はてなキーワード: 紅茶とは
昼……普段通りにあるもので済ませたかったのに家族にスーパーのパック寿司(10貫)を1人1パックとして買ってこられる。寿司食べたいなんて一言も言ってないし、そもそも何も尋ねられもしてない。大体普段からあまり量を食べないので10貫なんてあっても困る。実際半分くらいでキツくなったけど8貫は昼に食べた。海辺とか魚介のおいしい地域でもないスーパーの安いパック寿司なので特別味がいいわけでもない。ペタッとしたシャリにペラペラのネタが乗ってるだけ。夕飯前まで全然お腹空かなかったし、なんならお腹がギチギチで気持ち悪いくらいだった。残した2貫は仕方ないので夕飯で食べた。
夜……いつもは私が料理してるのに家族が出張ってきて夕飯のおかずを作り出す。2品作ってたけど、両方ともニンニクを使うし片方は揚げ物でもう片方は味付けのこってりした料理。私が苦手な要素しかないし、その2品を作る以外(ご飯、汁物、作った際に使った道具や揚げ物をしたキッチンの片付け)はこっちに丸投げしてきたので余計に疲れた。そして別の家族がこれまた食べたいなんて一言も言ってないし事前に聞かれもしてないケーキを買って帰ってきた。しかも前に食べた時に味が好みじゃなかった店のケーキ。前に食べて好きじゃないって言ってたのに。お腹の具合からして流石に食べられないので翌日食べたけどやっぱり好きじゃない。砂糖の甘ったるさしか感じられない生地とクリームを申し訳程度に存在する薄く切られた果物と濃いめに淹れた紅茶でごまかしながら食べた。
食べたくもないものばかり食べる羽目になってすごく疲れた。誕生日だからって言うなら誕生日の人の希望くらい聞いて欲しかった。向こうはいいことしたつもりかもしれないけど、こっちは胃腸の健康とメンタルがすり減っただけで疲れた。
食事制限完璧にして(乳・小麦・砂糖断ち、添加物もほとんど摂らない) ←マルチビタミン剤、鉄剤、プロテインくらいはとれば。砂糖抜きは意味がわからない。糖尿ですら、最低限の砂糖や油をつかって野菜をとったほうがいい。
そのためにほぼ毎日自炊して ←手抜きせい。米はサトウのでいいやろとか。
歯も一日何回も磨いて ←これは朝晩だけでよくない?歯周病だとしてもみてくれるとこあるよ、細菌居ないなら不要だよ。しかも風呂キャンセル界隈に片足いれてるやで
一つ一つは地味だけど日常ストレスすごい。 ←だよね、わかる。けど日常が対人接客業かvtuberなのかなというストレスレベルの高さも元増田からは感じる。
ここまでしても「普通の人」の状態にはほど遠いのを感じる。 ←わいはそれで体質改善のOリングに頼ったらだいぶ普通の人になった。最初に歯の詰め物の水銀除去にかなりお金かかったけどそのあとの漢方でかなり楽になった。
身体ガチャ当たり人間は上記が全部適当でも普通に問題なく生きてるもんなぁ ←問題改善しても老いたらまた新しい問題だらけになるよ。老いの苦労を今からわかってたらみんながおいついてきたときにそこもうやった進研ゼミだよ。薬の飲み忘れなんてヒヤリハット何回もしてカイゼンで完璧になくしたよ。
内臓が強いんだよ、君たちは ←わいもコーヒー紅茶酒たばこできるやつがうらやましいよ
自分が当たりだということに気付いてすらないと思うけど ←まじでこれ。だけどやっぱ増田でしかいえないことだよ。みんな内面ド汚え増田でしか。
ノア・スミス「日本・韓国・ポーランドはいますぐ核武装すべきだ」(2025年2月19日)|経済学101
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/econ101_/n/nd3d6a4d2fad6
あたくしこの記事を読んで考えてみましたの!
あたくしノア・スミスさんのお考えはケーキスタンドにのっているお菓子を上から順番に食べるくらい上品でない議論と思いましてよ!
視野が狭いのですわ!もっと軍事・外交・経済まで見るべきですわ!
リターンばかりに目が行って、リスクに目がいかないのは駄目でしてよ!
