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2025-05-20

支援団体によって「モノ」扱いされる女性たち

歌舞伎町トー横界隈で、若者女性支援すると謳う団体日本駆け込み寺」の事務局長が、

コカイン所持と使用逮捕された。しかも、逮捕時に一緒にいたのは支援対象20代女性

彼女は「事務局長に勧められてコカインを使った」と供述しているという。

これは支援団体としてありえない裏切りだろう。

助けを求めて駆け込んできた若者を、薬物に引きずり込むなんて、どの口で「支援」を語るんだろうか?


この団体代表も、過去に著書で集団レイプカツアゲを自慢げに語る「元悪人」を自称する人物だ。

こんな出自の怪しい輩が、小泉進次郎フローレンスの駒崎氏、都民ファ議員らと強い繋がりを持ち

NHK朝日に大絶賛され、有識者として各所に名前を連ねてきたなんて、異常としか言いようがない。

メディア政治家は、なんでこんな胡散臭い人間を持ち上げるんだろうか?


ハッキリ言って、若者弱者を食い物にする「輩」が、弱者支援看板を掲げて

のさばってる実態がまた一つ明るみに出た瞬間だ。

これまでも弱者支援が今や反社活動家が次の「商売」として食い物にされている

といった陰謀論があるのは周知の事実だが、今回の逮捕でまた一つ「陰謀論」が事実だったと裏付けられた。


普通人間なら、コカインなんてどこで手に入るかも知らない。

なのに、支援団体トップがこんな簡単に薬物にアクセスできる環境にいるって、どういうことだろうか?

この団体が、助けを求めてくる女性たちをどう扱ってるのか、想像するだけでゾッとする。

「元悪人」「元不良」とかい看板を掲げてるけど、過去形じゃなさそうだと言わざるをえない。

現役で反社と何らかの繋がりがあると疑わざるを得ないのでは無いか



一方で、以前この界隈で影響力を持っていた「Colabo」を追い出したせいで、こんな事態になった!

という声も一部あるが、しかしColaboはColaboで問題だらけ。

彼女らは公金を使った弱者支援事業に関わるべきじゃない。

会計問題以前に、被支援者の女性を「合宿」と称して沖縄に連れ出し

反基地運動みたいなゴリゴリ政治活動に動員していた件だけで完全にアウト。

支援されるべき女性を「人間の盾」として使うなんて、決して許されない、本当におぞましいやり口だ。


Colaboは「女性たちの自由意志で参加した」と主張するけど、

れなら「コカイン女性自由意志で使っただけ、事務局長は付き合っただけ」って論理も通るってことになる。

どっちもふざけてるし、おぞましい。人を「モノ」扱いしているだけだろう。


薬物でまともな生活に戻れなくするのも、政治活動の駒として動員して日常から引き離すのも

結局は弱者を「非日常」に閉じ込めて搾取するって意味で同じだ。

どちらも、弱者を救うどころか、食い物にする存在しか見えない。

少なくとも公金事業に関わる資格はない。

市民として、こんな団体税金が使われるのは絶対に許されないだろう。



30年近く前、小林よしのり薬害エイズの著書で指摘していたように

活動家市民を巻き込んで日常から引き離し、戻れなくする。

その鬼畜所業が、今も弱者支援クローズドな場で繰り返されてる。

駆け込み寺もColaboも、女性を「モノ」として扱ってる点では同罪だ。

一方は性欲を満たす道具として、一方は政治活動の駒として。

どちらも、弱者意思や「人権」を無視してるのは明らかであり、おぞましい鬼畜所業だ。


一方で、Colaboが歌舞伎町から締め出されて以降、警察トー浄化作戦が進んでるのは事実だ。

あの辺を通って通勤してるけど、明らかに雰囲気がマシになってる。警察は本気で動いてるし、応援したい。

なので警察を敵視するような団体跋扈してる現状はどうにかしてほしい。

警察批判して、弱者支援看板を掲げる団体が、実は若者を食い物にしてるなんて、ふざけるなって話だろう。



そして、完全に無視され続けるのが、困難を抱える男性存在

トー横界隈でも、女性支援ばっかりが注目されて、男性は「見えないどこか」で惨めに死んでいく。

弱者支援は、男女問わず公的機関責任を持ってやるべきだ。

民間の怪しい団体に任せると、こんな事件が繰り返されるだけなのだから


もういい加減、弱者を「モノ」扱いする支援団体をのさばらせないで欲しい。

警察公的機関がしっかり動いて、誰もがまともな日常に戻れる支援をして欲しい。

市民として、強くそう願うわ。


https://anond.hatelabo.jp/20250520002038

これとか本当酷い。

誰が悪いって、そりゃロクな監査もせずに怪しい団体に丸投げして公金投入して仕事した気になっている東京都

ザル監査悪用して弱者支援ビジネス貧困ビジネスでやりたい放題やってる悪徳支援団体だろ。

駆け込み寺もColaboも別ベクトル問題があり、弱者を利用して「モノ」扱いしているのは同じなので

監査しても弾けないというのであれば、そもそも民間団体がやるべき事ではないだろう。

2025-05-19

anond:20250519095046

塾と相談できないんか?

俺は高校受験の時に夏の最後コンテストと塾の受験合宿被ったか

すまんけどその日だけは朝からコンテスト行かせてもろて、終わったら合流しますでいけたで

その日1日分の講義内容を合流してから一気に追いつく必要あったかバリキツかったけど

部活大会と塾の合宿かぶる時期あるじゃん

あいうのもうどうしようもないのかね?

息子が13歳で部活勉強もそこそこ好きだと言ってるので困ってる

最後は本人が決めることだが、将来に影響しそうで悩ましい。

2025-05-17

四谷大塚中学受験塾における送迎トラブルと、それに対する塾側の注意喚起の件

https://togetter.com/li/2552085

この塾の対応常識的ものですが、一部からは「迷惑保護者にはペナルティを課すべきだ」という意見も出ていますしかし、事はそう単純ではなく、塾側が強硬措置を取りにくい背景には、いくつかの複雑な事情があります

1. 特定保護者特性と影響力

一部の保護者特に母親の中には、子供受験を通じて自己プライドを満たそうとする傾向が強く見られることがあります。このような保護者不用意に刺激すると、彼らは塾に対して強い反感を抱き、運営に支障をきたすほど厄介な存在になりかねません。

その一方で、こうした自己顕示欲の強い保護者は、塾にとって経済的重要な「上客」であることが少なくありません。また、塾の方針に協力的である間は、他の保護者をまとめたり、塾の活動積極的に参加したりするなど、運営面で頼りになる存在でもあるのです。

