内射精してる様子に文学的意味があると言い張るのは無理があるよ。

BL作品セックスに対して官能小説としての必然性は感じても、蛇にピアスの首絞めセックスみたいな物語における必要性のあるセックス見出したことは一度もない。

インターネットに染まった腐女子はそこかしこに現れるエロ漫画広告のせいで「これぐらいは普通なんだな」と思ってるんだろうけど、紛れもなく異常だと思うよ。

それらはADSL時代インターネットバナー広告で「エッチ動画が見れるサイト無料!→クリックしたな金を払え」していた頃の民度を引き摺っているだけで、世の中がこれを正しい広告の姿と認めたわけじゃないと思う。

区画整備の行き届いてない繁華街で道を1つ間違えると、さっきまで外食チェーンが並んでいた通りが風俗街に一変するようなモノに近いっていうのかな。

日本社会レベルがまだまだしょーもないからまともにゾーニングされてないだけで、幼稚園児の目にR-18が平気で飛び込んでくるような場所がまだ広がってるだけだよ。

ハリウッド映画業界としての権力を傘にきて有名女優の濡れ場を「挿入してないからセーフ!セーフです!」と平気で銀幕に踊らせているのとかも本当は良くないと思う。

その現状に対して「じゃあBLもいいよね!俺達も低民度でいいよね!」ってする道は確かにあると思う。

だけどそれをやりながら「お前らの低民度マジ許せね~~~~」を口にするのは極めて卑劣だよ。

我田引水でさえなくただただ何も知らなくて頭が悪いだけにしか見えない。

そういう連中にBLを語ってほしくないんだけど、BLという分野が発展するための養分としてそのレベル顧客でも利用したい気持ちはある。

からゾーニング推し進めて「BLゾーニングしてますよ。え~~美少女エロコンテンツはまだDMMFANZA区別もロクにつけずにガキのスマホへ本番セックス広告送りつけてるんスカ~~~」みたいな感じで暮らしていくのが丸いと思うのよね。

どう思いますか?

2025-07-27

成人男性同士の自由恋愛を扱っている作品が、幼女性的消費コンテンツより下なわけねえだろ?

話題になってる件に対しての個人的感想です。

成人男性同士が同性愛してる作品の何がそんなに許されないんでしょうか?

濡れ場がアウトならハリウッド映画の輸入も、古い邦画販売禁止したらいいんじゃないですか?

ハハハハ2020年代にもなってニュー・シネマ・パラダイスみたいな話になっちゃいましたね流石に議論レベルが低すぎますよ。

私としては、「苺ましまろ」や「私に天使が舞い降りた!」のような幼女日常盗撮して性的に消費しようとするコンテンツゾーニングされずに売ってることの方が遥かに有害だと思いますよ。

アレを見た子供人間不信に陥ったらどうするべきなんでしょうね。

もちろん「変態誘拐盗撮されないように気をつけて」と教える必要はありますが、その先にある性的消費の実態についてまで彼女ちに知らせる必要はないでしょう。

2025-07-25

anond:20250725151505

ジャンルの話入れ出すなら、漫画だけって前提がなくなるからダメだ。

やっぱハリウッド映画の影響が一番でかいぞ。

なぜなら世界最初エンタメ技法を体系化し教科書にしたから。

2025-07-24

アメリカの子供っぽいヒーロー映画っていつ流行り終わるの?

あいうのって一過性なことが多くない?

ずいぶん長いよね、そろそろ10年になるのか?

ハリポタ2011年からか、そっから三部作みたいなのが流行って、そのあとヒーローブーム

ハリポタの前が完全にハリウッド映画(この中で色んな歴史があるけど)

 

そろそろ終わってほしいなあ、興味わかない

2025-07-14

毛穴が見えるほどリアル感が出ると良くないそうなので

女優さんの毛穴が見えるほどリアル感が出ると良くないそうなのでわざと中程度の画質のカメラで最高画質のカメラにはしてないらしい。

アラン・ドロンブルーレイ毛穴が見えて肌もそれほどきれいではないらしい。昔は画質が悪いということで理想化されていた面がある。

だんだん生成画像で肌の質感を現実にはあり得ない感じのきれいな肌を映像内で作り上げることも可能になってきた。

海外もの動画サイトでは今は実用的に15分~20分程度の尺の動画でそれをあちこち見て回るスタイルになっている。

なんだか異様に肌質感がキレイすぎるので加工の肌に慣れると普通AVよりいいとなってしまう。

今のパソコンのパワーの成約で2時間作品を加工で作るのは大変だという場合は、20分程度の作成動画

ものすごいキレイな肌質感で作るということになると現実女優さんを超えるようになる。

日本国内撮影しているとどうも規制で屋外はダメみたいになっているけど、それはロケロケ撮影しておいて生成動画を合成する。

ハリウッド映画でやっているようなタイムズスクエア俳優を置かないでタイムズスクエアはそれはそれでロケ撮影しておいて似たようなライティングで合成してしまう。

かなり景色のいい場所でということも可能になってきた。

昔のシュワちゃん映画ブレードランナーの新しい方で立体動画きれいな女性が出てきてというのが未来想像図だったのだが、

2025-07-13

アニメ世界流行るということ

ハリウッド映画流行たことでのポジティブな影響と似たことが起きそうだけど

あんまり分析されてない気がする

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