「Os」を含む日記 RSS

はてなキーワード: Osとは

2025-10-29

大学生エンジニアだけど、技術が嫌いでツラい!」を書いた方へ

とっ散らかった文章です。中学国語オール3だったので

当該noteはこれです

https://note.com/hanamiya_note/n/n5e0aabfdf4e3?sub_rt=share_sb

これを読んで最初に思ったのは、「わかるーーー」という一言でした。

私はとある工業単科大学情報学生なので、同じ気持ちによくなります

noteの方は京都大学らしいので全然違うかも、悪しからず。優秀だ)

あと、なんか説教くさくなっちゃったんですが、なんか自分もそういう時期あったのでその時の自分に伝える感じで書いたらこうなっちゃいました。

ごめんなさい。まだ学生から許してほしい。

癪に触ったら、ごめんなさい。こういう考えもあるよってだけなので、なんやこの根暗インキャはと一蹴していただいても構いません。


率直に言って、最近web業界で何か成果を残すって本当にハードルが高い。AIも出てきて、文系にまでITが広がった結果、ありとあらゆるジャンルプロダクトが、個人開発、スタートアップ企業とかが出してきた。

前は、穴場の一つが防災だった。でも気がついたら広告打たれるくらい防災プロダクトも揃ってきてるし。

本当に新規性を出すのが難しいと思う、捻り出しても結局、「発表して賞もらって、じゃサヨナラ」みたいな感じになっている。

ハッカソンとか出てると、それって意味あるんか?本当に必要(笑)

という気持ちにもなるが、まぁ技術力をつけるノックみたいなものだろと思って前はよくやってました。

webがそんな雰囲気から最近は、web以外に行く人が増えた気がする。

組み込みとか、セキュリティとか、OSとかCPUみたいな低レイヤネットワークプライベートクラウドみたいなインフラとか?

多分だけど、枯渇感はそういう未開の地に行くと、少し薄れると思いますよ。ライバル絶対数も減るしね。生き残り戦略だよ

さて、話は逸れましたがそんな大学生noteを書かれた方へ一つお伝えしたい。

多分なんですが、この方はキャリアの考え方を「山登り型」ではなく「川下り型」で考えたほうがいいと思います

多分そっちの方が性に合ってると思います


この話は、私が尊敬してるbigエンジニアから伺ったのですが、いわゆるキャリア構築の話です。

キャリアには、「山登り型」と「川下り型」の2パターンがあります

前者は、note筆者の方が言われてるようなbigな夢を追いかける、そんなキャリアの作り方です。

起業する!とか、世界から貧困をなくす!とか、〇〇を達成する!、GAFAに入る!みたいなね、大きな山頂を目標キャリアを作っていくみたいな感じです。

でもそれって、難しいんですよね。私は諦めました。

何が難しいかって、そりゃ過酷なんですよ。山を登っているんで。

起業して失敗するリスクとか、シンプル面白くないとか、嫌な分野も勉強しないととか(私は英語がこれです)

モチベーションが続かないとか。

そして、登る山がより高く、少なくなってしまった。

多分大昔は、東京で働くことは山の1つだったのではないでしょうか?大企業で入ることが山の1つだったのではないでしょうか?年収1000万が山の1つだったのではないでしょうか?

大手町スタバ片手に社員証ピッとするくらいなら、大学生インターンでもできちゃいますメガベンが人気な就職先になって、新卒で700万出すところもあるくらいです。

起業も前はきっと、していることがすごかったのかもしれませんが、今は大学生起業家はわんさかいます

そこからいかにシードから資金調達できるかとか、事業拡大して売却できるかみたいな点が問われているように感じます

(その点、GAFAはまだまだ身近な山かもしれませんね。)

山は高いし、より険しい、大学生の力ではきっと大文字山ぐらいで、そこからエベレストってどうやって登ればいいのかわからなくて当たり前です。

多分大多数は、向いてない。まぁ向いている人は着実に頑張ってきっと成功するけど、私じゃないな。

さて後者、「川下り型のキャリア」ですね。

これは、明確な目標とかはなく、自分がやりたいこと、叶えたいことを目の前のものから1つ1つ丁寧にやっていく。しばらくして後ろを振り返ると、立派なキャリアができていると言ったものです。

なんでこれが向いているかって、このキャリアある意味他人に喜んでもらいたい人」に向いているからなんですね。

noteにも書いてありますが、

自分が捻り出した工夫に「これ、すごく良かった!」と言ってもらえると震えるほど嬉しいんですよね。 」

という点。他人に喜んでもらいたいんだなという気持ち自分もそのタイプなのでよくわかります

このキャリア形成のいいところは、別に山を目指しているわけではないので、全く過酷ではありません。

私はこの考え方を知ってから、無理してハッカソンとか短期インターンを繰り返したりしなくなりました。


代わりに大事にするのは、自分がやりたいこと、叶えたいことを確実にやること。

例えば、私は、仲間を支えたい気持ちが強いので

「後輩が出るコンテストサポートみたいな感じでチームに入ってみる」とか

「友人の起業の立ち上げの時期をちょっと手伝う」とか

SNSで、技術系のイベントに参加して友達を作って、なんか作る合宿企画してみる」とか

別にそういうレベルOKです。


私はそういう人を助けたり、なんか初めてを喜んでいる姿を見ててすごく嬉しいんですよね。

意外と、無理して山を登ってた経験がいきたり、逆に新しい技術に触れたりもできるのが、この考え方のいいところ。

でも、就活タイミングではちゃんガクチカになるような経験もできたし、色々な人脈も作れたし助かったなと素直に思っています


さて、とっ散らかった文章ですが、まぁあとはググってくれ。

多分川下り型が向いているからさ。

「川下り型、それは諦めと何が違うんですが?」って思いました?