2. 中学受験における保護者の協力の不可欠性

そもそも中学受験は、塾の指導だけで完結するものではありません。家庭学習の習慣づけ、子供モチベーション管理健康管理さらには合宿などの行事への協力など、保護者サポートが不可欠です。現実問題として、保護者の十分な協力なしに子供合格を勝ち取ることは極めて困難です。そのため、たとえその原動力が歪んだプライドであったとしても、子供受験に熱心に関わる保護者は、塾にとって貴重な存在と言えます

3. 塾側のデリケート対応

このような背景から、塾側は問題のある保護者に対しても、そのプライドを傷つけないよう慎重な対応を迫られます。彼らの機嫌を損ねず、しかしその行動がエスカレートして周囲に過度な迷惑をかけることがないよう、ギリギリラインコントロールしなくてはなりません。時には、彼らをある意味で「乗せて」受験に向けて積極的に行動してもらうよう仕向ける、といった高度なコミュニケーション技術も求められます

4. 塾経営の厳しい現実

塾の運営は、多くの方が想像する以上に厳しいものです。講師は授業以外にも、生徒募集進路指導、個々の生徒のケアなど、多岐にわたる業務を抱えています特に生徒を一人でも脱落させないこと、そして新たな生徒を獲得することは経営上の至上命題です。教室長ともなれば、その責任さらに重くなります

こうした状況下では、たとえ扱いにくさを感じても、経済的に貢献し、他の面でも塾運営を助けてくれる保護者を無下にはできません。倫理的問題があると感じるような状況でも、経営を維持するためには、ある程度割り切らざるを得ない側面があるのです。

5. 安易批判への警鐘

「塾が甘いか受験戦争が悪化する」といった表面的な批判や、現場事情理解しないまま理想論を振りかざす意見もありますが、現実もっと複雑です。一部の最上位層を除けば、多くの塾はこのような泥臭い人間関係経営努力の中で成り立っています

どのような仕事にも、外からは見えにくい複雑な事情存在するものです。そうした背景への想像力を欠いたまま、薄っぺら倫理観知識物事を断じるのは避けるべきでしょう。

anond:20250515081942

からすれば、刑務所精神病院よりも、作業所のほうがはるかに安くつくわけで。納税者としてもハッピー

もっと進めるなら南米のファゼンダ農場のように、ラッパで起床してラッパで寝る、合宿所のようなものがあれば。

労働力としてフル活用できていないんだよね。

2025-05-15

anond:20250515190906

一ヶ月どころか増田毎日毎日、何ヶ月も何年も書き込んんでる人生を送られるくらいなら

一ヶ月でも一年でも合宿行ってほしいとお前の親は思ってるよ

1ヶ月の勉強合宿

これ絶賛してるヤツ、1ヶ月の運動合宿とかだったら猛反対してそう

2025-05-13

男なのに免許を持っていないと、そんなにおかしいことですか?

社会人5年目になっても、まだ自動車免許を持っていない。

これだけで、飲み会では一つ話題になるし、転職活動面接では「地方勤務もあるけど、運転は?」と聞かれるし、実家の親からも「そろそろ取ったら?」とプレッシャーをかけられる。

いや、取るべきなのはわかってる。頭では。だけど、どうしても動けない。

たぶんこれは、免許というライセンスのものの話じゃない。

「男なら車を運転できて当然」という、見えない呪いみたいな圧力がずっと息苦しいのだ。

僕は学生時代、親から自動車免許費用を援助してもらえなかった。

自分で稼げるようになったら自分で取りなさい」って言われた。

周りの友人は20歳前後で当たり前のように合宿教習に行ってて、みんなでどこかに出かけるときに僕だけ助手席か後部座席だった。

「乗せてくれてありがとう」と笑って言いながら、自分が“持ってない側”であることをずっと感じてた。

でもあのとき僕は、仕送り生活するのが精一杯だったし、バイト代家賃で消えた。

何十万もする免許費用なんて、とても出せなかった。

そして今、社会人金銭的には取ろうと思えば取れる。

でも現実は、「時間」がない。

平日は終業が読めないし、繁忙期は土日すら潰れる。

「予約は取れない」「キャンセル料がかかる」「1回でも多く通って早く終わらせたい」

でも、どれだけスケジューリングしても、結局は自分の都合だけでは動けない。

そんな生活のなかで、いつも頭の片隅に「免許を取らなきゃ」というタスクが居座っている。

罪悪感と自己否定を連れてきて、「まだ取ってないの?」って自分自分を責めてくる。

そしてなにより嫌なのは、「なんで免許持ってないの?」って聞かれることだ。

言い訳っぽくなるのが嫌だから、「取るタイミングを逃して」とか「都内だと使わなくて」って濁す。

でも本当は、「免許を取る余裕のない人生をここまで送ってきた」だけなんだ。

そして、それを理解してもらえるとは、あまり思っていない。

2025-05-02

ラブホに自前の洗顔料を持ってくる男

合宿に来ているのではない

2025-04-19

お兄ちゃん、大好き

第一章 リビングの陽だまり——幼い誓い

 春一番が吹き抜ける午後、窓際のカーテンがふわりと膨らみ、干したばかりのタオルに淡い日差しが透けた。小学三年生の私・千春は、帰宅した兄・湊にランドセルごと抱え上げられ、ソファへぽすんと降ろされた。「今日も頑張った?」と頭を撫でる手の温かさに、胸の奥がぶわっと熱くなる。母に叱られた算数宿題も、クラスで言い返せなかった悔しさも、兄の笑顔一つで溶けていった。リビングに満ちる石鹸洗濯糊の匂いを深く吸い込みながら——私はこの人を一生守り、一生守られよう、と幼いながら胸に誓う。

第二章 音を立てて開く距離

 兄が中学に入り、部活で遅く帰るようになると、食卓に並ぶ椅子の一つはいつも空いた。母が「冷めないうちに食べなさい」と言うたび、私は味噌汁を啜りながら廊下の先を気にした。深夜、蛍光灯の下で英単語帳をめくる兄の背には、近寄りがたい影が宿っていた。「美緒、静かに」と囁かれるたび、胸の中で小石が転がった。子どもの私は、その小石に名前を付けられず、ただ足元で鳴る兄の成長の足音を数え続けた。

第三章 メール越しの声——市外への進学

 合格発表の日、掲示板に貼られた番号を見つけた兄は空を仰いで笑った。県下一の進学校、通学片道一時間半。私の「行かないで」は、騒ぐクラスメートの声にかき消えた。春の風が吹く玄関先で兄は「千春は強い子だろ」と頭を撫で、あっさりと黒い学生鞄を担いで出て行く。夕方カレー匂いしかない台所で、私は思わず携帯を開く——「今日どうだった?」。既読の横に「部活」「課題」「眠い」の三語。短い返事ほど恋しく、通知音が鳴るたび息を呑む日々が始まった。

