はてなキーワード: 我が国とは
「日本よりGDPが高くて日本より治安が良くて日本より所得が高くて水道の水が飲めて狂犬病が根絶されてる国ってありませんか?」 https://togetter.com/li/2519652 のブコメ https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2519652 を見ててなんか違和感があったんだけど、どうやら日本SUGEEEEはポジティブな考えで、それを馬鹿にする人は非国民とか冷笑家とか売国奴左翼みたいな感じ、もしくは物事の否定的な面だけをとらえてよい面に目を向けないネガティブな人みたいにとらえている人たちが何人もいるみたいだ。
自分の感覚では「日本SUGEEE」をバカにするのは日本が好きとか嫌いとか、不当に貶めてるとかそういう要素は無くて、ポルノ的すぎて恥ずかしい物だからだと考えている。自分だって普通に日本は好きだし日本には優れてる点がいくつもあることはわかっている。それでもいちいちそういう所をかき集めて我が国日本は偉大なのである!みたいにするのはカッコ悪いし恥ずかしいだろ。ましてやカマトトぶって「日本よりGDPが云々な国はござらんじゃろうか?ニタァ」とか言い出す人がいたら共感性周知でほっぺの筋肉が変な動きをしちゃうよ。そういうダサイ状況を一言で表現するのが「日本sugeee」だと思っていた。
スカッとジャパンも同系統だよね。実際に悪者がいたならば、それをバッサリ切り捨てるエピソードはそりゃ爽快だと思うよ。しかしその爽快感を求めるあまり過剰な脚色や捏造の入ったお話ばかりをありがたがるのはまるでマスカキザルみたいで恥ずかしいじゃないですか。
我が国の元首相は小学生一年生ですら答えることができそうな質問に答えられない
と信じたいが、、、、我が国は、、、、、、
このニュースだ。
https://news.livedoor.com/article/detail/28086255/
岐阜県土岐市の市消防本部が、市内のホームレスの男性について「声かけに応じない」などと119番通報を受けたが、救急車を出動させず、男性が翌日死亡が確認されていたことが分かった。市は適切な対応だったかを調べている。
Xやまとめサイトなどで様々な憶測、想像、弱者切り捨ての差別思想などが乱れ飛んでいる。
しかしそれは感想に過ぎないものがほとんどで知識をもって語られていないものがほとんどだと感じだ。
だから俺が職業柄(救急救命士ではないが)持っている知識(たいしたものではないが)を記しておく。
一緒に考えてみてくれ。
まず、基本的な知識としてもっていたいのが、救急車代は無料であるということ。
だからタクシー代わりや一日に十回呼ぶようなやつもいるので救急隊は日々頭を悩ませている。
しかし、それでも119されたら百%出動しなくてはならないのである。命に関わる仕事だからそうなっている。
119に通報があり救急車を要請されたら指令室の端末にデータが残る。
今回のケースでは、端末にデータが残ってて呼ばれたのに出動しなかったのが即バレしたんだろうな。
今回起きたのは恐らく「指令室」が「救急隊」に伝えなかったことで起きた悲劇と予想する。
何故指令室が職務を放棄して100%出動の義務を破り捨てたのかだが、ここが本当に謎。わけがわからない。
もしみんながヤバいことになった時救急車を呼んだのに来なかったらどうする?
これは1人のホームレスの話ではなく我々全員が必要とする救急救命を受ける権利が脅かされているという恐ろしい初端だ。
・ホームレスは医療費を払えない、保険料を納めていないから医療を受ける権利はないという主張
実はホームレスは医療を無料で受けられるので医療費云々はまったく問題ではない。
社会福祉の中にホームレス自立支援法というのがあって、その中に無料低額診療という制度が定められている。
これは貧困者が医療費がなくても救済される福祉であり、今回のケースでも利用可能である。
以上2点、救急車代も医療費も無料であることを前提とすると、ホームレス側に権利がなかったわけでは絶対にないのだ。
こんなケースは初めてだ。先に述べたようにどんなケースであれ救急車を呼ばれたら100%出動しなくてはならないからだ。
救急車を呼んでも来ない可能性がある、というケースが出来てしまった。おおごとではないか?
余談
・ホームレスはなぜ生活保護を受けないか、彼らは支援を拒んでいるのだから救急車も必要ないという意見
ホームレスの方々は真面目な方が本当に多い。意外に思われるかもしれないが。
その真面目さゆえに人様のお世話になりたくないと路上で自活の道を選ぶ方が多い。
基本、寝床さえなんとか確保出来ていれば食費とあとちょっとを稼げばなんとかなるらしい。
そのため動ける人は日雇いに出たりタイミーに出たり(高齢だと難しいらしいが)して日銭を稼いでいる。
日雇いが出来るレベルなら銭湯に行ったり、ほか弁を食べたり、身ぎれいない服を調達したりしているホームレスの人もいる。
出来なければ、今成立するのかどうか分からないが空き缶拾い、雑誌拾いという仕事がある。
雑誌に関しては、東京に居れば路上で週刊漫画や週刊誌が安く売られているのを見たことがある人もいるのではないだろうか?