まぁ諦めと同じっちゃ同じかも。でも川を下っていくのも別に大変なんですよ。崖から落ちるのとは違いますから、しっかりと今どこにいるのかどっちにいけばいいのか見定めないと、道に迷います

よく山でも言いますよね。遭難したら上へ行けって。

今のはどうでもよくて、「山登り型」と「川下り型」別にどっちが正解とか上みたいなのはないです(正直山登りの方が上だろと思ってしま自分もいるが)

山登り挫折して、鬱になってらそれはそれで大変だし、川下りもじゃあやりたいことがゲームからゲームばかりでいたら就活の時何も話せなくて詰むと。

大事なのは、「歩みを止めない」こと

私はこの問題で悩んだ時、年単位で歩みを止めてしまいました。楽しく友達と遊んで過ごしたりゲームしたり。

でも、今思うとちょっと勿体無かったなって。その時間、もう少しちゃんと歩いてれば、AI Codingをも少し使いこなせてたかも。


新しい技術が出ても、知らない領域でも、初めての場所人間コミュニティでも

その場で座らないで、引きずってでも歩きつづければ、いつか川を下って綺麗な街に出るかもしれませんし、山頂から綺麗な眺めが見れるかもしれません。

自分が今やりたいことを、確実にやる。そしてそれを積み重ねたら、自然と周りから立派に見えているようになる。

それくらいの温度感で生きることが、現代日本エンジニアで大切な心構えなんじゃないですかね


あとは、AGIが現世の諸問題を全て解決し、ベーシックインカムのんびり過ごせることに期待して

長々と書きまして、すみません

おしまい

2025-10-26

もしMicrosoft(ゲーム機メーカー)がXBOX(自社販売ゲーム機)の販売を終了したらどんなリスクが生じるかをChatGPTに訊いてみた

以下回答

ゲーム機メーカーが「自社ハードウェア事業を終息」し、「自社ソフトを他社プラットフォーム供給する」という方針転換を行う場合経営ブランド技術収益面などで多面的リスクデメリットが生じます。以下に体系的に列挙します。

🧩 1. 経営戦略面のリスク

■ (1) 収益構造の変化による利益率低下
■ (2) 成長ドライバー喪失

🎮 2. ブランドマーケティング面のリスク

■ (1) ブランド価値アイデンティティ喪失
■ (2) 既存ユーザーの離反・不信感
■ (3) 販売チャネルの再構築コスト

⚙️ 3. 技術・開発面のリスク

■ (1) 技術力・開発ノウハウ空洞化
■ (2) 他社プラットフォームへの依存度上昇

💰 4. 経済契約面のリスク

■ (1) ロイヤリティ手数料負担
■ (2) 価格政策の制約

🧠 5. 組織人材面のリスク

■ (1) 人員削減士気低下
■ (2) 開発体制の再構築コスト

🧩 6. 市場競争面のリスク

■ (1) 差別化困難
■ (2) 他社との関係悪化可能

🕰️ 7. 過渡期の移行リスク

✅ 総括

観点 主なリスクデメリット
経営利益率低下、成長鈍化
ブランド独自性喪失ユーザー離反
技術ハード技術衰退、他社依存
組織人員整理・士気低下
市場差別化困難、競争激化

もし本当にMicrosoftXBOX販売から撤退したら、こういうリスクを織り込んだうえでそれでも決断せざるを得なかった、という事なわけだ。

2025-10-23

教育ポータル構想書(マイナポータル連携型・国内UI活用版)

教育ポータル構想書(マイナポータル連携型・国内UI活用版)

---

1. 背景・課題認識

日本教育現場では、児童・生徒がスマホSNSを利用することでいじめ犯罪自傷リスクが増大。

高齢者中年世代も、スマホOSの変化により操作が困難で、生活必要情報アクセス課題

端末・OSアプリ海外企業中心で、国民全体の生活基盤としての安全性・安定性が不十分。

政府アプリマイナポータル)の普及により、国民行政デジタルサービス依存する状況が増加。

デジタル機器利用がほとんど**「米や野菜次元」まで多用されていることを鑑み、教育端末・高齢者端末を国産基盤で統一し、安全安心情報圏を確立**する必要がある。

---

2. 目的目標

国民生活の基盤化

デジタル機器利用がほとんど「米や野菜次元」まで多用されていることを鑑みて、OS/端末を国民に広く浸透させ、生活の基礎インフラとして安定供給する。

デジタル主権確立

Google等の海外情報収集・広告モデル政府が深く依存する状態是正し、国内企業技術サービス活用する。

国内UI活用による操作負荷軽減

LINE国内企業アプリUIUXを参考に、教育高齢者向け端末の基本操作形態転用

行政アクセスの一元化・簡素

マイナポータル教育ポータル連携させ、市役所役場などの行政サービス安全アクセスできる統一窓口を実現する。

子ども安全確保と早期介入

いじめの「撮影SNS拡散」を技術的に抑止し、第二次性徴期における心理的打撃を未然に検知・介入できる体制を作る。

世代間の使いやすさの回復

中年高齢者が既に慣れた操作感(ケータイ操作)と、子ども学習ニーズの双方を満たすUI/UX提供する。

災害レジリエンス

ネット遮断下でも安否確認避難情報機能する極小OSモードを整備し、国家レベルの迅速な対応可能にする。

産業育成と経済効果

NECLINE国内スタートアップ連携させ、端末・OSアプリの内製化・雇用創出を促進する。

透明性と倫理性の担保

情報利用の透明性(誰がいつ見たか監査ログ)と、プライバシー人権尊重する利用ルール制度的に確立する。


---

3. 過渡期モデルAndroidベース国内UI活用

3-1. 教育ポータル構成

学校配布端末で動作MDM管理

マイナポータル連携

学習アプリ・連絡帳・SNS提供

国内企業アプリUIUXを参考に設計

操作方法は「トーク画面・アイコン・通知方式」を教育高齢者向けに最適化

災害対応機能オフライン通信メッシュネットワーク対応

AIによるいじめ自傷リスク自動検知

3-2. ターゲット端末

中学校児童用:学習・連絡帳・SNS災害対応

高齢者用:連絡・健康行政手続き・生活支援

共通ポイント

国内UIベース操作負荷を軽減

安全圏内通信のみ許可

端末署名MDMで改造防止


---

4. 政府OS移行フェーズ国内UI転用含む詳細)