でも要約するなら
ある国でそうだから他の国でもそうなる。とっても浅はかな考えですわ!
そしてノア・スミスさんはウクライナが核武装を放棄したことがロシアの侵略につながったとおっしゃっていますわ!
あたくしもウクライナが核武装を続けていればロシアとの戦争は起こらなかったと思いますわ!
でもそれは「ウクライナが核抑止によってロシアを威圧できたから戦争を防げる」のではありませんわ!ええ!ちがいますわ!
「ウクライナが核武装を続けていればウクライナはヨーロッパの北朝鮮になっていたので、仲良しロシアと戦争する意味がない」から戦争は起きていませんわ!
核武装を続けていればウクライナはEUにもNATOにも仲間外れにされて、ロシアは戦争する必要がありませんもの!
そして紳士淑女のご常識ですがウクライナには核武装を維持する能力はありませんわ!
ええ!核弾頭も!運搬手段も!ウクライナ単独では維持も開発もできませんわ!
トイレの後は手を洗う、くらいに常識ですわ!淑女のあたくしにこんな当たり前なこと言わせないでくださいまし!
なのであたくし、ノア・スミスさんのウクライナ核武装についてのご意見は、晩餐会にパンツ一丁で来るくらい無知と思いますわ!
ええ!それは架空の話で核武装してれば戦争を防げたかもしれない!そういう意見も否定はしませんわ!
でも五十万の死傷者も許容できるロシアを核の一発や二発で止められると思いまして?
あたくしそうは思いませんわ!
大国が自国の安全保障にとって致命的なリスクとなる、そうお考えになったとき何が起こるのか
あたくし核武装が印パの全面戦争を防いでいるという意見については賛成ですわ!
広大な国境を接し、歴史的にも宗教的にも対立を抱えた二国という環境は極めて危険ですわ!
ですから核武装による抑止がうまく効いている例だと思いますの!
「だからといって,核武装していれば小国でも攻撃を受けないというわけじゃない――イスラエルはイランとその代理勢力に攻撃されている――けれど,核兵器があれば小国の安全保障は劇的に強まる」
ノア・スミスさんに聞いてみたいですわ、イスラエルは安全保障の高まった国に見えまして?
あたくしには未来永劫不安定な安全保障に悩まされる国のように見えますわ!
そんなイスラエルにとっては核武装は生存のためのカードですわ!それを否定はしませんの!
でも核武装による抑止によって全面戦争が防がれても、それは平和を意味しませんの!
それにイスラエルの周りには強国がありませんの!
ですから周りに強国がないという好条件に恵まれたイスラエルを他国にそのまま反映させることはできませんのよ!
「北朝鮮とちがって核武装していないイランは,イスラエルとアメリカによる攻撃を定期的に受けている」
その意見は正しい面もありますわ!そして正しくない面もありますわ!
あたくしノア・スミスさんの気づいていないことを指摘したいんですの!
それは、イランは「核武装するリスク」をはっきりと示す例ということですわ!
イスラエルはイランの核武装を防ぐためあらゆることをしますわ!
外交で各国に圧力をかけて経済制裁しますわ!工作活動で妨害しますわ!科学者を暗殺しますわ!原子炉を空爆しますわ!
これは「合理的」な行動ですわ!自国の安全保障の面から許容できないリスクを防ぐためなら先手必勝ですわ!
つまりイランは、世間はのんびりと核武装するのを紅茶を飲みながら待ってはくれないことを示していますの!
淑女なら「核武装」を口にするときは、命を懸けるべきですわ!チャイルドのおもちゃじゃありませんのよ!
あたくし、ポーランドにとって核武装は有望なオプションと思いますわ!
そもそもポーランドの地理はお花摘み立地と言わざるを得ないのですわ!
なんにもない平原で、フランス・ドイツ・ロシアという大国に囲まれ、過去に何度も何度も何度も侵略と国家解体の辱めを受けていますの!
核武装の多大なリスクを考慮しても、そのリターンは釣り合うものがある!あたくしそう思いますわ!
でも軍事的に見て、核戦略に必要な「縦深性」が極めて小さいのが難しい点ですわ!海もないのですわ!
冷戦時代、ソ連が西ドイツに軍事侵攻する場合は核兵器で通常兵力の軍隊を破壊される前に敵国領土に突っ込ませるという戦術を取っていましたわ!