第四章 塗り替わる世界地図——私の中学生活

 私も中学生になり、バスケ部で汗を流した。だけど練習後のシャワー室、タイルに落ちる水音を聞きながら、兄のことばかり考える自分に気づく。友達が「今度みんなで遊園地行こう」と誘ってくれても、私は曖昧に笑って断った。帰宅後、母に「お兄ちゃんは夕飯要らないって」と告げられるたび胸が縮む。兄と私の距離物理的なものだけではなく、生活リズム、語彙の選択、夢のスケール——地図全体が塗り替わるように拡がっていった。

第五章 高みを目指す風——兄と同じ大学

 兄の進学一年後、私は「湊の隣がいい」と進路希望欄に一行だけ書いた。担任は「姉妹兄弟で同じ大学は珍しくないさ」と笑ったが、動機の濃さまでは見抜けなかった。深夜、蛍光灯の明滅を睨みながら英単語を暗唱し、机に伏した額の下で涙と鼻水が混ざった。——お兄ちゃんの隣に並ばなきゃ私の世界未完成。そう思うほどに参考書の余白まで兄の横顔で埋まっていく。

第六章 一人暮らしという二人暮らし——ワンルームでの再会

 合格発表掲示板で番号を見つけるより先に、正門前で待ち構えていた兄に抱きついた瞬間、世界は再び等速回転を取り戻した。大学近くの築四十年のワンルーム、押し入れを改造したロフトに布団二枚。「家賃生活費、ちゃん折半だぞ」と兄は念を押したが、私の頭には花火のような歓喜しかなかった。狭い流しでインスタント味噌汁を作り、共有の机でレポートを書く。夜、ロフトの布団で横になり、「お兄ちゃん起きてる?」と囁くと「寝ろ」と小さな声。そのやりとりだけで心臓が跳ね、眠れない夜が続いた。

第七章 亀裂の手触り——兄の新しい世界

 五月の新歓期、兄は同ゼミの先輩・綾瀬沙羅と親しくなっていた。駅前カフェで偶然見かけたとき、兄が笑う横顔には私の知らない柔らかさがあった。帰宅後、狭い玄関で「ただいま」を言う兄の声が少し弾む。その裏にある感情を知らないふりをして「おかえり」を返すと、胸の奥で小さくパチンと弾ける音——それは嫉妬という硝子玉だった。

 夜中、机に伏せながらLINEの通知履歴を追った。画面に浮かぶ「今度のゼミ発表、手伝ってくれてありがとう!」「映画ポップコーンキャラメル派?」。私は震える指で既読もつけずアプリを閉じた。

第八章 病室で交わした本音

 七月、期末試験前の無理がたたり、私は高熱で倒れた。扁桃炎で点滴を受ける私の側で、兄は氷枕を替え、額を冷たいタオルで拭いた。ぼんやりする視界の端で兄の眉間が寄る。「千春、無理し過ぎるな」。私の唇は乾ききってうまく動かない。それでも「お兄ちゃんは……誰と映画に行くの?」とかすれ声で問うと、兄は少し目を見開き、やがて真剣な表情でこう答えた。

「……千春に嘘はつきたくない。沙羅先輩だ。でも、恋人とかじゃない。ただ仲間として誘われて——」

 言い訳のような説明を遮るように咳き込む私を、兄は抱き起こして背を摩った。「なぁ、俺は千春に甘え過ぎてたのかもしれない。けど俺たちは兄妹で、これ以上——」兄は言葉を飲み込む。点滴の機械音が病室に滲む沈黙を裂く。私は熱に浮かされながらも悟った。兄が私の「全世界」ではあっても、兄にとって私は「世界のすべて」ではないのだ、と。

第九章 掌に描く境界線

 退院して帰宅した夜、私は狭いロフトで兄と向き合った。裸電球が二人の影を歪ませる。「私、サークル入る。友達とも遊びに行く。……お兄ちゃん以外の毎日を持つ」。意地で張った声は震えていたが、兄は静かに頷いた。

「俺も就職考えなきゃいけないし、研究室プロジェクト本気出す。千春が自分場所を見つけるのは嬉しいよ」

 その夜初めて、私は兄の背中ではなく、正面から兄の眼を見た。そこには幼い日には見えなかった迷いと覚悟が交差していた。布団に潜り込み、細いロフトの梁越しに聞こえる兄の寝息を聞きながら、私は気づく。この人を一人の男性として愛してしまった気持ちは消えないけれど、同時に私は自分人生ハンドルを握らなければならない、と。

第十章 私の日々、兄の日々

 秋学期、私は文学研究会に入り、週末は古書店を巡るバイトを始めた。分厚い全集を運ぶたび腕が悲鳴を上げるけれど、店主の「助かったよ」の一言が嬉しかった。サークルでは同級生の新と意気投合し、文芸誌編集を任される。帰宅が深夜になり、狭い部屋に残る兄のブラックコーヒー香りが、自分の知らない兄の時間想像させた。

 一方兄はロボット制御研究室に配属され、週末は企業コンテストの試作機に没頭。リビングには配線だらけの基板、冷蔵庫には徹夜明けのエナジードリンク。顔を合わせれば「今日ギアが思った角度で回らなくてさ」「文芸誌特集、締切伸びそう」と、互いの話を交わし、笑い、すれ違う。寂しさは濃淡を変えながら残るが、どこか甘やかな痛みだった。

第十一章 再定義される「好き」

 二月、文学研究会合宿で雪深い山荘へ向かうバスの車窓に、私は兄の面影を探していなかった。かわりに隣席の新が差し出したホットココアの湯気を見て、「あ、兄と同じ匂い」とふと笑えて驚く。夜、薪ストーブの前で原稿をチェックしながら、新が真顔で言った。「千春、誰かに遠慮してない? 本当に好きなものを選びなよ」。

 帰路、携帯に兄から風邪ひいてないか?」とメッセージ。私は画面を見つめ、初めて返事を後回しにした。雪解け水のせせらぎのように、私の中の「お兄ちゃん大好き」が形を変え始めていた。

第十二章 卒業式プロポーズ——二つの告白

 春、兄の卒業式体育館ステージガウンを揺らす兄の背を見つめながら私は悟る。かつて追いかけた背中は、今や尊敬すべき一個の人間輪郭をまとっている。記念写真を撮る流れで、沙羅先輩が兄の腕にそっと手を添えた瞬間、胸に尖った痛みは走ったが、私は自然と微笑めた。

 式後、学内並木道で兄に呼び止められた。「千春、就職決まった。都内ロボットベンチャー。……それと、沙羅先輩に告白された」。兄の声が少し震えた。「答えは保留したけど、たぶん——」。私は風に舞う花びらを掴み、そっと指先で千切った。「お兄ちゃん、おめでとう。幸せになって」。驚く兄に背を向け、歩き出す足は震えたが、止まらなかった。

 一方私も、新から卒業まであと一年、俺と付き合わないか」と真剣に告げられた。夕焼けに染まるログハウスカフェで、私は一拍置き、首を縦に振る。ただし「まだ兄のことを特別に思っている自分がいる」と正直に打ち明けた。新は少し考え、「それを含めて、千春だ」と笑い、手を差し伸べた。

十三章 最後の夜——ワンルーム解散

 兄の引っ越し前夜、段ボールが積み上がった部屋でカップ麺を啜る。蛍光灯の明かりが段ボールの影を濃くし、狭いはずの部屋が異様に広く感じられた。「千春、この一年、一緒にいてくれてありがとう」。兄の言葉に私は笑い、「私こそ」と返す。

 夜半、ロフトに上がる梯子を見上げながら、私はそっと尋ねた。「お兄ちゃん、今でも私のこと、守りたいって思う?」。兄は真っ直ぐな目で「妹を守るのは当たり前だろ。でも千春が前に進むのを邪魔したくない。だから、守るってより、応援するかな」。私は梯子を一段上り、振り返り、にこりと笑う。「なら私は、あなたの一番のファンでい続ける。世界一のね」。

第十四章 分岐する二つの線路

 四月。兄は都内シェアハウスに移り、私はキャンパス近くの女性専用アパートへ。ガランとした新居の机に、文学誌の校正紙と、新からもらった栞付きの詩集を並べる。窓を開けると桜吹雪と同時に、遠くで電車の発車ベルが聞こえた。その音に、兄が乗った始発を想像しながらも、今の私は畏れより期待で胸が膨らむ。

 一方兄は新入社員研修に追われ、深夜に帰宅しては泥のように眠る毎日。それでも週末、動画通話を繋ぐと「ロボットアーム、ようやく規格通った!」と少年のように嬉しそうで、画面越しにハイタッチする私たちは、確かに兄妹であり友であった。

第十五章 小さな背中を押す掌

 夏、私はゼミ論集で最優秀賞を受け、教授海外学会への参加を勧められた。喜びと同時に襲ったのは、兄から離れて飛行機に乗るという恐怖だった。夜、通話でその迷いを口にすると、兄は一瞬驚き、そして静かに笑った。

「千春、飛行機の中でも俺のLINEは届くさ。大丈夫、怖くなったらメッセージして。……でもまずは自分が見たい景色を見てこい」

 受話口から聞こえる兄の声に、幼い頃のヒーロー面影と、同じ高さで語りかける同志の温度が重なる。私は涙ぐみながら、「行ってくるね」と告げた。

第十六章 旋回する眼差し——空の果てで

 ヘルシンキ行きの機内、私は窓外の雲海を見下ろし、兄の存在地球の裏側まで伸びる糸のように感じた。学会の壇上で英語発表を終えた夜、フィンランドの森を背にした会場ロビーで新が「よくやった」と抱き寄せる。その温もりの中で、私はようやく己の恋心が兄とは別の場所に芽吹いていることを自覚する。ロビーの片隅で兄にビデオ通話を繋げば、薄暗い日本の夜明けの部屋で、兄が寝癖のまま「誇らしいぞ」と親指を立ててくれた。

第十七章 再会、そして告白

 帰国翌日、私は兄のシェアハウスを訪れた。駅前桜並木はすっかり青葉に変わり、照り返すアスファルト匂いが夏の到来を告げる。兄の部屋に入ると、壁いっぱいに貼られたロボットアームの設計図が、昼下がりの光を浴びて銀色に反射していた。

「千春、どうだった?」という声に、私はスーツケースを置き、深呼吸。「お兄ちゃん、私ね——好きな人ができた」。一瞬、兄の眉が僅かに上がる。「そっか」と短く呟き、柔らかく笑う兄。「で、その人は俺に挨拶しに来るのかな?」。私は肩を竦め、「そのうちね」と笑い返す。手土産フィンランドクッキーテーブルに置き、二人で半分こした甘い味は、初めて兄と分かち合えた「恋の報告」の味だった。

第十八章 エピローグ——それでも「大好き」

 私の卒業式。袴姿の私は、門前で兄と写真を撮った。兄は背広の胸ポケットに小さなチューリップの飾りを挿し、「社会人二年目、少しは板についてきたかな」と照れ笑い。カメラフラッシュを受けた瞬間、私はふと思う。——この人がいなければ、私は空を飛ぶ翼を持てなかった。

 式後のパーティー会場で、新と兄が固い握手を交わす。私の恋人と、かつて世界のすべてだった人。その光景に胸が温かく満たされる。パーティーが終わり、夜風に揺れる街路樹の下で、私は兄に改めて向き合う。

「お兄ちゃん、大好き。だけどそれは、私が私であるための、永遠合言葉

 兄は優しく頷き、子どもの頃と同じ仕草で私の頭をくしゃりと撫でた。私はその手を振りほどかず、ただ目を閉じて春の匂いを胸いっぱいに吸い込む。そうして再び目を開けたとき私たちは同じ高さで未来を見ていた。

——終わり——

2025-04-05

たぶん人生分岐点だったところ

高校生のころ陸上部だった

そこでどっかの夏合宿だったと思うんだけど、当日にドタキャンした

別に部活動自体はそんなに嫌じゃなかった気がするんだけど、なんかメンがヘラってた時だったんだと思う

しか自分からは連絡せず、集合時間過ぎて誰かからの連絡が来たときに体調悪いとか言い訳して休んだ

その合宿の期間中めちゃめちゃドン底な気分で過ごし

合宿後初の練習ときに顔出して謝れたことが大切な分岐点だったと思う

 

けっこう際どくて、そのまま黙って辞めちゃう道もあったと思う

まあでも狭い校内だし、先輩や同輩とも顔合わせるし、それだったら今行くしかないっていう消極的気持ちだったかもしれない

でもとにかく、あの日顔出して謝って、その後も部活続けたことは俺の人生に良い影響を与えたなとたまに思い出す

2025-04-02

40代人生を振り返る

・幼少期

裕福といえば言い過ぎだけど不自由しない家庭に生まれたと思う。

父親はそれなりに知れた大手企業関連会社だし母親実家貧乏だったけど父親実家23区内で庭付きの2階建て。

高そうな盆栽が置いてあったり池には錦鯉が3匹いた。

近所の幼稚園に通っていたことくらいしか覚えていない。

小学生

平日ほぼ毎日友達ゲームして遊んでいたけど学校では体が小さくて細くよくいじめられていた。

週四日くらい習い事だった。塾、水泳空手ピアノ

中学生

近所の公立校に通っていた。

相変わらず学校はいじめられっこだったがヤンキーにも派閥があるみたいで

自分いじめてくるヤンキー対立派閥数学を教えて守ってもらっていた。

夏休み塾の合宿ギターを弾いていた講師を見てギターを始める。

校長交渉して卒業ライブやらせてもらった。

内申がいくらかマシだったので推薦で都内のそれなりの偏差値高校に入った。

高校

いじめられるってことはなかったが友達ができなかった。

校内の人間関係は諦めたので校外の人間バンドを組むようになる。

欲しいギターがあったのでバイトも始めた。

初めて彼女ができた。

バイト音楽にハマりすぎて勉強は落第レベル、恥ずかしながら留年しかけて追試を受けた。

彼女と同じ予備校に通い始めたが全くついていけず相手のほうが圧倒的に頭が良い)別れる。

受験は失敗、1年浪人して大学に入る。

大学

ジャズサークルに入ろうとしたが馴染めず。

片道1時間半だったこともあり往復して適当単位を取る日々。

ネトゲ2chにハマる。

就活シーズンになってあちこち回ってみたがやりたいことが何も見つからず。

卒業直前に合同説明会面談してくれた企業内定をもらう。

この頃付き合っていた彼女バンドメンバー寝取られた。

20代

入社早々研修中に出会った女と付き合ったが仕事に馴染めなかったのと

当時不況会社が人減らしをしていたので金もらってやめた。

その後は職を転々としながらなんとか生きていた。

が、仕事変えまくるの不安からと30手前で彼女とは別れた。

・30代前半

このままじゃまずいと思い必死就活をしてわりと手堅い企業に入った。

半年か1年働いたところで社長引退する、後継者もいないので売却しますと突然の通達

結局吸収合併された会社で働くことになった。

仕事はきつかったけど昇進して部下もついた、仕事では一番充実していた時期かも。

この時期の上司とは今でも飲みに行く事がある。

・30代後半

前述の会社取締役やらかし事業所がなくなることになった。

従業員の1/3が整理解雇になり自分もここに含まれることに。

退職金に色もついたし金をもらって辞めた。

途方に暮れていたところ友人の会社求人があったので拾ってもらった。

仕事は楽しかったがなれないことも多くストレスはそれなりにあった。

コロナ禍で在宅勤務になり日中に酒を飲むようになる。

最終的に人格否定されるようなパワハラがあって辞める。

摂食障害になり一人前も食べられなくて頻繁に吐いてしまう。

とはいえこのままじゃいかんと思い再就職する。

40代

マジで終わった。

せっかく再就職したのにまたしても事業縮小で金もらって解雇

貯金はあるから少しのんびりしようと思ってとりあえずエージェントやら転職サイト登録

打ち合わせして応募先も決めた日に外出した日事故にあって救急搬送で緊急手術。

その翌月に突然カードが使えなくなり気付いたら詐欺にあってメインの口座すっからかん

幸い口座を分けていたので当面の生活費はあるがほぼ無一文で車椅子生活無職の出来上がりである

最近は近所の八百屋スーパーで買い物して自炊しながらちまちま安酒を飲んでいる、完全にアル中

それとすぐ近くに図書館があるのでたまに本を借りている。

これからどうやって生きていけばいいのかマジでわからん

自殺したいとは思っていないけどこのままじゃ死んじゃうんだろうなって。

実家に帰ろうにもケガで引っ越しもできない。

生活保護は貯金いくらかあるのと住んでいる物件家賃が条件を満たしていないので受給資格がないらしい。

状況は絶望的だが生きる希望は失ってないもののどうすっかなっていう。

以上、自分語りでした。

2025-03-30

anond:20250322160459

>そもそも学生だってサークル合宿幹事なんかを2年生や3年生が先輩から引き継いで同期だけで運営するだろ。その程度の経験もしてないの?

その程度も何もそもそもやった事無い。サークルって言ったって人数あるんだから全員が幹事なんか担当出来る訳ないだろ

2025-03-28

最近夫婦生活投稿があるけど、うちもほぼレスだったけど、半年前に数年ぶりに急に嫁からアプローチされて行為があった。

ただ、その後はこちからアプローチしても応じてもらえず、結局0回が続いてる。

(なので托卵を心配したが特にそういうことはなかった)

最近子供合宿で家を空けたので、久々にできるかなアプローチしたがやっぱりダメで、そろそろ限界なので風俗で解消する予定。

ままならないですね。

2025-03-24

anond:20250324082337

今40ぐらいが最後氷河期だけど普通にいると思うよ。テレビ地獄合宿かいって穴掘ってたの見たよ。

 

そもそも働き盛りの人間仕事もさせずに穴掘らせるとか

この国が経済的に落ち込むの当然だよな

 

その後すぐに人手不足になったけど

穴なんか掘らせてるからだろ

 

この意味不明研修時間無駄にして

しれっと生きてる50代60代70代は

刑務所に入れるべきだと思う

anond:20250324081909

昔はなんちゃらセンターとかで合宿させて山に何泊させて頭おかしくさせて超絶パワハラ現場に送り出してたのにな

2025-03-22

チー牛が会社花見会をぶち壊して俺が処分された

・季節も季節なので、他人事でない人も皆無ではないんじゃないかと思って、長文になるが振り返ってみる

タイトルの通り。入社2年目のチー牛男子が、会社花見会の弁当牛丼屋で手配しようとしてプチ騒動になった

・発生当時は俺30代前半、営業主任。もう転職したので以下は前の会社での話

当時(コロナ前)でもだいぶ時代錯誤だったと思うが、前職のJTCでは新年度1週目の金曜あたりの午後に、会社近くの公園花見会をやる文化が何十年も続いていた。

実質午後休の扱いで、本社営業と間接合わせて70人ぐらいは参加するし、新人との懇親を名目役員も顔を出したりするので、結構大きなイベントだった。

花見会の運営会計の他に大きく出欠確認弁当発注場所取り・撤収作業の4つで、毎年本社勤務の2年目の若手が各ポジション2〜3名ずつ手分けしてやるのが恒例だった。

その年の2年目の男子にFがいた。

挨拶できない、喋っても声が聞こえない、メモ取れない、電話取れない、在社中もずっとイヤホンしてる、PC壁紙アニメキャラ毎日無言で定時帰宅と数え役満だった。

見た目も含めて今で言うチー牛ど真ん中みたいな奴で、なんで採用されたのか分からん腫れ物扱いの存在だった(どこかのコネかと噂されてた)。

当然外に行かせても何もできず、むしろ先方からあいつヤバくない?」と耳打ちされるぐらいだった。

花見会の運営でも出欠確認絶対無理だと判断されたし、場所取りや撤収体育会系の子が率先してやるので、Fの仕事必然的弁当発注になった。

毎回お世話になってる仕出し業者の連絡先とか発注段取りを、3年目のTがFに引き継いで、その後は何事もなく(後になってみれば進捗確認するべきだったと思うが)金曜当日を迎えた。

Fともう1人の2年目のSが社用車で仕出し業者弁当を受け取りに行く(大昔は現地まで配送してもらってたが、ある時期から受け取りと返却に行くようになった。FはペーパーなのでSが運転係)段取りだったのだが、昼前になっていつの間にかFが失踪した。

携帯にも出ないし、仕方なくSに一人で弁当屋に行かせたが、弁当屋によるとFは来てないし、そもそも今年は発注も来てないと言われた。

そして花見スタートの直前になって、FからSに会社近くの牛丼屋まで来て欲しいと電話があった。

駆けつけたSから「Fがトラブってる」と連絡を受けて俺とTも牛丼屋へ同行(この時点でとりあえず弁当なしで花見を始めることになって、現地組がざわつく)

Fは昼の一番混む時間帯に券売機占拠して焼肉弁当を1個1個注文してて、驚いた店員が声をかけると「30分以内に70食用しろ」と言い出した(先方談)

さすがに無理だと断られたが「もう注文した分の金は払ってる、今さらどうするんだ」と興奮して手がつけられなくなり、押し問答の末にSが呼ばれたのが真相らしい。

相手方エリアマネージャーが駆けつけていて物々しい雰囲気で、こちらとしては平謝りするしかなかった。

とりあえず払っている分のお金そのままで弁当はいらない、作ってしまった分があれば申し訳ないが後で引き取りに来ると話をつけて、その場の責任者同士で名刺を交換してFを連れ出し、会社にも花見会場にも連れて行けないので俺とTで近所の喫茶店事情聴取

どうやらFは当日まで発注をすっぽかし、朝になって仕出し業者に何軒も電話するも断られ、他にあてもないので自分がいつも行く牛丼屋で持ち帰り弁当を買おうとしたらしい。

当日までにSが何度か進捗を聞いたがFは「大丈夫」の一点張りで、Sも自分は運搬メインだからと深く立ち入らなかったのも原因だった。

花見会は物々しい雰囲気だったらしいが、現地の若手がコンビニに走ってとにかく酒とつまみを買い込み、参加者乾杯から酔わせまくって有耶無耶にしたらしい。

後日談も散々だった

会社が金を出す行事とはいえ本業とは関係ないので処分も何もなかったはずだった(事後処理とかでこちはいろいろ身銭を切らされてたが)

ところが、Fが牛丼屋にマズイ暴言を吐いた(「◯す」が一発アウトだった)と先方のエリアマネージャーから言われて一転した

俺だけじゃなく部長も引っ張って謝罪に行くことになった

結局俺と部長けん責になり、その半年後ぐらいにFは辞めた

以来、今の職場でも、営業サイドにチー牛っぽいやつがいるだけでも気が滅入るし、極力関わらず、大事なことは何もさせずに、自発的に辞めさせるようにしてる

そういうわけで、俺にとって桜の季節はちょっとしたトラウマになった。JTCの花見文化とかもコロナを挟んですっかりなくなったのは本当に良いことだと思う

20250326追記

3日経って思ったより拡散されててビビった。あるあるネタとして笑ってもらえるかと思って書いたので。

ここでは創作だとか散々言われてるが、Xの引用では「うちも似たようなことあった」とか複数コメントあったのでちょっと安心している。安心しちゃダメだが。

以下、自己弁護も大いに含むがコメントへの応答。

嘘乙

→そう思えるのは職場に恵まれいるか、働いていないか自分自身がチー牛だからだろ

Fがチー牛かどうかはわからないし、そもそもそんなレッテルを使うな

→言われなくても分かっているが、ネットでよく見るチー牛イラストみたいな見た目のやつが、チー牛のステレオタイプみたいにコミュ力能力の低さをこじらせて、挙句牛丼屋でトラブル起こしてるんだぞ。当時はチー牛なんて言葉なかったと思うが、今の俺にはこれ以上にしっくりくる言葉が思いつかない。それよりFを障害者雇用とか決めつけてるレスの方がよっぽど酷くて笑える。

そんな大事イベントを若手に丸投げする時点でおかし

花見だぞ?海外への社員旅行とかじゃないんだぞ?伝統行事とはいえたか半日の社内レクで、手間はかかるとはい段取りも完全に固定化されてて、絶対に失敗するはずのないイベント(何かトラブルがあるとすれば天候不良ぐらい)。3年目から引き継いだらあとは2年目だけで完結する、本業指揮系統とも切り離されてるPT的な仕事そもそも学生だってサークル合宿幹事なんかを2年生や3年生が先輩から引き継いで同期だけで運営するだろ。その程度の経験もしてないの?

ちゃん管理してない増田無能

管理監督権って知らないのか。当時主任って書いてるじゃん。部署複数人いる、主任と名のつくヒラの先輩にすぎなかったんだよ。俺も当日呼び出されるまで顛末を一切知らなかったし、俺が呼び出されたのもたまたまSやTと仲が良かったから。流れで事後処理の窓口になったせいで譴責食らったが、正直言って流れ弾だし、周囲からは「災難だったな」と随分慰められた。そもそも弁当発注の進捗の何を管理するというのか。それこそ今の時代じゃマイクロマネジメント問題になるんじゃないの。

Fに弁当発注させるのがおかし

→じゃあ他に何ならできるのか。何もやらせないのが一番なのは間違いないが、同期の間で示し合わせてハブにするならそっちの方が問題だろ。

前払いじゃないの?請求ない時点で経理が気づくだろ。

→当時の具体的な入金フローまでは聞いてない(俺が2年目の時は場所取りだったのでそもそも仕組みをよく知らない)が、弁当みたいに前日まで入り数が変動したり雨で流れたりしうるものは前金だけ入れて後清算ってのも珍しくないし、昔から付き合いのある業者ならなおさら

補足になるが、費用参加者のうち弁当希望からワンコイン程度を徴収して(不参加者不公平感を産まないためにもこれは妥当だと思う)、組合からも酒代相当の協力金を出して、その上で会社が補助する仕組みだったので、請求書がペライチでそのまま経理に回っていたのかは分からない。だからわざわざ会計担当者を配置していたわけで。とはいえ会計担当とFがちゃんと連絡できていたかは大いに疑問。

チー牛の退職を願って仕事させない今のやり方は悪質

当事者になればわかる。

追記以上

2025-03-21

漫画読んでて金の事ばかり気になる

メダリストアニメ主人公達がホテルに泊まって夏合宿をしているが、ホテル代とレッスン代、何十万とか行くんじゃないのかこれ…。

フィギュアスケートって金どれくらいかかるんやろ調べてみよ、うわ、国内活動する限り年間500万で海外に出たら1000万…、それだけ金突っ込んで将来稼げる人どれだけ居るよ、こっわコスパ悪い話どころの話じゃねぇ…と見てて生徒達の実家の太さに震えるし、ボールルームにようこそもワンレッスン5,000なんぼかかるのが、まともに指導してないか免除って話だったのに、ちゃんと教えてくれる教室に移ってレッスン料は大丈夫なのか…。