俺がそれを見たのはもうずいぶん前だし、何よりホームレス自体減ってるから今もあるか分からないが。
あれは始発で山手線に運賃を払うか不法に入るかしてゴミ箱から雑誌を集め、30~40冊ほど集まったら元締めに売りにいくという日銭稼ぎだ。
これもずいぶん前の話なので今も出来るのかどうかわからないが。
そう、ホームレスの方々は怠惰でああなってるわけではない。多くのホームレスが時に常識はずれと思えるぐらい生真面目だったりする。
あと精神障害、知的障害だったりもあるので支援がもっとややこしくなっていたりする側面もある。
我が国が誇るセーフティネット、生活保護。だがその捕捉率は20%とまだまだ少ない。受けられる人は受けようね。
生活保護の原資は国債が四分の3で税金が四分の一という仕組みだからだ。税金はあまり投入されてないといっていいだろう。
その税金だって国民の上位4%が60%ぐらい払ってるわけで、と大金持ちが納税してくれる金を底辺が受け取る富の再分配を積極的に受け取ってもいいと思う。
働かざるもの食うべからずなんていう人も居るが、それはソ連が昔、資本家に向けて言った言葉で底辺に言った言葉ではない。底辺は働かずに食っていっても別にいい。
生活保護を利用しないホームレスのケースとして他の場合は、ヤバいとこから金借りてて、住居を持つと取り立てがくるという人々、反社はチャラにしてくれないからな。
そして貧困ビジネスで寄ってくる業者にうんざりして援助の手を振り払ってしまうケース。
貧困ビジネスをやる彼らの大半はホームレスを生活保護にして人助けをしたいと考えているだろうが、おおでを振って派手にやっているのは悪質業者である。
こないだもニュースになっていたが、ホームレスが生活保護になろうとするとアパートなど借りられないので、とりあえず役所は無料低額宿泊所という環境のクソ悪いとこに押し込めてみて、
居宅生活が出来るかどうかまず見るというルートをとるのだが、その間、業者があれこれついてきて搾取しにくる。
そして就労支援という名の元にドブラックな土建とかに放り込み、成果報酬をさらにむしり取る。
職場がドブラックだからまた生活保護に戻ってくる人たちが多い。
そこからまた搾取、ブラックに就労させられる、業者は金を要求する、のループにハメこまれる。
そういうのにウンザリして路上に戻るホームレスも多いというわけだ。そうしてホームレスは人を信用しなくなり自活の道を選ぶ。それが実態だ。
結びに。
誰もが救急車を呼ぶ権利を持ち、適切かつ迅速な医療に繋がることが出来る権利を持っている。
誰もが突如アタマやカラダがイカれて転落する可能性を持っている。
そして最近は少なくなったとはいえ、ホームレスとして生きていかなければならない覚悟を決めなきゃいけない可能性がある。
そのすべての権利がこの貧しくなっていく日本の社会福祉制度の中で守られることを切に願うし、ホームレスの方々も救われて欲しい。
以上、俺の知っていること、願っていることのすべてだ。
【アーカイブ】通常国会 衆院予算委員会 (2025年2月5日)
https://www.youtube.com/live/6JMmfxGJPmU?feature=shared&t=7672
2:07:54~
安住
まず本日のこの予算委員会初めて省庁別予算審査ということで、歴史的な場において立たせていただいてることをありがたく思っております。
そしてこの場において予算委員会を通じて私は国会で初めてですね、自衛隊の運用について本格的な質疑を行いたいというふうに思います。
いざという時には米軍が守ってくれるに違いないという希望、あるいは軍事について語ることが平和を乱すのだとそういった言説によって現実を見る眼が鈍っていた、濁っていたという風に思います。
このような国会環境において自衛官はどうせ国会は国民は何も分かっちゃくれないとそのような現実の説明を諦めて本質的な議論というのを公の場で避けてきました。
ここに注目したのがある意味自由民主党の一部の方々であるという風に思います
我々こそ国防の論客であるというような顔で勇ましい言説を述べてきましたが、これもまた私は机上の空論であったという風に思います。
この不毛な議論に終止符を打つために今日この場に立っております。
予算を通じてえ真の国防とは何なのか議論したいというふうに思いますが、本日の質問に際して答弁者政府参考人としていわゆる制服組の方々を要求しました。
陸上自衛隊教育訓練研究本部長、海上自衛隊幹部学校長、航空自衛隊幹部学校長そして防衛大学校副校長、かつて幹事と呼ばれた制服組の方ですが。
いわゆる、この他にもいわゆる制服、えー背広組である防衛研究所の所長も答弁を求めました。
しかし残念ながら今朝の予算委員会の理事会の決定は制服組は一度も戦後一度も答弁例がなく今後もこの前例というのは守らなければならないとして承認されませんでした。
委員部が安住委員長にどのように耳打されたのか分かりませんが、いわゆる制服組が国会に立った事例は66年前、昭和34年にあります。
法的制約はありません。
本予算委員会は去る1月の30日清和研究会元事務局長の参考人招致について、異例の採決に踏み込みました。
委員長、安住委員長はこのリーダーシップを発揮した委員長であります。
是非、このリーダーシップを発揮していただいといただきたいと願っていますが、委員長、改めて理事会で協議いただけないでしょうか。
2:10:37~
安住
