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2024-12-03

家でのんびりした最高の一日

今日は、心の底から何もしない日にすると決めていた。昨日までの忙しさを振り返り、「もう疲れた!動きたくない!」と強く思ってしまったのだ。だから今日は朝から夜までただ自分のためだけに、好きなように過ごすと決めた。

目覚ましをかけずに眠ったおかげで、目が覚めたのは午前10時半。薄暗いカーテン越しに差し込む光が目に入るけれど、まだベッドから出たくない。布団の中でスマホを手に取り、SNSを見たり、好きな動画配信者の最新動画をチェックしたりする。「朝からこれでいいのか?」と心のどこかで自問しつつも、今日は許すことにした。

30分ほどだらだらした後、ようやくベッドから起き上がる。キッチンに行く途中で、リビングソファに腰を下ろしてしまい、また5分間のゴロゴロタイムが始まる。部屋着のポケットに手を突っ込みながら、「そういえば何か食べないと」と思い出し、ようやく体を動かして朝昼兼用ご飯を作ることにした。

昨日の夜に残ったカレーを温めるため、電子レンジをセット。温め待ちの間にコーヒーを淹れ、キッチンカウンターに並べると、なんだか「準備が整った!」という気持ちになる。お気に入りのトレーに食事をのせてリビングへ移動。今日テレビの前が特等席だ。

テレビでは、ちょうど日曜日の旅番組放送されていた。「行ってみたいなあ、こういう温泉街」と思いながらぼんやり画面を眺める。でも、今は家が最高の場所だ。熱々のカレーと一緒にコーヒーを飲むこの時間が、何よりも贅沢に感じる。

食事を終えた後、テーブルの上に広げていた本に手を伸ばす。最近友達に勧められたミステリー小説だ。冒頭だけでも読んでみるつもりだったけれど、これが面白くてページをめくる手が止まらない。登場人物たちの複雑な人間関係や、張り巡らされた伏線に夢中になり、気づいたら午後2時を過ぎていた。

「さすがにちょっと休憩しよう」と思い、キッチンへ向かう。冷蔵庫を開けると、昨日買った抹茶プリンが目に入る。甘いものを口にするとさらリラックスできる気がして、プリンを手に取る。それに加えて、お湯を沸かし、少し濃いめの紅茶も淹れる。日差し気持ち良い窓辺に腰掛けゆっくりと味わいながら、またスマホSNSを覗く。

友達投稿には、華やかな外出先の写真が並んでいる。「みんなこんなにアクティブに過ごしているのか」と、ちょっと羨ましくも思うけれど、今日は誰とも会わず自分だけの時間を過ごす日と決めているから気にならない。

その後、ソファに戻ると、突然眠気が襲ってきた。さっきまで読んでいた本の続きを読もうかと思ったけれど、瞼が重くて文字がかすんでしまう。結局そのまま毛布にくるまり、軽くお昼寝をすることにした。

目覚めたのは午後4時。寝過ぎたかなと思ったけれど、時計を見るとほんの1時間しか経っていなかった。それでも体はすっきり。眠気が取れたおかげで、何か軽く動こうかなという気分になった。そこで、リビングの床にヨガマットを敷き、ストレッチを始めることに。

久しぶりに体を伸ばすと、体中がバキバキと音を立てる。「これじゃ運動不足だな」と苦笑しつつ、ゆっくりと体をほぐしていく。特に肩と首周りが凝っていたので、念入りに回してみると、なんだか血流が良くなった気がした。

ストレッチを終えた後は、ふたたびキッチン作業を開始。夕食は簡単鍋料理に決めた。冷蔵庫に残っていた野菜適当カットして、シンプル出汁で煮込むだけの手軽さが魅力だ。コンロの上でぐつぐつと煮える鍋を眺めながら、ポン酢小皿に準備する。この瞬間のワクワク感がたまらない。

一人で鍋を囲むのは少し寂しいけれど、今日はこれが最高の贅沢だ。湯気の立つ鍋をつつきながら、テレビでは録画しておいたドラマの続きを見る。「そういえば、これ前回の放送見逃してたな」と思い出しながら、一人で物語に浸る。

夕食を食べ終わった後は、もう一度小説の続きを読もうと思った。クライマックスに近づいている部分なので、読む手が止まらない。犯人が明らかになる瞬間は予想通りの衝撃的な展開で、思わず声が出てしまった。

その後、少し余韻に浸りながらも、最後に何か映画を一本見ようとストリーミングサービスを開く。おすすめに出てきたSF映画を選び、部屋を暗くして一人映画館気分に。壮大な映像美とスリリングストーリーに心を奪われ、エンドロール流れる頃には「今日はなんて贅沢な一日だったんだろう」と心から思った。

気づけば時計は夜中の12時を回っていた。結局、今日は外にも出ず、家の中で好きなことだけをして過ごした。何か特別なことをしたわけではないけれど、この「だらだら感」が、どれほど心を癒してくれるかを改めて実感した。明日からまた忙しい日々が始まるけれど、こうしてたまには何もしない日を設けることが、自分リセットする最良の方法なのかもしれない。

でも家にずっといて在宅で仕事ができる人がうらやましいとも感じる。

こういう、在宅で稼げる仕事も少しずつ始めてみようかと検討中

https://okodukai-kasegi.net/

2024-10-14

[]精子が出ない体でも子供ができた

不妊治療を始めたら、自分精子の全く出ない体だと判明した。

(途中で切れてたので、続きはこっち https://anond.hatelabo.jp/20241017030144 )

(コメントへのかいつまんだ返信はこっち https://anond.hatelabo.jp/20241021145456 )


…と、見出しは引きの良さで付けてしまったが、我々が体験した体外受精(保険適用)、更に男性不妊という状況での妊娠出産について、教訓の多い体験だったので、経緯をちゃんと残しておきたいと思った。

本音としては「こんな面白い体験文字にして残しておくしかないだろ!」という面が強い。

特に不妊治療において男性側と女性側両方を体験した事例はそんなに多くないと思う。

結果としては、精子はいたし妊娠もできたし、先日無事出産したので、めちゃくちゃ不幸な話を期待した人がいたらごめん。

この経験を書き残すことで、体外受精高齢での不妊治療男性不妊現実的なところ、また費用面の不安を感じている人に、それらの不安を少しでも現実昇華できればいいなと願う。

不安は「よく分からない」が原因の面が大きいと思っているし、そしてたぶん「思っているよりは」費用はかからない

しろ、妻に関しては妊娠出産に関して出ていくお金と入ってくるお金トントンに近かったので、「最高の不妊治療を受けて実質無料子供を作った」と言ってもいいくらい。

何より、実際やってみて我々は夫婦ともに「不妊治療やるなら体外受精(特に顕微授精)一択」と感じている。

インターネット上には不妊治療高齢出産に対してネガティブ寄り(というか慎重論というか)の意見が多いように感じるので、たまにはポジティブ寄りな意見があってもいいんじゃないかな。

もちろん、若いうちに子供を作れたら理想ではあるけれど、40過ぎてチャレンジしたって罰が当たるようなものではないのだ。

本筋含め長いエントリだけど、興味のある人は付き合ってくれれば幸い。

ワードとしての伝わりやすからここまでは「体外受精」と書いたが、実際は顕微授精なので以下は「顕微授精」統一で書いていく

=====

■経緯

詳細は後述するが、夫婦(私は40、妻は41)で不妊治療を始め、最初から体外受精、それも顕微受精(精子卵子を別個に採取し、人工的に受精培養させる方法)を選択した。

顕微受精となると、一度の採卵で母体から何個も卵子を取り出す(別途採取した精子受精させ、ちゃんと分裂始まった卵子のみを冷凍ストックする)ので、排卵誘発剤の自宅注射を2日に1度くらいのペースですることになる。