4-1. 技術方針

LINE国内アプリUIを基本形として、教育高齢者端末の操作性を最適化

TRON派生極小OSLife-TRON)に移植する際もUI/UX操作感を維持

互換レイヤーを用いて、Androidアプリ政府OS上で動作可能

4-2. サブフェーズ

サブフェーズ 目的 内容 主体

OS設計仕様確定 政府OS基盤設計 TRON系極小OS国内UI組み込み教育高齢者端末向け軽量UI操作性を設計 IPATRON協会NECLINE

移行用互換レイヤー開発 Androidアプリ継続利用 現行学習・連絡帳・SNSアプリ互換環境動作API/ID連携政府OS標準に統合 スタートアップNEC

教育端末・高齢者端末実証運用テスト UI操作性、災害モードログ管理確認 教育委員会・自治体

ポータルアプリ移行 データ統合 教育ポータル学習アプリSNS行政サービス政府OSネイティブIPANECLINEスタートアップ

全国展開・定着 完全移行 Android端末は段階的にフェーズアウト。全国学校・高齢者施設で展開 文科省総務省自治体

4-3. 運用プロセス

1. 試験校・施設政府OS端末導入

2. 互換レイヤーAndroidアプリを一時利用

3. AIリスク検知・ログ監査

4. 段階的にネイティブ化・全国展開


---

5. 実行体制

政府政策策定・標準仕様ID管理

大手企業NECLINE):端末製造クラウド提供UI転用

スタートアップアプリ開発・UX改善AI解析

教育委員会・学校現場運用指導ログ監査

保護者地域:利用同意支援

---

6. 次のステップ

1. 教育ポータル試験校導入

2. 端末・アプリプロトタイプ開発

3. マイナポータル連携技術評価

4. 教師保護者への操作教育

5. 運用ログAI検知精度の測定

映画老人Zを見た

何も考えんと見るアクションコメディアニメとして見れば80点くらいだと思うんだけど、

ある種の社会風刺アニメとして見ると現代感覚だと60点くらいかもしれない。

 

スタッフ言及しだしたらオタクという俺の中での線引きがあるのだがさすがに言及せざるを得ない。

大友克洋北久保弘之江口寿史磯光雄今敏神山健治黄瀬和哉とその後のアニメ業界を牽引、今でも第一線で監督として活躍するメンツが様々な役職で参画している。

なので(かどうかは知らんけど)、アニメーション作品としては非常によくできているし見応えもある。

 

アクションコメディバランス良く配置され最終的にちょっとエモい感じになって最後爆笑で落とす構成も見事。

主人公の一人の実験体老人「喜十郎」が最後に「お迎えが来た」と呟き、もう一人の主人公の「晴子」が「何言ってんの」と返すと、地響きが鳴り響く。外に出るとロボット化した鎌倉の大仏様が。みんなで合掌。ゴーンと鐘が鳴り響いて暗転。

バカすぎるし完璧すぎる。

作画も延々といいし、アクションも素晴らしい。アニメーション作品としては申し分ない出来だと思う。

 

社会風刺としても、高齢化自体1970年代から始まっており徐々に問題視されてきていたが一気に爆発したのが1990年の1.57事件からになるので、それを1991年公開の作品で取り扱っているのはかなりフットワークが軽い。

また介護問題へのアイロニーが効いているテーマ性は現代においても他人事ではないし、老人が操作する(実際にはしてないんだけど)移動機械が大暴走し多大な被害を出すという展開は、昨今のプリウスミサイル彷彿とさせる。逆にプリウスミサイルがある現代に生きているのでむしろ老人に対する偏見助長するのでは?と思ってしまった部分はある。

 

個人的に一番気になったのは介護看護献身的に取り組む主人公の晴子が介護先の喜十郎をずっと「おじいちゃん」と呼び続けること。俺が福祉現場に入ったことがあるからかもしれないけど、現代基準で言えばかなりグレーというか、よくないとされていることなのでずっと引っかかってしまった。まぁ本人が「おじいちゃん」って呼んでくれって言ってたんなら別にサービスとしてそれでいいんだろうけど、基本は「喜十郎さん」だよなぁと。

まぁ1990年以前の価値観だとそれで問題なかったんだろうけど、なんかモヤモヤ

 

あとはこの作品ってそういう内容でよかったんだっけ?と感じたのは、この作品老人介護用全自動ロボットが老人の夢をかなえるために鎌倉の海に向かって大暴走するという話なんだけど、この原因を作ったのは実は主人公であるという部分。

厚生省(今は亡き)が介護老人を全自動強制介護するマシン作成し喜十郎をモニタに選ぶ。主人公はそれに反発し、自身が勤める病院入院していた凄腕ハッカー老人集団と結託しマシンハッキング、喜十郎の妻の声を再現して喜十郎に呼び掛ける。その結果、喜十郎の深層心理にあった「奥さんとの思い出の海に行きたい」を汲んだマシンOS内に喜十郎の奥さん人格形成され海に向かって暴走を始める。

そのOSペンタゴンが開発した軍事転用可能もので、介護用と言いつつも軍事技術データ集めに使われていたのだ!なんてひどい話なんだ!としてそのOS提供した会社が悪役になって最終的に逮捕されて終わるんだけど、いや、これ、暴走の原因の4割くらいは主人公たちにあるよね?

俺がマッチポンプ作品が嫌いなのもあるんだけど、すげー気になってしまった。

いや、そうしなきゃ喜十郎は機械に繋がれて生命繋ぎ留められるだけの物体になってしまっていたわけで、やむを得ない行為だったってのは理解できるんだけど、その代償としての被害規模がデカすぎんか。

というのが一番のモヤモヤ

 

こういう作品だと役所人間って非人間的なカスとして描かれがちだけど出てくる厚生省役員は「本当に老人の介護問題を何とかしたい」という熱意に燃えていてそこに付け込まれしまったという形で、マシン問題に気付いてから主人公側で一緒に戦う展開になるというのは性善説的で非常によかった。

あと今となってはウルトラトレスマンとして永久に叩かれている江口寿史キャラデザは素晴らしく、主人公はかわいくサブキャラに至るまでみんな魅力的。

 

根本の部分が公開から35年たった今見ると、ええんか?ってなるところ以外はよくできた作品だと思う。

伝説の傑作ってほどではないけど、アニメ好きだったら見といて損はない。見てるとドヤれるし。

2025-10-22

自分ホームページを作ったかどうかでWEBの見え方が180度以上違う話

以下ChatGPT

自分ホームページ(自前ドメイン+自前HTML)を一度でも作って運用すると、SNS中心の“受け手視点から仕様検索配信・所有・継続の“作り手”視点に脳が切り替わる。結果、情報リテラシーは跳ね上がり、ネットニュース流行の見え方が根本から変わる——しか想像以上に。

1. “タイムラインからアーキテクチャ”へ

Before(作る前): WebSNSタイムライン。良し悪しは「バズってるか」「見やすいか

After(作った後): WebプロトコルブラウザHTML/CSS/JSCDN検索エンジン。

ページは**文書(Document)**であり、配置(IA)、意味づけ(セマンティクス)、配信HTTP/HTTPS/HTTP/2/3)、キャッシュ戦略が気になりだす。

