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はてなキーワード: 座薬とは

2024-12-10

ドラッグストア医薬品が売っていない問題

ケツが痛い

裂傷の痛みではなく、肛門をぎゅううううっと絞めた時に肛門から臀部全体へと広がっていく、ケツの筋肉を引きつらせるあの感覚が最強に強まった感じだ

私は意を決し、断腸の思いドラッグストア座薬を買いに行ったのだが、座薬どころか医薬品の類が一切置かれていなかったので面食らってしまった

洗剤のような日用雑貨化粧品、それと介護用品や食料品なんかは売っている

もしかして、奥にいる店員に割符か何かを提示しないと品物を見せてもらえないのだろうか?

しょうがないので道路を挟んだところにあるマツキヨに足を運んだ

そこではちゃん医薬品が売っていた

私は座薬をゲットした

2024-10-21

精子が出ない体でも子供ができた( anond:20241014233406 )」の質問に答える

精子が出ない体でも子供ができた」の主です。

「どこかで誰かが現実的なところが知りたくなった時に見かけてくれればいい」くらいの気持ちで書いたら、一晩ですごいブックマークコメントを貰っていて、数日後に見返して驚いた。

お祝いコメントをくれた人たち、本当にありがとう

子供ビックリするくらい健康に育っています(日々夜泣きやお尻かぶれ等のマイナートラブルには見舞われるけれど。

あと、元エントリコメントで目についた質問・疑問に以下、答えます

・精液検査やらなかったの?

我々が通った医院ではやらなかった(コメント見てて思い出したけど、実際夫婦で「なんでやらんかったんだろ?」と話した記憶もある。

想像しかないけれど、最初に通ったところが「男子禁制」で男性不妊を扱わない医院という方針だっただけな気がする。

男性不妊治療で通った系列医院(最終的に妻の採卵もこっちに転院)は男性不妊カバーしていたので、最初からこっちに通っていたらやったのかもしれない。

男性全身麻酔してくれて羨ましいね

いや全くその通りだと思うし、妻と「おかしいよね」という話は何度もした。

痛み止めの座薬は正直ヌルヌルして気分のいいものではないし、女性側の処置麻酔にして欲しい。

尚、この「女性妊娠麻酔を使わない」雰囲気妊娠出産全般的に強いな、と感じているし、実際おかしいよな、とは思っている。

妻は最終的に帝王切開なので麻酔は使っているが、当初無痛分娩希望していた。

病院的には「無痛分娩はやってはいるけどお勧めしない」的なスタンスで、「いや無痛分娩やってるっていうからここにしたんだが?!」と心の中で叫びながら「無痛分娩がいいです」とお願いしていた。

余談だけど、元エントリに書いた知人女性は「24時間365日無痛分娩対応」を決め手にして産院を決めていたので、そういう切り口で産院を決めるのは分かりやすくて良いと思った。

(我々は遠かったので同じ産院にはしなかったけれど

・なぜ40になってから

そもそも結婚が遅かった(元エントリにも書いたけど結婚して数年。

周りでは40過ぎてから妊娠出産した夫婦結構いた。

40くらいで不妊治療保険適用になった(+保険適用可能タイムリミットが近いと知った)。

とか色々あるけれど、思い返して意外と大きいなと思ったのが、

「広い家への引っ越し(お互いオタクなのでパーソナルスペースが欲しい)」

「妻の通勤時間の短縮(電車で1時間→徒歩10分)」

「車を買い替えて少し大きくなった」

ことで、時間とスペースの余裕ができたからかもしれない。

ちなみに、いずれも妊娠出産意識していない。

・凍結卵もう一個残ってる?

そう、「戻すだけ」の卵子が残ってる。

ただ、帝王切開関係で今年はもう戻せず、戻せる時には保険適用がされない(自費治療になる)。

それでももう一度チャレンジするかどうかは、来年子供が1歳になったら考えようと思っている。

・ちょいちょい(が閉じられていない

そういう文章の癖なんだ、ごめん。

かに、慣れないスクリプト書くとカッコ閉じ忘れのエラーがよく出るタイプです。

またコメント等増えたら、時々見返して返信しようと思う。

不妊治療考える人たちに幸あれ。

2024-10-14

[]精子が出ない体でも子供ができた

不妊治療を始めたら、自分精子の全く出ない体だと判明した。

(途中で切れてたので、続きはこっち https://anond.hatelabo.jp/20241017030144 )

(コメントへのかいつまんだ返信はこっち https://anond.hatelabo.jp/20241021145456 )


…と、見出しは引きの良さで付けてしまったが、我々が体験した体外受精(保険適用)、更に男性不妊という状況での妊娠出産について、教訓の多い体験だったので、経緯をちゃんと残しておきたいと思った。

本音としては「こんな面白い体験文字にして残しておくしかないだろ!」という面が強い。

特に不妊治療において男性側と女性側両方を体験した事例はそんなに多くないと思う。

結果としては、精子はいたし妊娠もできたし、先日無事出産したので、めちゃくちゃ不幸な話を期待した人がいたらごめん。

この経験を書き残すことで、体外受精高齢での不妊治療男性不妊現実的なところ、また費用面の不安を感じている人に、それらの不安を少しでも現実昇華できればいいなと願う。

不安は「よく分からない」が原因の面が大きいと思っているし、そしてたぶん「思っているよりは」費用はかからない

しろ、妻に関しては妊娠出産に関して出ていくお金と入ってくるお金トントンに近かったので、「最高の不妊治療を受けて実質無料子供を作った」と言ってもいいくらい。

何より、実際やってみて我々は夫婦ともに「不妊治療やるなら体外受精(特に顕微授精)一択」と感じている。

インターネット上には不妊治療高齢出産に対してネガティブ寄り(というか慎重論というか)の意見が多いように感じるので、たまにはポジティブ寄りな意見があってもいいんじゃないかな。