Falloutみたいだ!」「今日もヤク入れるよ!」と二人で笑いながら自宅で注射をしていた。

(Falloutのスティムパックのように、針を腹に刺して薬剤を注入する方式なのだ)

採卵日間近になると、今度は貯まった卵子が出てこないよう、点鼻薬による排卵抑制剤の投与が始まる。

妻は前日22時以降禁食、当日朝は水しか飲めない。

一方私は朝一で精子採取し、医院へ。

妻は座薬(痛み止め)を入れ、施術着に着替え、採卵の待機を…といったところで、私に医院から呼び出しがかかる。

「もう一度精子採取させてくれ」

一抹の不安を感じつつ、再度提出。

しばらくの後、言い渡される「男性不妊」。

どうやら、精液の中に私の精子が一切出ていないらしい。

「少ない」とか「元気がない」なら年齢的に覚悟していたが、掛け値なしゼロとなるとショック度が違う。

医院先生が、ちょっと歯切れの悪い、バツが悪そうな言い方をしていたのが印象に残っている。

ということで、ここまで妻が色々頑張ってくれた経緯は全て無駄となり、その日の採卵は中止となる。

■「絶対妊娠できない」宣告はめちゃ堪える

先生曰く、「ウチではこれが一時的もの先天的もの判断ができない」と。

通っていたところの系列医院なら男性不妊対応できるというので、その日のうちに速攻で仮予約の連絡を入れた。

ただ、その日は土曜日

仮予約の返信が来て、診察日が決まるのが最短で月曜日

この2日間はなんだかすごく長かった気がする。

恥ずかしながら、今まで「自分精子が出ていない」ということを疑う機会・症状などなかったので、かなり頭が混乱した。

今までは、年齢とか仕事とかお互いのストレスとか、子供を作らない(作れない)原因は色々あると思っていたのが、不妊治療を始めて一気に100 : 0になってしまったのだ。

精子が出ないなら出ないでいい。

そもそも高齢だし、もう子供ができる可能性がゼロならば、それはそれで諦めがつくのだ。

ただ、何もかもハッキリしないのがひたすら怖い。

月曜に医院からの返信が来たときは、まだ何も始まっていないのにすごく安心した。

男性不妊の種類を調査

初診で訪れた産科医院は、当たり前だけど女性9割超の空間

学生時代(大学女子9割の学部だった)を思い出し、懐かしいと思うなどする。

先生は後述する「この医院らしい」先生で、現実的なことを淡々と包み隠さず話してくれ、安心感があった。

曰く、無精子症はいくつかあるらしい

1 : 主な一つは精子通り道が何らかの原因(性病や各種炎症の後遺症など)で詰まる機能不妊

2 : 主なもう一つは先天的睾丸機能が弱く、精子作成能力が低い遺伝的な不妊

3 : あとはストレスホルモン異常による一時的精子減少などなど

2~3週かけて何度か採精し、毎度精子ゼロだったため、3の可能性はほぼなくなった。

ということは、可能性は1か2。

併せて行ったエコー診断や採血染色体検査を見て、先生的には「データと診断の限りはどこを見ても健康体で、健康精子がいる可能性が高い」とのこと。

染色体に異常がないので、精子が採れた場合、障がい児が生まれ可能性も下がるらしい(結果を聞いて、思っていたより安心感強かったので、子を望む人は染色体検査やった方がいいと思う。

そして、この「おそらくいるであろう精子」を取り出すには、手術の必要がある。

まり、「睾丸を開いてみないと実際いるかどうか分からない(開いてから取り出す方法を決める)」ということだ。

ちなみに、症状が1なら高確率妊娠可能精子が採れ、2だったら30%とからしい。

人生初の手術が精子の取り出しになる

まさか人生初の手術が「精子を取り出す」になるとは思わなかった。

そして人生初の全身麻酔も同時に達成することになる。

前日は22時以降禁食、当日も朝から厳密な制限を経て、朝早くから通院。

手術台に寝かされ、麻酔科医の先生世間話をしたと思ったら、



次の瞬間に手術が終わっていた。

ビックリするくらいあっけない。

ソ連SF映画不思議惑星キン・ザ・ザ」を思い出した。

(分かる人だけ感覚を分かってほしい

健康精子が採れた

結果からすると、精子はいたし(前述の状態でいう1)、数値を見る限り年齢なりの衰えはあるっぽいが、先生曰く「健康精子いっぱい採れました」とのことなので、顕微受精に支障が出るようなものではないようだった。

精子ストックは「10回分」(「10匹」ではないらしい)。

これを冷凍してストックする(年額で維持費がかかる)。

もし使い切ったら、もう一度同じ手術をすることになる。

(ちなみに、冷凍精子原則として婚姻関係又は事実婚相手しか使えない)

手術はものの1時間で終了。

術前の待機時間と術後の様子見の時間の方が長く感じたくらい。

以降、不妊治療の主役は再度妻にバトンタッチすることになる。

ちなみに、切開したのは1~2cmほど。

いわゆる「金的を蹴られたような痛み」が、その後1週間は続いたことも記しておく。

結構痛くて寝るのに支障があった。

ともあれ精子ちゃんと採れた!

事前に「まあほぼほぼ大丈夫でしょう」と言われていたので、喜びや安堵はそこまで大きいものでもなかったが、「ハードルを1つ越えた」実感があった。

■余談1

術後、なんとなく興味本位で「精子を取り出す」以外の選択肢(例えば元のように精子が精液に混ざって出てくるようになる術とか)があるのか聞いてみた。

先生曰く「かつては詰まった精子の管をバイパスする手術があった」らしい。

ただ、術式的に「精子だけ取り出す」より難易度が高く、ニーズも低いため今は殆ど行われていないとのこと。

まあ、精子が再度出るようになって得するケースは確かに少なそうだと思った。

スペック

改めて我々のスペックは以下の感じ。

不妊治療開始時 : 私40歳, 妻41歳

結婚して数年、都内賃貸在住、一応車は持っている。

不妊治療保険適用は43歳(になる前日)までなのと、私の本厄を目の前にしての治療開始なのが、なかなかヘヴィなところ。

現代で似たような年齢・タイミング高齢出産考える人結構多いんじゃないか

前述のとおり精子は手術で取り出して凍結済。

そこからのざっくり経緯としては、

生理周期に合わせての採卵2回(男性不妊発覚で中止した回は除外)

・着床試行回数1回

妊娠成功、そのまま出産

最終的に採れた卵子が2回合わせて10個くらい(中止した初回を入れれば15くらい?

