はてなキーワード: 絶対数とは
・成績優秀であることとその分野に関心があるかどうかは別問題である。なので筆記テストの成績は良くてもその分野自体に特に興味はない人間を入れることがその分野の強化に繋がるとは思えない。これはその分野の性質とその人間の個人的関心の問題なので入口・出口の問題とは無関係である。
・そもそも筆記テストの結果と長期にわたる研究・開発する能力は別の能力である、なので筆記テストの優秀者を入れればその分野が強化されると考えるのは安直である。
・理系という括りで述べられているが、例えば医学分野だと女性が皮膚科や眼科など特定分野に偏る問題があり単に男女比率を同率にしようとすると重大な副作用が発生する可能性がある。
https://www.sankei.com/article/20180822-PJOGIWA3BFKXJDEQS45LZ2UAFE/2/
・後半で"目的は国力としての理系の強化だ"とあるが、これまで述べてきたように男女比率を同率にすることが直線的にこの目的に繋がるとはいえず副作用の可能性も考えなくてはならない。
・女性は産休の必要や体力面の問題が男性より発生しやすいため負の影響は確認されていない、というのは疑義がある。また利益で動くなら女性特有の問題から安定して働くことを比較的期待しやすい男性を採用するとも考えられる。
・根本的な話、国力として理数系を強化したいのであれば男女比率の改善ではなく性別関係なく理数系の人間の絶対数を増やすことを目標にすればよいだけである。男女比率の話を持ち出す必要はない。
🔥 1. 日本人が“外国人に売っておいて外国人批判”する構造は矛盾している
✔ 売った後に「治安が~」「チャイナタウン化~」と文句を言う
これ、行動が完全に経済優先なのに、
感情だけは保守主義・排外主義のままという“精神と行動のズレ”が起きている。
これは日本だけじゃない。
理由は明確:
✔ 賃金停滞
✔ 貯蓄に回す余裕なし
✔ 固定資産税が重い
🔥 3. 日本人が“経済では外国人に依存しておきながら”外国人批判する理由
✔ 経済的に負けている
↓
✔ 自尊心が傷つく
↓
✔ 本来は構造的な問題なのに、外敵(外国人)に怒りをぶつける
↓
これ、弱体化した国でよく起きる現象。
🔥 4. 「日本人が貧しくなっている」という現実がすべてを説明する
あなたが一番核心に触れているのはここ。
既に日本人のほうが日本に住んでいる癖にお金がないという状況なのか??
はい、その通り。
✔ 高く売りたいから売る
日本人は中国人に土地を売って中国人批判をしている民族なんだ。
これは表面的には滑稽だけど、
✔ 30年賃金が上がらず
✔ 老後不安
✔ 税金で圧迫
✔ 生活が苦しい
本当にその通り。
税
国際金融
どれも教えない。
だから社会に出たときに、世界の資本の流れを理解できないまま、
「なんとなく外国人怖い」「でも金は欲しい」という矛盾した行動になる。
問題は:
国全体が貧しくなったこと
“誰かが悪い”という単純な話ではなく、日本という国の構造の問題。
必要ならこの続きを深掘りできる:
📌 なぜ日本人はここまで貧しくなったのか?
どこまで詳しく知りたい?
そりゃまぁ理屈ではわかるさ。
我が国には掘れる資源もないし製造はじめ主要産業でも優位性が薄れている。ITやAIもセコセコ内需の取り合いに励むばっかりで世界の主流からも完全に置き去りだ。だから人がより多く働いて総生産を上げるしかない。
でもはっきり言って今から労働時間長くしてもどうしようもなくない?