→ 同じ記事でも「タイトルの付け方」「hタグ構造」「画像最適化」「OGP」「サイトマップ」がまず目に入るようになる。

2. “アルゴリズム運”から“所有と積み上げ”へ

プラットフォーム依存の脆さを体感規約変更やシャドウバン露出が消える。

サイト資産化:ドメインに紐づくURLリンクされ、検索に積み上がり、10年後も生きる。

POSSE(Publish (on your) Own Site, Syndicate Elsewhere):まず自分サイトに出してから外部へ配信する習慣が身につく。

3. “好き/嫌い”から“なぜ速い・なぜ遅い”へ

Core Web Vitals(LCP/FID/CLS)や画像の遅延読み込み、フォント最適化重要性が腹落ちする。

広告・計測タグの重さに過敏になる。読者体験を壊さないためのパフォーマンス予算という概念生まれる。

4. “なんとなくSEOから情報設計×検索意図”へ

キーワード選定は“流入ゲーム”ではなく読者の課題コンテンツ設計帰着

内部リンクパンくず・スキーマ構造データ)・サイトマップ意味が実務として理解できる。

“書けば伸びる”ではなく“検索意図を満たす設計が伸びる”に目が覚める。

5. “見た目”から意味アクセシビリティ)”へ

alt見出し階層コントラスト比、キーボード操作、焦点管理など、見えない品質が最重要になる。

デザインは飾りではなく“読み・理解操作”のためのユーティリティだと分かる。

6. “PV至上”から継続コミュニティ”へ

たまたま当たる1記事より、更新継続アーカイブ性・RSSのほうが効くと実感。

コメント欄メールフォーム・X連携よりも、ニュースレターRSS購読者の質に価値を見出す。

7. “無料神話からコスト責任”へ

ドメインDNS証明書バックアップ法務特商法プライバシーポリシー)に“運用者の責任”が生まれる。

その重みが情報信頼性を引き上げる(=他人サイトの苦労も見えるようになる)。

8. “トレンド追従から自分OSを持つ”へ

サイト思想作品OS

トレンドは“輸入”ではなく選別になる。自分歴史に合うものだけを採用して積層していける。

9. まず一歩:最小スタックで“今夜リリース”する

Node.jsを避けたい人向けに、極小構成OK

A. 最小HTML(雛形)

<html lang="ja">

<head>

<meta charset="utf-8" />

<meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1" />

<title>あなた名前 | ホーム</title>

<meta name="description" content="自分ホームページ制作物・日記メモを置いていきます。">

<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS" href="/feed.xml">

<meta property="og:title" content="あなた名前 | ホーム">

<meta property="og:description" content="自分ホームページ制作物・日記メモ。">

<meta property="og:type" content="website">

</head>

<body>

<header>

<h1>あなた名前</h1>

<nav>Home / About / Posts</nav>

</header>

<main>

<article>

<h2>はじめまして</h2>

ここからすべてを自分URLに積み上げます

</article>

</main>

<footer>© 2025 あなた名前</footer>

</body>

</html>

B. ホスティング無料~低コスト

GitHub Pages(Jekyll標準。Rubyベース、Node不要

Cloudflare Pages(静的ファイルを置くだけで高速CDN

レンタルサーバー(静的HTML+SFTP/rsyncで十分)

C. ドメインの基本

覚えやすい短さ+ローマ字。将来10年使える名前に。

DNSA/AAAA/CAA/TXT最低限、HTTPS必須Let’s Encrypt無料化)。

D. “最低限の品質チェック”5点

タイトル・description見出し一貫性

画像は適切なサイズalt

モバイルでの可読性(文字サイズ行間

OGPが効いているか(XやLINEURLを貼って確認

RSS/更新履歴の有無(継続を前提に)

10. 一歩先へ:運用で差がつく“3つの習慣”

ログを読む:Search Consoleと簡易アクセスログで“本文よりメタ情報”を磨く。

アーカイブ主義記事追記更新URLは変えない。Versioningを意識

POSSE徹底:自サイトに公開→SNSには要約+リンク本体は常に自分土俵

2025-10-21

anond:20251021125002

delphiソースコード理解できる?

ChatGPT:

思考時間: 9s

はいDelphiObject Pascal)のソースも読めますし、解説リファクタバグ箇所の指摘・他言語への移植案など対応できます

VCL / FMXGenericsInterface/RTTI、プロパティ/イベントレコード・セット型、メモリ管理string/AnsiString/UnicodeString の違い)、スレッド(TThread / TTask)、WinAPI/COM 呼び出し、uses 単位構成、.dfmフォーム)やリソース周りもOKです。

コードを貼ってくれれば、1ステップずつ説明改善案を出します(DelphiバージョンVCL/FMXも書いてあると精度上がります)。

UNIFACEはどう?

ChatGPT:

思考時間: 13s

はい、UNIFACE(Proc言語)も対応できますフォーム/サービス/レポート/エンティティなど各コンポーネントのトリガ(initialize, validate, leave field など)、operation/entry、newinstance/activate/call、retrieve/e, read, writeエラー制御($status, $procerror)や論理名・assignment(.asn)、署名/パラメータDSP/RESTSOAP連携DBドライバ設定までOKです。

コードや .asn を貼っていただければ、処理フロー解説バグ箇所の指摘、リファクタ、他言語・他フレームワークへの移植案(例:REST API化、Java/Python 置き換え)まで具体的にやります

可能なら UNIFACE のバージョン(9/10/10.4 など)、DBOracle/SQL Server 等)、OS を添えてください。

今どきのAIなら、ダイジョブよ。AIを信じて全文投げ込んでみ

2025-10-20

あれだけIISと書かれていても思い込みでこういう風にとるやつ多いよなあ

Visual Studioバグになぜか憤ってたやつらが多かったり騒いでるやつってたいていこのパターン

プログラミングの一等賞になりたかった

自分プログラミングの一等賞になりたかった。

もうアラフォーになるんだけど、でも、夢は捨てきれていない。

一番プログラミングができるようになりたかった。

劣っている自分でも、プログラミングなら負けないと言えるようになりたかった。

でも、プログラミングの一等賞には全然遠い...