この場合、敵軍を攻撃する=自国領土に核兵器を打ち込むということですわ!
ですから敵軍攻撃の選択肢として核兵器を使うのは難しく、報復的に敵領土に打ち込む程度ですわ!
ポーランドの場合はたとえ核兵器があっても通常戦力を止められないのが問題でしてよ!
核兵器は万能ではないのでしてよ!
ですからポーランドはGDP比5%という巨額の費用を費やして大軍拡を行っていますの!
ですからイスラエルように生存のために核武装するというのは在りうる話ですわ!
問題はイランの例で挙げたように、それを中国は決して見過ごさないということですわ!
あたくし台湾が核武装する決断をすれば、戦争になると思いますの!
イスラエルがイランに行ったように、確実に先手必勝で攻撃されますわ!
台湾が独立宣言する、台湾が核武装する。この2点は明確に開戦の合図になりますわ!
ですから戦争を抑止するための核武装が、戦争を招くことになってしまいますの!
台湾は核武装する必要性が極めて高いのですが、同時に核武装するリスクが圧倒的に高い国ですの!
日本が核兵器を持ったとしていつ使うのか?これが非常に重要ですわ!
なのでウクライナ、印パ、イスラエル、イラン、ポーランド、韓国とちがって全土が占領されるような侵攻は可能性が低いんですの!
もちろん日本列島すべてが占領されるような戦争なら核兵器は使えますわ!
でも日本にとって紛争の可能性が高いのは台湾有事、尖閣諸島、南西諸島ですわ!
ここであたくしが皆さんに考えていただきたいのは台湾の為に、尖閣諸島の為に、南西諸島の為に核戦争を行う覚悟を持てるかどうかですわ!
日本は核武装をする能力がありますわ!国力でも技術でも、簡単ではないですが可能ですわ!
また軍事的には、核戦争には脆弱なという面はありますが、太平洋と言う戦略的縦深性がありますの!
なんのためなら数十万の死者を出す核戦争を許容できるのか?
核武装による抑止力強化は「オプション」として考慮する必要はありますわ!でもそれが「ファーストオプション」ではありませんわ!
なかには核武装すれば通常戦力削減出来て全体では節約になるとお考えになってる方もいらっしゃいますの!
イギリスやフランスがどれほど核戦略の維持に苦労なさっているのかお知りにならないのかしら!
そうイギリスさんといえばフォークランド紛争ですわ!核武装しているイギリスさんはアルゼンチンさんと戦争しましたの!
2024年3月、ガザ地区では食糧難が深刻化し、アメリカ軍による人道支援物資の空中投下が行われた。
空中投下に際しては、海域に落下した物資を回収しようとした住民が溺死、投下された物資のパラシュートが開かず民家に直撃し5人が死亡、10人が負傷する事故も発生した。
また投下された物資が仮設テントに直撃、付近に落着したことにより、3歳の男の子が死亡、2名が負傷する事故も発生した。
同年5月、ハマースは死者の発生状況から、空中投下の中止を訴えた。
「私たちがここに座って朝食を食べていた時に、飛行機が支援物資を投下した。それを見て、私たちのテントにあまりに近かったので恐怖を感じた」。
ガザ南部ハンユニスでサミ・アイヤドさんはCNNにそう語った。
アイヤドさんと孫のサミ君は近くの仮設テントに逃げ込もうとしたが、落ちてきた支援物資のコンテナがサミ君を直撃した。即死だった。
「彼らはパラシュートで支援物資を投下して、その物資が私たちの孫を殺した。何のために? 支援などいらない。息子は逝ってしまった」。
サミ君のおじのモハメドさんは、支援物資の荷物を開封すると、中身を取り出してCNN記者に突き付けた。
「こんな物のために私たちの子どもが死んだ。マメだと! これが私たちの尊厳か? パック入りの紅茶が? パック入りの砂糖が?」
「神の雫」でワインに興味を持った人は結構いるのでワイン業界への貢献度や影響力は凄いですし
なんやかんやで読んでる人多いですけど、やっぱり勉強するにつれ「ああ、あれね(苦笑)」って感じにはなっちゃいますね
亜樹直(キバヤシ姉弟)の独断と偏見で描かれてる部分が多いので首をひねる記述が結構ありますし
雁屋哲の独断と偏見で描かれてる「美味しんぼ」と同じようなもんでしょうか。功罪の大きさという意味でも。