もちろん、若いうちに子供を作れたら理想ではあるけれど、40過ぎてチャレンジしたって罰が当たるようなものではないのだ。

本筋含め長いエントリだけど、興味のある人は付き合ってくれれば幸い。

ワードとしての伝わりやすからここまでは「体外受精」と書いたが、実際は顕微授精なので以下は「顕微授精」統一で書いていく

=====

■経緯

詳細は後述するが、夫婦(私は40、妻は41)で不妊治療を始め、最初から体外受精、それも顕微受精(精子卵子を別個に採取し、人工的に受精培養させる方法)を選択した。

顕微受精となると、一度の採卵で母体から何個も卵子を取り出す(別途採取した精子受精させ、ちゃんと分裂始まった卵子のみを冷凍ストックする)ので、排卵誘発剤の自宅注射を2日に1度くらいのペースですることになる。

Falloutみたいだ!」「今日もヤク入れるよ!」と二人で笑いながら自宅で注射をしていた。

(Falloutのスティムパックのように、針を腹に刺して薬剤を注入する方式なのだ)

採卵日間近になると、今度は貯まった卵子が出てこないよう、点鼻薬による排卵抑制剤の投与が始まる。

妻は前日22時以降禁食、当日朝は水しか飲めない。

一方私は朝一で精子採取し、医院へ。

妻は座薬(痛み止め)を入れ、施術着に着替え、採卵の待機を…といったところで、私に医院から呼び出しがかかる。

「もう一度精子採取させてくれ」

一抹の不安を感じつつ、再度提出。

しばらくの後、言い渡される「男性不妊」。

どうやら、精液の中に私の精子が一切出ていないらしい。

「少ない」とか「元気がない」なら年齢的に覚悟していたが、掛け値なしゼロとなるとショック度が違う。

医院先生が、ちょっと歯切れの悪い、バツが悪そうな言い方をしていたのが印象に残っている。

ということで、ここまで妻が色々頑張ってくれた経緯は全て無駄となり、その日の採卵は中止となる。

■「絶対妊娠できない」宣告はめちゃ堪える

先生曰く、「ウチではこれが一時的もの先天的もの判断ができない」と。

通っていたところの系列医院なら男性不妊対応できるというので、その日のうちに速攻で仮予約の連絡を入れた。

ただ、その日は土曜日

仮予約の返信が来て、診察日が決まるのが最短で月曜日

この2日間はなんだかすごく長かった気がする。

恥ずかしながら、今まで「自分精子が出ていない」ということを疑う機会・症状などなかったので、かなり頭が混乱した。

今までは、年齢とか仕事とかお互いのストレスとか、子供を作らない(作れない)原因は色々あると思っていたのが、不妊治療を始めて一気に100 : 0になってしまったのだ。

精子が出ないなら出ないでいい。

そもそも高齢だし、もう子供ができる可能性がゼロならば、それはそれで諦めがつくのだ。

ただ、何もかもハッキリしないのがひたすら怖い。

月曜に医院からの返信が来たときは、まだ何も始まっていないのにすごく安心した。

男性不妊の種類を調査

初診で訪れた産科医院は、当たり前だけど女性9割超の空間

学生時代(大学女子9割の学部だった)を思い出し、懐かしいと思うなどする。

先生は後述する「この医院らしい」先生で、現実的なことを淡々と包み隠さず話してくれ、安心感があった。

曰く、無精子症はいくつかあるらしい

1 : 主な一つは精子通り道が何らかの原因(性病や各種炎症の後遺症など)で詰まる機能不妊

2 : 主なもう一つは先天的睾丸機能が弱く、精子作成能力が低い遺伝的な不妊

3 : あとはストレスホルモン異常による一時的精子減少などなど

2~3週かけて何度か採精し、毎度精子ゼロだったため、3の可能性はほぼなくなった。

ということは、可能性は1か2。

併せて行ったエコー診断や採血染色体検査を見て、先生的には「データと診断の限りはどこを見ても健康体で、健康精子がいる可能性が高い」とのこと。

染色体に異常がないので、精子が採れた場合、障がい児が生まれ可能性も下がるらしい(結果を聞いて、思っていたより安心感強かったので、子を望む人は染色体検査やった方がいいと思う。

そして、この「おそらくいるであろう精子」を取り出すには、手術の必要がある。

まり、「睾丸を開いてみないと実際いるかどうか分からない(開いてから取り出す方法を決める)」ということだ。

ちなみに、症状が1なら高確率妊娠可能精子が採れ、2だったら30%とからしい。

人生初の手術が精子の取り出しになる

まさか人生初の手術が「精子を取り出す」になるとは思わなかった。

そして人生初の全身麻酔も同時に達成することになる。

前日は22時以降禁食、当日も朝から厳密な制限を経て、朝早くから通院。

手術台に寝かされ、麻酔科医の先生世間話をしたと思ったら、



次の瞬間に手術が終わっていた。

ビックリするくらいあっけない。

ソ連SF映画不思議惑星キン・ザ・ザ」を思い出した。

(分かる人だけ感覚を分かってほしい

健康精子が採れた

結果からすると、精子はいたし(前述の状態でいう1)、数値を見る限り年齢なりの衰えはあるっぽいが、先生曰く「健康精子いっぱい採れました」とのことなので、顕微受精に支障が出るようなものではないようだった。

精子ストックは「10回分」(「10匹」ではないらしい)。

これを冷凍してストックする(年額で維持費がかかる)。

もし使い切ったら、もう一度同じ手術をすることになる。

(ちなみに、冷凍精子原則として婚姻関係又は事実婚相手しか使えない)

手術はものの1時間で終了。

術前の待機時間と術後の様子見の時間の方が長く感じたくらい。

以降、不妊治療の主役は再度妻にバトンタッチすることになる。

ちなみに、切開したのは1~2cmほど。

いわゆる「金的を蹴られたような痛み」が、その後1週間は続いたことも記しておく。

結構痛くて寝るのに支障があった。

ともあれ精子ちゃんと採れた!