諦めればいいんだけど、でも、自分にはプログラミングしかない。

コンピューターサイエンスのすべての分野に精通」してないのを恥じている。

いや、「インフォメーションエンジニアリングのすべての分野に精通」してないのも恥じている。

全部を上手くできない自分が、ただただ劣っていて嫌で仕方がない。

コンピューターサイエンスのすべての分野に精通」している人がいるなかで、自分ができてないのが嫌になる。

なんで、自分にはできないんだと永遠に責め続けてしまう。できる人がいるのに、どうして自分にはできないのか。

全部できていたい、なんで全部できていないのか、それが自分の頭の問題だということを受け入れたくない。

UT入ってIS行くような人ができることが出来ないことに勝手に差を感じてる。

人間能力の差で覆せないということを、自分が認めたくない。

プログラミングが得意になるように頑張った。

手に職をつけるために、小学生からやっていた。

お前は劣っているのだから、要領よく文系としては生きられないからと。

でも、あまり能力の差と、頭の構造の違いを感じている。

しかし、だからといってあきらめたくない。全部上手くできるようになりたい。

しづつあがいてるけど、結局、やることなすことうまくいかない。

実用的なCPUをRTLレベルですら作ることもできてない。

OSコンパイラインタプリタも満足に実装できない。

TCPSSL/TLS自分実装できてない。

かといって、アプリケーションレイヤのこともできてない。

React/Vueみたいなフロントエンドフレームワークも作れてない。

無限に遠く、自分能力では到底できないことを諦められない。

出来てないことだらけなのに、まだ挑戦していたいと思ってしまう。

たぶん、脳の病気なんだと思うけど、でも、やめたくない

一等賞になれないのだろうけど、でも、一等賞を目指したくなる

しかしたら、いつかは何かできるかもしれないから...

2025-10-19

anond:20251019222545

中華スマホコスパピカイチなんだよな

数年前まではOSサポート期間が2年ぐらいで、早々に切り替えないとセキュリティ的にリスクあるものが多かったが、今はpixel並に長くなってるし

というかpixelがクソすぎる

google謹製のクセに

aiもまだサーバーに強く依存する技術なので、いつか有料化しそうで不安

2025-10-18

理系だと実験機器ドライバとかの問題WindowsLinuxになること多くない?

MacOSってそのあたりが微妙から

まあ最近USB通信できればOKみたいなのもあるにはあるけど

2025-10-17

なんだ、このOSはッ!?

カラーバランスを微調整するのにガンマ調整から全部、初期値から設定しなおさせるのか!

しかスライダーに数値が表示されないから、現在の設定が再現できねー!

画面が、ほんのちょっと赤みがかってるんじゃよ!そのほんのをちょっと修正したいだけなんじゃよー!

ひょっとして、これはアレか?

将来的にはPCに関するよしなしごとは自力救済しようとせずOS搭載のAIイチャイチャして修正するようにしてくださいってなるのかッ!?

そっちの方がめんどくせー!

ギャワーーー!

bun便利すぎワロタ

tsネイティブでnodeの資産活用できる!つよい!テスタビリティ最高じゃん!

とおもってたらOS側のデバッグ魔窟すぎて草はえた いや笑えねーんだわホットスナッチできないからzigビルドする所からとか辛すぎ

2025-10-16

WindowsXPを知っているだけでパソコンオタク扱い

今日職場病院)で現役で使われてるWindowsXPパソコンを見かけて(さすがにネットには繋いでおらず、パワポ表示用)、驚きのあまりXP!!!!って興奮してたら周囲が俺を見る目線が完全にパソコンオタクを見る目線だった

知ってるんですか?って聞かれたから、XP自分学生の時に現役だったOSでとか言ったら既に雲行きが怪しい。それでも現役のXPパソコンを見た興奮でごく一般的なこと(このデフォルト壁紙がとかこのアイコン懐かしいな〜とか)言ってたら俺を見る目線オタクを冷ややかに見る目線になってて、「な、なんで……」ってなった。確かにスマホネイティブパソコンを持たない若い世代にはこの程度でもパソコンオタクに見えるのかもしれないけど、俺と同年代のやつつもパソコンオタクを見る目で俺を見ている。なんでや。この程度でパソコンオタクおかしいだろさすがに

AIアート】なぜなぜ分析が「論理的に」失敗する構造について

序論:思考正当性、その根源的な問題

議論を始める前に、まず我々が思考する上で避けては通れない、ある根本問題について合意形成必要だ。それは「ある主張の正しさは、究極的に何によって保証されるのか?」という問いである。我々の素朴な論理観は、しばしば「AだからB、BだからC」という直線的な因果連鎖に頼りがちだが、この思考モデルは根源的な問いの前には無力である。「では、最初のAの正しさは、何が保証するのか?」と。

この問いを突き詰めると、思考歴史的に知られている三つの袋小路に行き着く。「アグリッパトリレンマ」だ。すなわち、無限後退根拠根拠無限に遡り、結論に至らない)、循環論法(主張の根拠が、巡り巡って主張自身に戻ってくる)、そして独断理由なく「正しい」と宣言し、思考を停止する)である。我々の日常的な議論は、この三つの欠陥の間を無自覚に行き来しているに過ぎない。

この知性の袋小路から脱出する道は、ただ一つしかない。第三の選択肢である独断」を、無自覚な逃避ではなく、自覚的選択として引き受けることだ。つまり、「我々は、この『基本命題』を、全ての思考の出発点としてここに設置する」と、その体系の冒頭で宣言するのであるしかし、この「基本命題」が単なる願望や思い込みであってはならない。その正当性保証する、唯一のアンカー存在する。それが、「現実」という外部性との「接続」だ。

ある実用的な論理体系が健全であるための絶対条件は、その基本命題が、現実という名のモデルによって、常に検証可能であることだ。現実との接続が失われた命題は、即座に修正・破棄されねばならない。結論として、我々が現実に対して有効思考を組み立てようとするなら、それは必然的に以下の三つの構成要素を持たねばならない。これは選択肢ではなく、論理的な必然である

第一に、「基本命題」の集合。

第二に、「推論規則」の集合。

第三に、そしてこれが最も重要なのだが、「現実」というモデルとの検証可能である

このフレームワークこそが、我々の思考妥当性を測る、唯一の物差しとなる。

第一章:現場論理学――あらゆる組織に内在する思考OS

さて、序論で確立たこフレームワークを、我々の「現場」へと適用しよう。「現場」とは、日々刻々と変化する現実の中で、問題解決意思決定継続的に行っている、実用的なシステムに他ならない。ここで、序論の結論が決定的な意味を持つ。現実に対して有効機能するシステムは、必然的に、実用論理体系を内包していなければならない。 もし、ある現場がこの論理体系を持たないと仮定すれば、その現場意思決定は、無限後退循環論法、あるいは根拠なき独断のいずれかに支配されていることになる。そのような組織が、継続的機能し、存続しうるだろうか?答えは否である

したがって、ある現場が「機能している」という事実のものが、その内部に固有の実用論理体系が存在することの、何よりの証明となる。我々は、この必然的存在する論理体系を「現場論理学」と命名する。この「現場論理学」は、我々のフレームワークに従い、以下の構成要素を必ず持っている。