若い人は1回に20~30個採れる人もいるらしいので、ここはやはり年齢が出るところなのかもしれない。

その10個の中で、受精可能そうな卵子が4つほど。

さらに、受精させてちゃん細胞分裂が始まった卵子が2個。

ちなみに1回目の採卵で採った卵子は全滅(受精させても細胞分裂が始まらなかった。

単純計算妊娠に適した卵子が出る確率が40%、妊娠まで到達した卵子20%。

これを自然妊娠(タイミング法含む)でやろうとしたら更に確率が下がるのは想像に難くないので、この時点で既に、我々の年齢で自然妊娠は相当に難易度が高いというのが分かる。

そもそも、「卵子精子注射針で直接ぶち込む」という超・直接的な手法をもってしても妊娠に至らないケースがあるんだと驚いた(成功率は我々で50%

とはいえ、そんな状況でも通院開始から男性不妊治療を経て、妊娠判定まで半年ちょっとなので、我々は総合的に比較的運がいい方だったんだとは自覚している。

妊娠判定時で妻42歳、私は41歳になる直前。

保険適用期間の治療で、なんとか成功できた。

から考えると、

病院選び

最初から体外受精(顕微授精)一択

先進医療を惜しまない

あたりが妊娠成功率を上げるポイントなんだと思ったので、それぞれの感想とか以下に書いていく。

勿論だけど、顕微受精は採卵時の母体への負荷があるので、母体が許すなら、という条件は付くが、何度も書くけど我々は「それでも顕微授精が最も良い」と感じている。

また、後述するが「思っているよりは」お金はかからない(金額について知りたい人は飛ばしてほしい。

病院選びについて1

なんとなくぼんやり子供欲しいよね」くらいの気持ちで、不妊治療保険適用になったことだし、そろそろ…と思いつつ、不妊治療自体には少し二の足を踏む。

…と、これ自体は我々含めよくあるケースだと思うけれど、やってみて分かる二の足を踏むには事情がある。

そもそも病院をどこにすべきか分からない。

みんな実際ちょっとGoogleマップとかで「不妊治療」で調べてみてほしい。

我々の場合(都内在住)、一番近所の不妊治療クリニックが「魂のこもった~」とかなんかラーメン屋みたいなこと書いてあり、この時点で結構キツい。

それ以外も「不妊治療専門の鍼灸院」というよく分からないトコがあったり、口コミ医師への愚痴が延々書いてあったり、「子供」というある種神聖ものを取り扱うからか、とにかく情報ノイズが多い!しか口コミでみんな専門用語使うから、ふわっと興味で調べてみた勢は口コミ勢の知識マウントでだいぶ気持ちが挫かれる(それだけみんな真剣なんだとは理解するが。

そのうえ、病院ではよくあることだけど、どこも口コミ評価が1か5に完全に二分している。

特に不妊治療ともなれば、子供ができたら高評価になるだろうし、できなかったら低評価になるだろうことそれ自体は分かるが、手探りでこれら情報ノイズを潜り抜けて「ここにしよう」と思える場所を決められる人はそんなにいないんじゃないか

私の場合は、調べ始めた一発目が明らかに相性悪めな「魂のこもった」ラーメン医院だったので、だいぶ「これは大変だ…」と思ったのをよく覚えている。

病院選び2

そんな折、知人女性たまたまXで話してお茶することになり、話の流れで不妊治療話題になった(相手は顕微受精子供を産んでいる。

曰く、

最初にかかった医院は合わなかったので乗り換えた

お金はかかるが絶対に顕微受精がいい

・2つめの医院自分に合っていた

実際に転院をしている人の意見は心強い。

この知人はハッキリとデータで話す人を好むタイプなので、そんな人が「自分に合っている」と感じた医院なら、前述のラーメン医院みたいな要素が薄そうでいいな、と思い、後日妻と相談の上、同じ医院受診

名前は一応隠すが、場所都心オフィス街

なんだかすごいエレガントな門構えの高級感ある医院だった。

少し遠いので、私が毎回車で送迎することにした。

病院選び3

結果から言うと、我々が選択した医院目的への最短経路を選ぶ傾向があって良いと思った。

初診時の説明は、ふんわりとした要約ではあるが、

あなたたち、その年齢で顕微授精以外の選択肢があると思ってるの?」

的なことを、データと共にハッキリキッパリ説明してくれた。

当初、顕微受精大前提とした説明が始まったので、「我々は知識がない、他の方法はどんなのがあるのか?」と割り込んで質問したところで、↑の回答。

一応他の方法も形だけの説明はしてくれたが、提示されたデータからは、現実的に「顕微受精(保険適用)+随時先進医療」以外の選択肢がなさそうなのは明らかだった(結果として、それが一番二人のストレスが少なく、かつ費用的に安くなりそうだとも。

成功率の高い妊娠を最速且つ確実にさせる」「その際、女性キャリアを極力邪魔しない」ことを是としたような医院で、さすが都心オフィス街ど真ん中にある医院だと思う。

加えて、医院の「ウチは高いですよ」オーラによるのか、客層がいい(こういう書き方をすると角が立つとは承知しているが。

客側に理解力があるので、ギスギスもしていないし、医師相手咀嚼できることを前提にハッキリ説明してくれる。

年齢による態度の変化もないし、100%の確約もしないし、変な励ましも空約束もしない(確率の低いことは隠さず低いと言ってくれる。

あと、待ち時間が少なかった(これ重要

予約した時間に行ったら、30分以内には何がしかアクション(診察・採血等)が起こる。

「これが民度の高い医院…」等と思わずはいられない。

私見にはなるが、この医院は「魂」とか「寄り添う」とかやらなかった。

目の前の患者に対して「結果」への最短距離データ準拠提示する。

人によっては冷淡に映るかもしれないが、我々にとっては初診の時点で「もうここしかないな」と思わせるには十分な明快さだった。

結果として、初診時に顕微受精以外の選択肢を閉じてくれたことで、男性不妊の発覚も早かったとも言える。

体外受精費用について

ざっくりと妊娠成立までにかかった費用(窓口で支払った費用のみ、交通費など諸経費は入れない)については、

男性不妊治療 : 合計10万円ちょっと(実は男性不妊手術も保険適用)

顕微受精(採卵3回、着床1回) : 50万円くらい

これだけ見ると高いと感じるかもしれないが、ちょっと待って欲しい。

これはあくま国保・社保のみ適用した場合金額(自己負担3割+自費治療 + 先進医療)で、実際は様々な要因でここからお金が返ってくる。

まず、上記の内、妻の先進医療分約10万円が、東京都助成金で7割補填される(上限額あり。

また、我々のケースでは使えなかったが、東京都助成の上限額を超えた場合は、市区町村助成金が出るケースもある。

さらに、民間医療保険不妊治療(正確には先進医療+日帰り手術)をカバーしているものがあり、それを適用することで妻は30万円くらい保険金が入ったようだ。

よって、最終的な妻の負担分は10~15万円程度。

私の最終的な負担額は5~6万円程度(民間医療保険国保の上限制度で多少補填された。

「最新の医療を駆使して子供一人作るのに15万円」

男性不妊治療込みで20万円」

こう考えると、まあまあお金持ちでなくても払えなくはない額に収まっていると思う。

ただ、重ねて書くが、これは我々が比較的運がいい方だったからの金額だ。

もし受精卵のストックが切れるまで着床を試してダメだったら、また採卵→受精→着床のサイクルが始まり上記女性側の金額が単純に倍になる。

予期せぬトラブル流産が起きないとも限らないし、民間医療保険審査が通らないことだってあるだろう。

治療中の気持ちとしては、最終的に自己負担分50~100万円くらいまでは使う覚悟をしていたし、実際そのくらいの覚悟で臨むのが適正だと思う。

(続き→ https://anond.hatelabo.jp/20241017030144 )

先進医療医療保険ガンガン使った方がいい

少なくとも東京都

2024-10-06

anond:20241005195956

今週映画ポータルサイト(MOVIEWALKER CINEMATODAY CINEMACAFE他)見ててふと気づいたんだけど、SF映画って殆どいね

ホラーが多いのは時期的なものハロウィン近い)なのかもしれないけど

今年の大作だとデューン(続編)エイリアンシリーズもの猿の惑星シリーズもの)あるけど、前はもうちょっとこう…そこそこ低予算SFってあったような気がするんだけど『エクス・マキナ』とか『プリデスティネーション』とか。

大作の宇宙モノもインターステラーゼログラヴィティジオストームメッセージ、とかに類する作品ないよね? スタートレックでもいいけど。

かなーーーり減ってない??