橋本君に申し上げますが、理事会では国民民主党を除く自民党以下全ての会派として意思は制服組の答弁はあの長い慣例だけでなく先の大戦の敗戦の先の大戦のことを踏まえて文民統制の観点からこの答弁については国会でそういうことをするということでやってきたわけであってそれ以外のところで制服組の話をそれぞれの党やなんかが事情は聴取しておりますので偏った考えで、そういう判断はしておりません。
今後もこの判断は続けてまいります。それ以上の質疑がある場合は理事会に図って申し出ていただければ理事会で協議します、どうぞ
昨日まで私も今偏った言説というような話ありましたけど何も偏ったとは思ってません
ただ今までの慣行というのがそれはやはりこの議論の土台というのを歪めてきたのではないかというような問題意識があります
昨日(さくじつ)までですね、制服組の方々を参考人として要求するにあたって防衛省のいわゆる背広組の方から、これはあのあくまで意見としてではありますけれども、行く度も様々な意見を頂戴しました。
はっきり言って抵抗されたなと思うような言説もありましたが、その中にはまあひとたびこの国会に制服組を呼べばですね、際限なく現場から離れた議論に巻き込んでしまうというようなある意味の親心もあったと思います。
実際背広組の皆さんは現場からかけ離れた議論に巻き込まれているので、ご苦労をかけているわけですけれども、むやみに制服組を要求したわけではないんです。
必要、真に国防の議論を深化させるために必要だと信じて要求したものであります。
中谷大臣、国防に関して机上の空論になるのは現実を忌憚なく共有できるこの環境が整ってないからだという風に思います。
これは国会の側にも責任ありますけれども政府の姿勢にも問題があるという風に思います。
先週からですね、制服組の答弁を、答弁要求するということは予告していましたが、昨日になっても前例がないので予備準備してませんということでした。
繰り返しですが前例はありますし、あるいは呼ばない根拠、法的根拠はないわけです。
どうせ国民は分かってくれないという心に、防衛省自衛隊の心に楔を打たなければ決して自衛隊は国民から真に信頼される組織にならないし真に精強な組織にもならないし自衛官の社会的地位はいつまで立っても向上しないという風に思います。
大臣からも防衛省背広組の皆さん制服組の皆さんの理解を深めていただくことを期待しますが、いかがでしょう。
2:13:20~
安住
2:15:26~
安住
質疑者に申し上げますが、先ほど私申し上げましたけども、あなたの所属している国民民主党も、私訂正しますが、合意の上でシビリアンコントロールの重みをわきまえて私どもは私だけに限らず国会とはやってきたんで、あなたは出身が出身だからそう言うかもしれないけども、行き過ぎた誹謗中傷は我々としては看過できませんから、これはきちっと戦後長いルールの中で重く積み上げてきたもので、防衛省の組織として文官であろうと自衛官であろうと、組織として責任を持ってここで答弁をしていることを否定するようなことは許されることではありません。言動に十分注意して発言をしてください。じゃ、質疑を続行しください。
https://anond.hatelabo.jp/20250204192111#tb
この増田に「高校無償化がいやなのは維新が言い出したから?」という一文が有るんだけど、この文を見てちょっと愕然とした。
高校無償化、つまり教育への投資という政策が"維新の看板政策"になっている。
今まで気づかなかったがこれは本当に由々しき事態だ。将来に禍根を残すと思う。
教育への投資は国力に直結するんだよ。だから国家が十分に財政支出して底支えして、裾野を広くして行かなきゃいけない。
国立大学の法人化なんて本当に政府(財務省)が犯した天下の愚策で、あれから大学の予算が年々減って教育も研究も質の低下が止まらない。
大学の質が下がるということは輩出される人材の質も下がるということだ。
国の衰退に直結する。
その東大も、学費値上げは言語道断なんよ。本来は東大や国内トップ大学は学費無償化して受験者数を増やすべきだ。
それに少子化の我が国で、貧しい家庭に生まれてしまった秀才をほったらかしにする余裕なんてない。東大や京大に行ってもらって高所得者になって結婚し子どもを生んで貰わなきゃ困るんだよ。
そういう秀才がトップ大学に行くには高校も難関校に在籍しなきゃいけない。だから高校も無償化する必要がある。
そもそも日本は世界的に見ても教育支出が少ない国だ。高校無償化した程度じゃまだまだ全然少ない。
それに、教育支出は国家運営的にかなり割りの良い投資だ、ともう何年も前から各国の研究で結論が出ていて、ググれば出てくるけど
20代半ばまでに教育投資すれば高い確率で高額納税者になり、卒業後30~40年に渡って納税してくれる。上でも書いたけど子供も産む確率が高い、例え本人は貧困家庭出身でも貧困の連鎖を止められると良いことづくめ。
去年だかも報道されてたが、今すぐ全高校大学を無償化したって年3兆円もかからない。年間予算の3%以下だ。安上がりなんですよ無償化は。
だから高校大学の無償化に留まらずもっと国の予算を当てるべきなのに、現在の維新の行動によって教育投資が「維新っぽい」と有権者から見なされ、与党も維新の実績にさせたくない(と与党が思ってるかどうかは知らんけど)と無償化を止めたりしたら、
さらにそれが「維新の言ってることの逆ならOK」と単純な有権者が受け入れたら。。。
大げさかもしれないが、日本という国の終わりが何割か前倒しになる気がする。