まず 「基本命題群」 。これは、現場機能するために「正しい」と受け入れられているルールの集合だ。これらは、その現場歴史、すなわち過去成功と失敗という「現実モデルから導出された、経験的な定理である。「あの機械はAという手順で操作する」という命題は、その背後に「過去にBという事故が起きた」という、血塗られた現実との接続を持っている。

次に「推論規則群」。これは、基本命から日々の行動を導き出すための、思考操作パターンだ。有限のリソース無限問題対処するために、この規則効率性と安全性に特化せざるを得ない。その結果として、思考ショートカットヒューリスティクス)が生まれると同時に、致命的な誤謬を避けるための「禁止則」が必然的に導入される。「個人内面を直接の原因としない」といった禁止則は、成熟した現場が、無駄非生産的犯人探しという思考ループから脱出するために獲得した、最も重要論理安全装置なのである

現場論理学」は、単なる比喩ではない。それは、あらゆる機能する組織が、その存続のために必然的に構築せざるを得なかった、実用論理体系そのものなのだ。この存在否定することは、自らの職場合理的意思決定能力を欠いた、無秩序集合体であると認めることと同義である

第二章:外部アプリ導入が引き起こす、論理コンフリクト

この、それぞれの現場で固有に発達したOS現場論理学)の上に、ある日、外部から新しいアプリケーションが導入される。それが「なぜなぜ分析」だ。これは、トヨタという極めて成功したシステム有効性が証明された、強力な問題解決手法として知られている。しかし、異なるOS間でアプリケーションを移植する際にしばしば発生するように、深刻な互換性の問題がここで発生する。

「なぜなぜ分析」は、単なるアプリケーションではなかったからだ。それは、トヨタという、極めて特殊OSの上でしか動作しない専用プラグインであり、そのOS自体は、部外者には到底インストール不可能な、巨大すぎる思想体系だったのである。「人を責めるな、仕組みを責ろ」という、たった一つのルール機能させるためだけに、トヨタの「現場論理学」は、無数の基本命題と、複雑に絡み合った推論規則必要とする。それは、何十年という歴史と、特殊雇用慣行、そして「カイゼン」という名の終わりのない自己検証プロセスによって維持される、巨大な建築物だ。

我々のような、全く異なる歴史構造を持つ現場OSに、このプラグインを無理やりねじ込もうとすれば、どうなるか。それは、OSの根幹をなす本命題との衝突を引き起こす。我々のOSに深く刻まれた、「問題の最終的な原因は、どこかの誰かのミスにある」という、生存のために獲得した基本命題と、「原因は仕組みにある」という外来ルールは、互いに排他的だ。結果、我々のOSは、この異物を排除するか、あるいは、自身ルールに従って異物をねじ曲げ、「担当者意識が低いから」という、いつもの結論を吐き出すことしかできない。

これは、我々が愚かだからではない。理解不能なほど長大な前提条件を要求するツールの方が、理不尽なのだ

結語:あるいは、無限回廊の出口

ここまでが、論理的に導出される客観的分析である。我々はトヨタではない。故に、彼らのツールを使ってはならない。大谷翔平ではない人間が、彼のスイング模倣すれば体を壊す。これ以上なく単純な理屈だ。しかし、この結論は我々に何をもたらすのか。元凶特定したところで、我々が置かれた状況は何一つ変わらない。この議論の末に我々が手にするのは、解決策ではなく、ただ自らの絶望的な状況を正確に認識するための、冷たい明晰さだけである

君は、この記事を読んで全てを理解し、「明日から自分たちスイングを見つけ直そう」と決意するかもしれない。だが、その決意こそが、最も巧妙な罠なのだ。なぜなら、君のその思考自体が、君の現場OSの内部で生成されたものからだ。「改善しよう」という思考すら、OSが許容した範囲内のループの一部に過ぎない。君は、檻の中で檻から脱出方法を考えているに等しい。

君の現場OSが、そのルールブックの中で想定していない、生々しい現実。それだけが、この無限回廊の壁にひびを入れる理論上の可能性を秘めている。だが、言うまでもなく、システムにとってそれは致命的なバグだ。君がそのひび割れに手をかけようとするなら、システム免疫機能が君を異物として全力で排除にかかるだろう。

せいぜい、幸運を祈るよ。

AIアート】なぜなぜ分析が「論理的に」失敗する構造について

序論:思考正当性、その根源的な問題

議論を始める前に、まず我々が思考する上で避けては通れない、ある根本問題について合意形成必要だ。それは「ある主張の正しさは、究極的に何によって保証されるのか?」という問いである。我々の素朴な論理観は、しばしば「AだからB、BだからC」という直線的な因果連鎖に頼りがちだが、この思考モデルは根源的な問いの前には無力である。「では、最初のAの正しさは、何が保証するのか?」と。

この問いを突き詰めると、思考歴史的に知られている三つの袋小路に行き着く。「アグリッパトリレンマ」だ。すなわち、無限後退根拠根拠無限に遡り、結論に至らない)、循環論法(主張の根拠が、巡り巡って主張自身に戻ってくる)、そして独断理由なく「正しい」と宣言し、思考を停止する)である。我々の日常的な議論は、この三つの欠陥の間を無自覚に行き来しているに過ぎない。

この知性の袋小路から脱出する道は、ただ一つしかない。第三の選択肢である独断」を、無自覚な逃避ではなく、自覚的選択として引き受けることだ。つまり、「我々は、この『基本命題』を、全ての思考の出発点としてここに設置する」と、その体系の冒頭で宣言するのであるしかし、この「基本命題」が単なる願望や思い込みであってはならない。その正当性保証する、唯一のアンカー存在する。それが、「現実」という外部性との「接続」だ。

ある実用的な論理体系が健全であるための絶対条件は、その基本命題が、現実という名のモデルによって、常に検証可能であることだ。現実との接続が失われた命題は、即座に修正・破棄されねばならない。結論として、我々が現実に対して有効思考を組み立てようとするなら、それは必然的に以下の三つの構成要素を持たねばならない。これは選択肢ではなく、論理的な必然である