2024-09-16

ポリコレ映画につまらないものが多いのは、どんな料理にもハチミツが合うわけではないのと一緒

ポリコレハチミツだと思う。

ハチミツは正しく使うなら料理を非常においしいものに変えることができる。

ただし、何にかけてもおいしいわけではない。

懐石料理ハチミツぶっかけて、おいしいと考える人は少ないだろう。

ポリコレも同じだ。

ポリコレ主題にした名作映画は数多くある。

そのため映画ポリコレが合わないということはない。

ただ、なんにでも合うわけではないという話だ。

例えばスターウォーズのようなSF映画ポリコレ要素をいれる必要性はあるのか?

例えばジェームズボンドのようなスパイアクションポリコレ要素を入れる必要性はあるのか?

入れたところで余分な要素でしかないだろう。

映画のようなエンタメは余分なものがあると、それはマイナスしかならない。

そのポリコレ的なシーンが流れている間、ストーリーの本筋から外れることになるからだ。

名作映画というのは無駄なシーンがほとんどない。

敵も味方もアイテム性格必要な要素だけで構成されている場合ほとんどだ。

そこに必要性のないポリコレが入ると、視聴者の多くは「無駄なシーン」としか認識せず、これによって映画のものマイナス点が入ると考える。

これがポリコレ映画の多くが面白くない理由だ。

みなさんも懐石料理に「おいしいから」と女将ハチミツをかけてきたら嬉しくないと思う。

最近映画は多くがこれだ。

おいしい料理に無理やりハチミツをかけられ、不必要な味を感じている状態だ。

ポリコレ表現したいなら、ポリコレ主題にした映画を作ればいいだけだ。

誰への言い訳かは知らないが、なんにでもポリコレを混ぜて映画のもの価値を下げるのをやめてほしいものだ。

結局、それは売り上げ不振に繋がり、自分の首を絞めているだけなのだから

ポリコレ映画につまらないものが多いのは、どんな料理にもハチミツ

ポリコレハチミツだと思う。

ハチミツは正しく使うなら料理を非常においしいものに変えることができる。

ただし、何にかけてもおいしいわけではない。

懐石料理ハチミツぶっかけて、おいしいと考える人は少ないだろう。

ポリコレも同じだ。

ポリコレ主題にした名作映画は数多くある。

そのため映画ポリコレが合わないということはない。

ただ、なんにでも合うわけではないという話だ。

例えばスターウォーズのようなSF映画ポリコレ要素をいれる必要性はあるのか?

例えばジェームズボンドのようなスパイアクションポリコレ要素を入れる必要性はあるのか?

入れたところで余分な要素でしかないだろう。

映画のようなエンタメは余分なものがあると、それはマイナスしかならない。

そのポリコレ的なシーンが流れている間、ストーリーの本筋から外れることになるからだ。

名作映画というのは無駄なシーンがほとんどない。

敵も味方もアイテム性格必要な要素だけで構成されている場合ほとんどだ。

そこに必要性のないポリコレが入ると、視聴者の多くは「無駄なシーン」としか認識せず、これによって映画のものマイナス点が入ると考える。

これがポリコレ映画の多くが面白くない理由だ。

みなさんも懐石料理に「おいしいから」と女将ハチミツをかけてきたら嬉しくないと思う。

最近映画は多くがこれだ。

おいしい料理に無理やりハチミツをかけられ、不必要な味を感じている状態だ。

ポリコレ表現したいなら、ポリコレ主題にした映画を作ればいいだけだ。

誰への言い訳かは知らないが、なんにでもポリコレを混ぜて映画のもの価値を下げるのをやめてほしいものだ。

結局、それは売り上げ不振に繋がり、自分の首を絞めているだけなのだから

2024-09-12

男性は全員童貞ではない

胎児だった時期があるんだから一回は入れてるじゃん。もしSF映画に出てくるようなカプセルで育ったのならすまん…

2024-08-17

ガンダムってアニメとかCGとか様々な手法映像化されている。

ただあんまりたことがないな、って手法は未だある。

大昔のスターウォーズとかってCGがなくてミニチュアだけで映像を作っていた。

その頃のテイストを出すためや、

CGよりミニチュアを作ったほうが迫力がある映像が作れるという理由で、

海外SF映画などではあえてミニチュア感を出したり、

ミニチュアCGを上手くミックスして映像を作ったりしている。

そういうミニチュアで作ったっぽいガンダムってあんまりたことがない。

というかガンダムプラモデルを売るための作品でもあるんだからさ、

ガンダムプラモデル撮影しているかのような映像表現をつくらないなんて、なんでなの!?

実際にミニチュアで作ってもいいし、そういうふうに見えるCGでもいい。

ミニチュア表現ガンダム、そういう映像を作ってみるのは面白いと思う。

2024-08-16

anond:20240816024120

なるほどつまり脳で判断しない、体でも判断しない

精神の差でつけるってこと?

精神の解明なんて脳よりもさらに進んでいないけれども

 

まり現代では

人間に宿る精神が完全解明されて

そこには明確な男女差があって

区別がつくってことなんだな?

 

すげえや、漫画SF映画みたい。

2024-08-09

anond:20240809183238

なんかSF映画由来じゃないの

映画ビジュアルに落とし込んでなんぼやし

2024-08-02

anond:20240802085400

トラペジウム。

今年一番好きな映画です。

次点で、韓国の月面探査SF映画の THE MOONかな。

2024-04-27

夢ってたまに処理落ちするよな

さっきSFの夢見てたんですよSFの夢。

特殊な訓練を受けた6人の時空犯罪者たちが、任務のせいで入り込んでしまった死のループから抜け出すために、モノリス的な奴を使って時空航行装置をいい感じにアレしてたんですね。

そんでまあなんだかんだで時空の狭間並行世界の時空航行装置まで辿り着いたから2つの航行装置の力を使って何かアレしようとしてる所で、「保管庫で時空凍結した別の仲間を見てきてくれ」って言われて見に行ったんですよ。

んでまあ冷凍睡眠装置を見たら、今回の任務が始まったばかりの姿で保管されている仲間(今までの旅の間に2人が消滅してる)の1人が無事であるのは見つかったんですけど、1人はそもそも冷凍睡眠装置にいないんですよね。

それを報告しに艦橋に戻ったら、2つの航行装置の間でソレをアレしてる影響によって世界抽象化されていってなんか真っ白い宇宙点と線がフワフワと浮いてるだけになって、まあインターステラーの最終局面みたいな空間に入っちゃったわけです。

んで、このあとどうしたら脱出できるのかな、そもそも今どんな状況なんだろうって考えてたら、世界フリーズしたんですよ。

最初、時空同士をアレした結果として世界が止まったんだと思ったんですけど、ふと気づいたんですね「あっ、俺の脳がこの状況についてこっからどういう理屈をつければいいのか分からなくなったな」って。

ストーリーテラーとしての俺の脳が全然分かってない展開をSF映画やゲームのツギハギでなんとかやってたんですが、最後最後に派手にSF考証ぶっこんでそれっぽく最後の時空跳躍かます直前に、「そもそもどういう理屈で跳躍させればよくてそのためには主人公たちがどういう操作をすべきで世界はどういう風景になるのか」ってことが分からなくて夢が処理落ちしたわけです。

途中まで結構ソレっぽく頑張ってたのに、なんかもう完全に萎えて起きちゃいましたよ。

どうしようもないなら割り切って心象風景みたいな所で赤ん坊の泣き声でも流しておけばよかったんちゃうかと思ってしまうわけですが、それをやらずに最後まで頑張ろうとした俺の無意識姿勢否定しがたくはありますね。

夢ってたまにこういうことありません?