平成のあの頃より絶対数が足りてないし、女性までフルコミットで働かせてるし、強化された労働で引き続き毎年県単位で人口が減っていく未来しか見えねぇ。
そもそも従業員の生活残業で事業が成り立っているような企業は人手不足で淘汰させて、最終的にアメリカよろしく人口の半数近くが大企業勤めにさせるしかないと思うんだよな。きっと格差は広がるしコストも上がるけど。
当該noteはこれです
https://note.com/hanamiya_note/n/n5e0aabfdf4e3?sub_rt=share_sb
これを読んで最初に思ったのは、「わかるーーー」という一言でした。
私はとある工業単科大学の情報系学生なので、同じ気持ちによくなります
(noteの方は京都大学らしいので全然違うかも、悪しからず。優秀だ)
あと、なんか説教くさくなっちゃったんですが、なんか自分もそういう時期あったのでその時の自分に伝える感じで書いたらこうなっちゃいました。
癪に触ったら、ごめんなさい。こういう考えもあるよってだけなので、なんやこの根暗インキャはと一蹴していただいても構いません。
率直に言って、最近のweb業界で何か成果を残すって本当にハードルが高い。AIも出てきて、文系にまでITが広がった結果、ありとあらゆるジャンルのプロダクトが、個人開発、スタートアップ、企業とかが出してきた。
前は、穴場の一つが防災だった。でも気がついたら広告打たれるくらい防災のプロダクトも揃ってきてるし。
本当に新規性を出すのが難しいと思う、捻り出しても結局、「発表して賞もらって、じゃサヨナラ」みたいな感じになっている。
ハッカソンとか出てると、それって意味あるんか?本当に必要?(笑)
という気持ちにもなるが、まぁ技術力をつけるノックみたいなものだろと思って前はよくやってました。
webがそんな雰囲気だからか最近は、web以外に行く人が増えた気がする。
組み込みとか、セキュリティとか、OSとかCPUみたいな低レイヤ、ネットワーク、プライベートクラウドみたいなインフラとか?
多分だけど、枯渇感はそういう未開の地に行くと、少し薄れると思いますよ。ライバルの絶対数も減るしね。生き残り戦略だよ
さて、話は逸れましたがそんな大学生がnoteを書かれた方へ一つお伝えしたい。
多分なんですが、この方はキャリアの考え方を「山登り型」ではなく「川下り型」で考えたほうがいいと思います。
多分そっちの方が性に合ってると思います。
この話は、私が尊敬してるbigエンジニアから伺ったのですが、いわゆるキャリア構築の話です。
キャリアには、「山登り型」と「川下り型」の2パターンがあります。
前者は、note筆者の方が言われてるようなbigな夢を追いかける、そんなキャリアの作り方です。
起業する!とか、世界から貧困をなくす!とか、〇〇を達成する!、GAFAに入る!みたいなね、大きな山頂を目標にキャリアを作っていくみたいな感じです。
でもそれって、難しいんですよね。私は諦めました。
何が難しいかって、そりゃ過酷なんですよ。山を登っているんで。
起業して失敗するリスクとか、シンプルに面白くないとか、嫌な分野も勉強しないととか(私は英語がこれです)
モチベーションが続かないとか。
そして、登る山がより高く、少なくなってしまった。
多分大昔は、東京で働くことは山の1つだったのではないでしょうか?大企業で入ることが山の1つだったのではないでしょうか?年収1000万が山の1つだったのではないでしょうか?
大手町をスタバ片手に社員証ピッとするくらいなら、大学生のインターンでもできちゃいます。メガベンが人気な就職先になって、新卒で700万出すところもあるくらいです。
起業も前はきっと、していることがすごかったのかもしれませんが、今は大学生起業家はわんさかいます。
そこからいかにシードから資金調達できるかとか、事業拡大して売却できるかみたいな点が問われているように感じます
(その点、GAFAはまだまだ身近な山かもしれませんね。)
山は高いし、より険しい、大学生の力ではきっと大文字山ぐらいで、そこからエベレストってどうやって登ればいいのかわからなくて当たり前です。
多分大多数は、向いてない。まぁ向いている人は着実に頑張ってきっと成功するけど、私じゃないな。
これは、明確な目標とかはなく、自分がやりたいこと、叶えたいことを目の前のものから1つ1つ丁寧にやっていく。しばらくして後ろを振り返ると、立派なキャリアができていると言ったものです。
なんでこれが向いているかって、このキャリアはある意味「他人に喜んでもらいたい人」に向いているからなんですね。
「自分が捻り出した工夫に「これ、すごく良かった!」と言ってもらえると震えるほど嬉しいんですよね。 」
という点。他人に喜んでもらいたいんだなという気持ち自分もそのタイプなのでよくわかります。
このキャリア形成のいいところは、別に山を目指しているわけではないので、全く過酷ではありません。
私はこの考え方を知ってから、無理してハッカソンとか短期のインターンを繰り返したりしなくなりました。
代わりに大事にするのは、自分がやりたいこと、叶えたいことを確実にやること。
例えば、私は、仲間を支えたい気持ちが強いので
「後輩が出るコンテストにサポートみたいな感じでチームに入ってみる」とか
「SNSで、技術系のイベントに参加して友達を作って、なんか作る合宿企画してみる」とか
私はそういう人を助けたり、なんか初めてを喜んでいる姿を見ててすごく嬉しいんですよね。
意外と、無理して山を登ってた経験がいきたり、逆に新しい技術に触れたりもできるのが、この考え方のいいところ。
でも、就活のタイミングではちゃんとガクチカになるような経験もできたし、色々な人脈も作れたし助かったなと素直に思っています。
さて、とっ散らかった文章ですが、まぁあとはググってくれ。
「川下り型、それは諦めと何が違うんですが?」って思いました?