第一に、「基本命題」の集合。

第二に、「推論規則」の集合。

第三に、そしてこれが最も重要なのだが、「現実」というモデルとの検証可能である

このフレームワークこそが、我々の思考妥当性を測る、唯一の物差しとなる。

第一章:現場論理学――あらゆる組織に内在する思考OS

さて、序論で確立たこフレームワークを、我々の「現場」へと適用しよう。「現場」とは、日々刻々と変化する現実の中で、問題解決意思決定継続的に行っている、実用的なシステムに他ならない。ここで、序論の結論が決定的な意味を持つ。現実に対して有効機能するシステムは、必然的に、実用論理体系を内包していなければならない。 もし、ある現場がこの論理体系を持たないと仮定すれば、その現場意思決定は、無限後退循環論法、あるいは根拠なき独断のいずれかに支配されていることになる。そのような組織が、継続的機能し、存続しうるだろうか?答えは否である

したがって、ある現場が「機能している」という事実のものが、その内部に固有の実用論理体系が存在することの、何よりの証明となる。我々は、この必然的存在する論理体系を「現場論理学」と命名する。この「現場論理学」は、我々のフレームワークに従い、以下の構成要素を必ず持っている。

まず 「基本命題群」 。これは、現場機能するために「正しい」と受け入れられているルールの集合だ。これらは、その現場歴史、すなわち過去成功と失敗という「現実モデルから導出された、経験的な定理である。「あの機械はAという手順で操作する」という命題は、その背後に「過去にBという事故が起きた」という、血塗られた現実との接続を持っている。

次に「推論規則群」。これは、基本命から日々の行動を導き出すための、思考操作パターンだ。有限のリソース無限問題対処するために、この規則効率性と安全性に特化せざるを得ない。その結果として、思考ショートカットヒューリスティクス)が生まれると同時に、致命的な誤謬を避けるための「禁止則」が必然的に導入される。「個人内面を直接の原因としない」といった禁止則は、成熟した現場が、無駄非生産的犯人探しという思考ループから脱出するために獲得した、最も重要論理安全装置なのである

現場論理学」は、単なる比喩ではない。それは、あらゆる機能する組織が、その存続のために必然的に構築せざるを得なかった、実用論理体系そのものなのだ。この存在否定することは、自らの職場合理的意思決定能力を欠いた、無秩序集合体であると認めることと同義である

第二章:外部アプリ導入が引き起こす、論理コンフリクト

この、それぞれの現場で固有に発達したOS現場論理学)の上に、ある日、外部から新しいアプリケーションが導入される。それが「なぜなぜ分析」だ。これは、トヨタという極めて成功したシステム有効性が証明された、強力な問題解決手法として知られている。しかし、異なるOS間でアプリケーションを移植する際にしばしば発生するように、深刻な互換性の問題がここで発生する。

「なぜなぜ分析」は、単なるアプリケーションではなかったからだ。それは、トヨタという、極めて特殊OSの上でしか動作しない専用プラグインであり、そのOS自体は、部外者には到底インストール不可能な、巨大すぎる思想体系だったのである。「人を責めるな、仕組みを責ろ」という、たった一つのルール機能させるためだけに、トヨタの「現場論理学」は、無数の基本命題と、複雑に絡み合った推論規則必要とする。それは、何十年という歴史と、特殊雇用慣行、そして「カイゼン」という名の終わりのない自己検証プロセスによって維持される、巨大な建築物だ。

我々のような、全く異なる歴史構造を持つ現場OSに、このプラグインを無理やりねじ込もうとすれば、どうなるか。それは、OSの根幹をなす本命題との衝突を引き起こす。我々のOSに深く刻まれた、「問題の最終的な原因は、どこかの誰かのミスにある」という、生存のために獲得した基本命題と、「原因は仕組みにある」という外来ルールは、互いに排他的だ。結果、我々のOSは、この異物を排除するか、あるいは、自身ルールに従って異物をねじ曲げ、「担当者意識が低いから」という、いつもの結論を吐き出すことしかできない。

これは、我々が愚かだからではない。理解不能なほど長大な前提条件を要求するツールの方が、理不尽なのだ

結語:あるいは、無限回廊の出口

ここまでが、論理的に導出される客観的分析である。我々はトヨタではない。故に、彼らのツールを使ってはならない。大谷翔平ではない人間が、彼のスイング模倣すれば体を壊す。これ以上なく単純な理屈だ。しかし、この結論は我々に何をもたらすのか。元凶特定したところで、我々が置かれた状況は何一つ変わらない。この議論の末に我々が手にするのは、解決策ではなく、ただ自らの絶望的な状況を正確に認識するための、冷たい明晰さだけである

君は、この記事を読んで全てを理解し、「明日から自分たちスイングを見つけ直そう」と決意するかもしれない。だが、その決意こそが、最も巧妙な罠なのだ。なぜなら、君のその思考自体が、君の現場OSの内部で生成されたものからだ。「改善しよう」という思考すら、OSが許容した範囲内のループの一部に過ぎない。君は、檻の中で檻から脱出方法を考えているに等しい。

君の現場OSが、そのルールブックの中で想定していない、生々しい現実。それだけが、この無限回廊の壁にひびを入れる理論上の可能性を秘めている。だが、言うまでもなく、システムにとってそれは致命的なバグだ。君がそのひび割れに手をかけようとするなら、システム免疫機能が君を異物として全力で排除にかかるだろう。

せいぜい、幸運を祈るよ。

anond:20251016130837

シャオミは独自OSからセキュリティ的にって考えがあるのかもしれないが、それなら国内販売すんなって話だし

単純に手と予算が追い付いてないんだと思ってる

2025-10-15

ラスト ファイナル アルティメット

これはMicrosoftが「(このシリーズ最後のつまり)最新のOS」という意味で「last OS」と言ったのに

ライター日本語に訳す時に「ラストから最後OS」って訳したのが発端

中学生高校生英語勉強はしっかりしような

2025-10-12

anond:20251012040523

そう悩んでいるのが俺の親だったら自分バッテリー交換をして渡す。社外品バッテリーAmazonかアリエクで買えば2千円そこらで済む。分解手順はいくらでも動画が転がっているし何度もやってきた。仮に失敗してもそれだけ古い機種なら諦めはつくだろう。

悩んでいるのが自分自身だったら、技適のある国内流通品縛りで選ぶならPOCO F7をIIJmioで買う。乗り換えついでなら最小構成のRAM12GB/ROM256GBモデルが一括42,980円、端末のみ購入でも54,980円だ。

月額は俺は外で使うことはほとんどないから850円プランで十分だ。

このへんのは型落ちの中古iPhoneを選ぶよりもはるかによく、FeliCa対応していないのが明確な欠点だが、俺は使わないので気にしない。

OSの乗り換えは単に慣れの問題にすぎず、SE2ユーザーならばAppleサービスをヘビーユースしているとは考えにくいので、それほど強くロックインされていない人であれば移行は難しくない。