維新みたいな良くも悪くも有権者から強い反応が出るところじゃなくて、それこそ与党から、もしくは最悪でも立憲から無償化の案が出てたら良かった。
余計なことをしてくれたと思う。
我が国日本では箸は皿や茶碗などの器の前に横に置くのが正しいとされている。
しかしはっきり言ってこれは不便だ。
まず箸を取るのにも置くのにも両手を使わなければならない。
また、手前に箸を置くスペースが必要なのでその分、皿などはやや奥に置かれ、汁やソース、醤油などが口に運ぶまでの間にタレやすい。
これに対して中韓ベトナムなど大陸では畏った正式な食事の席でも箸は利き手側に縦に置くのだそうである。
また手前に箸を置かないので皿や茶碗などを自分のすぐ近くに置くことができ食べやすい。
聞いた話では、日本に中国から箸が伝来した古代においては中国大陸や朝鮮半島でも箸は横に置いていたそうだ。
しかし大陸では便利さから箸を縦に置くように変わった。なのに本邦ではいまだに不便な横置きが続いている。
https://anond.hatelabo.jp/20250129194915
昨今DeepSeekショックというかDeepSeekでショックを受けた顧客から色々言われるのでものを申したい。
Azure経由でChatGPT使う
GCP経由でGemini使う
AWS経由でSonnet使う
あまりにも正し過ぎる。
もうこれだけでいい。
何ならこの後は読まなくていい。補足情報を述べるだけなので。
前提として、現時点で企業利用の生成AIはその大半がLLMである。
加えて10万そこらで買えるRTX4070があればそこそこ動く画像生成AIと異なり、たとえMITライセンスでモデルが公開されていようと、実用性能のLLMを自前で安価にホストする手段は2025年1月現在まだ存在しない。
クラウドでGPUインスタンスを使って小さめのモデルで60万そこら、大きいモデルで月100万そこらを払うか、H100をたくさん搭載しているサーバーの実機に1000万とか2000万払うかのいずれかになる。
ということで、トークン量課金で使用できるLLMのAPIを使うというのがコスト的な問題で現実的な落としどころとなり、各クラウドベンダーのAPIが使われている。
そうなるとテキストデータをAPI提供元に送信しなければならない。
提供元の会社各位はそのデータの取り扱いについてかなり気を遣ったポリシーを定めていて、それを大々的に宣伝しつつ絶対守ると約束し、顧客はその会社がポリシーを守ることを信じ、その信用の下にAPIに対して機微な社内情報を含むテキストを投げ込んで社内ChatGPTだのRAGだのAgentだのいろんな取り組みをしている。
蒸留されていないDeepSeekをホストするのに必要なGPUコストは7桁円コースだし、LlamaとかQwenと組み合わせて蒸留したモデルであっても月当たり数十万が下限となる。社内すべての需要を賄うなら月当たり8桁円に行ってもおかしくない。
APIの安さを知った今、下手するとその何千倍何万倍のお金払えます?
予算が厳しくてもDeepSeekを使いたいならDeepSeek開発元が提供しているAPIを使うわけだが、中国企業に社内の機微情報を含むデータを送ることになる or 送るリスクを抱えることになる。
中国企業に対し、昨今の国際情勢および我が国の立場を踏まえた上で機微情報を送信できる程度に信用できます?
ということで現場の生成AI感度が高い人がどれだけDeepSeekを気にしたところで予算だの国際情勢だの現地法だの、ひとくくりにすれば「政治的な事情」で各社にDeepSeekを利用するという選択肢は与えられない。
それよりもまず目の前にある生成AIを使ったアプリケーションの実装や運用に集中して欲しい。
DeepSeekショックと騒ぎになっているが、これについても懐疑的である。「どうせ何も変わらない」と上述の理由で思っていることに加えて、過去の経験上深層学習の研究においてはリソース量の潤沢さこそが正義であり、リソース量で劣る者は勝る者に絶対に勝てない。
本当に絶対に勝てない。無理だ。どれだけ技巧をこらしたモデルを作っても、どれだけトリッキーな手法を考案しても、リソース量の暴力の前には倒れるのみである。というかそういう技巧とかトリッキーな手法を論文にした時点で、リソース量で勝る者はそれらを取り込みつつ追加で暴力的なリソースをモデルに注ぎ込むので勝てるわけがない。
DeepSeekの成果が本物なら、ビッグテックは検証の後にDeepSeekの100倍のリソースを注ぎ込んでDeepSeekでは到達できないような水準のモデルを作るだけである。
リソース量で劣る者が工夫を以て勝る者を倒すストーリーが好きなのは分からんでもないが、まあ現実はおおむね無情だ。
女性の高学歴化が少子化の原因ってよく言われるけれど、今の日本においてははっきり言って時代遅れだと思うよ。
実際統計からも1971年以降は学歴で女性の出生率は下がっていないと出ているし、
周りを見渡しても、F欄学部卒の女よりも、東京工一早慶院卒の女の方が明らかに沢山産んでいる。
現実的に考えたら簡単に分かるよね。男が高学歴な方が高収入になるので子供を沢山持ちやすく、
低学歴の女は高学歴の男には出会えないか、出会っても相手にされない。
それにそもそも自己肯定感が低くなるので負の遺伝子を子供に受け継がせたくないとしてセルフ断種を選ぶ。
出生率を上げたいのなら、女の学歴を抑えるのではなくてその反対、寧ろ上げるようにした方が有効だと思う。