これは完全に私見ですけど漫画としても序盤は結構面白かったけど途中から話もやっつけだし
出てくるワインもインポーター資料写しただけじゃないの?みたいな感じで内容がスカスカになってたように感じます。
さらに余談ですが使徒がスペインワインだった一連の回で出てきたワインが全部和泉屋っていうインポーター兼酒屋の
罪でいうならやっぱり一番はワインのテイスティングをポエム発表会だと勘違いさせたことですかね。
テイスティングコメントというのは再現性を持ってワインを分析、記録、伝達しようという試みの産物なので
音楽が聞こえるなんて言っても誰も「わかるよ、クイーンだろ?」とか言ってくれません。わかるわけねえだろ。
余談ですがガチのプロが監修してる「ソムリエール」というワイン漫画の中であのポエム発表会を盛大に茶化す回があったんですが
そのあとすぐに「神の雫」に教科書的なテイスティングコメントを述べる新キャラが登場し
「お前は借り物の言葉をしゃべってるだけだ」などとボコボコにされてポエム教に改宗するというエピソードがあったんですが
あれは「ソムリエール」に対する意趣返しだと勝手に思ってます。
でもなんだかんだで読んでる人は多いと思います。
ワイン会でデカンタージュしたら「アレやってみてよw」(神の雫の主人公がやたら高いところからワインを注いでデカンタージュするやつ。相棒の右京さんの紅茶的な)とかヤジが飛んだりするので。
私のワインの先生はあの漫画のせいで何でもかんでもデカンタージュすればいいと思ってる奴が増えたってぼやいてました。
まあそんな感じです。
もともと厳格で、孫を叩いて躾けるような祖父が認知症になった。生まれた時から住んでる家は祖父の持ち家で、学費も祖父が出してくれてる。
最初はまだ良かった。物盗られ妄想も出なくて、穏やかに日付や予定、人の名前を忘れる程度のボケがはじまり、食欲もゆるやかに減退傾向にあった。これが3年前。
それが、金に執着しない代わりに食べ物に異常な執着を見せるようになった。
元々食が細かったのがおかわりも求めるようになり、家の中にあるお菓子をつまむようになった。
また暇だし仕方ないなーで済んでいたのが、去年から本気で認知症が悪化して異食が始まってしまった。
朝飯を食べたことを覚えていられないなんて序の口、飯を食い終わった数分後から食べ物を探して家中を徘徊する。
昼間は台所、冷蔵庫の中身、食品庫を捜索してインスタント食品や野菜に齧り付く。泥付きの野菜も丸かじりしてみる。そして夕食は誰よりも早く平らげ、大皿に残ったものをかっ込み、人の皿から盗んで食べる。書いてて笑えてきたけど、実際目にしてるとありえないストレスになる。
そしてコーヒーや紅茶のパックを丸かじりして破き、寝室を粉まみれにして眠る。
もう怒りのコントロールが一切効かないから、注意したり取り上げたりすると大声をあげて暴れる。母親にお願いしてチャイルドロックを付けてもらいたいのに中々承諾して貰えない。異常者の家っぽくて嫌だそうだ。
両親は共働きだから暇な大学生の筆者が平日の世話をしている。行くたびに洪水を起こすトイレの掃除、家探しをさせないための定期的なおやつ出し(自腹)、寝起きに用事を思い出して外に出てくいことがあるからその監視、異食防止のための説得。
午後は習慣でアルコールを摂取しないと落ち着かないため、余計に異常行動が起きる。飼い犬をいきなり棒で叩き始めるし、固定電話のコードやテレビのコードを引っこ抜くわ、電気ストーブをいじって停電させるわ、痰をソファに吐くわでやりたい放題でずっとそばに居る必要がある。
一応地域の役員もやって慕われてて、ずっとビジネスマンでしっかりしてた祖父がボケておかしくなっていく様子は堪える。
で、(普段家にいない両親は知らないけど)自分はずっと見てるからもう在宅で見るのは無理じゃないか?と提案した。
返答は、ここは祖父の持ち家で追い出せない。本当に無理ならお前が家を出てけ、とのことだった。
本当に落胆した。ジジイを見てるのがどれだけ辛いか、自分と同世代の人はこんな事してない、生活にも支障をきたしていることを何回も何回も伝えてたのに結果がコレだった。