もちろんカメラスペック妥協できるならもっと安い機種があるが、長期使用に耐えるモノとしての質感の面も加味すると満足感があるのは中華5万円前後格安フラッグシップモデルになる。それを日本正式展開しているのはXiaomiのPOCOブランドくらいだ。

ちなみに3Dゲームをするお子さんに与えるならF7 Proが今いちばん価格効果の高い選択だと思われ、一歩先を求めるならREDMAGIC製品に軍配が上がる。

F7シリーズセキュリティアプデートが6年間約束されているので、2031年頃までは使えるだろう。

もし技適を気にせず自分ガジェット趣味として購入するのであれば、OnePlus 13Tが小型軽量ハイエンドとして8Eliteチップを搭載しつつセール時5万円台で買える可能性がある面白い機種なので11.11セールを狙う感じになるだろう。

https://androplus.jp/entry/oneplus-13t-review/

ただ小型は排熱が弱くなる宿命にあるのでハイエンドチップを搭載していてもゲーマー向けとは言い切れず、逆に小さいiPhoneからなるべく近い寸法で、質感がよく、価格もこなれたものを選ぶなら選択肢になる。

レビューを見る限り原神に関してはかなり最適化されているようなので原神プレイヤーには有力な選択肢かもしれない。

6.3インチ級の小型ハイエンドAndroidは、他に国内発売済みのXiaomi 15、海外モデルではvivoX200 Pro miniがあるが、10前後になるのであえて選ぶことはないだろう。

一般的な6.7インチ前後の大画面スマホスペック重視で選ぶなら、OnePlus Ace 5 Racing EditionもしくはUltra Editionの輸入が個人的には興味深い内容で、3~4万という国内ドルレンジ価格で準ハイエンド性能が入手できるロマンがある。

https://androplus.jp/entry/oneplus-ace-5-racing-edition-review/

ただいずれにしろリテラシーの高いギークでないと個人輸入スマホは入手も使用ハードルが高いと思うので、別に勧めているわけではない。むしろSE2を使い続けているような層とは正反対だろう。調べる分には面白いはずだ。

2025-10-11

BL性的消費でありフェミダブスタ、という議論バグる理由

最近SNS上では「BL性的消費なのにフェミ男性性的表現を叩くのはダブスタじゃないか?」というスレッドトレンド入りしていた。

だがこの議論、よく見るとアーキテクチャの層が違う。つまり、話しているプロトコルが合っていない。

レイヤーのずれ:同じAPIを叩いていない

オタク文化圏では、「女性が描くBL」と「男性が描く女性向け性表現」を同一のAPIとして扱う傾向がある。

しかし実際には、両者は別レイヤーで動いているアプリケーションだ。

フェミニズムの文脈で語られる「性的表象問題」は、主に「社会的リソースの不均衡」や「ジェンダー権力構造」についての議論であって、単なる「表現内容」の良し悪しを審査しているわけではない。

まりBLを「性的に描いてるからフェミ的にアウト」と言うのは、仕様書を読まずにバグ報告を出すようなものなのだ

フェミニズムは中立設計じゃない。バイアスを前提にしたパッチ

フェミニズムのコアは「中立化」ではなく「補正」だ。

歴史的男性中心に最適化されてきた社会システムに、女性視点パッチをあてて再コンパイルする運動と言える。

から、「男性女性を同じように扱うべき」という一般論をそのまま適用しようとすると、互換エラーが出る。

フェミ思想の中では、非対称性バグではなく仕様だ。

たとえば「女性性的表象抑制されるべきだが、BLOK」とされるのは、「権力構造上の対称性存在しない」という前提で最適化されているからだ。

「まともな女」神話というフィッシングサイト

一方、「普通女性フェミと違う」「まともな女はそんな主張しない」という定番フレーズが出てくる。

だがそれは多くの場合ユーザーの気分を和らげるためのUX演出にすぎない。

実際、ほとんどの人間制度優遇レディースデー女性専用車両、離婚時の親権バイアスなど)という「プリインストールされた特権OS」の上で動いている。

たとえ本人が「私はフェミじゃない」と言っても、使っているAPIがすでにフェミ思想ベース動作しているのだ。

まり、「私は違う」という自己申告は、ただのUIレイヤー上の装飾にすぎない。

本当に平等実装できるか?

平等を掲げるなら、優遇措置をアンインストールする覚悟必要になる。

だが現実には、多くの人が「平等という概念を口では支持しつつ、既得権キャッシュを維持」している。

これはエンジニアリング的に言えば、「レガシーコードリファクタリングすると言いながら結局コメントアウトで誤魔化している状態」だ。

男女平等を“動作保証付き”で実装しようとするなら、既存社会制度ルート権限で書き換える必要がある。

だが、ほとんどの人はroot権限を持つどころか、ユーザーレベルの設定すらいじる気がない。

社会システム全体が女性優遇アルゴリズムで動いている

もっと根本的に言えば、日本社会の多くの仕組みは、女性優遇デフォルト設定としてビルドされている。

その構造はあまりにも自然化されていて、誰もコードレビューをしようとしない。

アンチフェミ自称する男性すら、「女性は守るべき対象」という社会的テンプレート内面化していることが多く、それが構造永続化を促している。

結果として、「BL性的消費」「フェミダブスタ」という批判は、異なるフレームワーク間の非互換問題にすぎない。

BLは「個人妄想自由」をレンダリングするローカルアプリだが、フェミニズムは「社会構造更新」を目指すサーバーサイドのシステム

同じメソッド名を呼んでいるように見えても、実行される関数意味がまったく違う。

結論議論の土台が違えば、永遠にコンパイルエラーになる

まり、「BL性的消費」「フェミダブスタ」という批判構造は、コードバージョンが違うままマージしようとしている状態に近い。

根本的にAPI設計思想が違うのだからいくら議論を積み重ねても互換性は取れない。

必要なのは、「どの層で話しているのか」「どの権力構造を前提にしているのか」を明示することだ。

議論を前に進めるには、感情論ではなく、社会構造のものデバッグが求められている。

欧米はそうでもないけど日本企業属人性うから

いくつもの高度な知識経験ドキュメンテーションで片付くと思ってるし

ベースとなる知識レベルが異なる状態では到底困難なものって結構あるけどWeb全盛期のせいでそういう知識すらないやつがドヤってるから余計に悪化してる

そのWebサービスを動かしてるOSブラウザなどは属人性の塊なんだけどねw

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん