この頃思うこと(2020年春編)
とりとめもなく、最近思うことを以下に箇条書きしてみる.
たまに吐き出さないと、頭がパンクしちゃうよね.
・専門家の価値
政府に飼われている「専門家委員会」がまるで信じられない.
あの対コロナウイルス専門委員会のことだ.政府というか、 自民党の
言いなりの専門家たち、少しもデーターとかファクト(事実)に 基づいた
発言はせず、情緒的で俯瞰的で誰にでも言えそうなことしか
発言しない.
どこが「専門家」なのか?そもそも未曾有のウイルスや 事象に対して
「専門家」なぞは存在しない.だからこそ説得力のある データー分析や
事実だけで話すべきであろう.
雰囲気ではなく、政府指導で無く、感染地域別発生率の推移とか、
他国、中国との同データー比較とか、治患率とかを診ながらの説明なら
説得力もあるだろう.
根拠も示さずこの2週間が勝負だの、あと10日必要だとか
誰がいったい信じると思うのだろう.
もっと上位に遡るなら、WHOも腑抜けだ.初期判断といい、中国擁護の
姿勢といい、組織としての公平性とか公益性がまるで配慮されていない.
そして出遅れた情緒的なパンデミック宣言…まるで役に立っていない.
そんなWHOに東京オリンピック実施可否判断を丸投げにするIOCも
卑怯極まりない.どこかの時点で中止または延期の判断を出すのだろうが、
予防線を張っているのが見え見えなのだ.卑怯な組織だ.
・オリンピック開催について
8年も前からの東京でのオリンピック開催反対者としては、
本音のところ「ざまをみろ」と言いたくてうずうずしている.
被害者の選手たちには気の毒なので、言えないのだけど.
冷静に、客観的に見て予定通りの7月開催はあり得ない.
日本がギリギリしのいでも他国でのパンデミックが急速に収束はしない.
その国から選手や観客がウイルスを持ち込むことを認められる訳がない.
1年でも2年でも延期するしかないのである. 無論個人的意見では、
即刻中止なのだけど. 大げさに残念がる姿勢を見せるためにだけに、
未だ予定通り開催と 発言を繰り返す、首相や都知事、開催委員長たちの
見苦しいこと!
ここにおいて税金の無駄使いだけは見張らねばならぬ.
インフラ類は役に立つが、選手村用と称して建てまくったマンション予備群
などは転売期をずらすしかなく、多大な損出が出るはず.業者が負担
すれば良いだけで、決して血税で補填などしてはならぬのだ.
アホみたいに集めたボランティアはどうするのだろう? 元々金をかけるつもりは
無かったから、飼い殺しか? 1年後または2年後に再招集するのか?
一斉指令を出した公立高校生なんか卒業しちゃうね(笑).
無理くり開催して苦恨を残すより、キッパリ中止することをお勧めする.
2032年辺りの候補地に福島で申請したら、副長は反対しないよ.
・あの史上最悪の米大統領について
分断主義の元凶となったあの大統領、対ウイルス政策で誤ったのも
読みの甘さと 稚拙な施策の乱発によるもの.
どうしたら再選を阻止できるのだろうか?
民主党の対立候補はどうやら一本化されそうだが、果たして競争力があるだろうか.
あの駄目大統領を支持する短視眼の国民が大量に存在することに驚きが隠せない.
米国内への影響だけならどうなっても構わないが、今や経済・貿易上での米の
影響力は日本も含め、全世界に影響を及ぼす.今や私の個人的業務にまで
影響があるのだから始末が悪い.米大統領選出の投票権が欲しい….
・死刑制を考える
宗教的な面には全く関わりたく無いのだが、死刑制に疑問をもっている.
例え法の名の下においてでも、人が人をあやめることを是としてよいのか、
というかなり原始的な疑問による.
最近映画「黒い司法」で観た死刑囚が苦闘する死刑執行への恐怖とか、
執行時の残虐さ(映し出すわけではない)を目の当りにして再び考えてしまった.
犯した罪の償いは必要、その罪によって被害を受けた人たち(特に遺族)の
感情的配慮も必要であろう.が、その死をもって償わせることの妥当性はある
のだろうか、他の罰で補われないのだろうか.
先日、相模原養護施設殺人事件の被告に死刑判決が出された.
19人もの刺殺をした被告に死刑は当然の意見が大半であろう.
この被告は事件を 反省する事は微塵もなく、未だ差別的な主張を繰り返すという.
そんな被告に 死刑は安楽な罪の責任からの解放にしか思えない.
100歳まででも禁固し、 自由を束縛し、その反省を求める方が本人には
相応しいのではないか、そう 思ってしまっている.
死刑囚によっては残酷でもある側面、ある意味開放でも あるのではないか、
どちらにしても廃するべきではないだろうか.
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