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はてなキーワード: 司令塔とは

2025-12-10

YouTubeに溢れてる「地震シミュレーション動画気持ち悪すぎないか

最近YouTubeおすすめに上がってくる「地震シミュレーション」と言う名の妄想動画、あれ本当に何なの?

サムネは真っ赤な日本地図に「震度7」「日本壊滅」みたいな煽り文字再生すると、緊急地震速報のあのチャイム音(不協和音)が鳴り響いて、自動音声かアナウンサーごっこしてる奴が被害状況を読み上げる。

一見防災啓発動画のように見えるし、想定を基にしてます!なんて言ってるけど、最終的にはただの制作者の妄想

正直、「公共の場所でオナニー見せつけられてる気分」ですごい不快なんだけど、俺だけ?

①隠しきれない「テレビ局ごっこ」の欲望

あれを作ってる連中、防災意識なんてこれっぽっちもないだろ。彼らが好きなのは「人の命を救うこと」じゃなくて、「NHKテロップデザイン」とか「緊急時管制システム」そのものなんだよね。

「ここでチャイム鳴らして、ここで赤テロップ出して、全画面切り替えて…」っていう、放送送出の手順をシミュレートして、自分がその司令塔になったような全能感に浸ってるのが透けて見える。鉄道ファンの中に「電車運行システム」が好きな層がいるけど、あれのタチが悪い版。「危機的状況」を支配する快感に酔ってる。

②「防災」という免罪符

一番タチが悪いのが、概要欄とかで「防災意識を高めるために~」とかもっともらしいことを書いてる点。

やってることは「不謹慎パニック映画自主制作」なのに、「これは教育です」って顔して正義の盾を構えてるのが本当に卑怯

コメント欄地獄で、「怖くて震えました!」「勉強になります!」とか称賛してる信者がうじゃうじゃいる。いや、それ勉強になってないから。ただ恐怖映像見てドキドキして、悪ノリして盛り上がってるだけだから。それを「予習」とか呼んで正当化するなよ。

③界隈の承認欲求暴走してる

昔はニコ動の片隅でひっそりやってた趣味だったのかもしれないけど、今はYouTubeで数百万再生かいちゃうから投稿者承認欲求バグり始めてる。X(Twitter)でもフォロワー数万人とか抱えてて、もはや専門家インフルエンサー気取り。

④実害がある

NHKや他局の素材やフォーマットを完コピしてるから子供やお年寄りが本物と勘違いするリスクもあるし、実際に被災した人があの音聞いてフラッシュバック起こすことだってある。「架空です」って書けば何してもいいわけじゃないだろ。

人の不安や恐怖をダシにして、テレビ局ごっこ再生数稼いで承認欲求満たすの、いい加減にしてほしい。NHK法務部あたり、そろそろ本気で怒ってくれないかな。

2025-08-26

かしこそう、まじめそうって便利

根拠なく言ったことを信じてもらえるって便利。

そりゃ、それなりに普段からまともな立ち振る舞いも必要だけども、顔がまじめそうってのは何かと便利。

あと、自分で言うのもなんだけど顔が整ってるってのもある。

ちょっとした指示とかでも司令塔気取ればすぐ人が動いてくれる。

合理性のある指示であればパっと人を動かすことができる。

人生得してる気分はする。

2025-07-17

参政批判に具体性が欲しい

外国人差別ガーではなく具体的にどこが批判点か出してほしい

参政党が出してるのは以下

日本国内への外国からの静かなる浸透(サイレントインベージョン)を止める

実質的移民政策である特定技能制度見直しを行い、外国人の受入れ数に制限をかける。

外国からの影響を制限するため、帰化及び永住権要件厳格化を行う。

外国人による重要土地森林・水源地・離島などの買収を止めるため、現状把握のための調査能力強化、外資購入についての報告義務

 土地の使途制限の強化、買収国の制限国土エリア区分、GATS約束表における留保付与土地売買規制などの必要施策実施

デジタル分野で日本主権個人情報を守る(日本個人データ保護規則策定日本製のSNS普及などの施策実施)。


外国人に関する諸課題を一括して取り扱う「外国総合政策庁」を設置

<基本理念

外国政策に関する基本理念理念法を設置し、理念に基づく基本方針策定特に流入規制市区町村単位日本国民の5%までの人数制限、受入要件の高度化)を明確化管理目標を設定。

基本方針に基づいた全方位的な管理を行うため、司令塔として関係各省庁と連携し、国益国民生命財産生活を守る。

労働市場

特定技能・育成就制度見直し(①日本習得条件の厳格化、②高度な技術や専門知識を持つ人材の受け入れを優先、③非熟練及び単純労働者の受入人数を制限、④永住家族呼び寄せ条件、滞在期間制限強化)。

外国人労働者への支払い報酬報告制度厳格化し、不当な低賃金就労の防止。

社会保障

外国人による医療保険制度利用に制限(1年以上の公的扶助利用者滞在期間延長や永住権取得の制限)。

外国人への生活保護支給を停止。

外国留学生に対する優遇措置適用対象厳格化国籍条項追加、能力人物重視)。

日本国益につながる相当の理由がある人物のみへの実施を徹底する。

法的地位権利

帰化要件厳格化日本への忠誠、N1レベル日本語力、住所要件犯罪歴等)。

永住権取得要件厳格化

裁判官公的セクター公務員外国採用制限

外国参政権を認めることを禁じ、帰化一世被選挙権を認めない。

・各在留資格制度悪用防止のため、利用実態調査促進と資格要件厳格化罰則規定の制定。

国民資産生活

インバウンド人数を制限し、入国審査厳格化に伴う電子渡航認証を導入。

電子渡航認証手数料徴収観光資源インフラ保全のための観光税を導入。

外国人による住宅の購入に制限を設けて高騰を抑制し、土地購入は厳格化し基本禁止とする。

外国人による土地不動産インフラ設備企業の売買監視規制推進。

治安犯罪

不法移民不法滞在不法就労への取締強化を実行。

国外取得免許国内免許への切替問題など、法的・制度的不備の修正を迅速化。

国際協力を推進し、入国時にセキュリティスクリーニング実施により望ましくない迷惑外国人などを排除

文化的摩擦・社会分断>

日本への就労ならびに在留希望者に対する日本能力、ならびに日本文化的背景の理解と遵守の厳格化

日本国、地域コミュニティルール違反者に対する罰則の強化。

企業コミュニティ、または地域コミュニティにおける交流の促進。

地域伝統文化尊重し、外国文化価値観強要を禁ずる。



まあだいたいが「すでにやってまっせ」みたいなのが多い。犯罪取締り系もやってる。

流入規制市区町村単位日本国民の5%までの人数制限)」はいらんやろ。

地域によって外国労働力必要性は変わる。

土地購入の制限は賛成。

あと文化的なとこは難しいよな。

地域コミュニティルール違反者に対する罰則ってここら辺は差別の温床になりそう。

他、危なそうなとこあったら教えて。

2025-07-16

立憲共産党多文化共生庁をつくって20兆円の予算をつけることを公約としています

立憲共産党多文化共生庁をつくって20兆円の予算をつけることを公約としています多文化共生庁の役割説明します。

多文化共生庁の役割(立憲共産党公約に基づく想定)

立憲民主党日本共産党公約として掲げているとされる「多文化共生庁」は、多様な文化背景を持つ人々が日本社会で共に生活し、互いに尊重し合える共生社会の実現を目的とする専門機関と想定されます20兆円という巨額な予算規模は、その役割が多岐にわたり国家レベルでの包括的な取り組みを意図していることを示唆しています

多文化共生庁の役割

具体的な役割としては、まず、外国人住民生活支援の包括的提供が挙げられます日本語教育の充実、医療福祉サービスの多言語対応雇用住宅情報提供子ども教育支援などが含まれるでしょう。これにより、来日した外国人、あるいは日本で生まれ育った外国籍外国ルーツを持つ人々が、言語文化の壁に直面することなく、安心して生活できる基盤を整備します。

外国人に対する差別偏見をなくすための啓発活動

次に、差別の解消と人権擁護です。外国人に対する差別偏見をなくすための啓発活動相談窓口の設置、差別事案への対応などを通じて、多様な人々が尊厳を持って暮らせる社会を目指します。また、多文化理解を促進するための教育プログラムの開発や、地域コミュニティにおける交流機会の創出も重要役割となります

外国文化、習慣、宗教のとりこみ

さらに、多様な文化尊重活性化も期待されます外国文化、習慣、宗教などが日本社会に溶け込み、新たな価値を生み出すための政策立案や、文化交流事業の推進も担うでしょう。これにより、日本社会全体の多様性を高め、国際的な魅力を向上させることも視野に入れていると考えられます

まとめ

これらの役割を通じて、多文化共生庁は、日本社会内包する多様性を最大限に活かし、持続可能で開かれた社会を築くための司令塔としての機能を果たすことが期待されます

2025-06-18

anond:20250618135607

秘密結社holoX】の女幹部

総帥にできない交渉担当しており、実質「組織司令塔」。一見クールに見えるが仲間思いで面倒見が良いお姉さん。

しかし、大事な所でミスをするポンコツ

2025-04-18

ワイ仕様書抜粋

【1】知性とは“態度”である再構成・観察ベース

命題

知性とは、性質(character)や能力(ability)ではなく、“賢くあろうとするという態度”として観察されるものである

これは主張ではなく観察であり、多くの人が「賢い」と認識する振る舞いには、能力よりも一貫した態度が伴っている。

■ 背景的観察:

高学歴・高IQ・専門知識を持つ人物でも、

 → 専門外に安易言及したり、陰謀論を繰り返すような言動をとれば、知的に信頼されなくなる。

• これは、能力否定されているのではなく、「知性を律する態度がない」と判断されるからである

• よって、知性とは能力ではなく、「出力の選択制御を伴う内的態度」として扱われていることが分かる。

■ 態度の機能:再評価必要性を減らす構造

社会における「知的信頼」は、その人の発言判断検証コストをかけずに済むかどうかに直結している。

• 態度としての知性を持つ人間は、「この人の出力なら、ある程度信頼できる」という評価済みキャッシュになる。

• 一方で、自らを「バカ」定義している人物は、信頼のたびに再評価必要となり、社会的にも構造的にもコストが高い。

 