まぁ諦めと同じっちゃ同じかも。でも川を下っていくのも別に大変なんですよ。崖から落ちるのとは違いますから、しっかりと今どこにいるのかどっちにいけばいいのか見定めないと、道に迷います。
今のはどうでもよくて、「山登り型」と「川下り型」別にどっちが正解とか上みたいなのはないです(正直山登りの方が上だろと思ってしまう自分もいるが)
山登りで挫折して、鬱になってらそれはそれで大変だし、川下りもじゃあやりたいことがゲームだから、ゲームばかりでいたら就活の時何も話せなくて詰むと。
私はこの問題で悩んだ時、年単位で歩みを止めてしまいました。楽しく友達と遊んで過ごしたりゲームしたり。
でも、今思うとちょっと勿体無かったなって。その時間、もう少しちゃんと歩いてれば、AI Codingをも少し使いこなせてたかも。
新しい技術が出ても、知らない領域でも、初めての場所、人間、コミュニティでも
その場で座らないで、引きずってでも歩きつづければ、いつか川を下って綺麗な街に出るかもしれませんし、山頂から綺麗な眺めが見れるかもしれません。
自分が今やりたいことを、確実にやる。そしてそれを積み重ねたら、自然と周りから立派に見えているようになる。
それくらいの温度感で生きることが、現代日本のエンジニアで大切な心構えなんじゃないですかね
あとは、AGIが現世の諸問題を全て解決し、ベーシックインカムでのんびり過ごせることに期待して
長々と書きまして、すみません。
日本って「友達以上恋人未満」の概念が無いけど、海外には結構あるんだよね
| 文化圏 | 中間関係の名称/位置付け | 備考 |
| 🇺🇸 アメリカ | Dating(デート中)/Seeing someone | 「交際準備段階」。複数人と同時にデート可。恋人ではない。排他性はまだない。 |
| 🇫🇷 フランス | Flirt/Relation amoureuse naissante | 恋が始まりつつある関係。身体的接触もあるが、関係確定前。 |
| 🇧🇷 ブラジル | Ficar | キス・一夜などを含む軽い関係。恋人前提ではない。社会的にも普通。 |
| 🇸🇪 スウェーデン | Dejta | デート段階。性的関係もありうる。交際宣言は不要。 |
| 🇰🇷 韓国 | 썸 (Some) | 「友達以上恋人未満」を公式用語として定義。LINE・デート・手を繋ぐが、交際確定前。 |
| 🇩🇪 ドイツ | Kennenlernen(知り合い期間) | 「互いを知る段階」。恋人前提ではない。複数人並行もあり。 |
| 🇮🇳 インド | Courtship(見合い期間) | 家族承認の前段階。恋愛ではないが将来性を見極める期間。 |
すべての国ではないが、思ったより多くの国でこの関係は「複数人可」で「性行為あり」だったりする
日本はグレーゾーンが概念として無いから、そりゃ消極的にもなる
なんか、自覚ないかもしれないけど、日本って世界的には厳格な方なんだよね
↑
│ 🇮🇳🇸🇦イスラム圏
│ 🇨🇳🇰🇷東アジア
│
│
│ 🇫🇷🇩🇪ヨーロッパ
↓
現代日本人が得てる創作やら常識って、実はアメリカ由来で、歴史的にはアジア由来なんだけど
世界的に統計取ったら実はそれ以外の国では割と寛容っていう(イスラムやアフリカの一部除く)
例えば不倫にしても、アメリカや日本では政治家が失脚するようなネタだけど、ヨーロッパやラテンアメリカではそうじゃないんだよね