合宿とかしてるけど、父親コネやらせてもらってるバイトから穴開けても大丈夫なのか…とか。

金のことばかり頭をちらついてしまう。

貧乏性セレブスポーツ作品はもう無理なのかもしれん。

2025-03-12

ネットワークビジネスにまんまとはめられてクーリングオフした話

この時期になると東日本大震災話題が出てくるけど、そしたら東京に住んでた時のことを思い出す。そこで一番印象に残ってることを書く。

2009年頃。そのとき社会人3年目くらいだったとおもう。地方就職後1年で東京に転勤となった。

東京には知り合いもいないし休みの日は引きこもってニコ動見るくらいの日々。

駄菓子屋さんのウィザードリィ実況とか、目隠しさんのポケモンとか更新楽しみにしてたな。あと高速マリオも冷静におもしろかった。


ある日知らない人からmixiメッセージがきた。

看護師40代くらいの女性。好きな歌手名前からとったというアンジェラ(仮)さん。東京友達を増やしたいということで連絡あり。

そんなことある?と思いながら喫茶店で会う。美人ではないが身だしなみキレイにされている40代女性でした。

ちょっと色っぽい展開も期待したけどそんなことにはならなくって、最近あったこととか会話してほんと友達のような会話。

そんな感じで仕事終わりに約束して喫茶店行ったりバーみたいなところ連れて行ってもらったりして遊んでた。

3、4回目くらいから、夢はあるか?とか、起業して夢かなえたいみたいな話になってきた。週末にボードゲームやってる集まりがあるからきてみない?と誘われた。

行ってみると自分と同じような年代の人もいて、10人くらいで金持ち父さん貧乏父さんラットレース?みたいなボードゲームやった。

そのとき接待的な感じで勝たせてもらったが正直まぁ熱中するようなものではなかった。なんやこの集まりは?と思いながら帰った気がする。

そのうち、金持ちになるための師匠?みたいな人がいるから会ってほしいみたいな誘われ方になってきて、

その師匠かいう人がポルシェに乗ってるだのなんだの成金トーク聞かされたあたりでいよいよなんかきな臭い感じの雰囲気が出てきた。

なんの仕事してるかわからんけど稼ぐ方法は知っているらしい。

俺はアンジェラと楽しくトークしてればそれでよかったんだけど。師匠いらんし、変なボードゲームも大して面白くなかったし。

ラットレースから抜け出そうっていうのはまぁちょっと夢のある話だとは思って聞いてた。不労所得とかね。楽して金欲しいし。

その辺からアンジェラの言うことも、師匠の話もなんか変な方向に向かいだして、今の会社続けてても夢かなえられないよとか、

どんどん洗脳されてって上司に辞める相談しようかとか、親になんて言おうかとか本気で悩んでた。

そうこうしてるうちに起業セミナーがあるから一緒に行こうって誘われて、師匠よりすごい人が講演するから是非しっかりノート取って聞いた方がいいみたいなことを言われたわけ。



こっから怒涛の一日が始まる。


行ってみたら100人くらい入る講義室満員で陽気なおっさんが登場。うまい喋くりでとある会社サプリメントの紹介を始めた。

面白かったのは、「病気に効く、治る」みたいな言い方ができないから、表情とかジェスチャーを使って「90のよぼよぼのおばあちゃんがこれを飲んだらパアッ(顔芸)」みたいな表現

うまいこと喋るなぁみたいな。真似できないけど。

そしてここで初めて、この人たちが言う「起業」というのがネットワークビジネスであることを明かされる。

「あーあ、これは完全にアカンやつや」と思ったんだが、でもまぁ誘ってくれたアンジェラに恥かかすのも悪いなと思って、講演終わってから質問タイムに手を挙げてみたり、ノート取ったりしてた。変なところで真面目発揮。

そしてこの流れのままネットワークビジネスを開始する契約に向かうわけです。

今日から起業だ!ビジネスオーナーだ!アンジェラの子となり、稼ぎ、上納するわけです。

もう「俺終わってんな」と思いながら流れ流されて契約までしちゃったんですね。最初だけ必要からっていってそのサプリ40万円分くらい買った。

とにかく契約したのでなんかスッキリした。契約したら気持ち解放されるんだよね。

まぁサインときクーリングオフすりゃ大丈夫って妙な自信あったし、とにかくその場を終わりにしたかたか契約した。

サインテーブルで同じようにカモにされてるヤツがいて、そいつアンジェラと同じくらいのおばはんがついてた。

なんか「私がひっかけた子が契約までしたよ」って目くばせで合図してるのがわかってちょっとポケモンになった気分だった。

で、そのあとアンジェラが「ここに来たらいつもなか卯なの」みたいなこといって連れてってくれた。おごってもらった。

そのとき、ほんとしょうもないことしか覚えてないんだけど、向かい合って座ってて食事の途中、お水のコップを取り間違って、アンジェラの口つけたヤツ飲んじゃってたみたいなのね。