・女性では、1956-1970 年の間に生まれた人では、大卒の人ではそれ以外の人と比べて子供を持っている人の割合が少なく、合計出生率(Total Fertility)も低かった。しかしながら、1971 年以降に生まれた場合は、大卒とそれ以外の人とでの差異は見られなかった。
・女性の学歴と子供の関係に関しては、これまでは高学歴の女性ほど子供を持たない割合が高いとされていた。実際、欧米の先行研究でも同様の指摘があるが、こうしたギャップは近年では縮小傾向にある(高学歴女性とそれ以外の女性での子供の数の差)。近年、スカンジナビア諸国を対象とした調査では、むしろ学歴が最も低い階層に属する女性の方が40歳時点では子供を持たない割合が高いことがわかっている。北欧諸国のように、女性が出産後も就労を継続できる環境にある場合には、女性が経済的に自立している方が家族形成にとって有利とする考え方があり、結果として学歴が高い女性の方が(そして結果として高収入となる女性の方が)より子供を持つ可能性が指摘されている。今回の我々の調査研究からも、女性の学歴と子供の数の間に見られたギャップは 1971-1975年生まれでは消失していることが明らかになった。この傾向がさらに若い世代でも続くのか、さらに諸外国でも見られている逆転現象が見られるのかは(高学歴女性の方が子供を持つ割合が高くなるのか)、さらなる研究が必要である。
ありがとうございます。ありがとうございます、皆さん。本当にありがとうございます。
驚くほど素晴らしい光景です。ここにいる全ての方々に感謝申し上げます。
衆議院議長・額賀、参議院議長・関口、高裁判所長官・今崎、そして菅元総理、岸田元総理、全国の国民の皆さま。
今日以降、この国はふたたび繁栄を極め、世界中から尊敬される偉大な国となるでしょう。私たちは他国の羨望の的となり、もはや不当な干渉を受けることを断じて許さない。石破内閣のあらゆる日々において、私はシンプルに「日本第一」を貫いてまいります。
私たちの主権は完全に取り戻され、安全は回復し、正義の天秤は本来の均衡を保つようになる。国の機関が不当な形で政治利用されることは、ここで終わりにしましょう。
そして、何よりも誇り高く、豊かで、自由な日本をつくることこそ、私たちの最優先課題です。
日本はまもなく、これまでになく偉大で、強く、そして比類なき特別な国へと生まれ変わるでしょう。
私はこの新しい時代の到来にあたり、大きな自信と高揚感をもって総理大臣の職に就きました。国中に変革の風が吹き渡り、世界には大いなる光が差し込んでいます。日本はまさに、かつてないほどの大きな機会をつかもうとしているのです。
とはいえ、まずは私たちが正直に認めるべき現実があります。課題は多々あれど、いま国全体を包むこの大きなうねりが、それらを一掃してくれるだろうと私は確信しています。
私たちがこうして集う今、政府に対する信頼は大きく揺らいでいます。長年のあいだ、一部の腐敗した体制が国民から権力や富を奪い続け、社会の根幹が壊れかけていた。
現政権(前政権)が国内の基本的な問題さえも満足に解決できない一方、海外では次々と予期せぬ混乱を招いてしまっている。
正直に生きる国民を守らず、逆に危険な犯罪者を「人権」「救済」などの美名で手厚く保護してきた。
外国の防衛にはいくらでもカネを出しながら、日本の国境や国民の安全への責任はないがしろ。これではいけません。
2024年1月に能登半島を襲った震災、同年9月の豪雨災害、さらには日本各地で広範囲にわたって被害をもたらした台風など、被災された皆さんは今も苦しみの中にあります。さらに、2011年の東日本大震災で国中が苦しんだ記憶もまだ生々しい。それでも国としての救済や復興支援が充分とは言えない状況です。中には我が国の有力者の別荘が灰になったという話もあります。これほどまでに無力であっては、国民を守れない。
公衆衛生システムは巨大な予算がありながら緊急時に機能せず、教育システムは子どもたちに祖国を誇れないような思想を教え込む。ここから先は、そんな体制を完全に改め、しかも迅速に行動します。
今回の私の当選は、国民への裏切りを覆し、国民が奪われ続けてきた信頼・財産・民主主義、そして自由を取り戻すための圧倒的な支持にほかなりません。今日を境に、日本の衰退は終わりです。
私たちの自由と、日本の輝かしい運命が否定されることは、もはやありません。今、私は日本政府の公正さ、能力、そして忠誠心を即座に回復してみせます。
この数年間、私は歴史上かつてないほどの試練を受け、そのなかで多くを学んできました。
この国を取り戻す道のりは平坦ではありませんでした。私たちの運動を止めようとする勢力は、私から自由を奪い、命さえ狙おうとしました。
わずか数か月前、岩手の田園地帯を視察中、暗殺者の銃弾が私の耳をかすめたのです。しかし私はその瞬間、そして今も強く思います――「私は神によって生かされ、この日本を再び偉大にするために存在しているのだ」と。
(拍手)
愛国心にあふれた私たちの新政権は、あらゆる危機に堂々と、そして力強く立ち向かい、全国民に希望、繁栄、安全、平和をもたらすことを誓います。
2025年1月20日は、日本国民にとっての「解放の日」です。今回の選挙は、日本史上もっとも偉大で歴史的な選挙として刻まれることでしょう。
私たちの勝利が示したように、若年層から高齢層まで、男女問わず、都市部も地方も、あらゆる層で支持が爆発的に増えました。いわゆる激戦区もすべて制し、全国投票でも圧倒的に勝利を収めました。