思ったより我々は狭い価値観の中で生きているのかもしれない
____
結局そういう機会が多いから、相対的に絶対数も増えるって話だよね、逆も然りで日本は厳格だからレイプ(不同意)の機会も減り犯罪数も減る
そしてポルノは少ない
これは鶏が先か卵が先かだけど
大半は過言だな
婚活見てても適齢期女性を見ていても結婚したいという意思がしっかりあるフリーの女性の方が少ない気がする
さらに上の世代は結婚しないのは悪いこと、不幸だという価値観を押し付けられて舐められてきたから独身である自由を否定されてると感じるともうアレルギーなんだよね
でも恋愛離れが加速してシンプルに恋愛したいのに出会えない、経験がない、相手がいない女性も絶対数が増えてるんだからそういう女性の存在にも配慮してくれ〜と思う
異性耐性がないまま適齢期すぎて恋愛の仕方がわからなくて困ってるとかホストにハマってるのは実は恋愛経験がないせいとかそういう傾向の指摘もかなり増えてきてる
増田がどういうバックグラウンドの人か知らないから、一応IT界隈でずっとやってきた人間から言わせてもらうとだね。
だから増田の言ったCD-ROMとかCD-Rとかが覇権取ったのはそういうこと。
MIDIもローランドが作ったようなものなので、まあ、日本人が作ったと言ってもいいだろう。
フィーチャーフォンも、最後の方はKDP+とかでぐらついたけど、やはり物理のブツという意味では良い仕事してた。
ところが、風潮が変わったのはiPhoneショックだよね。
スマホが浸透してから、あらゆるものをある程度企画化されたデバイス上で、
ソフトウェアで何かを実現する、っていう方向に変わってしまった。
そうなると、それまでブツを作ってた奴らは、プログラミング言語を覚えないといけなくなる。
プログラミング言語は英語ベース。また、抽象化されたシステムの理解が必要になる。(物理の要素が限りなく少なくなる)
例えばアメリカの外交官が赴任先の言語を学ぶ研修で、日本語が一番研修期間が長い。
つまりそれだけ、我々はプログラミング言語を学ぶのに不利なのだ。
だから、理屈で言えばアメリカ人やイギリス人が一番有利で、その次にヨーロッパ語圏とかが有利になる。
(それでも知人のロシア人プログラマーは、アメリカ人の方が有利だよな、と愚痴をこぼしてたが)
ここで中国が強いっていうのは2つあると思ってて、
1つは人口の多さ。母数がデカければ、それだけ技術者も多いし、有能な奴も絶対数が増える。
次に、言語。漢字文化だが、文法や構文の構成は英語に似ているので、
あと金門に囲まれて入るものの、深圳等ハードウェアの産地が近いのも有利だと思う。
イランの状況は知らんけど、国際的に孤立してるから、そりゃ自国の産業の育成も必死だと思う。
戦闘機なんか、アメリカやヨーロッパの機体をコピーして自前で改良するぐらいだから、
日本の2008年以降の状況で言うと、まさにこの物理メカだけで戦えてた時代の終わりだと思う。
いつぞやのテレ東のニュースで、アメリカのIT評論家が「日本のデジタルサービスは、BtoCはたくさんあるが、BtoBに見るべきものがない」
でも、それはしょうがない。BtoBはもうMicrosoftに焼き尽くされてしまった。
あとは、日本の商習慣に合わせてカスタマイズするSaaSしか残らない。
日本は中途半端に大国だから、国内のマーケットで満足しちゃう、ってのもある。
逆にアメリカ以外のデジタルモノで、他の国から出てるものある?