祖父を見ているのがキツくてほぼ毎日昼から酒浸りになっている。動悸が凄いし、急に泣いて発狂することもある。
それでも家を出ていくか、このまま祖父の面倒を見続けるかの二択かと思うと、お先真っ暗すぎて頭がおかしくなる。
家を出ていくのも考えたけど、冷静になると自分の口座と身分証は母親が完全に管理しているからホームレスしか選択肢がない。高校から貯まった給与は全額投資に回しているらしい。まだあるかは知らんけど。
ジジイは床のゴミを拾っては食い、滝汗をかきながらコートを着込み、常に異常な歯ぎしりをしながら、せかせかと新聞を開いたり閉じたりしている。
このままだと、自分がジジイを56す日も近いなと思いながら生活はつづく。
就活がうまくいって、遠くで暮らせたらいいな
改行ってどうやったら反映されるのか
正直さあクリームとスポンジのマリアージュで完成されてると思うんだよな。
確かにイチゴって甘くて香りもよくておいしいけど単体で食う時のベストプラクティスが確立されてるのもあってショートケーキに合うかっていうとクエスチョンマークだわ。
クリームとスポンジによる絶妙のモッタリ感をイチゴのあの水分が邪魔してくる気がする。
正直マリーアジュを楽しむというよりもカレーの福神漬けというか、モッタリ感をリセットするための口直し的な意味だよな。
でもそれって紅茶でよくね?コーヒーのほうがよくね?ってなる。
まあそもそもイチゴとコーヒーがまずそんなに合わないんだよな。
まあ水分過多な部分を除けばあのイチゴの風味はまあ捨てるには惜しいって気持ちもわからんでもないから
ドライフルーツをちょっと戻したみたいな絶妙な水加減のイチゴをクランチ状にして生地にあしらうとか、クリームに練りこんでしまうとか、そうしたほうがいい気がする。
部下に取引先の建物に入る前にコートを脱ぐよう言ったら「私の高祖父は軍功により陛下から爵位を授けられ、陛下の前ですら着帽と帯杖を許されています」と言われ拒否された。
コート着たまま社内入って、相手の目の前でコート脱いで、相手より先に座りやがった。
それなのに、乗馬だのイギリス留学時代の話だので俺より顧客との会話盛り上がってやがる。
生まれ育ち千代田区で学習院幼稚舎〜学習院高等科を経て東大に進学したボンボンエリート。
かたや俺は田舎生まれ田舎育ち、実家は農家、小中高地元の町立、県立で大学は猛勉強して浪人してやっと早稲田。
海外経験は旅行で行った東南アジアだけ。馬に跨ったこともなけりゃ紅茶の銘柄もわからん。
俺が田舎で数年間苦労してやっと首都圏の支店まで来たってのにこいつは最初の配属がすでに都内の大規模支店。
田舎の土くれに塗れた手をした両親が憎い。
11月に尾道にいったらあまりに良かったので、あまり間を置かず、年始にまた行ってきた
四国から行ってるので、旅はしまなみ海道を渡るところから始まる 旅っつうか、片道一時間なので全然旅ではないんだけど、しかし、精神的には旅みたいなもんですよ なんせ良いところだ
しまなみ海道を渡りきったら車を港湾駐車場に停める 港湾駐車場はおそらく尾道でも屈指のでかさの公営駐車場で、屋上(2階)から尾道水道が見えるのがうれしい
まあ尾道水道は尾道にいればガンガン目に入るんだけど、スタート地点からもう見えてる!っていうのはひとつ大事な要素だと思う
尾道観光に来たのだからラーメンを食べずに帰るわけにはいかないので、港湾駐車場から歩いてラーメン屋の多い方向に向かう その方向には駅がある
駅前にはまさに広場という感じの広場があり、カッコいいでかいロータリーがあり、尾道水道の前は一面ウッドデッキで、ベンチなんかも結構設置されていて、とにかくイイ 適切に運営されている観光地だと感じる 気概を感じる
前に来たとき、ロープウェイでその山に登って展望台から尾道を一望したため、俺は逆に下界からもPEAKをハッキリと認識することができた
おそらく、PEAKにいる人間にとって下界はすべて「景色」でしかなく、そこから逆に覗き返されているとはつゆほども思っていまいと思う
だが俺は見ている 実際、見ていた
見ているぞPEAK、と言う
(俺はPEAKが好きなのか?)