自己定義選択:出力の制御構造

自分を「賢い」と定義している人間は、少なくとも自分の出力に対して監査意識を持っている。

• これは過剰な自信とは異なり、出力を律する制御構造の導入に近い。

• 一方で、「自分バカだ」と定義している人間は、「誤りを恥じる必要がない」「間違っても当然」とする出力制御放棄にあたる。

 

実装としての態度

• 知性とは、「どう振る舞おうとするか」という構造的選好の実装である

• それは一時的な反応ではなく、**判断と行動を選択するための“持ち方”**としてOSレベル機能する。

• 賢くあろうとすることは、「自分が正しい」と思い込むことではなく、誤った出力を避けようとする監査機能の態度化である

 

構造モデル

[構造入力環境認知)] + [自己定義=賢くあろうとする態度]

→ [出力制御(発話・判断・行動)]

→ [再評価不要信頼性(知性として認識される)]

 

結論実存的含意:

• 知性とは、能力や成果の指標ではなく、選択された態度の反復によって社会的信頼を生む構造である

• それは人格性格のように見えるが、実際には態度の実装ログ=ēthos形成過程である

• ワイくんにとって、「知性とは構造的な反応ではなく、“どう在るか”という姿勢のもの選択」なのである

 

【2】能力努力は学びにならない(高密度・観察ベース

命題

能力(ability)や努力の量からは、本質的な学びは発生しない。

学びが成立するのは、構造的に再現可能であり、他者転移可能実装に触れたときだけである

 

■ 背景的観察:

能力はしばしば「学びの源泉」とみなされるが、それは単に結果が目立ちやすいという表面的現象である

• たとえば、絶対音感を持つ人物音楽習得プロセスから一般人再現可能な学びを抽出することはできない。

努力もまた、環境支援身体条件に強く依存するため、「この人は頑張った」という事実だけでは、他者に応用可能な学びとはならない。

 

構造的前提:

【A】能力再現不可能な出力特性

能力は、先天的/長期的環境偶発的条件によって決定される非再現属性であり、

そのままで再利用も、転移も、構造理解も困難である

【B】努力=投入量の記録であり、構造ではない

努力とは、「どれだけ時間を費やしたか」「どれだけ頑張ったか」という情動と持続のログに過ぎず、

• そこには「なぜ成果が出たのか」「どういう条件で機能したのか」という再現性ある設計情報が欠落している。

 

反面教師の非転移

• 「ああはなりたくない」と思う対象反面教師からも、実際にはほとんど学べない。

• なぜなら、「なぜその人がそうなったのか」という構造が異なっている場合

 → その“回避すべきパターン”は自分人生転移できない。

• 結果だけを見て学んだ気になっても、構造互換性がなければ、それは再現性のない模倣しかない。

 

■ 学びの構造再現可能性と転移可能

本質的に学びになるのは:

1. 構造再現できる(=同じ条件下で同様の出力が可能

2. 態度が転移できる(=OSが異なっても、実装抽象度が高いため応用が可能

• 学ぶ価値があるのは、出力された成果そのものではなく、出力に至った設計である

• これは「構造理解」の範疇であり、能力努力の量的把握では辿りつけない次元である

 

■ ワイくんの態度実装

• 「すごいですね」より「どうしてその出力が可能だったのか?」に注目する。

• 表層ではなく構造に潜る。

• 「役立つか?」ではなく、「他者転移できるか?」「再現の条件はあるか?」という基準情報を選別する。

 

実存的含意:

自分の成長や変化を願うときに、能力努力を拠り所にすると、運や構造の偏りに飲まれ破綻する。

• だからこそ、学びの軸を「実装構造理解」に置くことは、自己変容を“運任せ”にしないための戦略的態度でもある。

• これは「自力でなんとかする」という幻想ではなく、再現性のあるOSを選び取ることで、学びの転移保証しようとする構えである

 

【3】成長・挑戦・努力演出意味は“習慣”に宿る(再々構成構造保持・意味後付けモデル

命題

「挑戦」「努力」「成長」という言葉は、いずれも人間の出力に意味を後付けするための演出語彙である

人を形づくるのは一時的努力ではなく、構造的に選好された行動が反復された痕跡=習慣であり、そこにだけ意味が発生する。

 

■ 観察ベース立場

• 出力は変わって見えても、本質的構造は変わっていない。

• 「変わったように見える出力」には、環境身体状態文脈などの変化が影響している。

• それに対して人は後から「成長」「努力」「挑戦」という意味ベルを貼り、物語として因果構成する。

 

■ 「挑戦」「努力」「成長」が演出である理由

【1】主観的意味付けによる再構成

• 挑戦とは、「通常の自分にはない行動をした」と意味づけられた出力であり、

 → その行動自体が“挑戦”であるかどうかは、語り手と文脈依存する。

努力もまた、「苦しかった/頑張った」と感じたという心理的負荷の記憶ベルにすぎない。

• 成長も「今の自分の出力が以前と異なるように見える」ことに対する、時間軸に沿った意味生成である

 

【2】出力の変化 ≠ 構造の変化

• 例:人前で話せなかった人が、ある日うまく話せた。

 → これは構造が変わったのではなく、状況が安全だった・睡眠が取れていた・理解者がいたなど、出力条件が整った可能性が高い。

• にもかかわらず、本人や他者はそこに「挑戦」「努力」「成長」といった意味を与えてしまう。

 

■ 習慣にの意味が宿る

• 習慣とは、「選ばれた出力の反復」であり、それは意図感情ではなく、構造自然出力としての蓄積である

• それが“自然とそうなっている”というレベルまで定着したとき

 → 初めてそれは「意味ある振る舞い」として評価されうる。

• ここでの“意味”とは、一貫性・反復性・構造的選好の痕跡であって、感情物語とは別の層である

 

■ ēthos選択的反復の構造ログ

アリストテレスは「徳(aretē)は習慣(ēthos)によって形成される」と述べた。

• ワイくんの理解では、これは「性格=反復された出力パターンの蓄積」であり、

 → 徳とは「よく選ばれた出力が繰り返された記録」でしかない。

• したがって、人格もまた構造の変化ではなく、同一構造から出力された痕跡名前を与えたもの解釈される。

 

■ ワイくんのOS理解

• 「挑戦」「努力」「成長」などの物語語彙は、社会物語生成装置としては理解するが、構造分析単位には含めない。

• 重視するのは、「どういう出力が反復されているか(習慣)」と「それがなぜそのように選好されたか環境との整合)」だけ。

評価は、「反復された出力」にしか与えない。

 → つまり、「一貫してそうであるかどうか」のみを評価対象とする。

 

【4】勝てる場所で戦う。挑戦至上主義は非合理

• 成果の大部分は、能力努力よりも、「どこで戦ったか」=環境選択構造設計依存する。

成功者の多くは、「勝てる場所」「得意な条件」「リソースが整った文脈」を選んでいるか、偶然そこにいた。

• したがって、「無理ゲー努力攻略する」思想構造的に非合理であり、再現性もなく、経済性も低い。

• ゆえに優先すべきは、自分が勝てる構造を見極め、それに合った舞台を選ぶ戦略である

• この考え方は、努力否定ではなく、「努力が最大化される構造自己を配置する」という合理的最適化である

 

 

【5】自由意志幻想意味は“後付け”

サルトル構造批判含む・構造現象モデル(Ver.2)

命題(再掲・強化)

自由意志」「意味」「自己」は、構造的反応の事後的整合しかなく、

それらを実在の起点とする見方は、現象に対する錯覚ナラティブである

実存の「重さ」は、**選択責任ではなく、“選択された結果を構造的に扱い続ける態度”**にある。

■ ワイくんの実存スタンスサルトルの切り分け

共感している主張:

• 「実存本質に先立つ」

• 「意味は自ら構築するものであり、外部には存在しない」

• 「自由とは“選択”という責任を引き受けることである

これらはすべて、構造現象としての実存理解整合しており、ワイくんも肯定する。

実存とは、「出力の責任他人や外部に転嫁しない構造的態度」である

批判的な立場

• 「自由の刑(La liberté est un fardeau)」

• 「他人地獄だ(L’enfer, c’est les autres)」

これらの詩的・感情的なフレーズは、構造ではなく情緒に基づく言語設計であり、

ワイくんのような意味の後付け性・現象性に基づく構造評価とは親和しない。

自由が刑であると感じるのは、「意味が先にある」という誤認による苦しみであり、

他人地獄だ」と感じるのは、「承認を求める構造自分が縛られている」ことに気づけていないだけである

■ 「自由意志現象である」=意志≠源泉

• ワイくんの立場では、

 → **意志は“自律的な源泉”ではなく、“出力された反応に意味が貼られた現象”**にすぎない。

• 「意志の力で選んだ」は、「そういう構造が反応した」ことに対する主観的物語の貼り付けである

意味の後付け性:構造編集としての意味生成

人間は**意味発見する存在ではなく、整合性のために“意味を生成してしま構造”**である

• 「意味があった」と思う瞬間は、構造が出力した過去記憶と今の環境とを接続しようとする処理結果にすぎない。

• つまり、「意味があるように感じてしま構造のもの」が現象であり、

 → 「意味実在する」というのは人間主観的反応の出力に過ぎない。

サルトル的態度の翻訳

サルトルの語彙 ワイくんの構造翻訳

実存本質に先立つ 構造は初期状態で固定されておらず、意味は出力の後付け

自由とは選択責任である 自由幻想であっても、出力に責任を持つ態度は実装可能

他人地獄他人承認定義を委ねている自構造問題がある

自由の刑 “意味を先に探す構造”の苦しさであり、自由自体性質ではない

■ ワイくんの実装結論

• 「自由意志があるか?」ではなく、

 → 「自由意志という語彙がなぜ出力されたか」を構造的に観察する。

• 「意味があるか?」ではなく、

 → 「その出力が意味と感じられた構造理由」を見出す。

人生意味があるのではなく、意味を出力し続けてしま構造現象である

 