前回どういう感じだったのか言えって言われても覚えてないんですけど、たまにこういうのあるなあって感覚だけは残ってるんですよ。

2024-03-31

軍事兵器コスパ重視

散々言われていることだがウクライナ戦争によりドローン兵器などに対する迎撃システムコスパが問われている。

低価格ドローン兵器を非常に高価な迎撃ミサイルで撃破していてはコスパが悪すぎるのだ。

これに対応するためにレーザー兵器が見直されているという現象は興味深い。

日本人には馴染みの深いロボットアニメ

また海外SF映画などでも多数描かれてきたエネルギー兵器であるが、

その威力よりもコストパフォーマンスの点が注目された例はあまり知らない。

このへんが架空の話、

人間想像力と実際の現実世界の動きとの齟齬というか、

合致しない部分で、

私はそういう齟齬している部分がものすごく好きだ。

他のわかりやすい例でいうと、

近未来世界を描いている作品の中で、

携帯電話の普及を全く予測できていないものとか、

その作品リアリティを重視してつくらえていればいるほど、

実際の現実との齟齬面白く感じられてくる。

それにしてもレーザー兵器がそのコスパの高さゆえに普及していくことになるだろうという未来は考えもしてなかったなあ。

2024-03-17

グランドシネマサンシャインIMAXマナー違反が起こると何故映画ファンがキレるのか

最近グランドシネマサンシャインの「デューン砂の惑星2」のIMAX上映でスマホを光らせたとか話し声がうるさいとかでXの映画界隈が盛り上がっている。

映画ファンの端くれとして、どうしてそんなに映画ファンがキレるのかということについて話してみる。

劇場構造スクリーンの規格についても説明するがわかりにくい要素は省くのでその辺はご承知頂きたい。

そもそもグランドシネマサンシャインって?IMAXって何?

グランドシネマサンシャイン池袋2019年にできたシネコン映画館)である。大小様々なスクリーンを備えていてさまざまな作品を上映しているところだと

考えてもらえればいい。この映画館にはレーザーIMAXシアターという特殊な上映室が存在する。簡単に言えば通常のスクリーンよりも大きいスクリーンを設置し、スピーカー

それに合わせて高音質でサラウンドが効いている上映室だと思って欲しい。豪勢な設備な分通常の料金(2000円)より特別料金(800円、3D場合は1300円)が加算される。

また、ここのレーザーIMAXシアターは他の映画館にもあるIMAXシアターと違い、通常の画面サイズよりも縦に長く映画もその縦長なスクリーンに合わせた撮影をした映像流れるため、普通映画館よりも

見えない部分が見る事ができるようになっている。この設備日本ではここ以外には大阪エキスポティしか存在しないためこのIMAX映画を見ることは映画ファンにとって

普段よりも高い金を払っている代わりに超特大(しかもここでしか見れない)映像音響で鑑賞できる贅沢な環境とされている。

映画ファンはなぜそんなにマナー違反にキレたのか

今回マナー違反映画ファンがキレていたのは「デューン砂の惑星2」というSF映画の上映中にこういうマナー違反があったからだそうである

映画は本編が始まると部屋が暗くなり目の前のスクリーンにだけ光が投影される状態になるのでスマホ以外でも光源を出すと隠していていても非常に目立つの

何より映像が霞む場合があるので映画ファンから非常に嫌われるマナー違反だったりする。私も一回何処かでスマホが光ると画面に対する集中力が削がれてしまうので

そういうのを気にしている人が多いというのはよくわかる。映画ファン思考からすると、映画館の中でも特に映画に浸る事ができるスペック設備でやらかされているので

文句の一つでも言ってやりたくなるのだが、仮に怒鳴ったらその時点で自分自身もうるさい私語を放つことになるジレンマに陥るので対処するのに躊躇いが出てしま

上映後にXで晒し注意喚起名目で憂さを晴らすしかなくなる。その結果、グランドシネマサンシャイン映画ファンの中で「最高の設備があるのにクソな客をつかまされるシネコン

認知されつつある状況になっている。同じような理由で本編上映開始後の入場は映画ファンにとってはご法度で「間に合わないなら行かない選択をすべき」と宣う奴までいるほどだ。

グランドシネマサンシャイン構造的な問題

映画ファン視点からだとマナー違反に対していそうなるのだが、このシネコンには構造的な問題があるのでその点にも触れておく。

都心シネコンなため、ビル映画館が詰まっているような構造になっている。映画を見る場合、まず1階から4階までエスカレーターを登ってシネコン入り口に行き

チケットを買うなり引き換えるなりしてコンセ(売店)を物色してIMAXに行こうとすると更にエレベーター12階まで向かわなければならない。エスカレーターで向かっても

いいのだが他のシアターに向かう客に阻まれて間違いなく時間を喰ってしまう。おまけにIMAX階まで行くエレベーターが2機しかないので上映間近になるとエレベーターを待つ人で

行列ができてしまうほどだ。何も知らない人からすれば上映開始間際についたとしても1階から12階まで移動するのに無駄時間を消費してしまう。そうして間に合っていたのに

上映時間に間に合わないなんてことが起こり得る。しかも、このIMAX上映室は入り口は場内の一番下に設置されているので仮に一番上の席を予約してた場合、どの列か把握するのは

暗闇の中では困難だろう。おまけに階段をずーっと上がっていく羽目になるので見ている側としてはうろうろしている変な奴がいるふうに見えてしまうからタチが悪い。

とりあえずできる対策

上映時間20分前には劇場入り口にいることをお勧めする。なんか買いたいなら見た後で。

スマホは電源を切ってみたくなる誘惑を完全に断ち切る他ない。それすらできないならどうしようもないだろう。

ちなみに爺婆に多いお菓子を持ち込んでガサゴソする現象はそこまで起こっていないのでその点は安心です。

2024-02-23

anond:20240223122839

良かったとは思わないけど今ほど変化が急激ではなかったんだろうという感じはする

1年でChatGPTみたいなあんSF映画の中でしかなかったようなものが出てくると思わないじゃん

新型コロナウィルスとかもそう

次は何が起きる?まるで予想がつかない。

少なくとも働かないといけない層ベンチャースタートアップみたいなスピード感で生きないといけない感じがする

2024-02-14

子どもの頃にSF映画の「コンタクト」を見て以来、ジョディ・フォスターが演じた主人公のアロウェイ博士ファンなんだ

彼女天文学者で、同業者バカにされながらも「宇宙人を見つける」というSETIプログラム従事している

その信念を貫くために、上司に楯突くし、資金を集めるために行脚する

その信念と行動力尊敬している、フィクションキャラクターだけどね

2024-01-09

夢占い詳しい増田かいない?