ついたのが丁度昼どきで、年始休みなので、文字どおり全てのラーメン屋に行列ができていた
行列があるってことはあそこにラーメン屋があるんだな、という推測すら成り立った
行列のないラーメン屋はないかなあ、などと言いながら、本通り商店街とよばれるアーケードを歩く
本通り商店街はかなり栄えていて、普段はシャッターの降りた店がほとんどない 今回は三が日だったのでさすがにそれなりにシャッターを見たが、そのほとんどに年始の挨拶文やちょっとした正月飾りが貼られていて、かえって賀正の素敵な雰囲気が醸し出されていた
それならば、ということで、逆に人気店に行くことにする どこに行ってもそう変わらなそうだから
前回行った人気店(まるぼし)の横の人気店(牛ちゃん)に向かった
店の近くにチーズケーキ屋があって、彼女が寄ろうという 寄ってチーズケーキをふたきれ買った
前回行ったまるぼし側の行列っぷりは常軌を逸していて、おそらく一時間以上待つことになるだろう長さだった ややビビりながら、牛ちゃんの列に並んだ まるぼしサイドの列に比べればかわいらしい行列だが、30分は待ちそうだ 尾道ラーメン、恐ろしい
その行列に並んだところで、彼女がチーズケーキを食べようと言う メシを食う前にチーズケーキを?と一瞬思うが、並びながら食べるつもりで買ったんよ、と言う姿がかわいい
並びながら食べることにする おそらく皿の上でナイフとフォークなんかを使って上品に食べられることが想定された、上質なチーズケーキだった 素手で空中で食った 美味
そして実際30分くらい並んで、ラーメンにありつく
うまかった
尾道ラーメン、食べた瞬間の爆発力みたいなものはそこまでないが、しみじみとうまいというか、ずっとうまい感じがする 飽きにくい
牛ちゃんの尾道ラーメンは、焼肉屋でもあるという店の特徴を反映してか、脂の甘みを強く感じた
駅前のさくらホテルに泊まるのは前回に続いて二回目なので、勝手知ったるものだ 残念ながら前回に続いて低層階だったが、全室シービューで、低層であることでかえって近くに尾道水道が見えた ということにしておこう
宿を出て山に登ろうかとも思ったが、前回登ったからまあいいか、ということで、部屋でくつろぐことにする
前に行ってよかった居酒屋にまた行く というか、この店が年始にもやっていることがわかったから尾道に来た、という因果ですらあった
出汁と酢をフィーチャーした豆皿料理の店、というのがコンセプトで、そのコンセプトから期待されるものを完璧に満たしてくれる店だ
出汁や酢の効いたいい感じにシブい料理がちょっとずつ出てきて、日本酒なんかを飲んだりして、いい気分になる しかし純和食というわけではなく、チキン南蛮とか魚のフライなんかもあって、適度にカジュアル
また出汁サワーという謎のサワーがあり、これはサワーに出汁と昆布と煮干しが入っているというイロモノっぽいものなんだが、なぜか妙にうまい
しかもこう、探し出す必要のないうまさというか、「よく味わったら実はうまい」とかじゃなくて、ひと口目からストレートにあっこれうめえ!ってなる
わりといいお値段がするが、いい店だ……
酒に酔った彼女がゆっくり歩くので、背中を押して歩くスピードを上げてもらう 人間を押して移動させるのは、ミニゲームみたいでちょっと面白い
ホテルの前の海岸通りの街路樹にイルミネーションが飾られていて、しかも結構気合が入っているというか、単色なんだけど密度が高かった
揚げたてのがんもどきをメインにした朝食を出している小さい店があるということで、心惹かれたので行った
7時半からやっているが、ついたのは8時 全然早朝ではない時間だ
でも気分は早朝だった 冬の朝に早起きして、ちょっといい感じの朝食を食べに出るという気分だった
店はかなり良かった
店内ではストーブの上で鍋に入ったおでんが温められていて、雰囲気が非常によろしかった
揚げたてのがんもどきはうまい 通常のがんもどきとはまったく別で、食感としてはもうクリームコロッケとかの方が近いくらいに柔らかく、いい味だった
店主さんの前に置かれたケースに揚げる前のがんもどきのタネが大量に入っていて、食事を終えてそのケースをふと見ると、大量のタネがすべてだんご状に丸められていて、その感じもよかった
帰り道、尾道駅の裏手を歩いていると、具体的な内容は忘れてしまったが、地元の学校の放送部によって録音された、「自転車には鍵をかけよう」とか、「ヘルメットを被ろう」とか、そういう内容の録音が聞こえてきた
結局そういうのがいちばんグッとくるんだよな
踏切が開くのを待っていたら、近くにネコがいたので、観光地だから人慣れしているだろうと思って近づいたら、迷惑そうな顔をして逃げていった
結局そういうのがいちばんグッとくるんだよな
朝の本通り商店街は多くの店がまだ開いてなかったが、パン屋航路はやっていた
尾道にゆかりがあるらしい(読んだことない)小説「暗夜行路」から名前をとっているらしいと聞いて、かなり好感度が上がった店だ
店内はかなり狭いが、並べられたパンはかなり多く、キッシュ・フォカッチャ・ベーグル・クロワッサンと、各カテゴリ取り揃えられていた
いくつか買って帰る いい感じのパン屋で買ったいいパンを所持していることは、精神にいい影響を与える
尾道水道を挟んだ向かいにあるのが向島だ 直線距離だと200メートルもなさそうな感じで、すごく近い
渡し船が何航路かあるというので、一番近い乗り場に行く 時刻表なんかは無くて、10分くらいの間隔で運行しているらしい
運賃はなんと60円 本当に60円で、なんやかんやオプションで結局320円くらいになったりもしなかった
パッファーフィッシュ、フグをロゴにしているその店はパッファーといい、本場イタリアっぽいフォカッチャや本場イタリアっぽいケーキを売っていた かなりイタリアっぽい空間だった 向島、やるなと思った
してオリーブオイルをつけて食べることで真髄が発揮され、抜群にうまかった)
パッファーのあるあたりは、道がひらけていて、店が並んでいて、何というか妙に「駅前」っぽい
駅がないと分かっていても駅をつい探してしまう 駅がないことが直感的に受け入れられず、ちょっと不安になる そんな場所だった
あと、近くに「悶舌飯店 MONSITER HUNTEN」という中華料理屋があって、全体として、やるなあ向島!と思った
「ぶちうま」というポップが目を惹いた
広島みやげの菓子の袋に「ぶちうまいけぇ」と書いてあるのを見て、ハイハイ、どうせこれは観光客向けの接待方言なんでしょう、こんな分かりやすいもんじゃねえですよね方言は!なんて思っていたが、もしかしてマジで言うのか?「ぶちうま」って……
惣菜やパンが充実しており近所にあれば通うだろうスーパーだった
向島からまた渡し船に乗り、尾道に戻って、昼飯を食って帰った 駐車場の向かいにあったイタリアン、ポルタ・ディ・マーレなんてカッコいい名前のところで、ここもサラッとレベルの高いメシが食える感じで大変よかった ランチセットが1400円くらいなんだけど、食後のデザートでアールグレイ風味のパンナコッタが紅茶とともに出てきて、味も非常にいい感じで、パンナコッタと紅茶のセットって喫茶店で食ったらかなり安くても600円くらいはするよな、と思うと、じゃあガチのイタリアンのカルパッチョ風サラダ+本格パスタで800円程度ってことなのか?ということになり、メチャクチャ安かった気がしてくる
イタ飯を食い、満足したところでひきあげることにする
パン屋のパン、フォカッチェリアのフォカッチャ、プリン屋のプリン、土産が大量にあるので、寂しさよりも楽しみの方が勝つ 総合的に見て、かなりいい体験だった
たぶん今年中にもう一回くらい行くんじゃないかな
いいですよ尾道
前に行った山方面もかなりよかったし、ゲストハウス・旅人文化みたいな部分も素敵だと思う
メチャクチャいいと思う