10】行動変容=自由意志 × 環境整合でのみ生じる

― 偶然の出力としての習慣、願望の構造価値

命題

人間の行動変容(≒習慣の変更)は、自由意志だけでは決して起きない。

変化は「変わりたい」と願ったときたまたまその願いと環境の条件が整合したときにだけ、偶然的に生じる出力である

ゆえに、変化とは「起きたもの」であり、「やったもの」ではない。

自由意志の非決定性:単体では出力に到達しない

• 「やろうと思った」ことがあるのに変われなかった経験は、多くの人にある。

 → それは意志が弱かったのではなく、出力系(身体環境・神経)の整合が成立していなかったに過ぎない。

意志はただの構造兆候にすぎず、それ自体因果の起点ではない。

身体性と整合:変化は“動ける構造”の副産物

【1】臓器・神経による基盤制約

認知感情・行動は、内臓・神経・ホルモン・血糖・睡眠などの生理構造に強く依存する。

• 脳だけでは動かない。脳は「司令塔」ではなく、「中継点」にすぎない。

【2】環境との整合が出力を決定する

• 「朝走る」と決めても、寒すぎたり寝不足だったりすれば出力は抑制される。

• 出力の変化は、「意志の力」ではなく、「たまたま構造整合していたから起きた」だけである

■ 習慣は構造ログにすぎない

• 習慣とは、「ある出力が繰り返された痕跡」でしかない。

• それが「自分らしさ」「性格」「態度」と呼ばれるようになるまで定着した場合でも、

 → それは“人格本質”ではなく、構造環境が噛み合った反復の記録にすぎない。

■ 雑口語補足(内的ナラティブ風)

人間にできるのは、『○○でありたい』と願う事までで、あとは完全に運任せ神任せ。

『○○でありたい』という願いと『周囲の環境』が噛み合ってはじめて習慣が変わるんだね。

その習慣がその人の態度や思考と呼ばれるに至るかも、完全に運任せ神任せ。

いずれにせよ、『○○でありたい』と願う事は非常に尊いと思いますの。

ゼロに何をかけてもゼロしかならないが、そう願うという事は、環境が整えば動き出せるからだ。

■ ワイくんの実装理解

• 「変わりたい」は、構造的には“偶然変化可能状態に近づいた”ことの兆候

• 行動変容は、意志の結果ではなく、「整合が成立したとき偶発的に生じた出力」である

• だからこそ、「願う」ことの構造価値尊重されるべきだが、

 → それが出力に転化するかどうかは、完全に運任せ・神任せ

■ 結語:

変化とは、「意志が導いた奇跡」ではない。

それは、**“環境構造が一瞬だけ噛み合ったときに生じる偶然の出力”**であり、

それを受け入れられる構造こそが、実用的な実存への態度である

2025-04-12

anond:20250412203336

「うるさい」ということは、子供が考える間を与えることができない親ってことで

司令塔朝令暮改じゃ、どんなミッションでも負けるわって話よな

2025-03-23

anond:20250322235540

かに母が司令塔で強い決定権があるように思う

どこからお金出てるのかよくわからないけど

母の稼いだお金から出すみたいな話でもないのこれ?ガチ父親ATMなんです?

2025-03-20

anond:20250320123746

よくわからない、よく食事を作るの(キッチン担当)は誰で、献立をメインで考えてるのは誰なんだ?

冷蔵庫を完全に分けてるとか曜日で完全に役割分担してるとかじゃないなら、メインでキッチンを使う司令塔の指示に従うのは当然じゃないの?

自分の買った材料相手材料を完全に分けてないなら、勝手に何も考えず材料買われて冷蔵庫にある残り物使われて計画狂わされたらたまったもんじゃない。

それでお前の買い方はおかしい、何も考えず好きに買いなよとか言われるのクソムカつくな

2025-02-19

anond:20250219182047

効いてる効いてるw

一応説明すると、

シェパだけで他は居ないってことないだろ、失礼すぎる

ジンチェンコもいいプレイヤーだったけど、シェフチェンコみたいにゲーム支配はしてなかった!

いや、そういうことじゃなくて・・・しかもシェパはゲーム支配する司令塔ではなくストライカーだし・・・

って流れなw理解たか?w

2025-01-23

SMAP中居くんの思い出

 私がSMAPというグループ出会ったのは、小学生の頃にテレビで偶然見た音楽番組きっかけでした。最初に目に留まったのは、センター付近に立って元気に歌い踊る5人の姿。その中でもひときわ明るい笑顔で、パフォーマンス中にも関わらず絶え間なく周囲にツッコミを入れたり、メンバーをいじったりしていたのが中居正広くんでした。当時は「歌っている最中なのに、こんなにしゃべっていて大丈夫なのかな?」と幼心にも不思議に思ったのを覚えています。けれど、その自由奔放な雰囲気がとても面白くて、気づけば私はすっかりSMAP番組を追いかけるようになっていったのです。

 バラエティ番組での中居くんは、他のアイドルとはひと味違う存在感がありました。いわゆる「アイドルらしさ」よりも、芸人さん顔負けの切り込み方や、気の利いたコメントで場を盛り上げる姿が際立っていたのです。もちろん、格好良く歌い踊る姿も素敵でしたが、それ以上に私が惹かれたのは中居くんが見せる“MC魂”のようなもの言葉で人を笑わせ、安心させ、時には厳しく指摘もするけれど、最後にはその場にいるみんなをちゃん大事にする。その姿勢SMAPというグループの垣根を超えて、多くの芸能人視聴者から愛される理由だと感じていました。

 SMAPを語るうえで欠かせない番組ひとつが、やはり『SMAP×SMAP』です。バラエティコントトーク、そして料理コーナーの「BISTRO SMAP」と、まさに総合エンターテインメント番組と呼べる内容でした。そこでも中居くんは、進行役やツッコミ役として重要ポジションを担っていました。毎回ゲストを交えながらのトークパートでは、中居くんならではの話の引き出し方が際立ちますゲストの経歴や最近出来事を聞きだしながら、時にはメンバーを巻き込んで笑いを作る。そして相手ちょっとした仕草失言絶妙につつきつつも、どこか愛情を感じさせる口調でまとめ上げる。そのやり取りを見ていると、ゲストも居心地の良さそうな雰囲気を醸し出していたのが印象的でした。

 さらに印象深いのは、メンバー間の関係性です。木村拓哉さんがグループの顔としてクールオーラを放ち、草彅剛さんが少し天然めいた穏やかさで空気を和ませ、稲垣吾郎さんが知的スマートな振る舞いを見せ、香取慎吾さんがアーティスティックかつお茶目なアイデアマンとして盛り上げる。その中心で、中居くんはまるでお兄ちゃんのように全員の特徴を把握し、それぞれに合わせた的確なツッコミフォローを入れていました。SMAPバランスを保つ“司令塔”というか、“まとめ役”としての役割があったからこそ、あの自由奔放な個性派集団が一つの大きなエンターテインメントを生み出すことができたのだと思います

 中居くんの思い出を語るなら、『うたばん』も外せません。石橋貴明さんとタッグを組み、ゲストアーティストを迎えてのトークは、時にアイドル番組とは思えないほど鋭いツッコミボケが炸裂し、毎回手に汗握るような面白さがありました。アイドルなのに、ここまで突っ込んで大丈夫なの?と心配になるほどの攻めた展開。でも中居くん石橋さんも、相手の魅力を引き立てるために全力で盛り上げているのが伝わってきました。ゲストとの絡みの中で、ちょっと厳しいことを言っても笑いに変える技術や、相手負担に感じないように言葉を選ぶバランス感覚は、まさに“番組MC”としての腕前そのもの。多くの人気アーティストが『うたばん』に出たがる理由の一つに、中居くんとの掛け合いが生む“ハプニングから面白さ”を求めていた、というのも納得でした。

 また、『FNS歌謡祭』や『NHK紅白歌合戦』など、大規模な音楽特番でも中居くんMCや司会として活躍してきました。特に時間生放送において、時間管理や進行、そして突然のアクシデントへの対処など、さまざまな能力が求められます。そんな状況でも、中居くんほとんど動じることなく、次に話を振る相手を見据えて瞬時にコメントをまとめあげる。その柔軟性と仕切りのうまさは、幼い頃にバラエティで見せていた“自由さ”と表裏一体だったように思います即興のやり取りが求められる中でも、彼が必ず忘れないのが「周りへの気配り」。カメラに映っていない場面でも、共演者に小声で指示を出したり、笑顔フォローしたりと、その人柄がにじみ出ていました。

 そして、一ファンとして忘れられないのが、ライブでの中居くん存在感です。ダンスや歌のスキルに関しては、他のメンバーのほうが得意とされることも多かったかもしれません。だけど、中居くんステージの真ん中で煽りの声を出すと、会場全体がぐわっと盛り上がるのを肌で感じた瞬間が何度もありました。MCタイムでは、時にメンバーからかいながら、時に客席に向かってユーモアたっぷりに語りかけながら、あっという間に空気を一つにしてしまう。あの空気感は、リーダーとしてファンとの距離を一番近くに感じさせてくれる、特別ものだったと思います

 また、中居くんは時に“ヘタレキャラ”を自称することもありました。運動会スポーツ番組などでほかのメンバーに比べて活躍が今ひとつだったり、本人が「オレ運動苦手だから」と照れながら言い訳をしたりする場面もしばしば。でも、そういうところも含めて、ファンとしては親しみを感じるポイントでした。完璧すぎないところがまた魅力で、「自分を落とすことで周りを立てる」というサービス精神根底にあるように思います

 バラエティの場面だけでなく、人をサポートする姿勢SMAP全体にも影響していました。メンバー同士がバラバラ仕事をたくさんこなす中で、それぞれが様々な経験を積み、時に悩んだり迷ったりすることもあったはずです。そのときに「チームとしてどう進んでいくか」を考える上で、中居くんリーダー立場から柔軟にメンバーを受け入れ、必要に応じて背中を押したり、時には厳しく叱咤したりしてきたのではないかと感じます。表向きには冗談混じりで「俺がリーダーだって言ったことは一度もないんだよね」なんて語ることも多かったですが、実質的には最年長としてグループをまとめる心配りを常にしていたように思えました。

