2019 F1 Rd-16 ロシアGP…久々のメルセデスの1、2フィニッシュ!
2019年FIA F1世界選手権第16戦ロシアGPは冬期オリンピックでお馴染みの
ソチで開催.全長約5.9kmのソチ・オートドローム・サーキットはオリンピック・パーク
の周辺をめぐり、1.7kmの公道を使用するストリートサーキット部分が含まれる.
ピレリはソチ・オートドロームにC2からC4のコンパウンドを持ち込み、土曜日には
降雨の予報が発表されていたものの、Q1が始まった時点で青空が広がり、
気温22度、路面温度31.2度、湿度61.9%のドライコンディションだった.
各ドライバーは予選Q3用としてソフトタイヤを1セット確保することが義務付け.
3回にわたって実施されたフリー走行は全体的にフェラーリ勢が速さを示しており、
予選前の土曜フリー走行もルクレールがトップタイムを刻み、チームメイトの
セバスチャン・ベッテルが2番手に続いた.
予選はラストアタックでC.ルクレールが1分31秒628をマークしてリードを広げ、
4連続ポールポジションを達成.L.ハミルトンがS.ベッテルを0.023秒上回って
フロントローを手に入れ、S.ベッテルが3番手におさまった.
M.フェルスタッペンは4番手タイムを刻んでおり、レースは9番グリッドから
スタートする予定. Hondaが最新のスペック4を投入するにあたり、レッドブル
の2台とトロ・ロッソのP.ガスリーがICEを交換して5グリッド降格の為.
V.ボッタスが5番手、以下、C.サインツ、N.ヒュルケンベルグ、L.ノリス、
R.グロージャン、D.リカルドが10番手だった.
決勝は晴天、気温は21.9度、路面温度34.8度、湿度68.2%のコンディション.
スタートは無難に始まったもののS.ヴェッテルがするすると第2ターンまでにトップに.
最後端で3台が絡む接触が起きて早速のセーフティカー導入.
解除後もフェラーリ2台はファーテストラップを刻みメルセデス勢を引き離しにかかる.
フェラーリ勢はソフトタイヤでスタート、メルセデス勢はメディアムタイヤとタイヤ戦略が
異なる.これがどう後で効くかが今レースの焦点.
レッドブルのM.フェルスタッペンは予選9番手から怒濤の追い抜きを見せて、
17周時点ではもう5位まで上がってきた. HONDA のspec4エンジンは強力だ.
27周でS.ヴェッテルがタイヤ交換後即、マシントラブルでリタイヤ.
セーフティカー導入中にメルセデス勢もタイヤ交換.
結局順位は、L.ハミルトン、V.ボッタス、C.ルクレール、M.フェルスタッペン
の順になって、34周目のリスタート.
その後フェラーリのC.ルクレールがトップのL.ハミルトンとの差を詰めようとするが、
同僚のV.ボッタスが巧みにブロックして抜かせない.セカンドドライバーらしい
良い仕事したね、V.ボッタスは.
結局53周目にメルセデスの1,2フィニッシュ.久々の?L.ハミルトンの優勝.
2位に同僚のV.ボッタス.3位にC.ルクレール.タイヤ戦略の差と言うよりも
セーフティカー導入時のタイヤ交換が生きたと言える.
4位に追い上げたM.フェルスタッペン、5位にA.アルボンとレッドブル勢が続く.
次戦は2週間後の日本GP、鈴鹿サーキットでの開催.
混戦が予想される…??(笑).
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