なんせ、漢字、ひらがな、カタカナがあって、変なマナーや因習、複雑な帳票が大好きな国が、
それらで思考したものを、一旦英語に変換してプログラムを書いてくって、
そんなのアメリカの英語ベースで考える奴らと比較したら、数倍も差が開くのは自明なんよ。
もっとも、国が厳しい規制をしなかったから、今の楽天とかヤフーLINEとか使えてる、ってのはあると思うんよ。
善かれ悪しかれ、日本、日本語、日本という文化で島国という特性から、とりあえず「日本国内」って枠組みの中で生活しがちな我々なんだけど、
ネットで繋がった瞬間から(厳密に言えば、1994年?)グローバリゼーションはグッと近づいていて、
これからはもっとシステム工学とかを意識して、柔軟な発想でデジタルビジネスを思いつく奴が増えたら、
また日本発グローバルスタンダードな製品が生まれるかもね。
国立社会保障・人口問題研究所が人口ピラミッドの実績と推計を出しているんだけど2040年、2045年あたりを見ると怖いなあと思う
なんでバカって金が万能だと思い込むんだろうな
カネって言うのはモノとヒトを適材適所に迅速に運ぶための潤滑剤に過ぎないの
ちょっと考えればわかると思うが、動物の世界にカネは存在しないし、資本主義社会になる前の時代にもカネはなかったが、それでも世界は回っていただろ?
カネ(=資本主義)っていうのはそのモノとヒトを自動的かつ効率的に適材適所に配置してくれる潤滑剤で、そのおかげで現在の高度な文明社会が成り立ってるわけだが、
それでもやっぱり本質はモノとヒトなんだよ
で、いま日本社会で起こっているのは圧倒的にヒトが足りてないってこと
どのくらいの規模かと言えば毎年100万人単位でヒトが足りなくなってる
総量としてヒトが足りてないんだから、カネをつかって右から左にヒトを動かしても、人が足りてない場所が右から左へ移るだけで結局世の中が回らなくなってくる
倒産、減便、廃線、サービス悪化、値上げ、ぜーんぶ労働供給の制約から発生してる問題だ
もうひとつはヒトが減っても世の中回せるような技術革新を成し遂げる
どっちかだ
で、現状技術革新が追い付いてないんだからヒトの絶対数を増やすしかない
それがすなわち移民なわけで、間違ってもカネでどうにかなる問題ではないんだわ
ま、あえてカネを使うんだったらヒトの絶対数を増やすためにカネを使う(補助金で移民流入促進)か
種類もだけど絶対数が少ないんよ。
江戸時代の浮世絵って、なんだかんだいって役者絵が一番売れたらしいんだ。
最初の頃は、芝居の演目に合わせた絵、次第に役者にフォーカスした役者絵が売れ筋に。
今の絵師たちと同じだな。
ただ、面白いのは、美人画の代表のように言われる歌麿の出世作は、「虫えらみ」、「百千鳥」、「潮干のつと」っていう虫の画集、鳥の画集、貝の画集なんだ。
たぶん海外で一番名前が売れた絵師は、北斎だろうけど、もちろん人物画だって描いたけどなんといっても風景画。
歌川広重もそうだな。
東海道五十三次って、教科書では広重の代表作と言われてるけど、東海道五十三次って一つのジャンルとして確立されてて、広重だっていくつもある。
広重のだと、一番有名なのは保永堂版だけど、そのほかに行書東海道、隷書東海道、小さい冊子のも含めるとそのほかにもいくつか出してる。
全部、東海道の宿場町を描いた絵なんだけど、構図や主題を変えて、描きまくった。
で、これまた面白いのは、名所+美人画(当時の萌え絵)の合作がやたら多いこと。
今でも、旅行の広告なんて芸能人かアニメキャラがセットなのと同じように、とってつけたかのように美人のアップを入れる。
そのうちに、宿場町の風景はオマケになり、ただの萌え絵シリーズものが増えてくる。
やっぱり、人物を入れると売れるんだろうな。
知ってる芸能人、知ってるアニメキャラ、見知った顔が入るだけで注目度も親しみやすさも変わる。
写真では撮れないような構図で、AIでは発想しにくいような主題ってのは、人物画よりもまだ勝機が残ってるんじゃないかな。
そもそもまともな男とまともな女では絶対数そのものが違うという、厳然たる現実があるんだよね。
仮にまともな男の割合が上位3割だとしたら、まともな女の割合は上位7割くらい。そのくらいの違いがある。
ここで言うまともっていうのは最低限の常識や思い遣りがある(人の話を途中で遮らない、歩く時は遅い方の相手に速さを合わせる、など)とかそういうレベルね。
まともな異性と結婚したいならば女は上位3割に入らないと駄目だけど、男は上位7割ならば可能。
増田が育った地域は治安が悪かったし田舎だったからか知らないけど、少なくとも中学生までは二次元のオタクに人権がなかったように思う。
なんせ中学の頃は運動部至上主義とは言わんが、カーストの上位は運動部で、増田が入ってた美術部は最下層だった。
アニメや漫画読んでてもジャンプの、それも看板作品しか人権ない。みたいな。
そして厄介なのが、中学卒業ごろにスマホが普及し始めくらいだったからネット文化も徐々に入ってきた。
まだ、X(旧Twitter)もInstagramも主流じゃなかったのが救い。
さて、そんな時代にオタクとして青春を送ってきた増田としては、やっぱりオタクとそうじゃない人の線引きって結構重要だな。と思ってる。
増田はとにかくクラスで浮くのが嫌だったから、オタクも自認してたしクラスメイトも増田のことをオタクと認識してたけど、極力、いわゆる公共の場(教室とか)ではオタクっぽい会話はしないようにしてた。
幸い増田はクソミーハーなので、オタク以外の話題にも乗れたし、周りのオタクほど大人しい性格でもなかったので、クラスにはうまく馴染めてたと思う。
たまに別のクラスを覗くと、他のオタクがあからさまにいじめはしないけど、扱いづらいとかああ、あいつね(笑)みたいな扱いをされてて、増田は絶対にあんな扱いされたくないって思ってた。
今考えるとガキだし、性格悪かったな自分。って思う。自己擁護するとあの頃は学校という場が世界の全てだった。
高校大学は特殊な環境だったからカーストが存在しなかったので、語るエピソードがないけど、そんな増田は就職した先がゆる体育会系みたいな陽キャしかいないような現場系の会社だった。
これは気をつけないといけない。ってすごく思った。
でも蓋を開けて見たら、世間は私が学生の時ほどオタクを鼻つまみ者扱いしてなかった。
というよりは、世間が指すオタクって言葉の範囲が広がったように思う。
コロナ禍も相まって、みんなアニメにも漫画にも触れる機会が増えたこと、増田の会社はファミリー層が9割だったから子供の影響で見る人が多かったこともあると思う。
それでもそういった層は、公式から供給されるものを楽しむにとどまるし、増田みたいに二次創作を嗜む人は少なくとも表向きは見てない。
増田は完全にインターネットの住人なので、世の中には二次創作を楽しむ人がいっぱいいることは知ってるけど、世の中に存在する人と比較した時、その絶対数は少ない。
そういうマイノリティーであることを自覚して活動しないと、何か良くないことが起こった時マイノリティーというものはすぐに爪弾きにされる。
増田は肉も食べる人間なんだけど、出会った人がヴィーガンなんだよね。って言ったらちょっと警戒するかも。
それって、ニュースやなんだで、ヴィーガンの人が起こした問題を知ってるから。
例えになってるか分からないけど、二次創作を嗜むオタクもそうだと思う。
増田がこのエントリーを書こうと思ったのは、悪いインターネットで話題の某コスプレイヤーの人。
彼女は自分が行ってるのは意識改革だと思ってそうだけど、その手法はあまりに強引で一歩間違えば彼女以外の全てを消し炭にするくらいの威力があると思ってる。
一般の人からしたら、きっとコスプレなんて子供のプリキュアごっこや仮面ライダーごっこの延長で、そんな人が自分をキャラクターだと思い込んでミーグリやってたら、ちょっと引くと思う。
古のオタク目線で言うと、その引くという相手の感情を理解した上で、いい塩梅で活動する、しないの線引きをしてたのが彼女の言う因習村なんじゃないかな。
私はオタクが鼻つまみ者になるきっかけの時間の時はまだ生まれてなかったので知らないけど、二次創作を嗜むようなオタクがそれに関わる事件を起こした瞬間に、オタクはまた人権がなくなると思う。
正直、彼女はすでに片足を突っ込んでる気がするしそれに気づいてない。
自分が全であり、楯突く者は全て間違ってると思ってそう。
私にもそのきらいはあるけども、彼女はそれの上をいってる。今のインターネットは私たちが学生の頃に使ってたよりも圧倒的に拡散力があって、便利でその代わり圧倒的に危険なことに無自覚のまま、暴れ散らかすのはコスプレも含めた二次創作を楽しむオタクにとって危険因子すぎる。
あとぶっちゃけ、自分を特別だと思い込むのはいいけど、インターネットを取り上げたらあなたは等しくone of themであることも理解した方がいい。