 個人的に好きだったエピソードの一つは、番組収録の合間や楽屋で他メンバーと何気ない会話をしているときの話。メンバーが新しく始める企画ドラマに対して、中居くんは「それ、いいねえ!」とすごく興味を示しつつ、具体的にどう盛り上げられるかを一瞬で考えていたというエピソードです。それを聞いたとき、「ただ楽しいねって言うだけじゃなくて、どうやったら番組として面白くなるか、どうやったら視聴者がワクワクするかを常に考えているんだな」と感心しました。アイドルでありながらプロデューサー視点を持っている、そんなところが中居くんのかっこよさの一つだと思います

 SMAPが多くのヒット曲を世に送り出し、国民的なグループとして君臨した理由はさまざまあるでしょう。メンバー一人ひとりのスター性や楽曲の良さ、ドラマ映画での活躍などの要因が重なり合っての成功だったと思います。でも、その大きな渦の中心にいたのが、中居くん存在ではないでしょうか。ライブ番組構成を考え、グループ方向性を冷静に見極めながら、必要とき自分が矢面に立って場を和ませる。その絶妙バランス感覚が、SMAPを一つにまとめる大きな支柱になっていたように思います

 長い年月を経て、SMAPというグループは大きく形を変えました。それでも、私たちの中にはSMAPが残してくれた多くの思い出や楽曲番組での名シーンが色あせることなく生き続けています特に笑顔あふれる中居くんの姿は、当時のファンにとっては鮮明に焼き付いているはずです。自分たちが楽しむだけでなく、視聴者ファン、そして一緒に仕事をする仲間を思いやる彼の振る舞いは、バラエティ番組を中心にした日本エンターテインメント界にとって一つの理想像だったといえるのではないかと思います

 もちろん現在活動でも、その経験値をフルに活かして、さらに磨かれたトークスキルを見せてくれていますしかし、私たちファンが時々思い出すのは、まだ若くて少しやんちゃさもあり、どこかいじられキャラでもあった“旧SMAP時代”の中居くんの姿。テレビの前で腹を抱えて笑ったり、ライブ会場で一緒に声援を送ったりしていたあの頃は、私にとっても青春の一部でした。彼が楽しそうにメンバーとの掛け合いを見せてくれるたびに、「ああ、SMAPって本当に仲がいいんだな」と感じられて、それだけで明日からの元気をもらえたものです。

 今振り返ってみても、あれほど多種多様な才能を持ち寄りながら、しかバラバラ個性をしっかりまとめ上げるグループはそう多くないように思います中居くんはその中でも特に、「自分楽しいと思うこと」を軸に、周りの人たちにも楽しさを広げる才能があるのだと感じます。彼が時折見せる優しい表情や、言葉の端々ににじむメンバーへの思いは、画面越しでも十分に伝わってきました。だからこそ、笑いにあふれたSMAPバラエティコンサートを思い浮かべると、自然こちらも笑顔になるのだと思います

 旧SMAP中居くんを思い返すとき、私が一番大切にしているのは「温かさ」と「笑い」です。さまざまな番組ライブの中で、彼がファン共演者、そしてメンバーに注いでいたものは、アイドルを超えた一種の“人間らしさ”のような気がします。ステージの上でギラギラと輝くだけではなく、どこか隣にいそうな親しみやすさで、でも気づけばしっかりと中心に立って場を回している。そのギャップこそが、中居くんを唯一無二の存在にしている理由ではないでしょうか。

 私にとってSMAPというグループは、思春期から大人になっていく過程で、たくさんの楽しみや感動を与えてくれた存在でした。その中心でいつもバラエティ豊かな笑いを提供してくれたのが中居くんです。リーダーでありながら「リーダーらしくない」態度を取りつつ、それでも大事なところでメンバーを一つにまとめる。そんな中居くんの姿に、今でも私は元気や勇気をもらいます。たとえ環境が変わり、活動スタイルが変わっても、あのころの明るい笑顔と思いやり溢れるトークは、ずっと色褪せずに心に残り続けるのだと思います

 こうして改めて振り返ってみると、“旧SMAP”という一つの時代象徴する存在の中で、中居正広くんがどれほど重要役割を担っていたのかを再確認することができます。彼が築き上げてきたバラエティでのポジションメンバーを支えるリーダーシップは、簡単に真似できるものではありません。これから先、さら活躍の場を広げ、より自由な形でエンターテインメント創造していく中居くん。その姿に触れるたびに、私は「やっぱりあの頃のSMAPは最高だったな」と、懐かしさとともに温かい気持ちになるのです。今でも繰り返し見たくなる映像ライブ音源がたくさん残っていることを幸せに思いつつ、これからもずっと、あの輝かしい記憶を大切にしていきたいと思います

2024-08-15

インサイドヘッド2を見た。

1.映画感想


2.思ったこ

Pixarには最近陰りがみられるとはっきり感じた。実は、最近親分ディズニーアニメーションスタジオのほうが勢いがある。以下のリストは、純真な新作として公開された2010年以降の作品

単純な作品数だけでも親分が多く、かつラプンツェルシュガーラッシュアナ雪、ベイマックスズートピアという今も愛されているようなヒット作群に対し、この15年でピクサーが生み出せたヒット作はインサイドヘッド、リメンバーミー。非常に弱い。ウッディもマックイーンもニモマイクワゾースキーも、全部2000年代なのだCG技術でハッと目を見張るようなアイデア映画製作をしてくれたあのPixarは終わった。次世代に愛されるさらなるキャラクターを生み出さないことには、衰退の一途だろう。親分も近年は少し危うい。次期作2つが焼き直しだ。ディズニー全体としての停滞感もある。キャラクターが十分そろって興行、売上的には満足をしても、アニメ映画クリエイター集団としてピクサーには頑張ってほしい。そう感じた「インサイドヘッド2」だった。

2024-05-12

anond:20240512091842

ヨースタークチャーズが無能なのは制作企画能力の無さなので司令塔が死んでればまともな成果物上がって来ないのは当然.

アークナイツゲームPVで時々まともなアニメーションが生まれるのは本国の開発会社指揮命令権に関与してくる時だけ.

それでいてHDR対応のような技術面はそれなりに適応が進んでるのできれいなクソアニメを量産する事になってる.

2024-01-08

まったく最高ではない

anond:20240108200629

なんの指標からみた評価なんだ。そんなものはすぐに確定することはない。

 ところで、うまくいっているかいっていないかという点で言えばうまく行っていないが、それは悪意ではないし、なんと大半は無能でもないだろう。

今回は地震後の地形的制約があまりにも強烈すぎる。

おそらく大半の基礎自治体はほぼ全力で対応しているし、横紙破りを連発してでもできることをやっているのは見えている。

ただ、悲しいことに広域自治体たる県は手順通りの最善を尽くしている範囲にとどまってて、もしすぐに改善できる余地があるとしたらここ。

地区ごとの状況を完全に取りまとめて、ルート等もまとめて指示する機能を、あきらかに県は確立できていない。よくここら辺で「国が」みたいな話でてくるけど、これは割ととんでもないことを言っていて、特に県内に集中している問題広域自治体ではなくまず国がみたいなの、行政機能観点から言っても、根本的に「天が力を振るう」類の幻想


県内広域での問題対処すべきなのは当然県だし、もっというなら、なにができなくてなにを外に頼むかは広域自治体たる県しか決められない。

今回だと、明らかに想定以上の状況不明地域がでてしまっているため、最速で幹線から支線へのルートを啓開しながら状況収集をしつつ、支援ルート確立していく為の指示を各支援体に適切に出さなければいけない。だがこれは地理的要因を熟知している人員が行ったほうが圧倒的に良いし、その為には(想定外から)どこから人員を剥がさないといけないわけで、そこで何かの部門一時的に閉鎖したりなにかを中止する判断をしつつ、別の広域自治体後方支援後方支援を大規模に依頼する必要がある。別の言い方をすると自分達の機能他者にどれだけ渡すかを決めると言うこと。

これは誰がするかというと広域自治体首長であって、他の誰もできないので、選ばれた首長がそういう判断を下せるかどうかが今回覿面に効いているのかもしれない。

あとやっぱりやることが圧倒的に多い都がそれ故職員の層が圧倒的に厚く、そういう首長以外責任を被れない判断が要る案件ちゃんと上げられるか自体も差は出てしまう。これは自治体能力問題であって、かつ分権構造をみんな(国民)が意識しているかという問題でもある。



で、この、いわゆる司令塔仕事が完全にうまく行っているとは言いがたい。

そうなると、この地域はこの部隊にお願いします、以上の指示がだせない状況下では、ルート策定から輸送内容の調整まで支援体側でやることになるし、その場合はここで得られた情報が他から得られたのとすぐにマージできない。現状、担当地域の指示はしているし、そこでの展開に関してはそれぞれが頑張っているけど、どうも連携(とくに啓開したルートをすぐに利用して別機能派遣し、人員輸送物資輸送が先か緊急補修工事が先かを判断して、いずれにしろ最終的に緊急工事がどれだけ必要かを把握するところまでの一連)まで手が回ってない。

ここら辺が上手く処理できる様になればおそらくは移動経路がー区間開く度に展開可能支援規模も倍々で増やせるんだけど。とはいえ地域を熟知している人員は生えてこないし、外から連れてきてもよほど訓練を積んでいなければ習熟にしばらく掛かるので、すぐに解決するのは難しいし、その時間問題がどんどん悪化するから、あまり良い見通しがないのは実はもうわかっているけどどうしようもない。非常に辛い。

2023-10-29

ラグビーW杯2023 10/29 決勝 ニュージーランド対南アフリカ

9月9日開幕戦から20チームの激闘を見守り続けてきたウェブエリスカップ

50日間の戦いの末に、今日、その所有者が決まる。


おはようございますこんにちは、こんばんわ。

レビュー増田です。


4年に1度のラグビーの祭典ワールドカップ2023年フランス大会も、ついに決勝を迎えた。

47試合の末、ファイナルに駒を進めたのは、南半球、いや世界ラグビー象徴ニュージーランドと、ディフェンディングチャンピオン南アフリカ


開催国フランス好調や、ランキング1位で乗り込んだアイルランドフィジーサモアなどのアイランダーチームやアルゼンチンの成長などで、勢力図の変化が噂される中で開幕した今大会だが、蓋を開けてみると、決勝はおなじみの最強同士の対戦となった。


