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キラ☆キラ 感想

おすすめ度:★★★★★☆☆☆☆☆
タイトルキラ☆キラ
公式ジャンル青春恋愛ロックンロールノベル
フィーリング鬱 感動
メーカーOVERDRIVE
脚本家瀬戸口廉也
発売日2007年11月22日
主人公失恋経験有りの女装ベーシスト
ストーリー
★★★★☆☆☆☆☆☆
文章表現
★★★★☆☆☆☆☆☆
キャラクター
★★★★★★☆☆☆☆
読み易さ
★★★★★★☆☆☆☆
CG
★★★★★☆☆☆☆☆
サウンド
★★★★★★★★☆☆
ゲーム性
★★★★☆☆☆☆☆☆
おすすめ度
★★★★★☆☆☆☆☆

---{▼概要}-------
『キラ☆キラ』(kira-kira)は、成人向けゲームブランド「OVERDRIVE(オーバードライブ)」製作のアダルトゲーム。「バンド」「パンク・ロック」を題材とし、旅を通じて成長していく様を描いた物語である。スピンオフ作品やコンシューマー移植、モバイル端末への展開等も行われている。

---{▼あらすじ}-------
ミッション系の学校「欧美学園」の「第二文芸部」に所属する主人公たち4人は、今年度限りでの廃部が決まってしまった部を最後に目立たせようと、パンクバンド(ガールズバンド)「第二文芸部バンド」(略称:d2b)を結成する。文化祭でのライブは無事に成功し、4人は満足していたが・・・
(wikipediaより)
---{▼感想}-------
ライトとヘビィが共存する青春グラフィティ!
バンド活動をする少年少女の物語。タイトルのイメージ通りの爽やかな文面、そして裏腹にズッシリ重たいキャラ事情&鬱展開。青春を懐かしみたい方にも、現実の不合理を味わいたい方にもオススメできる作品です。

『SWAN SONG』のシナリオライター”瀬戸口廉也”が書いた最後のエロゲということで期待していました。比較してしまうと、独創性やインパクトが削げ落ちてしまったような感じがします。特に前半(共通パート)は、味のしない文章が続きます。受身でいるより、積極的に感情を落とし込んだり、青春時代を思い出したりして楽しむと吉かも知れません。

---( ▽ ここからネタバレあり )---

個別ルートに入ってからはテキストも安定し、心理描写も格段にアップ。ヘビィな方へと転がり落ちていきます。
千枝姉の家庭事情と留年・・・・梶原の体質虚弱・・・・きらりの貧困と学校での立場・・・・。ヒロインそれぞれが、目を背けたくなるような嫌な事情を抱えている。どのルートもみんな違ってみんな良い、けれどみんなちょっとずつ惜しい感じがしました。

きらりルート(BAD含む)は、貧乏設定なかなか重くて胸糞悪かったですねー。まさかソープ堕ちとは・・・。死を良い方にに消化させてはいるけれど、カタルシスには到達していない・・・・最終的に私の中では虚しさが勝ち、心が落ち着かないままに終わってしまった。True Endがあんまり嬉しくないんだよなぁ・・・・。

紗理奈ルートは、不治の病だと発覚した時点から、いつ死ぬのかとビクビクしてたら何事もなく終わって拍子抜けでした・・・(^^;)じいさんとの和解にはグッときましたけれどね。普通にイイハナシダナー。

千枝姉ルートは、一番「キラ☆キラ」していた話でした。題材の”バンド活動”を上手く使っていた上に、後味も良かったです。ただ・・・・途中のヤクザ娘の乱入はつまらない上に、たいして利用出来てなかった気がします。

全体を通してストーリーを一言でまとめると、『お遊びのバンドが一人のスターを生んだ』、という感じでしょうか(う~~ん?)。まぁ私自身、学生時代にバンドを組んでベースを弾いていた身なので、主人公の立ち位置に共感できる部分は多かったです。

最後に、曲について。挿入歌・エンディング曲、どれも最高にグッドですね!
『go on a trip』と『a song for...』が特に好きです。
ただ正直なところ、プレイ中は(演出上パッとしなくて)むしろどの曲も嫌いでした。大体、きらりの声がライブ時と合ってないんですよ!歌い方も舌を巻くような格好つけた感じで、きらりの性格と違う。ライブ時のきらりの中の人はランティスの”AiRI”さんで、好きな楽曲もありますけれど、今回はミスキャストだと思いました。
曲自体は最終的に全部好きになってましたけどね(笑) HAPPY CYCLE MANIAも好きです。コンシューマ版は全部異なる曲を使っているらしいですね・・・。

曲が良い凡作、かな。(好きな方ごめんなさい)
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