事前に「まあほぼほぼ大丈夫でしょう」と言われていたので、喜びや安堵はそこまで大きいものでもなかったが、「ハードルを1つ越えた」実感があった。

■余談1

術後、なんとなく興味本位で「精子を取り出す」以外の選択肢(例えば元のように精子が精液に混ざって出てくるようになる術とか)があるのか聞いてみた。

先生曰く「かつては詰まった精子の管をバイパスする手術があった」らしい。

ただ、術式的に「精子だけ取り出す」より難易度が高く、ニーズも低いため今は殆ど行われていないとのこと。

まあ、精子が再度出るようになって得するケースは確かに少なそうだと思った。

スペック

改めて我々のスペックは以下の感じ。

不妊治療開始時 : 私40歳, 妻41歳

結婚して数年、都内賃貸在住、一応車は持っている。

不妊治療保険適用は43歳(になる前日)までなのと、私の本厄を目の前にしての治療開始なのが、なかなかヘヴィなところ。

現代で似たような年齢・タイミング高齢出産考える人結構多いんじゃないか

前述のとおり精子は手術で取り出して凍結済。

そこからのざっくり経緯としては、

生理周期に合わせての採卵2回(男性不妊発覚で中止した回は除外)

・着床試行回数1回

妊娠成功、そのまま出産

最終的に採れた卵子が2回合わせて10個くらい(中止した初回を入れれば15くらい?

若い人は1回に20~30個採れる人もいるらしいので、ここはやはり年齢が出るところなのかもしれない。

その10個の中で、受精可能そうな卵子が4つほど。

さらに、受精させてちゃん細胞分裂が始まった卵子が2個。

ちなみに1回目の採卵で採った卵子は全滅(受精させても細胞分裂が始まらなかった。

単純計算妊娠に適した卵子が出る確率が40%、妊娠まで到達した卵子20%。

これを自然妊娠(タイミング法含む)でやろうとしたら更に確率が下がるのは想像に難くないので、この時点で既に、我々の年齢で自然妊娠は相当に難易度が高いというのが分かる。

そもそも、「卵子精子注射針で直接ぶち込む」という超・直接的な手法をもってしても妊娠に至らないケースがあるんだと驚いた(成功率は我々で50%

とはいえ、そんな状況でも通院開始から男性不妊治療を経て、妊娠判定まで半年ちょっとなので、我々は総合的に比較的運がいい方だったんだとは自覚している。

妊娠判定時で妻42歳、私は41歳になる直前。

保険適用期間の治療で、なんとか成功できた。

から考えると、

病院選び

最初から体外受精(顕微授精)一択

先進医療を惜しまない

あたりが妊娠成功率を上げるポイントなんだと思ったので、それぞれの感想とか以下に書いていく。

勿論だけど、顕微受精は採卵時の母体への負荷があるので、母体が許すなら、という条件は付くが、何度も書くけど我々は「それでも顕微授精が最も良い」と感じている。

また、後述するが「思っているよりは」お金はかからない(金額について知りたい人は飛ばしてほしい。

病院選びについて1

なんとなくぼんやり子供欲しいよね」くらいの気持ちで、不妊治療保険適用になったことだし、そろそろ…と思いつつ、不妊治療自体には少し二の足を踏む。

…と、これ自体は我々含めよくあるケースだと思うけれど、やってみて分かる二の足を踏むには事情がある。

そもそも病院をどこにすべきか分からない。

みんな実際ちょっとGoogleマップとかで「不妊治療」で調べてみてほしい。

我々の場合(都内在住)、一番近所の不妊治療クリニックが「魂のこもった~」とかなんかラーメン屋みたいなこと書いてあり、この時点で結構キツい。

それ以外も「不妊治療専門の鍼灸院」というよく分からないトコがあったり、口コミ医師への愚痴が延々書いてあったり、「子供」というある種神聖ものを取り扱うからか、とにかく情報ノイズが多い!しか口コミでみんな専門用語使うから、ふわっと興味で調べてみた勢は口コミ勢の知識マウントでだいぶ気持ちが挫かれる(それだけみんな真剣なんだとは理解するが。

そのうえ、病院ではよくあることだけど、どこも口コミ評価が1か5に完全に二分している。

特に不妊治療ともなれば、子供ができたら高評価になるだろうし、できなかったら低評価になるだろうことそれ自体は分かるが、手探りでこれら情報ノイズを潜り抜けて「ここにしよう」と思える場所を決められる人はそんなにいないんじゃないか

私の場合は、調べ始めた一発目が明らかに相性悪めな「魂のこもった」ラーメン医院だったので、だいぶ「これは大変だ…」と思ったのをよく覚えている。

病院選び2

そんな折、知人女性たまたまXで話してお茶することになり、話の流れで不妊治療話題になった(相手は顕微受精子供を産んでいる。

曰く、

最初にかかった医院は合わなかったので乗り換えた

お金はかかるが絶対に顕微受精がいい

・2つめの医院自分に合っていた

実際に転院をしている人の意見は心強い。

この知人はハッキリとデータで話す人を好むタイプなので、そんな人が「自分に合っている」と感じた医院なら、前述のラーメン医院みたいな要素が薄そうでいいな、と思い、後日妻と相談の上、同じ医院受診