冷静に装ってもテンパってたんだろうな。

食い終わってから、さっき飲んだコップに口紅ついてるやん!って思って。何食ったか覚えてないけどその口紅の跡はめっちゃ記憶に残ってる。

ちょっと気まずかった。

しかもそれで解放されず、そのまま「仲間」のところに行こうって言われて。マクドだったかドトールみたいな喫茶店だったか、十数名の集団に合流した。

自分と同年代くらいの若い人が多かったんだけどそいつらが、どうやって子を増やすか、ひっかけるか、みたいな騙しの手口のような話を臆面もなく語り合ってて。

mixi友達増やし作戦みたいなことを語ってて。ドン引きですよ。これはアカンなと。

俺はこいつらの作戦にまんまと引っかかったわけだ。以前ボードゲームときに見かけた人も何人かいた。

こいつらはほんま、そんなオープンスペースで言っていいことなの?って話を大きな声で。多分本人たちからしたら真っ当なビジネス作戦を立ててるつもりなんだろうな。

から悪びれがない。これはほんとアカン、気持ち悪い、縁切ろっておもった。これが決定的。

アンジェラはその辺節度あるように見えたよ。そういうことペラペラ言わないから。実行はしてるけど表立って言わない分悪びれ感があると思った。

その集団ではアンジェラちょっと浮いてた。若い子に交じっておばさんが一人浮いてる感じだった。

俺はアンジェラと仲良くしたかっただけなのにな。アンジェラは子を増やしたかっただけなんだな。悲しいすれ違いっすよ。

とにかくもうここには関わりたくないなってことでアンジェラからの連絡も無視した。

そのあとも有名人も受けたという営業合宿人格破壊合宿?)みたいなやつを申し込んだから参加してとメールがきたり、

アンジェラ師匠から鬼電きたりしたけど「もう終わり。終わりです。さようなら」ということで徹底的にスルーした。

アンジェラ契約したあとは今まで隠してきた「カモにするぞー」という感じを剥き出しにしてきたのだった。悲しい。

そして後日、レオパレスの部屋の3分の1がサプリメント段ボールで埋まった。クソ邪魔だしその段ボールは嫌でも目に入ってきて憂鬱な気分にさせる最悪の段ボールだった。

すぐにクーリングオフたかったけど、なにかの通知が行ってアンジェラ師匠から鬼電きたら嫌だから、期日ギリギリまで寝かせてからクーリングオフした。

全額返ってきたし段ボールは片付いたし。めでたしめでたし

自分としてはそういう世界垣間見ることができて、今となっては面白かったと言える思い出だけど、人におすすめできる話ではないので、引っかかる人がいないことを願う。

まだあの集団名前を変えて活動してるっぽいので、都会に出てきてさみしい思いをしている人、今の仕事に納得できていない人たちに網を張ってると思う。

その集団の中で成り上がる覚悟努力をするつもりがない人はカモにされるだけなので、取り込まれないように注意してほしい。



書いて残しておきたかたことはここまで。あとは余談。

余談

サプリはニューウ〇〇ズ。

アンジェラとか師匠所属するのは、その製品を軸にネットワークビジネスをおこなっていたグループでワン〇ーランドと名乗っていた。

アンジェラ検索しても歌手しか出てこないけど、ニュー〇ェ〇ズとワン〇ーランド検索したらまぁその後も色々名前変えながら活動してるんだなーと分かった。

気になる人は、アマゾン書籍検索で出てくる本とか、その著者の情報を追いかけるといいと思いました。

ところであの師匠は新しいポルシェ乗っていきってるのかな。

想像だけど「師匠」って呼ばれてる人でも安心してご飯食べられるとこまではいかないんじゃないかな。その更に上の、講演会で顔芸してた人くらいまでいってようやく楽しく仕事しながら稼げるレベルだと思うわ。

それでも可哀そうと思ってしまうのはアンジェラかな。ワン〇ーランドの中で成り上がるにはちょっと弱そうに見えた。

謙虚な感じ?師匠みたいなギラつきが無かったな。最後に会ったのが、若い子の中で浮いてる感じだったので可哀そうな印象で終わってる。

彼女はワン〇ーランドの中で成り上がっただろうか。それとも師匠に搾り取られて搾りかすになってしまったのだろうか。

お母さんと一緒に豪華客船旅行したいって夢かなえられてたらいいな。

あと、同時期にそういう勧誘流行ってたんだろうな。東京友達増やしたいって言ってmixiで誘ってくる人が他に3人くらいいた。

2人は晩飯一緒に食いに行く仲になって、度々ラーメン行ったりしてたんだけど向こうが起業セミナー行ってきたとか話しだしたあたりで向こう側からフェードアウトしてった。

一応こっちももうわかってるよって言って、ネットワークビジネスの話抜きで飯食いに行く友達になろうって言ったんだけど、そういうのは求めてなかったのかもね。

あと1人はずっとニヤニヤして感じ悪い奴だったけど、講演の会場にいたので声かけたら気まずそうにしてフェードアウトした。

おまけでこれ系のキーワード書いときます。この中で3つ以上繋がったら注意だな。

起業

事業家

金持ち父さん貧乏父さん

ラットレース

副業

目標100個書き出し

セミナー

師匠

環境

サプリメント健康食品

自己投資

有名人も参加したという合宿セミナー

安易気持ち無責任子供を作って

そいつ知的障害者だったら殺しても執行猶予がつくとは…

つくづく親の子殺しには甘い世の中だよ

母親による子殺しとの違いは「母親はどうした」の大合宿にはならない事くらいか

2025-03-11

中出ししたくらいじゃ子どもなんてできないよね。

ただでさえタイミングなんて一ヶ月に一日しかないんだから

作ろうと思ったら、危険日あたりに二泊三日で子作り合宿必要

いやまじで。

なんて思った。

anond:20250310153416

2025-03-04

皿洗いで洗い残し指摘されて拗ねる奴

「皿洗いしたよ!」

「洗い残しが〜〜」

「下手くそから君がやって/もう二度とやらない/折角やってやったのに(逆ギレ)」

の、対策

ぼくがかんがえたさいきょーの家事分担システム

・私は小学生の頃にこれをやったので、気持ちはよくわかる。折角やってあげたのに、とか、ミスはしてないのに自分ルールで(洗濯バサミはこっち側!など)指摘された…とか。

「折角やってあげたのに、喜んでくれると思ったのに」という感情はとてもわかる。場合によっては「私だって忙しいのに」も乗っかる。

大人なんだから「やってあげた」は幼稚すぎる、自分家事自分でやれ というのも至極真っ当な意見だ。

家事感謝する、というのも大事だよな。どちらも、お互いに感謝できるのが一番良い。指摘の前後感謝言葉があるか否か、で結構変わってくる。んで実際毎回、全部の家事にお礼を言うのは難しい。



で、『対策するのは「普段やらない側」』が大前提とする。普段やる側が、やってくれた相手を立てて機嫌を損ねないように注意する、褒めて育てる、とか酷すぎる。いくらなんでも、なんでそんなことまでしてやらなきゃならないんだよ!すぎる。

気持ちは分かるけど、対策するのは絶対に「やらない側」だ。で、考えたのが、

合宿として取り組む」。

例えば4日間皿を洗う。家事をして喜ばせたい<<上達を目的とする。

フィードバックをもらうことを目的にする。

そういう前提なら、ダメ出しをされても、次はもっと上手くやるぜ……(dark smile)にもっていきやすい。

・この期間やるぜと決まっていると、急に気まぐれでやる家事(も良い事だけど)と違って、相手対応やすい。計画的に買い物をして冷蔵庫の中身を整えてたのに!とかになりにくい。たぶん。

合宿をやりきったら多少は上達しているので、次回取り組みやすくなる、ハードルが下がる。

何度か合宿をしているうちに応用が効くようになる。上達しなくても、慣れていることをやるのは、経験ゼロ時に比べると格段にラクになっているはず。


てことで、家事合宿をするといいのでは。

ついでに、私はマジで料理ができない。めちゃくちゃ苦手な上に全然楽しくない。ひとりだとチンするかお湯を注ぐか。

我が家ではスーパーシェフ(自称)が腕を奮ってくれる。私は、

・配膳

ちょっとした手伝い(これ混ぜて、焦げないよう見てて、冷蔵庫からこれ出して など)

・やることない時に皿洗う

担当している。たったこれだけのことで、本当に些細なことなのに、調理時間はがっつり短縮できた。

そしてなにより、相手心理的負担をドカ減らしできている(と思う)。ひとりで黙々と作業するのが好きな人もいるだろうが、あれこれ話しながら、コミュニケーションを取りながら作るほうが楽しい人も多いだろう。たぶん特に女性、おしゃべりでめちゃくちゃストレス解消してると思う。まあこれはあまりにも人によるか。

「一緒にやる」「たまにでも、やらないよりはやる方が絶対いい」「感謝する」に加えて、「合宿で力をつける」はどうだろう。

名も無き家事ちょっとずつ覚えてきた私より。

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