ニュージーランド開幕戦フランス相手に1試合を落として以降は、圧倒的な得点力で対戦相手沈黙させてプールステージ突破した上、準々決勝ではアイルランド相手守備の硬さも見せつけて準決勝進出。チーム初の優勝を狙うアルゼンチンに完勝して決勝まで勝ち上がってきた。


大会前までは仕上がりを不安視されていた黒衣の軍団だが、オールブラックスに関しては「史上最強」「完全な優勝候補」とみなされていたような大会の方が勝てないことが多く、今回のように「ぱっとしない」と言われる時の方が優勝を攫ったりする。


チームをみると、LOサム・ホワイトロックSHアーロンスミスなど、レジェダリーなベテラン選手活躍する一方、PRイーサンデクラークティレルロマックス、CTBリーコ・イオアネ、WTBマーク・テレアウィルジョーダンなど20代のプレーヤーも多く、ベテラン、中堅の経験値と、若手のエネルギーバランス良くミックスされたチームになっている。

大会で最強と呼ばれた世代の多くが引退した後、世代交代の最中で完成形が見えづらいままW杯に臨んだが、まさにこのW杯で成長したのかもしれない。

7週間にも及ぶ戦いの中で調子を上げ、持ち前の得点力だけではない守備の硬さ、意外とも言えるスクラムの強さも見せつけてきた。


HCのイアン・フォスター大会後の勇退が決定しており、スーパーラグビーの常勝軍団クルセイダーズHCのスコット・ロバートソンにその場を引き継ぐことが決定している。

つなぎの世代と言わせず、このチームこそが最強のオールブラックスであることを証明できるだろうか。


対する南アフリカはというと、フィジカルバトルを得意とするチームが集まったプールBをアイルランド戦の1敗以外に圧倒的な強さを見せつけて決勝トーナメント進出

フランス戦、イングランド戦の2試合連続の1点差で制して決勝に進出した。


優勝した前大会の時点で主力メンバーが若かったため、本大会でも優勝メンバーが残り、FWの安定感がチームを支えてきた南ア代表だが、なぜかこのチームに起こりがちな「完全な1本目のSOがいない」という問題に今回も悩まされ、重要得点源のキックの精度などはイマイチとみなされていた。

そこに、負傷で代表メンバーから外れていたハンドレ・ポラードが、大会中に負傷したメンバーと交代して第4戦目から復帰。

この決勝で先発のSOをベテラン司令塔に託すことになった。


ラードはあまり華麗なパスを見せる司令塔ではなく、南アらしいキックFW戦のタクトを振るのを得意としているが、この試合に望むリザーブメンバーを見ても、南アがどういう試合にしたいのかが垣間見える。というかクッキリ見える。

なんと8人のリザーブのうち、FWが7人。

SOはおろか、SHの替えすらなく、デクラークが負傷した際にはWTBチェスリン・コルビが務めるとアナウンスされるほど。

80分間、FWを惜しみなく使って身体を当て、キック得点する気満々で、スプリングボクスらしい戦いでオールブラックスを迎え撃つ構えだ。


オールブラックススプリングボクスが戦えば、激しいフィジカルバトルに耐えてちょっとの差を掴み取るゲームになるしかない。

決勝のスタット・ド・フランスは雨。

身体をぶつけあうには絶好のコンディションだ。

どちらが「ちょっと」をモノにしてウェブエリスカップを掲げることができるのだろうか。


両国国歌斉唱につづいて、オールブラックスが今大会最後ハカ、カパ・オ・パンゴを披露し、オールブラックスボーデン・バレットキックオフで試合が始まった。


前半

開始早々、大会を通して南アスクラムを引っ張ってきたンボナンビが脚を痛めてグラウンドに倒れて負傷後退。

その直後の交錯オールブラックスのシャノン・フリゼルイエローカード

双方がゲームの進行にダメージを受ける波乱の幕開けとなる。


ボールキープしてパスとランからゲインをねらうオールブラックスに対して、ディフェンスからキックを蹴らせ、受けたボールを蹴り上げて、キック前進する南ア

もとからお互いやりたいことをするとこうなるわけだが、南アがジリジリ前進できている。

リゼルの反則で獲得したものにつづいて、オールブラックスを押し込んで序盤に2つ連続ペナルティを獲得した南ア

ラードキック南ア 6 - 0 NZ とする。

ロースコアゲームで蹴り勝ちたい南アにしたら上首尾なゲームの入りだ。


オールブラックスボールを回しながら前進してPGを返すが、南アFW戦で圧力をかけてペナルティを狙い、PGを重ねて差を詰めさせない。

南ア 9 - 3 NZ


スコアで突き放されながらも、ゲームが進行するにつれボールをまわす攻撃で徐々に先進し始めたオールブラックスだが、雨の影響でボールが手元で滑り、掴みかけた攻撃のチャンスでボールを失っている。

そしてゲームの流れを大きく変える瞬間が訪れた。

28分にFLサム・ケインハイタックルレッドカードの退場。

前評判の低かったチームを獅子奮迅活躍で牽引してきたキャプテンまさかの決勝の舞台で一足先に試合を去ることになった。


荒れ模様前半はその後、双方がPGを重ね、南ア 12 - 6 NZゲームを折り返した。


試合としては前半の25分過ぎからオールブラックスボールを保持した攻めで南アディフェンスを切り裂き始めており、圧倒されているわけではない。

しかし、ラインアウトの不首尾や、滑る手元、高く入ってしまタックルなどで得点のチャンスを失うオールブラックスに対して、南アが手に入った機会に過大な結果を狙わず即座のPG得点を重ねて6点差。

攻めがつながっているので、後半での逆転もあり得る点差だが、相手そもそもロースコアを狙ってきている南アだなると話が違う。

それに、フィジカルバトルを狙ったオーダーを組んできた南ア相手に人数の不利を被ったのは大打撃だ。

南アにしてみれば、相手ミスに救われているところもあるが、それは要所でうまくプレッシャーをかけて、危機を切り抜け続けているという事になる。

この決勝でも当然のように発揮される南ア勝負強さは驚くべきものだ。


オールブラックスは不利を跳ね返して逆転のトライを決められるのか、それとも南ア得点以外でも前半につけた差を活かして突き放すのか。


後半

後半の南アキックオフから敵陣深くに侵入して圧力をかける。

得点匂いがする猛攻だったが、この攻撃のなかで、今度はシア・コリシの頭が当たってイエローカードで退出し、人数のアドバンテージを失う。


後半頭で試合を決めるチャンスを逃した南アに対して、オールブラックスは人数の不利がないうちに攻め込んでいく。

ボール展開すればゴールライン間際まで迫ることができるが、オールブラックスとしては歯がゆいことにスコアまでに至らず、トライラインまで到達したプレーも、ノックオンでチャンスを失ってしまう。

今日はずっとこんな調子だ。

全てがうまくハマる日もあれば、そのピースをはめる時に手がパズルの傍にあるグラスに当たったり、膝がテーブルの下を叩いたりする日もある。

それが起きているのが、4年間の努力の末のW杯の決勝の場で、相手最後まで勝負を投げない南アだというのが最悪だ。


ズルズルと時間勝機を失ういかけていたオールブラックスだが、58分、ついにゴールラインを破るトライを獲得。

ここで7点を取れば、ロースコアの試合で果てしなく大きい1点のアドバンテージを得ることができたところだが、決定力の高いモウンガのCVは外れて、リードを奪うまでに至らない。

南ア 12 - 11 NZ


W杯も残りは20分となり、ゲームの内容としてはボールを敵陣に運べているオールブラックスに傾きかけているのだが、勢いにのってひっくり返したいところで、雨の影響もあってかボールが手に付かない。


ゲームが動かないまま10分がすぎ、1本のPG勝利に直結する時間になってきた。

オールブラックスPG1本でも欲しい、南アは逆にこれをとって試合を決めたい。

試合を分ける攻防の中で、南ア・コルビの故意と見做されるノックオンオールブラックスPKとなり、またも試合をひっくり返すチャンスが訪れるが、ジョーディ・バレット重要な1本が外れて1点差のまま。


1プレーで逆転できる1点差が果てしなく遠い。

のこりは5分を切り、最後の攻めのチャンスが巡ってきたオールブラックスだが、ここでも敵陣深くまで迫りながらノックオンボールを失う。

残り10秒のスクラム最後希望をかけるも、必死で守る南アボールラインに押し出されて、試合終了を告げるホイッスル


最終スコア

南ア 12 - 11 NZ


降りしきる雨、試合開始直後の負傷退場やイエローカード、両キャプテンの反則退出、度重なるハンドリンエラーなど、双方にとってゲームは思惑通りに進まなかった。

しかし、オールブラックスが何度も訪れた逆転のチャンスを悉く掴み損ねたのに対して、ひっくり返されそうになった南アは、諦めずに自分達のするべきことに徹して耐え抜き、ゲームを決める「ちょっと」をものにした。


大会前はアイルランドフランスなどが見事な戦績を積み上げ、南アNZも今回は圧倒的な存在ではないと見做されていたが、両チームは大会の中で成長しながら決勝まで辿り着いた。

そして、歯を食いしばりながら薄氷勝利を積み上げた南アは、なんとこのW杯決勝トーナメント試合全てを1点差の勝利で勝ち抜いて、ついに連覇のウェブエリスカップを掲げる最後の勝者になった。