名前は一応隠すが、場所都心オフィス街

なんだかすごいエレガントな門構えの高級感ある医院だった。

少し遠いので、私が毎回車で送迎することにした。

病院選び3

結果から言うと、我々が選択した医院目的への最短経路を選ぶ傾向があって良いと思った。

初診時の説明は、ふんわりとした要約ではあるが、

あなたたち、その年齢で顕微授精以外の選択肢があると思ってるの?」

的なことを、データと共にハッキリキッパリ説明してくれた。

当初、顕微受精大前提とした説明が始まったので、「我々は知識がない、他の方法はどんなのがあるのか?」と割り込んで質問したところで、↑の回答。

一応他の方法も形だけの説明はしてくれたが、提示されたデータからは、現実的に「顕微受精(保険適用)+随時先進医療」以外の選択肢がなさそうなのは明らかだった(結果として、それが一番二人のストレスが少なく、かつ費用的に安くなりそうだとも。

成功率の高い妊娠を最速且つ確実にさせる」「その際、女性キャリアを極力邪魔しない」ことを是としたような医院で、さすが都心オフィス街ど真ん中にある医院だと思う。

加えて、医院の「ウチは高いですよ」オーラによるのか、客層がいい(こういう書き方をすると角が立つとは承知しているが。

客側に理解力があるので、ギスギスもしていないし、医師相手咀嚼できることを前提にハッキリ説明してくれる。

年齢による態度の変化もないし、100%の確約もしないし、変な励ましも空約束もしない(確率の低いことは隠さず低いと言ってくれる。

あと、待ち時間が少なかった(これ重要

予約した時間に行ったら、30分以内には何がしかアクション(診察・採血等)が起こる。

「これが民度の高い医院…」等と思わずはいられない。

私見にはなるが、この医院は「魂」とか「寄り添う」とかやらなかった。

目の前の患者に対して「結果」への最短距離データ準拠提示する。

人によっては冷淡に映るかもしれないが、我々にとっては初診の時点で「もうここしかないな」と思わせるには十分な明快さだった。

結果として、初診時に顕微受精以外の選択肢を閉じてくれたことで、男性不妊の発覚も早かったとも言える。

体外受精費用について

ざっくりと妊娠成立までにかかった費用(窓口で支払った費用のみ、交通費など諸経費は入れない)については、

男性不妊治療 : 合計10万円ちょっと(実は男性不妊手術も保険適用)

顕微受精(採卵3回、着床1回) : 50万円くらい

これだけ見ると高いと感じるかもしれないが、ちょっと待って欲しい。

これはあくま国保・社保のみ適用した場合金額(自己負担3割+自費治療 + 先進医療)で、実際は様々な要因でここからお金が返ってくる。

まず、上記の内、妻の先進医療分約10万円が、東京都助成金で7割補填される(上限額あり。

また、我々のケースでは使えなかったが、東京都助成の上限額を超えた場合は、市区町村助成金が出るケースもある。

さらに、民間医療保険不妊治療(正確には先進医療+日帰り手術)をカバーしているものがあり、それを適用することで妻は30万円くらい保険金が入ったようだ。

よって、最終的な妻の負担分は10~15万円程度。

私の最終的な負担額は5~6万円程度(民間医療保険国保の上限制度で多少補填された。

「最新の医療を駆使して子供一人作るのに15万円」

男性不妊治療込みで20万円」

こう考えると、まあまあお金持ちでなくても払えなくはない額に収まっていると思う。

ただ、重ねて書くが、これは我々が比較的運がいい方だったからの金額だ。

もし受精卵のストックが切れるまで着床を試してダメだったら、また採卵→受精→着床のサイクルが始まり上記女性側の金額が単純に倍になる。

予期せぬトラブル流産が起きないとも限らないし、民間医療保険審査が通らないことだってあるだろう。

治療中の気持ちとしては、最終的に自己負担分50~100万円くらいまでは使う覚悟をしていたし、実際そのくらいの覚悟で臨むのが適正だと思う。

(続き→ https://anond.hatelabo.jp/20241017030144 )

先進医療医療保険ガンガン使った方がいい

少なくとも東京都

2024-08-13

不老不死なんて苦しいだけとか言ってるヤツ

不老不死になれる座薬が開発されたら迷わず使いそうだよなw

2024-07-15

飲むとやばい

座薬

座って飲むな

ケツからいれるの

2024-06-07

手術したら尻の穴が2つになった

タイトル通りなんだが、肛門周囲膿瘍で手術して、出血多量で運ばれて尻の穴が一つ増えた。

もともと下痢気味体質なのが災いして、肛門の中に膿が溜まった。ここまでは仕方ない。問題はここから

まず排便が難しくなった。排便時にも当然痛みがやってくる。そして座る、歩くという普通動作すらできなくなってきた。

会社に這っていったのは良かったが、午前中で体力が尽きて帰宅。駆け込んだ駅前肛門科で初老医者に尻の穴をほじくられてついた診断名は「肛門周囲膿瘍」だった。しかもその病院では処置ができないから別の医者に紹介するという。