特に在日外国人コミュニティからの熱い支持には深く感謝しています。彼らの声を真摯に受け止め、この国にとってより良い施策へとつなげます。
今日は成人の日でもあります。若者が希望を胸に抱き、その実現に邁進できる日本を築くことこそ、私たちの使命です。これこそが真の夢であり、本当の誇りでしょう。
(拍手)
国民の一体感はすでに戻り始め、自信と誇りはかつてない高みに達しています。私たちの政権は、熱い情熱と妥協なき成功への意志をもって、日本に変革をもたらします。私たちは日本を忘れず、憲法を忘れず、そして神への感謝を忘れません。それらを手放す選択はありえない。
本日、私は歴史に残る複数の閣議決定への署名を行います。ここには、国民の意志を柔軟に汲み取りながら、法解釈を大胆に見直すことで事実上の憲法改変につなげていく方向性も含まれています。これらの措置を通じ、日本再興と「常識革命」を本格的にスタートさせるのです。
まず、埼玉県川口市に対するクルド人等外国人の大量流入を阻止するため、緊急対策を発動します。
不法入国によってもたらされる治安上の脅威には即刻対応し、国内から排除する手続きを開始します。「捕まえて放流」などという愚かな政策は、もはや存在しません。
闇バイトや特殊詐欺組織を「国際テロ組織」として指定し、テロ対策特別措置法を最大限に活用して徹底的に一掃します。
総理としての最優先責務は、日本を脅かす脅威や侵略を食い止め、国民を守ること。これを前例のないスケールで実行します。
次に、各大臣には過去に記録的だったインフレを解消し、物価の急速な安定化を実現するべく、あらゆる権限をフルに行使してもらいます。
インフレの原因は無謀な財政支出とエネルギーコストの高騰です。そこで私は本日、「エネルギー緊急事態」を宣言します。再稼働できる原発はどんどん再稼働し、国内のエネルギー供給基盤を強化します。
日本は再び、世界を驚嘆させるものづくり大国となり、さらに原子力技術においては唯一無二の存在となるでしょう。そして生成されたプルトニウムを世界へ輸出することで、私たちの経済はさらなる活力を得るはずです。
これによって国内エネルギー価格を抑え、戦略備蓄を万全にし、原子力エネルギーを通じた新たな富を国民にもたらします。
私が本日行う閣議決定により、一部で囁かれていた「グリーン新政策」は終焉を迎え、電気自動車義務化も撤廃します。これにより日本の自動車産業を守り、そこで働く人々への約束を果たすのです。
つまり、皆さんは好きな車を自由に選べるということになります。
国内の自動車生産はこれまでにないスピードで拡大するでしょう。私たちに投票してくれた自動車労働者の皆さん、本当にありがとうございました。
私は直ちに貿易システムを再設計し、日本の労働者とその家族を守るための改革を開始します。他国を豊かにするために日本の税金を浪費するのではなく、他国からの関税や徴収金をもって日本国民を潤すのです。
新たに組織を立ち上げるのではなく、課税が得意な財務省と国税庁をフル活用し、外国から莫大な収益を日本へ呼び込む体制を作ります。
さらなる官僚機構の見直しのため、「行政効率省」新設も見据えています。長年続いた政府による言論封じを断ち切り、検閲行為をただちに停止し、真の表現の自由を取り戻します。
国家権力が政治的迫害に利用されることなど、二度とあってはなりません。
私のリーダーシップのもとで、公平・平等・公正な司法を再興し、憲法のもとでの法の支配を取り戻します。そして、都市部には秩序を回復させます。
今週中に、人種やジェンダーをあらゆる場面に強引に組み込む政策は政府として停止します。私たちは「色や性別ではなく、実力が正当に評価される社会」をつくりあげます。
また、本日をもって「性別は男と女の二つのみ」というのが日本政府の公式方針となります。
さらに、自衛隊内でCOVIDワクチン義務化に反対したことで不当除隊となった隊員を復職させ、その給与を全額補填します。
そして、自衛隊員が不必要な政治理論や社会実験に巻き込まれないよう、ただちにこれらの施策を中止します。自衛隊の使命は一つ、「国家の敵から日本を守る」ことです。それに集中させる。
2010年代後半に取り組んだ防衛力強化策をさらに進化させ、世界最強と言われる防衛体制を再構築します。勝利を手にするだけでなく、戦いを回避する力こそが真に偉大な力なのです。
私のもっとも誇らしいレガシーとなるのは、「平和の創造者、国民の統合者」と呼ばれること。そうありたいと願っています。
昨日、私が就任する前日に、中東で拘束されていた邦人が家族のもとへ戻ることになりました。これは平和への第一歩です。
日本は再び、世界で最も偉大で、強く、尊敬される国となり、その姿を世界に誇示するでしょう。
さらに、かねてより構想していた「東シナ海を西日本海に改称する」方針を打ち出します。そして、東京の名を江戸に戻すことも宣言します。これは日本が伝統を尊びながらも、新たな未来へと進む象徴的な一歩となるでしょう。
先人たちが守り抜き、築き上げてきた日本の歴史と魂を正当に再評価し、私たちの誇りを取り戻すこと。これは我々の責務なのです。
私が国民に強く伝えたいのは、いまこそ私たち日本人が勇気と活力をもって新たな高みへ踏み出すときだ、ということです。
私たちはこの国を解放し、これまで成し得なかったほどの成功を実現します。立ち止まることはありません。国民全員の力で、慢性疾患の克服、子どもたちの安全と健康の確保、あらゆる病の撲滅に向けて進んでいきます。