この大会前回大会から8年間、時代の主役だったプレヤーたちの多くが代表を去る。

ウェールスのダン・ビガー、アイルランドジョニー・セクストンニュージーランドアーロンスミス

日本代表でも年齢的に堀江などは次の大会で見られないかもしれない。

選手が入れ替わるだけでなく、大会レギュレーションも見直され、次のオーストラリア大会からは出場チームが24に拡大される。

4年後はラグビーを取り巻く景色が大きく変わっているだろう。

演者舞台も大きく変わる節目の大会となった。

時代の終わりに少しの寂しさがある。

でも、次の時代の準備はもう始まっている。


自分の話をさせてもらうと、今回は大会が始まる前までレビューを書くか迷っていた。

大会日本開催で多くの人が試合を見ることが予想されていたのに対して、今回はフランス開催で試合リアルタイムでは観戦しづらく、日本代表の苦戦も大会から予測されていた。

また、自分自身この夏から本業が急に忙しくなったので、1ヶ月半以上毎週レビューを書くだけの気力が続くかという心配もあった。

ただ、やはり4年に一度しかいからと、初戦のチリ戦からレビューを書き始めると、まだ待っていてくれていた人から応援コメントや、他の試合をみたトラバなどが寄せられて、ともにラグビーの祭典を楽しみたいという人がいたことにとても支えられた。

(あと、本業の厳しい局面でも「リーチ・マイケル堀江あんなに頑張ったしな」なんて思って自分を奮い立たせたりもした)

ラグビーを見る人の楽しみに少しの助けになりたい」と始めたことが、皆の支えでやり切れて、自分自身がこの4年の集大成を、そして時代の変わり目をしっかり目に焼きつけられたのは感謝気持ちでいっぱいだ。


ラグビー身体のぶつかり合いが特徴のスポーツで、試合感想を語ろうとすると「フィジカルに圧倒された」という話になりがちで、それ以外だと「反則が多かった」「あの選手のあのプレーが」という結果の一部だけを取り上げた議論になってしまう。

このレビューを書く上で意識していたのは、結果の現象だけでなく、双方のチームがどういう強みとプランをもって試合に臨んだのか、キックオフなどのゲームの状況が基本的にどちらに優位に働くのかなどに注目して、「なんとなく身体能力で負けた」「多分ミスで自滅した」「全力を尽くして感動した」よりもう少し理解度をあげて、とはいえつのサインプレーなどの細かい話に入りすぎて全体像が見えづらくならないようにと思って書いていた。

自分はいファンにすぎないので、長年のオールファンを唸らせるようなレビューは書けないと思っていたけど、日本代表試合から見てみようと思った人に、今回少しでも役に立てたなら嬉しい。


これが今大会最後レビューなる。

もう一度、みなさんありがとう

最後まで書き切れたのはみんなのおかげです。

またどこかで、会いましょう。


anond:20231021081219

2023-10-15

ラグビーW杯2023 10月15日ベスト8 アルゼンチン vs ウェールズ

これが最後W杯になるかもしれないリーチマイケルが、日本の最終試合後に代表ジャージのまま夜の街に出て、カフェファンとの交流を楽しんだ夜から1週間。

2023年大会は、フランスの地でに残った8チームによる決勝トーナメントが始まった。

おはようございますこんにちは、こんばんは。

レビュー増田です。

ノックアウトステージ最初試合は、プールC1位・ウェールズプールD2位・アルゼンチンの対戦となった。


イギリス連邦とはいえ日本ではあまり馴染みがないウェールズはどういうチームなのかというと、硬い守備ベースに、獲得したペナルティーからセットプレーであったり、ハイパント守備を崩してからシンプルボールを順目に送り、ランナーが個々のスキルディフェンスを振り切ってトライを狙うチームだ。

もう一つの得点源が、SOダン・ビガーの正確無比なキック

正確な上に射程距離が長いので、ハーフウェーライン前後ペナルティを獲得しても3点を狙える。

時間ボールを持つチームではなく、ポゼッション相手に取られることが多いが、一瞬の切り返しで点を取る。

予選プールでも相手に攻めさせてからの一撃必殺の切り返しで対戦相手を沈めてきた。


得点源のバックスベテラン揃いで、ダン・ビガー、SHガレス・デービスCTBジョージ・ノース、WTBジョシュアダムス、FBリアム・ウィリアムズの前W杯出場組の合計キャップ数が420を超える。

もう3回もW杯に出ているダン・ビガーは今大会での代表引退を表明しており、この大会にかける気持ちは強いだろう。

注目の若手の14番ルイスリーズ=ザミットもベテランに負けじと予選プールトライを量産した。


対するアルゼンチンHOフリアン・モントーヤLOギド・ペティトマスラバニーニなどFWに地キャップ数80を超えるベテランを揃えるが、攻撃の指揮を取るサンティアゴカレーラスキャップ数34の25歳、日本戦で3トライを決めたマテオ・カレーラスキャップ1023歳の新鋭。

リザーブキャップ数97のSOニコラス・サンチェスキャップ100のアグスティン・クレービー(38歳!)も控えており、若手をベテランが支える。


ボールをつないで走るラグビー代表といえるオーストラリアを前大会まで指揮していたマイケル・チェイカをHCに迎えて、今大会でも強力なフィジカル突破力と左右への展開力で戦ってきた。

戦い方をアップグレードしている最中のチームで、大会前にテストマッチニュージーランドを破ったりもしているが、今大会に入ってからボールを持ちすぎて攻めが停滞する場面があったり、ハンドリングエラーが多く、調子に波があるのが気掛かりだ。


アルゼンチンセットプレーを渡したくないし、ダン・ビガーにキックも蹴らせたくない。

ウェールズアルゼンチンを波に乗らせたくない。

日本ファンとしては、日本を破って進出を決めたアルゼンチンの戦いぶりも気になるところだろう。

どちらがペースを握って自分達の形でゲームを進めることができるだろうか。


スタジアムはスタット・ドゥ・マルセイユ

試合に先立って紛争が激化しているイスラエルパレスチナの人々に対する黙祷に続いて、両国国歌斉唱斉唱され、ウェールズキックオフで試合がはじまった。


前半

開幕直後、ダンビガーのキックから前進するウェールズアルゼンチンは自陣に押し込まれる。

ゲームの入りはウェールズのペースだが、コンテストキックの処理からボールを獲得したアルゼンチン守備良くウェールズに勝るポイントである連続の展開でフォワードフィジカルをぶつける。


ボールを持って地面を縦横に走るアルゼンチンに対して、ウェーズルはガレス・デービスダン・ビガーが垂直に蹴ってからシンプルに順目に送ってまっすぐ走る。


コンテストキックを蹴るのは再獲得にも相手の取られての守備にも自信があるからで、パントの多いゲームでその後の処理をどちらがうまく進めるかが前半のポイントとなる。


序盤10分までのボールポゼッション77%のアルゼンチンだが、キックから押し込んでくるウェールズに対して、なかなか相手陣の深くに侵入できない。


すると、15分、ウェールズスクラムから必殺のセットプレーアルゼンチンディフェンスを崩し、ジョージ・ノース、ガレス・デービスと繋いで、ダンビガーがトライ

これぞウェールズ得点パターンというトライからコンバージョンも決まり

ウェールズ 7-0 アルゼンチン

とする。


ここで、レフェリーヤコ・ペイパーさんがブレイクダウン周りの攻防に巻き込まれ脚を痛めるという珍しい展開になり、レフェリーの負傷交代という激しいフィジカルバトルを象徴するような場面となった。


先制のトライを許し、早く返したいアルゼンチンが地上の展開に持ち込もうとして攻めるが、ウェールズの硬い守備にあってのエラー攻撃も途切れてしまう。

そして突破できないうちに、ウェールズに切り返され反則、こうなるとウェールズのしたいラグビーだ。

ダン・ビガーの長距離砲で、ウェールズ 10-0 アルゼンチン


ウェールズのやっていることはほとんどワンパターンにも見えるのだが、アルゼンチンスコアリードされたまま、押し込まれて自陣を出ることができない。


序盤を完全に持っていかれているアルゼンチンスコアが内容ほど離れていないのはウェールズ最後の一手でのミスに助けられている。

なんとか前半のうちに少しでもスコアして、流れを変えたい。

ハーフタイムまで5分を切ってやっとそのチャンスが来る。

相手陣深く侵入してラインアウトからペナルティを獲得してショット選択

ウェールズ 10-3 アルゼンチン


この38分のスコアアルゼンチンに勢いと幸運を呼ぶことになる。

前半最後に追加でスコアしたいアルゼンチンが攻める中、タックル後のボール処理をめぐってジョシュアダムズがレイトタックルを犯し、掴み合いの末、ゴール正面でPGを獲得する。

ウェールズ 10-6 アルゼンチン


4点差なら1トライで逆転できるので、後半に望むプレッシャーが全く違う。

アルゼンチンは期待をもたせるスコアで前半を終えた。

この10分でアルゼンチンは流れを掴んだのか?

それともウェールズワンチャンスで終わらせるのか?


ここで前半のスタッツで気になる点がある。

ウェールズラインアウト成功率成功 2/5 という数字

ここまで内容で支配しているなら、6点取られようが問題いくらい離せていてもおかしウェールズだが、重要得点源の一つがフルにいかせていない。

内容が良くても最後スコア勝敗を決する。

ウェールズはこの細部で顔を出す荒さが気がかりだ。


後半

アルゼンチンキックオフから始まった後半は前半の最後の流れがそそまま続いているように、アルゼンチン身体を当てて攻め込む。

22mに深く侵入してゴール直前でPGを獲得、ウェールズ 10-6 アルゼンチン とする。


さらに47分、自陣からPGアルゼンチンはついに逆転に成功

ウェールズ 10-12 アルゼンチン となる。


アルゼンチンウェールズミスにも助けられて前半ほど自陣に押し込められていない。

この35分から55分までの20分で、流れがアルゼンチンに行きかけてる中、ボールを上げてキックゲームに戻そうとするウェールズは56分、やっと巡ってきたセットプレーのチャンスに抜け出したトモスウィリアムズが乱れたアルゼンチンディフェンスをすり抜けて中央トライ