その日のうちに別の医者に行ったら、また尻の穴をほじられた。1日2回もほじられて、さらに痛みは増した。

言われたのは「ウチで手術できるかどうかはわからないけどとりあえず座薬抗生剤痛み止め出しておくわ」。

尻を抱えながら家に帰った。横になっても痛い。更に痛みが増した。痛みで眠れなかった。

翌朝、病院に駆け込んだらすぐ呼ばれて、尻の穴に麻酔を突き刺された。悲鳴を上げた。そして膿を破いて取り出してくれた。ついでにチューブもつけてくれた。

これでよくなる…と思ったら、今度は排尿ができなくなった。

力を入れても尿が出ない。

病院医者が顔色を変えて「夕方まで様子を見ましょう」とのたまう。そうこうしてるうちに尻から血を噴き出した。ケツから火ではなく血をふいた。

医者が再診したが時すでに遅し。止血剤も効果はなかった。再び激痛にのたうちまわる。

医者はとうとう治療を諦め、救急車を呼んだ。町医者から大学病院に運ばれた。

肛門出血という診断名で、緊急手術となった。

全身麻酔で切開され、排膿+チューブの除去が終わった。

翌日には退院することができた。

自分おしっこができた時は涙が出た。

そして数日後、尻の穴がもう一つ、側壁といえば良いのか空いていることに気付いた。

私の尻には二つの穴がある。

つの穴は排泄のため。

もう一つは膿をひたすら垂れ流す魔物となっている。

今日も私は二つの尻の穴を隠しながら会社に通っている。

終わりだよこの人生

2024-01-07

日曜日イオン漫画を買いに行った

昨日、博多駅丸善ユリイカpanpanya特集号とpanpanya漫画を買いに行った

panpanya漫画大分前に全部手放してしまたから、買いなおして評論と読み比べながらニヤニヤしようと思ったのだけど、漫画の方は一冊も売ってなかった

バスターミナルの方も行ってみたけど、こちらも一冊も置いてなかった

仕方ないのでユリイカだけ買って、今日地元イオンヴィレッジヴァンガードに行くことにした

久しぶりに渡るイオン建物二つをつなぐ陸橋は塗装が剥げたり、階段部分の金具が錆びたりしていて時の流れを感じさせた

陸橋を歩く間に祖父母小学生くらいの子供という組み合わせにのみ二度すれ違い、60歳で第二次性徴来る世界みたいだって思った

建物の中に入って、エスカレーターに乗った時にそば硬貨を入れて動かすタイプマッサージチェアが3つ並んでいた

頭まで覆いかぶさるタイプ近未来的なデザインのやつで、見たままをいうと宇宙船の操縦席みたいなやつ

三席とも埋まっていたんだけど、一番右端の席の人が気持ち良すぎて眠ってしまったのだろう

ももの上とかに置いていただろう、アクエリアスペットボトルオロナミンCを床に落としてしまっていた

陶芸体験をやっていて、子供たちが手を泥だらけにしているのがエスカレーターから見えた

人があまり集まっておらず、ショッピングモールの煌々とした照明とつるっつるの照り返しのある床の間での陶芸は少し異質に思えた

清潔感を保ちながら誰かの生活になじんでいるイオンには、子供時代に読んだSF小説で描かれた未来生活感を少し思い出した

他に目的もなかったのでヴィレッジヴァンガードpanpanya漫画数冊と座薬みたいな見た目のソフトキャンデーを買って帰った

ユリイカを読んだら、panpanya漫画って私小説な感じとか、写真から風景を起こして書いている感じとか、水木しげるとかつげ義春の影響あるよねとか書いてあった

路上観察とかの赤瀬川源平系譜だと思って読んでいたので、そういう考え方もあるかと思いながらパキッとソフトキャンデーの皮膜を奥歯で噛んで潰してねちっこい甘さを味わった

浅野いにお写真加工で風景作っていたよなと思い出し、手で書かれているか加工しているかの違いこそあれ、ヴィレッジヴァンガード風景写真元な漫画を好んで置く習性があると思った午後だ

2023-07-30

ぢの薬

個人的ボラギノールよりプリザエースの方が好き

軟膏と座薬を併用するのが吉

軟膏で排泄時の痛みを緩和して、座薬で炎症を抑える感じで使う

2023-07-03

anond:20230702154737

座薬自分で入れるとなんともいえない感覚があった

アナニーにはまるやつの気持ちが少しわかった気がした

2023-02-09

anond:20230209155825

通常、ケツからモノは入らないようになってるんだよな生物防御上

座薬直腸検査しんどいのはそういうことだ

なんならエロ漫画で「指がスルッと入る→アナル開発済みとバレる」とかいう流れがあるのもそのせいだ


まあ、開発済みの相手がいいと常々思ってるんだがいねえんだという話ならまあそれはそれで別にいいんだけれども

2022-11-11

anond:20221026141445

抑えるスタイルも試してみたのですが、座薬が擦れたのかもしくは溶けた薬液が肌に良くなかったのか、一度菊紋がかぶれたようになって偉い事になったよ笑

シャワーの水滴が当たるだけで飛び上がる程痛かった…ワセリン塗ってしばらくしたら治りましたけどね

心配して下さってありがとうございました

anond:20221026141445

抑えるスタイルも試してみたのですが、座薬が擦れたのかもしくは溶けた薬液が肌に良くなかったのか、一度菊紋がかぶれたようになって偉い事になったよ笑

シャワーの水滴が当たるだけで飛び上がる程痛かった…ワセリン塗ってしばらくしたら治りましたけどね

心配して下さってありがとうございました

2022-11-03

顕微授精をして40歳で諦めた話

(21:03 追記)

ここまで詳しく人に話したことなかったので、今日まとめて書き出せてすっきりした上に読んでくれた人がいて優しい言葉までかけていただいて本当に嬉しいです。ありがとうカラースター贈りたい。

そうだね。お金人生全部で見たらトントンかそれ以上夫に出してもらうつもり。

(追記終わり)

なんか自分のことも書きたくなった。

https://anond.hatelabo.jp/20221102183713

見出しってこれであってるのか。

あってるっぽい

それまでの概要

28歳で結婚

1年で自然妊娠しなかったので近所の総合病院産婦人科に行く。私も夫も特に異常なしということでタイミング法を試みる。数回試したところで夫から提案治療をお休みすることに。レス突入