メモしてないから細部はほとんど覚えてないんだけどここ最近なんかのデータを上書きする夢を頻繁に見る。

PC画面とかじゃなくSF映画のように写真みたいなでっかいデータが空中に浮いててそれを上書きする夢。

さっきの昼寝でも見たので夢占い的にはどんな夢なんだろう、と思って検索したけど「夢占い "上書きする夢"」で検索しても「浮気する夢」についてしか出てこない。ファッキン全然意味違うだろうが。

2023-10-30

渡辺謙が「逃げろ」と叫ぶ某SF映画

ニューアジア日本語が残っているのはうれしいけど、

他の現地人はみんなタイ語話してるよね・・?

言語国家で、いろんな言語が使われているという設定は理解するけれども、

なんか、渡辺謙けが日本語を話しているように見えて仕方ない。

2023-09-29

今さだらけれどセンスない認定されたSF作品を弁護したい

三大「好きなSFで挙げられたらセンスない認定する作品」

時機を逸したけど。

星を継ぐもの

かっちりとしたロジック物語を進めているから好き。

最近SFも割と好きで、それこそ伊藤計劃みたいに現実社会問題を扱う作品のおかげで「社会学社会学SFなんてつまんない」って気持ちをひっくり返してくれたし、最近キャラクターかわいいSFが多いんだけど、古典SFキャラ社会問題よりも、核にある純粋論理を重んじる姿勢はやっぱり時折読み返したくなる(僕の友人はダンチェッカーツンデレかわいいとか言ってるけど、それはさておいて)。

かにこの作品というかシリーズには欠点もあって、特に第3作は陰謀論っぽくてあまりきじゃないし(人類の愚かさを人類以外のせいにするのはダサいってのが僕の感覚)、ホーガンは途中でトンデモ宇宙論にハマっちゃうんだけど、ロジカル作品世界が僕はとにかく好き。

たったひとつの冴えたやりかた

かにこの作品ベストじゃないけど、やっぱりティプトリージュニアは好きだ。「愛は定め、定めは死」がお気に入り

ある編集者が「最近SFはつまらん、男らしい作品を書くのはティプトリージュニアくらいだ!」と嘆いていたら実は女性だったって結構笑える。

古い作品って、いろんな作品元ネタになったりしているから、ダサいと考えるよりも、そこから派生した作品をそっと差し出すと、この作品が好きだって言った人にも喜んでもらえるんじゃないかな? もしかしたら派生作品も含めて好きといったのかもしれない。

インターステラー

ノーランだったら「TENET」のほうが確かにSF度が高くて好き。背景の地球の滅亡の理由もよくわからないし、何となく宇宙に行かずに大地に縛り付けられた農家バカにしているところあるし。SF設定がザルな個所もかなりあるのは認めないといけない。でも、SF映画の場合リアリティレベル小説と同水準に持っていくのは無理があるし、科学的な論理で驚かせるのは小説のほうが向いている。時間旅行SFでは感傷的にして泣かせてなんぼでしょう。そりゃあSF慣れしてたらこ伏線だろうなとか最後は年齢差で泣かせる気だなとか読めちゃうけど、それが作者が悪いというより僕ら受け手スレてるんじゃないかって疑うべき。

僕はSF映画に関しては科学的正確さよりも、どれだけ絵になる風景が出てくるかと、作中の機械装置デザインがどれ程優れているか評価している。

それにロボットかわいいじゃん。加速する宇宙船の中であんな角張ったロボット危ないに決まってるけど、人間離れした姿に善意を持つロボット萌え

基本的に僕は加点評価方針、そうじゃないとSFに限らず古い作品って読めなくない? 実際、創作してみると科学的厳密性とキャラ立てとわかりやすさとその他色々、トレードオフ関係にあって、理想作品って滅多に会えるもんじゃないってわかる。

最後にして最初アイドル

「暗黒声優」とか面白かったじゃない。作中でエーテル存在するとしたらどのような物理学現実のものになるかを、虹色に輝く地球の表面として美しく描写してくれている。

手塚治虫関連

好きなんだけどなあ、手塚治虫SF短編。確かに今読み返すと、当時は最先端だったけど今は陳腐化したネタとか、科学的正確さがいいかげんなのはあるんだけど、それでもつまんないSF映画よりもずっと面白い。ストーリーの語り方・盛り上げ方がすごい。話が面白いと、すでに否定された科学理論に基づいた話でも読みごたえがある。

というかどんなジャンルも書けて、しかも常に一定以上のレベル作品を出力していた手塚治虫って化け物だよ。創作しててそう思ったよ。

関係ないけど「W3」のプッコ中尉ドタバタドナルドダックに似てるし、星真一の父ってディズニーピノキオのゼペットじいさんに似てる。

横浜駅SF

作者が弐瓶勉椎名誠が好きなのがひしひしと伝わってきて楽しい

あと、この人は一発屋ではなくて、「人間たちの話」だとかいろいろSF短編集を書いてて、とくにこの表題作を読んで「この人こんなウェットなストーリーも書けるんだ」ってすっごく驚いた。ひょいひょいとアイディアがわいてきて、それをスマート調理するもんだから、頭が良くていけ好かないと感じていたんだけど、この一作で評価が変わった。

沈黙リトルボーイ」って短編原爆SFとしてオススメ。宮西健礼「もしもぼくらが生まれていたら」と一緒に読むと楽しい

「猫のゆりかご」

タイタンの妖女」や「スローターハウス5」のほうが好きなんだけど、最初に読んだので思い出深い。村上春樹の初期の短編とかブローティガンとか好きだし。

まりにも悲惨現実を相対化するのは、一歩間違えば現実逃避の冷笑主義になるんだけれど、狂気世界を別の狂気批判する方に踏みとどまっているから好き。

以上。ごめん、アニメはあまり見てなかった。

気が向いたら「三体」の好きなところとツッコミを入れたいところについても書くかも。

2023-09-19

anond:20230918115202

戦士衣装は、Ⅳの女勇者デザインするにあたりビキニアーマー採用したこと踏襲と思われ。

Ⅳではあれだけ個性的キャラクターがたくさん出てくるゲームで一目でわかるデザインにするにあたり名前のついてない主人公アバターみたいな扱いの勇者デザインを後回しにしたんだろう。

勇者は前作以前を踏襲すれば良いが女勇者は初めてその時に専用のグラフィックが用意されたので他と被らないことを優先したのかと。

ファミコンゲームキャラクターは8ドット×8ドット、52色中3色というグラフィック制限の中で作る必要があるから勇者デザインを作る時にはやれる事をやり尽くしてぱっと見で区別つくのがビキニアーマーしかなかったかと。

当時、パルプ雑誌の影響を受けたB級SF映画ビデオ市場の盛り上がりで日本に入ってきててその影響もあるだろうし。

2023-07-06

2067ってSF映画、冒頭で物凄いスピード感地球滅んでいってなんか嬉しくなっちゃった

SF文明滅亡は付き物だけど、30秒ぐらいのダイジェスト地球全域壊滅して人類最後の街まで追いつめられる勢いが凄くて笑っちゃった

こういう映画好き

2023-04-02

ChatGPTに謎の黒澤明監督作品を紹介された

Q.ファーストコンタクトを扱った映画を列挙して。

A.ファーストコンタクトを扱った映画は、SFジャンル代表的テーマの一つです。以下にいくつかの例を挙げてみます

2001年宇宙の旅」(1968年) - スタンリー・キューブリック監督の名作で、異星人とのファーストコンタクトを扱ったSF映画代表格として知られています

E.T.」(1982年)- スティーブン・スピルバーグ監督の名作で、地球外生命体と少年エリオットとの交流を描いたヒット作です。

コンタクト」(1997年)- ジョディ・フォスター主演のSF映画で、異星人とのファーストコンタクトを扱った作品です。

インデペンデンス・デイ」(1996年)- ローランド・エメリッヒ監督のヒット作で、地球外生命体の襲来と人類との戦いを描いた映画です。

ワープロ」(1999年)- アキラクロサワ監督作品で、異星人とのファーストコンタクトを通じて人間心理を描いた映画です。

アライバル」(2016年)- ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品で、謎の異星船が地球に降り立ったこから始まる、異星人とのファーストコンタクトを描いた映画です。

これらは、ファーストコンタクトを扱った映画の中でも代表的ものの一部です。


ワープロってなんやねん。

Q.「ワープロ」(1999年)とはどのような映画ですか?

