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映画「ロケットマン」…タロン・エガートン快演!


映画ロケットマン01
原題:ROCKETMAN
制作年:2019年 制作国:イギリス 上映時間:121分


日曜の朝一番の上映をTOHO日比谷で.DOLBY ATMOSが人気でチケット薄.
それでも一番の大小屋で音響も良くて満足の観賞.本年累積142本目.

数々のヒット曲を世に送り出してきた伝説的ロック・ミュージシャン、
エルトン・ジョンの波瀾万丈の音楽人生を、エルトン・ジョン自ら
製作総指揮を務め、主演に「キングスマン」のタロン・エガートンを
迎えて映画化した音楽伝記ドラマ.

スーパースターの栄光と挫折、そして奇跡の復活を、ミュージカル仕立ての演出を
織り交ぜつつ赤裸々かつ感動的に綴る.

共演はジェイミー・ベル、リチャード・マッデン、ブライス・ダラス・ハワード.
監督は「イーグル・ジャンプ」「サンシャイン/歌声が響く街」の
デクスター・フレッチャー.

ロンドン郊外で不仲な両親のもとに生まれ、愛のない家庭に育った少年時代の
エルトン・ジョン.冴えない日々を送る中、音楽的な才能を見出されて
国立音楽院に入学する.

やがてロックに傾倒していったエルトンは、レコード会社の公募に応募し、
そこで同じ応募者のバーニー・トーピンと運命的に出会い、以来2人は
作曲家・作詞家コンビとして幾多の名曲を生み出してく.

こうして稀代のメロディ・メイカーとして一気にスターダムへと
駆け上がっていくエルトンだったが….

以上は<allcinema>から転載.
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以前、会社の先輩が副長に問うた.
「お前、エルトンジョンはどうだ?」
『大好きなんですよぉ…』

「じゃぁ、今度の映画は観るんだな!?」
供に生理的にクィーンが嫌いなこの二人、
40年来の音楽の好みはほぼ同じのようだ(笑).

高校の英語教師がロック青年で教材に洋楽レコードを
使ったという話は“昔の話”書庫に詳しい.

その教師もエルトンジョンはよく使っていたが、 決してクィーンは使わなかった.
この世代のロック好きで クィーンを肯定する輩は絶対的に少ない.
女子子供の好きなもの…の扱いだったからね、40年前は.

エルトンジョンはPopsの扱いだった.特に名前やカテゴリ分けに 拘るわけではないが、
そのメロディラインや詩の内容からも 軽妙なPopsラインとして好んでいた.

そんなエルトンジョンの伝記作品.
不安をよそにタロン・エガートンは歌い切っていた. 素晴らしい出来と思う.
ちょい太めの体系も良く再現していた.

あの「キングズマン」の印象を一掃する好演と思う.
曲は大好きでよく聴いていたがエルトン・ジョンその人については
良く知らなかったかも.

その歴史を知るにも良い作品. 総監修がエルトン自身ゆえ、
都合よい側に振れているのかもしれないが、 恥部ともいえる両親のことや、
アルコール依存症や買い物中毒症にも ちゃんと触れている.

むしろ、ここまで両親を悪く描くとは相当の気持ちを彼らに持っていたのだと
想像すると、少し心がヒリリとしてしまう.

色んな名曲が出てきて嬉しい限りなのだけど、多少出現順ではない
曲順に戸惑いがあったかも.
特に好きなのは“Your Song”と “Goodbye Yellow Bric Road”辺りかなぁ….

繰り返し見ても良いと思う作品.


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