PGも決まってウェールズ 17-12 アルゼンチンとなる。


流れが変わりかている中、60分の5点差は全く安心できない数字だ。

前半がウェールズ、後半がアルゼンチン

ウェールズはなんとか逃げ切りたいが、ルイスリーズ=ザミットのミスキックアルゼンチンにチャンスを与えてしまう。


そしてそのミスキックで押し込まれ状態からアルゼンチンセットプレーを耐える展開となり、最終ラインをこじあけられてトライを許してしまう。

コンバージョンも決まって ウェールズ 17-19 アルゼンチン


残り10分の2点差はPG1本でウェールズの逆転もある数字だが、前半とは景色がすっかり変わっている。

アルゼンチンは、先立って投入したクレービーにつづいてサンチェスも入って、キャップ数197のベテランでこのクロスゲームを制しにかかる。


逆転にかけるウェールズは、22歳のルイスリーズ=ザミットがゴールラインに迫るが、わず10cnmほど足らずにタッチラインを割る。

ここで決まれゲームウェールズのものだったが、76分、34歳のサンチェスウェールズパスを読み切ってインターセプト勝負をほぼ決めるトライ

ウェールズ 17-26 アルゼンチン


ウェールズ最後の攻めを断ち切ってとどめを刺したのも38歳のクレービーのジャッカルだった。

最終スコア

ウェールズ 17-29 アルゼンチン

最後PGを蹴ったのはサンチェスだった。


終盤に機会は双方に訪れたけれど、ウェールズの期待の俊英から溢れた幸運を、アルゼンチンベテランがしっかりと掴んだのは劇的だ。


ゲーム全体でみると、前半最後の勢いを活かせたアルゼンチンと、決めるべきところでミスをしたウェールズ明暗が分かれた。

ウェールズはもとからボールを持ちつづけるチームじゃないので、攻める時に絶対決めないといけない。

予選まではその脅威の決定力で勝ちを重ねたが、この試合の後半でエラーをたくさん出してしまった。


12年間、ウェールズのSOとしてチームを牽引し、ライオンズでも司令塔を勤めたダン・ビガーは、ここで最後W杯、そして国際レベルラグビーから去ることになる。

最後の旅を最高の結果で終えられなかったのは残念だろうが、その場に立った全ての人々が全力を尽くし、誰かはその真剣な望みが断ち切られることになる、それが勝負事の世界なのだ


これでアルゼンチン準決勝まで駒を進める。

相対するのは、これに続くゲームアイルランドを破ったニュージーランドだ。

アルゼンチンが優勝候補一角とも見なされるようになったのが、オールブラックスを破ってからだった。

ここにきて勢い勢いを取り戻しつつアルゼンチンは、その勢いで再び強豪を飲み込むことができだろうか。


2023W杯も残りの試合が少なくなってきた。

開幕戦から選手の入場を見守るウェブエリスカップ、その所有者は、あと5試合で決まる。


anond:20231009025044

2023-09-12

来客

昨年11月適用障害を患ってから今は患った当初みたいに寝たきりになったりご飯が食べれなくなったり仕事用のパソコン過呼吸になることもなくなって、発症前の自分に近い自分に戻ってはいる。だけど鬱はいつも突然現れる。そう、今日がまさにそうだ。

仕事中に突然発症してなんか全て無理だったので仕事を早退した。

今の会社に入ってから自分適応障害であることは言っていない。たぶん、いまのとこはこれからも言うつもりはない。

鬱はまるで突然の来客みたいで私をかき乱すけど、鬱は鬱で私にメッセージを与えようとしている司令塔だ。

から奥底に隠れていた自分が目の前に現れて自分対話している気分になる。

自分と会話しているのだ。まさか自分の中に潜んでいたとはと思うけど、今は鬱がやってきてもお久~きたんだね、分かった、ゆっくりするねと話しかけてあげる。

先月の自分は来客を無視して仕事に集中しようとしたから、今回はきっと無視した分のフラストレーションがたまっていると思う。無視してごめんね。

私を守れるのは私しかいないから、自己管理には気を付けないとね。忠告を言いに来てくれてありがとう

適応障害を患って数ヶ月は脳と体が比例しない現象に苛立ちを覚えたが、今はありがたいなと思う。

私のところに現れてくれてありがとう

2023-09-10

ラグビーW杯2023 9月10日プール第1週 日本 vs チリ レビュー

9月9日開催国フランスニュージーランドの対戦で幕を開けた2023年ラグビーワールドカップ

今日日本代表の初戦となる。


おはようございますこんにちは、こんばんは、レビュー増田です。

みんなとまたラグビーW杯を観られて嬉しいです。

いろいろなことが大きく変わった今回のW杯、変わった点なども含めて、試合レビューしたいと思います


日本所属しているプールDには、もちろん世界で強豪とされるチームが所属しているものの、直近の戦績でランキング上位国が不調だったり、ティア2国の激しい追い上げなどで、突破チームどこになるかというのは予想が難しい。


そんな中で、突破本命と目される2チーム、イングランドアルゼンチンが今朝対戦し、不調に喘いでいたイングランドが9本のキックアルゼンチンを沈めて初戦を飾った。

この戦いでは勝ったイングランドも負けたアルゼンチン勝ち点ボーナスポイントを獲得することができず、強豪2国が他3国に対して最大のアドバンテージは得られない初戦となった。


日本としてはここでチリに勝った上で、4トライ以上取ることができれば、混戦が予測されるプールDに勝ち点5で頭ひとつ抜け出だしたスタートを切ることとなる。

計算上は、そういうことだし、もちろん、まずは取れる最大の結果を目指さなければギリギリ突破さえもおぼつかない、勝負ってそういうものだ。

しかし、そんなに簡単にいくものだろうか・・・


対戦相手チリは、情報が少なく、正直にいうと自分はどれほどのポテンシャルを秘めているかからない。

ただ、W杯に出るチームに簡単相手はいないし、プールDの最後の枠を争うプレーオフで、W杯常連カナダと成長著しいアメリカに得失点で競り勝って出場の椅子を射止めたことは注目しないといけない。

さら情報が少ないというのも勝負において大きなマイナスだ。

2015年大会で、日本南アフリカを破るなんて誰が想像した?


そして対する我らが日本はというと、コロナによる強化の遅れなどにより、4年前から戦力の上積みができているのかというと心許ないところがある。

完成度の荒さを象徴するのが「組んだ回数が強さに直結する」などと言われるスクラムで、直近のテストマッチをみると安定していない。

そのうえ、出場停止のラブスカフニと、コンディション不良の姫野というFW看板2枚を欠いている。

勝ち点5が浮ついた話に聞こえるほど視界不良の船出という感じだ。


1ヶ月に及ぶ予選を突破するため、日本アウェー開催のW杯初戦に、プレッシャーを跳ね除けて勝つだけでなく、少しでもチームの完成度を高め、可能であればうっすら見えるボーナスポイント獲得も視野に入れなくてはならない。

果たして日本は満足できる形で初戦を飾ることができるだろうか。


前半

アカペラ国歌斉唱ののち、トゥルーズ現地時間13:00、チリキックオフで試合が始まった。


コイントスで勝ったチームは勢いをつけるため、ボールを取るのが最近の主流だけど、日本太陽の向きを考え光を背にできるエリアをとった。この選択はどうでるか?

キックオフはエリアを大きく前進できるので、有利になることが多い。

前後半の初めに交代と、点を取られた側がキックオフ権があるので、お互いが機会を最大に活かした場合、交互に有利な状況が巡ってくることになり、他方、一方が相手有利のフェイズを抑え込めればその回数分、勝利を引き寄せることができる。

チリ最初キックオフ後の攻防を制することができなかった日本は6:00にトライを献上してしまった。

直後にその失点後のキックオフでヴァカタワのトライ切り返したが、この取って取られての螺旋はどこかで抜け出さないといけない。


均衡は興味深い、そしてチリにとって不幸な形で崩れた。

具智元の膝にタックルしたチリPRティアスがレイトタックルと見做されイエローカードで一時退出、さら新ルール、8分の審査レッドカード適用もありうるバンカー審査となる。

その後、これも新ルール松島の50:22タッチキック日本が陣地を大きく前進勝ち越しトライを挙げると、勢いに乗る日本攻撃チリは再びバンカー審査つきのイエローカード

日本は1トライを重ねて21-7で前半を折り返した。


展望エントリでも紹介した50:22のタッチキックは、ハーフウェイラインより自陣側で蹴った上で相手22mを越えてワンバウンドで出た正当なキックは、蹴った側のラインアウトで再開されるというもので、大なチャンスメイクができる反面、長距離キック力とそのレベルでの正確性が求められる難しい技術で、日本にはやや不利に働くと思ったが、まさかの大舞台松島が蹴ってきた。

新ルールも絡め前半だけで3トライボーナスポイント獲得した上での勝利にむけて視界が晴れてきた日本に対して、攻めやすい機会を2度逸失し、その上1人を欠いての相手キックオフで後半を迎えることとなったチリ

日本はこの差をさらに大きくできるか、それともチリがまずい状況を跳ね返してくるのか。


後半

時間経過とともに太陽は頂点近くにのぼり、選手の影が短くなる。

後半の太陽はどちらの敵でもなくなった。


キックオフから有利にスタートできる後半で、日本が今度はイエローカードで1人を欠いた上でトライを献上してチャンスを1つ逃すが、ここでまた新ルールが登場、今回からプレースキック時間厳格化され、クロック時間内でショットコンバージョンも蹴らなくてはいけない。

時間ギリギリに蹴ったチリコンバージョンはそれ、不利を跳ね返しかけたチリは2点を上積みできる機会を最大限に生かすことができなかった。


キックオフからあっとう間にリーチトライで取り返し、コンバージョンも取る日本、差はジリジリと開いていく。

自分不安視していた日本スクラムは安定しているし、直前までのテストマッチで以前よりはっきりと改善が見られていた日本ラインアウトも付け入るスキをチリに与えない。


初出場のチリは堂々たるパフォーマンスだ。

かつて「60分までは戦える」と言われていた日本に対し、65分で彼らの脚は動いている。

しかし70分、前を行く日本がついに見えなくなった。

日本に5本目のトライを献上すると、試合最終盤にも日本の新星、ワーナーディアンズにラインをこじ開けられた。

日本 42 - チリ 12


日本試合終了までにとったトライは6本。

初戦に突きつけられた難しい課題に、新ルール太陽の助けを借りて満点の回答を返し、日本勝ち点5でプールDの暫定トップに踊りでた。


素晴らしいアタックで迫り来るチリを退けた日本、次週はプール突破本命イングランドと対戦する。

司令塔オーウェンファレルを欠き、さらレッドカードFLトム・カリーさえ出場できなくなったイングランドはこの情報だけを見れば不利のようだ。

しかし、朝のゲームを見たみんなはそうは思えないのかもしれない。

自分だってそうだ、まさかSOジョージフォードが3本ものドロップゴールを放ち、その脚から得点だけで強豪アルゼンチン試合から蹴り出してしまうとは!