レスのことは前にも書いたことがある。

https://anond.hatelabo.jp/20200628172554

いつものことだけど文章下手くそだな。

35歳を過ぎた時に、このまま子なしの人生になるんだなーと一人で納得した。

なので38歳も終わり頃になって夫が不妊治療提案してきた時は、意外に思ったし何を今更とも思ったし、少し億劫でもあった。でももし上手く妊娠できたら会社辞められるしとか変なこと考えつつ2人で専門病院に行った。

レス夫婦不妊治療

初診の時に夫婦生活がないことを言ったら、滅菌した使い捨てコンテナとシリンジを渡された。コンテナに出してもらったもの自分で注入するという按配。

夫婦生活がないことについて、もっと色々言われるかと思ったけど、まずバイアグラ的な薬を勧められて、夫が断ったら、あそうですか、ではこれ (シリンジ)はどうですか、てな具合だった。

当時今ほど性の多様性うんぬん言われない時代だったけど、踏み込んでこられなかったのは有り難かった。

もし、レスだけど仲良しで子供が欲しいと思ってる夫婦がいたら、思い切って病院行ってみよう。

戦歴

コンテナ2回する間に諸々の検査をして、年も年だしということで体外受精に進む。

この後ずっと薬で生理コントロールしていた。薬の名前とかは覚えてないけど、元増田の言う通り膣座薬は情けなかったね。。

1ヶ月リセット→ 採卵①(私の場合、質の良い卵子を育てるめに1回に1、2個しか卵子が採れないやり方だった) → リセット → 採卵② → ①と②の卵子を一度に戻す → 妊娠判定 → リセット → 採卵① と続く感じでお金時間もかかった。なお①で受精卵が2個できれば採卵②はとばす。

体外受精でも良い結果が出なかったので顕微授精に切り替え。

それでもダメだったので、子宮内膜についている小さいポリープをとってみましょう、ということで手術。

その次の回でめでたく妊娠

6週目で係留流産。手術を受ける。

その後なぜか半年ほど生理が止まる。薬でも注射でも生理を起こせなかった。この時期がいちばん辛かった。

なんとか生理が復活して、そこから2回試して試合終了。理由とかこの時の気持ちとかは後で書けたら書く。

続けられた理由

先生が合ってた

生活態度とかについてうるさく言ってくる先生じゃなかった。飲酒(深酒)喫煙はだめだけど、それ以外はエビデンスもないので好きに過ごしてください、て感じでクールに突き放してくるタイプ先生だった。

職場が合ってた

もともと、有給取る時に理由を聞かれない職場で、休んでも納期までに自分仕事を仕上げていれば何も言われなかった。採卵日とかは大体1週間〜5日前くらいには分かったので、計画的に休めた。あとは土曜日とか平日の仕事の後に通院できた。週に3日ほど延長診療の日があって、ノー残業で駆けつければ診てもらえた。混んでたので帰宅は9時頃とかになったけど。

よく帰りに夫と王将行ってラーメン食べてたな。

生理が薬でコントロールされてた

から生理がきてガックリ、という気持ちを味わわずに済んでいた。あれはメンタルに悪すぎる。妊娠判定は、いつも病院の尿検査と内診。自分市販検査薬を使ったこともない。感情が揺さぶられ過ぎると思ったので。

自分気持ちお金を守る

不妊治療を始めるにあたって決めていたこと。感情的にならないなんて無理なんだけど、メンタルやられたら出産育児どころじゃないので、出来るだけ他人事みたいに捉えるように気をつけてた。自分を責めない。夫を責めない。感情言葉にすると具体化しちゃうので、曖昧なまま気づかないふりをする。風呂で一人になった時に泣く。人に話さない。

病院に払うお金で一杯一杯だったので、高価なサプリとか気分転換の贅沢とかはしなかった。後で書くけど漢方には手を出しちまったが。治療してるとスケジュール的に3か月先のチケット取ったりとかしにくいというのもある。

人に話さな

よく癌患者の手記とかにもあるけど、人に話すと碌なことない。

ある同僚に話したら「私の友達40歳結婚したけど、すぐ子供まれたよ? 病院に行くよりも普通にリラックスして過ごしたら?」って言われた。良かれと思って言ってくれてるのは分かるので「ありがとう」と返したけど、いやいやいや、結婚して10年、普通にリラックスして過ごしてるんですけど? レスだけどそれも含め普通に過ごしてた結果がこれなんですけど? って内心思ってた。不妊性格悪いと言われるのはこういうとこだろうか。

以降、誰にも言うもんか、と思っていたけど、必要に迫られて別の友人にも話した。漢方薬局を勧められた。出費が増えるのは痛いけど、カウンセリング(という名の話し相手)もしてくれるとこだったので、しばらく通った。紹介してくれた友人にも、「この前教えてもらったとこ行ったよ!ありがとう」って言えた。

夫は夫で、職場の誰かに話したみたいで、寺みたいなとこを紹介されてきた。ドライブがてら2人で出掛けていって、祈祷を受けてきた。

どれも正直効果があったとは思えない。個人差もあるし。医者の言う通りエビデンスがない。(漢方はあるのかも。)顕微授精して育てた受精卵を体内に戻すっていう方法が最強やろ、って思って、時間資金もそっちに集中したかった。

良かれと思って言ってくれるアドバイス感謝して付き合って、というのが億劫で、私はなるべく人には話さなかった。

資金

当時、正社員で働いてて、時間外手当含めて手取り25万〜30万くらい、なんなら夫より多いくらいだった。治療費はそこから出してた。定期預金とは別に百数十万くらいのお金を非常用によけとく癖があったので、顕微授精とか、1回に40万くらいかかる時はそこから持ち出していた。あと手続きしたら行政から戻ってくるお金と、ポリープ流産で手術した時の医療保険医療費控除のために集計したら、その年は220万くらいかかってた。

やめる決意

元々、痛い思いするのが辛かったんだけど、あ、なんかもう我慢したくない、と思ったから。資金的にも、そろそろ定期を解約せねば、となっていたので。もし子供を授かっても、お金がなかったら育てられない。それで、やめ時だと思った。治療のゴールは2つあって、一つは妊娠出産だし、もう一つは私の気が済んだ時だ。やるだけのことはやったし、短い間だけど妊娠もできたのでもういいか、と思ったらすごい解放感だった。2年ちょいお世話になった先生にその旨お話しして、お礼を言って終わった。

その後

40歳になって子供がいなかったら、何か新しいことを始めたいと、結構から思ってた。楽器でも絵でもいいな。それがひょんなことからTOEICに挑戦することにした。ひょんなことというか、初期投資がいらないか英語にした。それで不妊治療やめて余った時間とやる気を全振りしたら850点取れた。

当時、TOEIC840点で通訳案内士試験英語の一時試験免除になったので、2年かけて通訳案内士資格を取った。

それからコロナまでは訪日外国人ゲスト地元を案内したりガイド仲間もできたりで充実した日を過ごした。プロガイドとしての稼働はそんなに多くないけど 夫も昇給したので会社も辞めた。最近また訪日客が増えてきて嬉しい。色んな国の色んな年代の人と会って話すのは楽しい勇気づけられることもある。

良かったこ

数週間だけとはいえ、親になるという気持ちを味わえたこと。毎朝、目が覚めて、わずかながらの身体の変化を確かめ安心する時の甘やかな幸福感。常に不安でもあったけど。あの気持ちを知ることができただけでも、やってよかったと思う。産んであげられなかった我が子には、申し訳なさもあるけど感謝でいっぱいです。

完全に蛇足だけど、産めてたら産めてたで色々大変だったろうしな。

話の落とし所が分からなくなった。そろそろやめます

もし全部読んでくれた人がいたならありがとうございますあなたにいいことありますように。

2022-11-02

体外受精をして40歳出産した話

不妊に悩む人の情報になればと備忘録代わりに残します。

概要

38歳で結婚し、排卵チェッカーを使って3か月ほど自然妊娠の機会を取ったが妊娠しなかったためすぐ婦人科に通う。

タイミング法で半年治療したが至らず、2度の転院を経て体外受精を行った。

体外受精もなかなかうまくいかなかったが、開始から一年半後、6回目の施術妊娠成功。今年無事出産に至った。

受けた治療検査

血液検査

転院するたびに毎回行った。血中のホルモン量やら調べる。特に問題なし。

超音波検査

超音波器具を膣内に挿入して子宮内の様子を見る。これは継続して診察のたびにやる。初めての時はめちゃくちゃ抵抗があったけど今や聴診器と同レベル

タイミング

自然妊娠に一番近い方法卵子をたくさん作るホルモン剤を飲んだり注射したりして受精やす環境にし、体温や卵巣の具合をエコー確認して性交の日にちをお医者さんから指示される。

3回試したがダメだった。

子宮卵管造影検査

タイミング法がダメだったので卵管に異常がないか調べるために実施子宮内に何らかの液体を注入しレントゲンを撮る。これが激痛。生理痛親分

子宮が破裂すると思った。痛みで泣いた。

検査の結果、片側の卵管が狭くこのままでは妊娠しにくいと診断され、体外受精に移行した。

子宮検査

体外受精の前に子宮内にカメラを入れ、内部の様子を確認する。これも激痛。泣きすぎて看護師さんに赤ちゃん扱いされた(えらいえらい!頑張ったねぇ~ヨシヨシ✋)。

子宮内にポリープが見つかった。採卵の際に合わせて切り取ることに。

体外受精

まずは採卵、つまり卵子を取り出す。排卵に合わせてホルモン剤を飲んだり注射して卵子をいっぱい作って取り出す。いろんな手法があるが私はショート法といわれるもので行った。

卵子はたくさん取れて20個以上取り出せた。採卵の当日持参した精子(専用容器をくれるので当日朝に射精しそれに封入。アルミで覆って冷めないように持参した。)と合わせ、受精卵にする。

採卵の数日後に受精卵を子宮に戻すのが一般的だが、私はポリープの除去も行っていたので翌月子宮内受精卵を移植した。

この受精卵がたくさんできれば、採卵の工程を経ずに受精卵の数だけ体外受精施術移植)ができる。あまりできない(2~3個)と再度採卵から行わないといけない。

ちなみに全治療の中で採卵が一番大変だった。卵を増やすホルモンを2日に一回注射したり薬飲んだりそのせいで体が常にだるかった。

採卵が終われば不妊治療も8合目といえるのではないだろうか。

ERA検査

何度か受精卵を移植するも妊娠に至らず、この検査実施した。

子宮の内膜をこすり取り細胞を調べることで、いつ受精卵を移植したら最適かが分かるらしい。

あ、ちなみに自然妊娠と同じく体外受精でも月に一回しか妊娠する機会はない。着床するタイミングあくまでも体まかせというか、手術や薬で調整できるものではない。

また着床の最適なタイミング個人差があるので、それを調べるための検査です。こちらも激痛。瞬間の痛みは一位。

検査結果が出るのに2か月かかった。焦る。どんどん年齢が迫ってくる。

この検査結果をもとに受精卵の移植手術を行ったが、その後何度も妊娠せず。

6回目でようやく妊娠した。

かかった費用

大きいところだけ抜粋します。ここにないのは数千円から数万円。保険適応前の話なので今はこれよりかなり安いはず。

ざっくり総額350万以上400万未満くらい。

採卵と受精作成

200万円

受精卵の移植(一回につき)

20万(×6回やった)

ERA検査

20万円

自分なりにやったこ

5回目の体外受精に失敗したとき、もう40歳が目前だったのであきらめるか妊娠に全振りするかの二択になった。

体外受精成功率は約30%で、回数を重ねるごとに成功率は上がってくる。1回目で成功する人は30%、2回目で成功する人は50%、3回目では70%の人が妊娠している。

しかし回数が5回を超えたあたりから成功率は横ばいで、10回目でも100%にはならない。

5回やっても妊娠しない人はその後も妊娠しない、する確率が伸びないと思われた。

6回目の移植を前に、私は妊娠に全振りすることにした。

禁酒

何度目かの血液検査亜鉛がやや不足しているといわれ(亜鉛不足の人は着床しにくい)、調べるとお酒をよく飲む人は不足しがちになるらしい。

酒はめちゃくちゃ飲むほうなので、思い当たりすぎた。きっぱり止めた。

温活

中国の方は妊娠する予定があると半年くらいかけて体を作っていくという話を聞いた。体を冷やさないようにしたり栄養取ったりするらしい。

常温以下のもの飲食はせず、夏だったが温かい食べ物を食べ、しょうが積極的に取り、薬用養命酒を飲んだ。

仕事を辞めた

仕事をしながらの不妊治療はきつかった。明後日排卵なので来てくださいと言われれば仕事があろうが行くしかなかった。

突然早退や遅刻をするので、迷惑かけた分別の日は過剰に残業したりして、体調管理どころか余計負担をかけていた。

子供ができたら経済的にしんいからやめたく無いが、辞めなくて子供ができなかったら本末転倒、あーあ人生はままならないものだと諦めた。

辞めた翌月の移植妊娠した。仕事害悪

辛かった点

お金

保険が効けばだいぶ違うと思います補助金も貰ったけど焼石でしたので。

薬漬け

とにかく注射や薬が多くて体が常にだるい

なかでも膣座薬という、膣に自分で朝晩突っ込む座薬がきつかった。肛門みたく締まってないので薬成分が股から常にだらだら流れて気持ち悪い。

あと膣座薬を突っ込む姿勢、ご想像いただければわかるがかなり恥ずかしい。

毎月合格発表

受精卵の移植後、着床・妊娠たかどうかの判定に10日ほどかかる。この期間が本当に辛い。

大学受験合格発表を待つ気持ちとほぼ同じ。

ダメだったとき

不妊治療の最も辛い点、妊娠しないこと。これに尽きる。

大枚はたいて結果がでない。自己嫌悪が止まらない。

何度聞いても先生の「着床してませんね」は慣れない。聞いたあとは毎回病院を出てから泣いた。

不妊治療中の人に助言

子供が欲しいなら治療は一日も早いほうがいい

とにかく時間との闘い。たとえ20代でもなかなか妊娠しないなと思ったら一度婦人科相談したほうがいい。

治療していると職場相談したほうがいい

早退とか言いやすいし、相談していれば私も今回仕事を辞めなくても済んだかもしれない。

でもできないよね~できない。「私子供ができなくて」とはなかなか言えなかった。

パートナーにできることはなにもない

まじでない。かえってそれがしんどいと思われる。覚悟してもらおう。

終わりに

お金もかかったし仕事もやめたし家計は火の車だけど、子供が生まれて本当によかった。

利口なはてなのみなさんには笑われそうだが、失わないと手に入れられなかったので仕方ないのだ、人生はままならないのだ。

ママだけどね。

2022-10-26

妻が不妊治療で、まんこ座薬みたいなの毎日入れてるんだけど、自分でやるの怖いって言うから毎日俺がやってる。

なんかこんなことやってると色気も何もなくて、普段の性欲が削がれそう。

とか書いたら叩かれそうだけど。女性の方が不妊治療出産大変だもんね。

anond:20221026000620

妖精さんこんばんは

裏声は全く想像してませんでした検討してみます

追記:

あれから時間経ちましたが、

裏声妖精ニキのお陰で、ワセリン纏わせた座薬を中腰から挿入し、立ち上がるオーソドックススタイル攻略出来ました!!!!!

先達の知恵は菊紋だなと重い尻ました。

汚くてすまないけど座薬入らなくて困ってます

座薬は初めて

・中腰でいれて立ち上がっても出てきます

・水で少し濡らしたり、ワセリンで潤滑しても同じ

(一応調べたけどワセリンって直腸的にOKなの…?)

アナそもそも狙いづらいし、入ったぽくても留まら

失敗した上に次の日、普通に便通時ちょっと痛いという

座薬って取り出してすぐだとバリありますよね?そこは溶かしてから勿論行います

仕様からしょうがないけど、指で持っても溶けるまでの時間制限試行錯誤ムズい

(ティッシュサランラップで摘んでます)

情けなさと都合の悪い穴にイラついてしま

独り身の大人でも出来る魔法のやり方をご存知のかたいらっしゃいますか?

ネタも散りばめられないしょうもない話ですまないですが宜しくお願いしま

2022-10-07

切れ痔になったので座薬を買った

治るといいなー

2022-09-29

ブレイキングバッドで主人公おっさん誕生日カリカリベーコンを手でちぎって自分の年齢の数字作るの

めっちゃ好き

あとは車椅子座薬カルテルボスが呼び鈴をチンチン慣らしまくりながら自爆するシーンが好き

 

他はあんまり覚えてない

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