A.「ワープロ」は、1999年に公開された日本SF映画です。監督黒沢明クレジットは「アキラクロサワ」として表記)で、主演は松隆子とリリー・フランキーが務めています

この映画は、異星人とのファーストコンタクトを描いたSF作品で、異星人が送ってきた謎の文字を解読するため、主人公女性研究者が「ワープロ」を使って翻訳を進めていくというストーリーです。

映画は、SF映画としては珍しく、異星人との接触シーンがなく、翻訳作業に主眼が置かれています。また、黒沢明監督晩年作品であり、映像音響重厚ものが多く、哲学的な要素も含まれています

ワープロ」は、日本SF映画の傑作として高く評価されており、黒沢明監督代表作の一つとしても知られています


検索しても出て来ないんだが・・・

英語圏にそういうデマ情報でも流れた事があるんだろうか。

2023-03-29

anond:20230329154518

SF映画ジョージスティーブンと同じで樋口真嗣と一緒だと奇跡起きるけどバラバラだと進撃の巨人や今回のシン仮面ライダーみたいなことになるんだろうな

2023-03-22

ときどき記憶が消える俺の日常

別に映画の「ここはどこ!?わたしは誰!?」みたいな記憶喪失モノのような派手な展開ではないから期待しないで読んでほしい。

最初、俺が突然、記憶喪失したのは車の運転中だった。

正確には、俺は車を時速34キロ飛ばしていた。その時のメーターが今も目に焼き付いている。

俺は盛大にビビった。だが別に大事故を起こすようなことはせずに、近くにあった吉野家駐車場に駐車した。

そこで自分の状況を理解しようと試みた。今この状況の自分理解できない、何をしようとしていたか理解できない。だから身近な自分情報から思い出してみることにした。

自分名前、覚えてる。

年齢、32歳。

職業SE

妻の名前は○○。

国立落ちで2浪して中央大に入り、中退した落ちこぼれ

全部覚えている。

だけどなぜ、さっき、俺が運転していたのかは全く思い出せなかった。

最後記憶を思い出そうとしてもそこにある感じはあるのに、思い出せない。ド忘れの感覚に近い。

俺は震えた。生まれて初めての恐怖だった。意味がわからなかった。パニックになりかけて、呼吸ができなくなった。車の中というものが迫り来る牢獄のように感じて、あわてて飛び出した。

空は暗かった。

10年ぐらい愛用の時計カシオ1000円で買えるやつ)を見たら、23時の土曜日だった。

なんとなく吉野家に入った。「らっしぇー」という吉野家店員の馴染み深い声が聞こえ、とりあえず牛丼並卵付きを頼んだ。20秒ぐらいで牛丼が出てきて、とりあえず食べた。いつも通りの味。

ちなみに俺は吉野家派ではなくすき家派だ。

牛丼を食べたことによって落ち着いたのか、俺は自分の状況を冷静に考えることに専念することにした。お冷をもらった。

かにどこかの時点の記憶喪失しているが、俺は記憶の大部分を覚えている。少なくとも俺はこの吉野家が家の近所にあることを覚えているし、ここから車で5分で家に着く。

そもそも記憶喪失」なんてSF映画しか見たぐらいの知識しかなかったから、正確な分析なんてできるわけはない。

俺は妻に電話をかけた。

「どうした?まだ帰ってこないの?」

という妻の馴染みのある声が聞こえてすごく安心した。俺はこう言った。

「いま近所の吉野家にいる。運転中に何が何だかからなくなってここにいる。正確にはわからないが、数時間か、数十時間記憶がない。でもお前のことは覚えているし、1週間前の仕事の内容すら覚えている。とにかく迎えにきて欲しい。あの吉野家から

早口説明すると、妻はチャリ吉野家に来た。理解が早いのは俺の妻の自慢のポイントの一つだ。

そして妻は脳梗塞やらなんやらを疑って、救急車を呼んだ。

病院で徹底的な検査を受けたが、俺の脳にはなんの異常も見つからなかった。

突発的なストレス記憶がなくなったのかもしれない、という診断だった。

妻と記憶を擦り合わせると、俺は好物のチョコボールコンビニに買いに行く途中だったという。

記憶のもやが晴れてきて、最後記憶土曜日の朝に髭を剃る場面だと分かった。そこから逆算すると、おおよそ16時間分の記憶がすっぽりと抜け落ちたことになる。

なんとなく不安を覚えながらも、俺は日常生活に戻った。仕事を休むわけにはいかない。

だがおよそ2週間後、全く同じことが起きた。

今度は仕事中(リモートワーク)だった。俺はおそらくPCを休止状態にしようとしていたのだろう、マウスカーソルが休止ボタンにかかっていた。

時計を見ると木曜日の午前2時。

俺はあの「吉野家事件」以来、iPhone日記を書くことにしていた。日記と言っても簡素もので、何日に何々をした。とかそんなもんだ。

でもこれが役に立った。この日記を参照すれば、俺の記憶の欠落期間がわかるのだ。

もし記述の中で覚えがないものがあるとすれば、俺はそこの時期の記憶をなくしていることになる。結果としては、俺は火曜日の夜から記憶を失っていることがわかった。

俺は妻に報告し、また病院に行くことにした。だがいくら精密な脳検査をしても異常は見つからなかった。医者は「非常に珍しく、確定的ではないですが」と前置きしつつ「一過性全健忘」という病名をつけた。

これは原因不明病気で、突如として数時間から数日の記憶喪失する病気だという。まさに俺に当てはまっている。だが俺のように再発を繰り返すケースは珍しいらしい。ちなみに治療法も薬もないという。

それ以来、俺はこの病気共存している。

かに記憶が消えるのは不便だが、慣れればなんということはない。

おおよそ1ヶ月に1度は発症する傾向があることも繰り返しの記憶喪失で判明した。

そもそも俺のアイデンティティ構成する重要記憶は消えていないし、頻繁にメモをすれば仕事も少し面倒になるだけなのだ

ということで特にオチもない俺の体質について話した。誰かの役に立ってくれると嬉しいものだ。

2023-03-15

日常に溶け込んでいくAIとその恩恵に授かれるが金銭的な恩恵には預かれない一般消費者

・この日記で書きたいことの概要

ー どの時代にも新製品・新技術の発表がある

ー 今までも数多くそれがあり、それを見るたびに「これにより世界は変わるな」「この製品/技術勉強しておけば何かの方法で儲けられそう」 と思った

ー 実際に世界を大きく変えたものと、変えなかったものはあるが、自分感覚はそれほど間違っていないかな と感じた。

ー ただ、実際に 行動にうつすことはなかったので、一般消費者としてしか恩恵しか預かれていなかった。

ー 昨今の「画像生成AI」「chatGPT」 は、今までに感じたものの中でも、最上位に「これにより世界が変わるな」と感じている

ー よって今回は、行動にうつしたいと考え、その意思をこの日記に残す。

・今まで「これにより世界は変わるな」「あまり世界は変わらなさそう」と感じてきたもの

時系列はなんとなく古いもの順)