日本は再び、成長を続ける「上昇国家」として姿を示し、財を増やし、都市を発展させ、さらに広大なフロンティアへと踏み出し、日の丸を世界と宇宙へ掲げてまいります。
日本人宇宙飛行士が火星で国旗を翻す――これほど胸が躍るビジョンがあるでしょうか。偉大な国の血脈は、大きな志によって流れます。今の日本は、いまだかつてないほどの気概に満ちています。
私たち日本人は、探検家であり、建築者であり、革新者であり、起業家であり、そして開拓者です。フロンティアを目指す精神が私たちの胸を高鳴らせ、その呼び声が魂を突き動かしているのです。
先人たちは、辺境の地から出発しながら、この列島を世界屈指の経済大国へと変貌させました。農民や兵士、漁師や工員、警官や技術者など、すべての人々が一歩も退かず日本を築き上げ、戦争や災害からの復興を成し遂げ、あらゆる困難を克服してきました。
私たちは今、さらなる大いなる飛躍に挑む時です。この国の歴史上「もっとも輝かしい4年間」を、皆さんとともに作り上げていきましょう。私は国民の力を借りて、日本の可能性を再び呼び覚まし、このかけがえのない祖国を愛の心で再建します。
私たちは一つの国民、一つの家族、そして神のもとにある偉大な国家です。すべての親が子の将来を夢見、すべての子どもが未来に希望を抱く――その実現のため、私は皆さんとともに歩み、戦い、そして必ず勝利をおさめます。誰も見たことのない大勝利を手にしましょう。
(拍手)
近年、日本は多くの痛手を負いました。ですが、私たちはそれを乗り越え、さらなる高みへと上り詰め、誰もが想像し得ないほど偉大な国へと変貌させます。
思いやりと勇気と卓越性を兼ね備えた日本の力は、世界を落ち着かせ、暴力に満ちた国際情勢を鎮め、新たな調和の時代を築く礎となるでしょう。
日本は再び世界の尊敬を集め、信仰心や善意をもつ世界中の人々から称えられる国となるはずです。私たちは豊かになり、誇りを取り戻し、比類なき強さを得て、前人未到の勝利をつかむでしょう。
私たちは征服されることなく、脅しには屈せず、壊されることなく、失敗をも恐れません。今日から、日本は真に自由で、主権を守り抜く独立国として進みます。
堂々と立ち上がり、誇り高く生き、大胆に夢を描く――誰もそれを止められません。私たちは日本人です。未来は私たちの手中にあり、黄金時代はまさに始まったばかりなのです。
ご清聴、ありがとうございました。神のご加護が日本にありますように。皆さん、本当にありがとうございました。
(拍手)
例えば、憲法上の平等原則に興味があれば聞いたことがあるであろうこの判例。
一方,父母の婚姻により嫡出子たる身分を取得するか否かということは,子にとっては自らの意思や努力によっては変えることのできない父母の身分行為に係る事柄である。したがって,このような事柄をもって日本国籍取得の要件に関して区別を生じさせることに合理的な理由があるか否かについては,慎重に検討することが必要である。
こうした理由付けは他の判例にも見られる。近年、憲法学会ではホットだった判例群ですね。
そして,法律婚という制度自体は我が国に定着しているとしても,上記のような認識の変化に伴い,上記制度の下で父母が婚姻関係になかったという,子にとっては自ら選択ないし修正する余地のない事柄を理由としてその子に不利益を及ぼすことは許されず,子を個人として尊重し,その権利を保障すべきであるという考えが確立されてきているものということができる。
これらは比較的最近だが、昔からこういった考え方がなかったというわけではない。元々、日本の憲法学は芦部信喜や伊藤正己がアメリカ憲法学を輸入して大きな影響を受けたのだが、その中で平等原則については「疑わしい分類」という判例理論が紹介された。アメリカらしく典型的には人種問題に使われた法理で、その理由付けとして属性の「不変性」が挙げられていたのである。そういうわけで、こういった属性は厳しめに見るという考え方はあった(と言っても例えば性別は中間審査を使うとされたり複雑だが)。
ただし、該当すれば合憲性判断を厳しく行うべきという話であって、それ以外はすべて合憲になるという話ではない。
正直なところ、ネット(主語でか)ではこういう一要素として考慮という話が抜けて即結論みたいになるのが存外多い。例を出せば、表現の自由についても、表現の自由の問題か否かという入口部分で攻防が行われて、表現の自由問題なら違憲、表現の自由問題でないなら合憲という議論になっているのも散見する。「性的表現は価値が低いので表現の自由に入らない」も大概だと思うが、別件で逆の立場からも「商標権の問題は表現の自由マターではない」という意見が出ていたのを見た覚えがある。雑に言うが、どちらも主張としては、表現の自由の問題だが、この制約は○○という理由で許容範囲内みたいな感じになるのが筋だと思うよ。
あとは留意点として、憲法の議論をそのまま私人間に持ち込んでよいかという疑義はある。「見ない自由」がネットでボコボコに叩かれていたことがあったのだが、その用語自体は元々はわいせつ表現規制について刑法学説でも主張されてた論だったはず。しかも、公序良俗論を振り回す裁判所に対抗する表現の自由擁護という文脈で、である。ただ、それを私人間でそのまま援用しちゃうと歪んじゃうなって気はした。平等原則についても、裁判所は私人間効力について間接適用を認めてはいるが、ほとんど間接適用されているとこをお見掛けしないので慎重になった方が良い部分ではある。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20241222/k10014675351000.html