日本は後ろに必殺の飛び道具がチラつくを白い壁を越えて、グループリーグ突破さら勝ち点を上積みできるだろうか。

プールD、第二戦は日本時間9月18日の4:00にキックオフだ。


anond:20230909051354

2023-03-05

カトリック皇帝についていた天動説大嘘がバレた

地球が丸いことを知った商工民プロテスタントは、利益相反行為の罪でカトリックを船に乗せ、島流しにした

スペインポルトガル宣教師誕生である

宣教師らは欧州の品物をアジア宣伝し、信長秀吉にも覚えられた

ただ次世代銃のことだけは秘密だった

プロテスタントは火打銃を準備してリーフデ号に乗り、秀吉家康・近衛の顧問になる

関ヶ原の戦い勝利して、金銀銅オランダ輸出契約徳川幕府支援密約が成立した

秀吉密約を知らずに江戸家康に全ての鉱山を与えた

プロテスタント家康に火打銃を与え、大阪秀吉を滅ぼした

もちろん銃計画に気づいていたカトリックはその後ずっと見せしめ

そして出島司令塔となり、江戸水路開発が進んだ

士商工は小作から米を奪って安泰生活

その後オランダイギリス排斥され、イギリスからアメリカ独立し、第二次世界大戦からあとは米以外は食品エネルギーも輸入になったわけです

科学否定すると怖いことになるという話

2023-02-26

anond:20230226101734

伊集院光さんまサッカー司令塔に喩えていた。さんま御殿で活躍したタレントからって安易に他の番組が起用しても失敗したりする。司令塔相手を見て絶好のパスを送っているから点を取れているのだと

anond:20230226094539

昔、千原ジュニアテレビで言っていたのだが、

明石家さんまの笑いはサッカー的だと語っていた。

さんま学生時代サッカー経験していてサッカーマニアなのはいうまでもない。

その影響か笑いの作り方もサッカーであるという論だ。

 

サッカーというのはボールを持っている選手の動きも大事だが

ボールを持っていない選手の動きも同じかそれ以上に大事である

司令塔であるさんまボールパス回ししつつも

それぞれの芸人ポジションを常に確認

ここぞというチャンスでゴール前に走り込んでいる芸人

(もしくはゴール前にいるのにそのことに気づいていない芸人

ロングパスして大爆笑というゴールを決めさせる。

そういう笑いの作り方をするという論だ。

これは明石家さんまのひな壇トーク番組を見たことがあれば非常に納得できる論だと思う。

 

みたいなのも元増田言うところのゲーム脳範疇に入るのだろうか?

2022-12-07

日本サッカー課題って、やっぱりストライカーだよ

どうも。サッカー経験者です。ちょろっとユースチームなんかでプレーしてた過去があります

  

最近は「PK練習がどうのこうの」なんて話があります

ただ、サッカー経験者なら誰しも「PK練習」なんてものは、重要度の低い話だと気がついていると思うので私は何も言いません。

  

たぶん、サッカーを知らない世間の人の反応に、関係者イライラしてるかもしれませんね(笑)

プログラミングで例えるなら「JavaJavaScriptって同じものですよね?」と同レベルの話なので。

  

サッカーにおいて「PK練習」は本当に末梢の話です。

それでは本題に移ります

ストライカー不在問題

司令塔不在説(10番不在説)もありますが、私はやはりFWが最大の問題だったと思います

  

最終ラインから中盤にかけては十分世界レベルで、今大会は「遠藤航・守田英正・田中蒼」のようなボランチ選手は攻守にわたり安定したプレーをみせました。

  

特にクロアチア戦ではスペースを上手く消して、ルカ・モドリッチにやや下の位置プレーさせることに成功していました。モドリッチ日本戦では、随分体力を削られたと思います

  

ところが、日本には最前線で脅威となるようなFWが不在でした。浅野拓磨前田大然のような走れる選手はいましたが、密集地でボールを収めても、そこから単独で状況を掻き回せるような絶対的FWが不在でした。

  

https://www.youtube.com/watch?v=kL0IkvLrQLM

  

https://www.youtube.com/watch?v=c0-ZhEkEFtA

  

https://www.youtube.com/watch?v=T-PxcMP5TPo

この動画選手ブラジル代表のリシャルソンです。プレミアリーグトッテナム・ホットスパー所属の25歳です。このレベル選手前線にいると、攻撃にも幅が生まれますし、カウンターの脅威度が異次元に膨れ上がります

  

日本にいるのはシャドーストライカーばかりです。ハイスピードで、しつこい前線からプレスは確かに脅威ですが、それよりもボールを持った時に脅威になるような選手がいた方が戦術に幅が生まれます

  

日本典型的ストライカーを育てる必要があり、そのような典型的ストライカーは適切な環境で長い年月をかけて「嗅覚」を育てる必要があります

  

嗅覚」と協調するくらい簡単には育てられず、幼少期よりヨーロッパビッグクラブFWとして生き残り続けるような、そんな絶対的ストライカーを指します。

他人種日本人の体格や筋肉質的な違いもあり限界値はありますが、日本必要なのは、そのレベル典型的ストライカーです。

  

もう日本守備や中盤のボール支配に関しては「ドイツに勝ちスペインに勝ち、クロアチアを追い込んだこと」これで世界的にも高いレベルにあることは証明したと思います久保建英をはじめ少し下の世代だと、中井卓大など中盤には世界的にも期待値の高い選手は沢山います

  

から色んな人が言ってます2018年に解任となったハリルホジッチも言ってますが、あとはストライカーだけだと私は思います

PK練習なんかどうでも良くて、このストライカー不在の方が余程考えなきゃいけないことだと私は思いますね。

    

ありきたりな話でしたが、ご精読ありがとうございました。

2022-12-03

ロシアウクライナも、空から爆撃したりしないのなんで?

素人からすると、現代戦ってこんなんだったっけ?と思うわけですよ。

火力が強いので硬直なんかないって思ってた。

占領しなきゃならないので、最後陸軍が動くってのはわかる。

その前に空爆ミサイル前線を飛び越えて司令塔に対して攻撃が加わるんじゃないのか、とか。

2022-12-01

野球好きの人のサッカーに対する誤解

監督試合が始まるとやることがない

ピッチサイドに立って指示出してるように見えるけど実際にはほとんど選手任せ

攻撃はいわゆる司令塔と呼ばれる人が中心に構築するし守備キーパー大事

野球だとバントから盗塁までベンチの指示があったりするが

サッカーは指示が出せそうなセットプレイでも狙うかパスかは選手に任されてる

監督がやるのは選手交代によるフォーメーションチェンジと大雑把な指示ぐらい

後は試合前・ハーフタイムが全て

シュート以外は両足で蹴れる

野球だと右か左かは非常に大事だけれどサッカー利き足ほとんど関係ない

中高生ぐらいでひたすら両足をたたき込まれ

リフティングは両足でやるでしょ?片足でやるのは小学生ぐらい

シュートだけは逆足だと強いシュートが蹴れないか大事ってのはあるけれど

普通シュートぐらいなら誰でも蹴れる

たまーに逆足だと全く蹴れない!みたいな選手いるけど、その欠点を補うぐらい光るものがないとピッチに上がれない

そうじゃないと利き足側だけケアすれば簡単守備できてしま

野球でいうところの引っ張り打ちしかできない打者、みたいな感じ(たまにいるよね)

クロスは精度が低くなるってのもあるけれど、プロだとほとんど変わらないんじゃないか

ベンチの選手は暇では無い

野球だと「代打!」って言われていきなり飛び出てホームラン打てるが(?)

サッカーでいきなり交代すると故障する確率が跳ね上がる

なので交代前にはアップをするので、野球で言うと全員ピッチャーみたいな感じ

ベンチ選手ホットスタンバイなのであんまり暇では無い

前半は暇だが

スコアがそのまま力の差では無い

1−0でも3−0でも勝ち負け以外の情報ほとんどなくて

例えばレアルとかマンUでもたまに3−0でボコられるし弱小に1−0で勝つこともある

基本的複数得点も無いか時間が経つほどリードしてる側が有利になるので負けてる側はリスクを冒して前に出るし、勝ってる側はカウンターを狙う

スコアの差が開くとより前掛かりになるのでカウンターも狙いやす

なので1−0だったから辛勝、3−0だったから大勝ってわけでもない

モロッコベルギーを2−0で下したが、そこまで力の差が大きいか、というとそうでもない

2022-10-12

出身大学による傾向と対策

一橋慶應上智青学

自分だけ優秀という環境が望ましい。

自分は美味しいところを抑えつつ相手に花を持たせるような器用な付き合い方が出来る。

三流大出身高卒がいても相手に合わせて上手く打ち解ける能力に長けているので、癖の強い自営業者中小社長と付き合う仕事非正規バイトも沢山いる仕事司令塔等に向いている。

よく誤解されるが営業に向いてるのは早稲田明治ではなく慶應上智青学

対等な能力バックグラウンド人間との付き合いでは浮くのが多い。

どちらかと言うとハラスメント系の失態より数字お金といったド直球のコンプライアンス系の失態を犯すのが多い。

経営トップより中間管理職に向いてる。



東大早稲田明治

自分も周りも優秀という環境が望ましい。

語彙力や経済的格差など自分と実力差のある人間との付き合いが苦手というか下手。

東大が顕著だが、東大早稲田は周りも旧帝早慶だらけの環境に行かないとすぐ腐る。

優秀な同僚や上司に追いつきたい・認められたいという行動力が生きる指標になってるタイプが多いので誰にでも良い顔をする仕事には向いてない。

特に早稲田明治の男は営業イメージが強いが内勤的な仕事技術職で成功する人が実は多い。

失態は圧倒的にハラスメント系が多い。

中間管理職より経営トップの方が向いてる。

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