独断偏見: 一般消費者にとって当たり前になり、世界を大きく変えたもの ★ そうでないもの ☆)

パソコン

 <一般家庭で購入することが多くなって初めて買ったとき

  中身のソフトによって、その使用目的を変えることができるなんて、他にはない家電だし凄すぎる。

  これは便利すぎるので絶対一般的になる。一生遊べるし、一生仕事に困らなさそう

 <行動>

  プログラムパソコン雑誌など読み漁り色々試す

インターネット

 <当時考えていたこと>

  これと「パソコン」の組み合わせが将来の世界にとって誰にとっても「なくてはならない」ものになることは間違いなさそう。

  ただ、世の中がその状態になるのにどれだけ時間がかかるだろう?結構時間がかかるのではないか

  パソコンのような複雑に見える機械が嫌いな人は世の中に多いから。 

 <行動>

  上記と同様。

mp3プレーヤーiPod等)

 <発表当時考えていたこと>

  音楽CDで売る という概念は将来なくなるんだろうな。

 <行動>

  色々なmp3プレーヤーを買って試した。音楽に元々興味がないので飽きた。

Java

 <当時考えていたこと>

  これが今後主流の言語になるのだろうな。オブジェクト指向って良いな。

 <行動>

  勉強してサンプルコード実施等。仕事では使わず

セグウェイジンジャー

 <当時考えていたこと>

  これは、ニュースになるレベルでは流行らなさそうだな。どう考えたって徒歩と自転車の方がコスパ良くて便利

 <行動>

  無し

iPhone

 <当時考えていたこと>

  iPhoneが出る前からiモードだけでなく、通常のインターネットアクセスできる携帯電話が出たら絶対に便利。

  パソコンインターネット が世界を変えると思っていたが、それが出たら その携帯電話インターネット

  が世界を変えることになる。それができる携帯がやっと発売された。これは便利すぎるので絶対にはやって一般的になる

スマホに搭載されたGPS

 <当時考えていたこと>

  車のカーナビって将来なくなるかも。

Android (OS)

 <当時考えていたこと>

  Googleって凄いな・・・iPhoneOS勉強するより、オープンなこちらを勉強した方が世の中主流になりそう。

  絶対勉強しておいて損は無い。というか世の中が大きく変わることを強く信じされる。

  Javaとほぼ同じようにコーディングできるってのが魅力的

 <行動>

  無し

ブログSNS

 <当時考えていたこと>

  こういったサービスインターネット使用がより一般的になるのが良いな

 <行動>

  アカウントとって少し試すだけ。

Youtube

 <当時考えていたこと>

  テレビにとって変わるようになるには時間がかかりそう。

  一般人がテレビ局以外の人が、テレビ局に匹敵するようなコンテンツを作る時代

  近い将来来るのだろうか?あまり想像できない。

 <行動>

  無し

GoogleWave

 <当時考えていたこと>

  便利そうだけれど、メールプロトコルが汎用的過ぎるから、それにとって変わることはあるのだろうか?

 <行動>

  無し

GoogleGlass

 <当時考えたいたこと>

  利便性操作性を考えたときに、スマホにとってかわることは難しそう。

  一般人でも使うようになるのはかなり時間がかかりそう

 <行動>

  無し

スマートウォッチ

 <当時考えていたこと>

  あくまでも便利ツールであって、スマホにとって代わることはなさそう。フィットネスがメインかな。

 <行動>

  買って普段使いするのみ

VRVRゴーグル

 <当時考えたいたこと>

  楽しい面白いけれど、ゲームではなく、一般社会における実用性を考えたときに、あまり流行らなさそう。

  ゲームとしては流行るかもしれないが、一般社会での利用シーンがそれほど思い浮かばない

 <行動>

  買って試すレベル 

ビッグデータ

 <当時考えていたこと>

  言いたいことは分かるけど、このデータを使って学習させて、それを使ってビジネスに活かす ということが

  簡単にできるツールが無いと流行らなさそう。ツール使う人に依存しそう

機械学習、DeepLeaning

 <当時考えていたこと>

  この技術ベースにしたサービスがこの世のサービスの主流になるのだろうな・・・

  これは「インターネット」「iPhone」と同じぐらいインパクトある。だから絶対勉強しておいた方がよいということは理解できる

  ただ敷居高い

 <行動>

  雑誌や本を読んで勉強(途中でほぼ中断)

画像生成AI、ChatGPT

 <当時(今)考えていること>

  ・特に ChatGPT や それに派生するサービスは 世の中を間違いなく変える。

  ・世の中に浸透し、それがあるのが当たり前になったものとして「インターネット」「スマートフォンiPhone/Android)」 がある。

  ・共通点として「基礎技術」「基盤」「それを使っていることを意識させない」「様々な用途に使える」「その用途無限にある」

   「使ったら便利」「一般消費者は直接的に利用料を支払わない 又は 安価」「それに代わるものが無い」である

  ・「インターネット」「スマートフォン」を土台にして、「Youtube」「SNS」などのWebサービス世界を変続けているが、

   「ChatGPTやそれに派生するサービス類似サービス」 は それらのWebサービスの 更に下位のレベルの層として

   「使っているのが当たり前だけれど、それを使っているのかユーザーは分からない」 ものとなるだろう。

  ・そういう意味では「スマートフォン」より「インターネット回線技術)」に近い扱いになるだろう。

  ・すぐに思いつく用途として、社内ドキュメントを全て読み込ませ、その会社専用のChatBotが作れれるだろう

   (今までのChatBotとは使い勝手が全く違う、自然言語の応対ができる ChatBot)

  ・学習させるデータの種類/範囲/の違いにより、様々な組織コミュニティ、において

   真の意味での「AIアシスタント」 が存在することになり、それと会話することが当たり前の世界になるだろう。

  ・つまり、よくSF映画である AIに話しかけたら、「人間と同じように」回答したり、提案してくれる 存在一般家庭にも会社にもいて

   それがいることに誰も疑問を抱かない(便利だから利用するのが当たり前)という世界になるだろう。

  ・確率的に正しいと思われる 回答しかしないので、誤答があるが、その部分はどうするかは分からない。

  ・ただ、おそらく、そういった特徴があることを知った上で、それより便利さがはるかに上回るので一般的になると思われる。

  ・これが一般的になるスピードはおそらく想像より速く、スマートフォン一般的になるスピードより速いのではないか

  (なぜなら「利用が簡単」「便利(便利の種類が多岐に渡る)」「それに代わるものが無い」 ため)

  ・何が言いたいかというと、「ChatGPT」 は 「セグウェイ」「GoogleWave」「Googleグラス」「VR」「スマートウォッチ」 とは違い

   ー遠い将来ではなく、近い将来(近い現実

   ー「ChatGPT」を直接的に使う場合でも、他のサービスを介して間接的に使う場合でも

   ー間違いなく 一般社会での利用が 当たり前になる世界がくる。(目の前に迫っている)

   ー迫ってきているものは、人間にとって代わる敵ではなく、"便利さ" である

  ・今回のこれに対しても、今までと同じ「一般ユーザーとして」利用するなら何もしなくて良い。

  ・ただし、もっと深く楽しみたい/金銭的な恩恵にも預かりたい と考えるのであれば、行動にうつタイミングは今(今日である

以上

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