上記で靖国参拝が政教分離の文脈で非難されたことはないとするブコメ(あえて引用は避けてやる)がちらほらあるが、書いてるやつもスターつけてるやつも歴史修正に加担してる自覚がなさそうなのが痛いな。「靖国参拝 政教分離」で調べればいくらでも出てくるし、それこそ小泉首相時代に靖国参拝への批判として政教分離を持ち出すケースは山ほどあったはずなのだが。
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a152001.htm
二 「戦争を二度と起こしてはいけないという気持ち」をもって靖国神社に参拝するとしても、靖国神社は一宗教法人であり、そこに公的立場にある首相が参拝することは、靖国神社の宗教活動に国家が大きくかつ公然と関わりを持つことになり、憲法二〇条、八九条の定める政教分離に反することになると思うがどうか。首相の認識を伺いたい。
https://www.nichibenren.or.jp/document/statement/year/2001/2001_14.html
現に内閣総理大臣たる地位にある者が宗教法人である靖国神社を参拝することは、我が国憲法の拠って立つ政教分離の原則に反し、憲法20条3項に反する違憲の疑いがあり、また日本国憲法がその出発点と定めた恒久平和主義に反し、過般の戦争への反省を忘れかねない行為である。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-10-01/2005100101_02_1.html
大阪高裁(大谷正治裁判長)は三十日、首相参拝は「政教分離を定めた憲法の禁止する宗教的活動に当たる」として違憲の判断を示しました。
「死刑にしましょう。現場での目撃証言はあやふやだけれど死刑にしましょう。被告人の部屋から押収された毒物が犯行に使われたものかどうか確たる証拠はないけど死刑にしましょう。現場に別の毒物らしき瓶が落ちていたという証言があるけれど、気にしないで死刑にしましょう。証拠も証言も関係ない、高級外車を乗り回しブランド服に身を包み、フカヒレやフォアグラを食べていたのだから死刑にしましょう。それが民意だ、それが民主主義だ、なんて素晴らしい国なんだ」
「民意なら正しい、みんなが賛成していることなら全て正しい、ならば、みんなで暴力をふるったことだって正しいわけだ。私のパートナー弁護士をよってたかって袋だたきにしたことも、民意だから正しいわけだ。……冗談じゃない……冗談じゃない!」
「本当の悪魔とは、巨大に膨れあがったときの民意だよ。自分を善人だと信じて疑わず、薄汚い野良犬がドブに落ちると一斉に集まって袋だたきにしてしまう、それが善良な市民たちだ」
「だが世の中には、ドブに落ちた野良犬を平気で助けようとするバカもいる。己の信念だけを頼りに、危険を顧みないバカがね。そのバカのおかげで今日、江上順子さんは民意の濁流から逃れ、自分の意思で証言をして下さいました。それは江上さんたった一人かもしれませんが、確かに民意を変えたのです。私はそのバカを、誇らしく思う」
「民意などというものによって人一人を死刑にしようというのならすればいい。所詮この一連の裁判の正体は、嫌われ者を吊そうという国民的イベントに過ぎないんですから、己のつまらない人生の憂さ晴らしのためのね、そうでしょう醍醐検事」
「あなた方五人はなんのためにそこにいるんですか? 民意が全てを決めるなら、こんなに格式張った建物も、権威づいた手続きも必要ない。偉そうにふんぞり返ってる爺さんも婆さんも必要ない。判決を下すのは、断じて国民アンケートなんかじゃない。我が国の碩学であられるたった五人のあなた方です。どうか、司法の頂点に立つものの矜持を持ってご決断下さい。お願いします」
北方領土エリカちゃんを見ていたら、ふと、以下のような状況の時にどのようなことが起こるのか気になった。
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ある日、αはその領土問題を抱えている土地に行き「A国では犯罪とされるが、B国では犯罪とされない」行為を取った。
A国の目線では、自国の領土における犯罪行為になるので、当然相応の刑罰を与えようとする。
B国の目線では、A国は「(A国も領土と主張している)我が国の領土において犯罪ではない行為に対し、犯罪であるとして刑罰を与えようとしている」状況になる。
そのまま刑罰を与えた状況を許してしまうと、A国の領土であることを暗に認めることになってしまう。
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日本の場合、ある特定の犯罪においては、海外で起こした行為に対し、国内法を適用できる条件があるっぽい。
それに該当する場合は、A国が「その領土はA国のもの」という立場を取っても、「その領土はB国のもの」という立場を取っても、αに対して国内法を適用することができるので、変な矛盾なく刑罰を与えることができるのかなと妄想している。
https://houseikyoku.sangiin.go.jp/column/column061.htm
そうでない犯罪の場合、どのような刑罰が下されるのか。ちょっとした行為でも、面白いことが起きるんじゃないかなと妄想していた。