今日は忙しかったぁ．川崎アパートから３ｋｍ離れた駐車場で車拾って、
チバラキの歯医者に行って、髪を切って、父と夕食して、
映画も2本観てきてから、また川崎へ帰って来ちゃった、フー…．

そんなパタパタの中で、父と食事の前に観たのは本年１０２本目、
リュック・ベッソンが脚本と製作を務めた痛快なアクション・サスペンス．

「アバター」のゾーイ・サルダナを主演に迎え、
監督は「トランスポーター３　アンリミテッド」のオリヴィエ・メガトン．

1992年、南米コロンビア．９歳の少女カトレアは、マフィアの大物が送り込んだ
刺客によって目の前で両親を惨殺される．カトレアは決死の逃走の末に
追っ手を振り切り、叔父のエミリオを頼ってシカゴへと向かう．

両親を殺した者たちへの復讐だけを胸に成長したカトレア．
15年後、凄腕の暗殺者となった彼女は、復讐相手へのメッセージとして
必ず殺しの現場に自身の名の由来でもあるカトレアの花を残していった．

マフィアがカトレアの暗殺に動き出す一方、ＦＢＩ からも
追われる身となるカトレアだったが…．

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９歳のカトレアを演ずるアマンドラ・ステンバーグがとてもいい．
目前で父母を殺された後の、カトレアの逃亡が素晴らしい．

丘陵地を覆い尽くし重なり合う家々の屋根、バルコニー、他人の家の内、
そして階段を駆け抜け、飛び降り、すり抜け、追っ手を振り切るシーンの
スピーディーなこと、１５年後の殺人マシーンを予想させる機敏さと機知を
十二分に感じさせる．

むろん１５年後のカトレアのアクションもまた見物であることは言うまでもない．
「ニキータ」を彷彿とさせるシーン満載．ゾーイ・サルダナはスレンダーだが、
鞭のようにしなる体で、悪人を殺しまくる．痛快さ１００％だ．

リュック・ベンソンにはいつもやられちゃうなぁ…．

痛快無比、考え無しに楽しめた一作．

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