『くまみこ』は、吉元ますめによる日本の漫画作品。クマを奉る神社に巫女として仕える中学生の少女まちと、ヒグマのナツの交流を描く。アニメ版はキネマシトラス制作、全12話。
---{▼あらすじ}-------
東北地方の山奥にある熊出村。その山の上にある熊出神社の巫女として仕える中学生の少女・まちは、都会の高校に進学することを決意する。しかし、ずっと山奥で暮らしていたために田舎コンプレックスを抱え、さらに極度の機械オンチであるため、クマのナツは反対する。まちは都会へ出るためにナツが与える試練へ挑戦しつつ、熊出村で巫女としての役目を果たして行く。少し変わった非日常的な田舎暮らしの日々を描く、スローライフストーリー。
(wikipediaより)
---{▼感想}-------クマとの日常、都会に憧れて。
▶ あざとかわいい まち
ポンコツな巫女というキャラクター。意外に多い肌色成分。泣き顔・リアクションを基調としたストーリー。非常にあざとい・・・けどやっぱり可愛い!
クマで緩和されてるけれど、正真正銘ロリコンアニメだと思う(笑)
▶ イチャコラや田舎ギャグが面白い!
巫女や熊の設定を活かしたギャグもあれど、基本は田舎娘が現代文化に触れる異文化トレーニングネタが主軸になっている。ユニクロ・しまむら・丸井・イオン・ヴィレヴァン等の商業施設が話題として出されるのも面白いですね。
クマのナツとのイチャコラも魅力でした。相手がクマだから嫉妬せずに済むよ!やったね、まちちゃん!
▶ オリジナルエピソードは不快レベル
9、11、12話はアニメオリジナル回。ご当地アイドル路線を突き進んだ内容となっており・・・控えめに言って、台無しでした。
都会にトラウマを植えつけられ、精神面で乗り越えられず現実逃避。最終的にクマと共依存END。「何も考えなくていいんだよ」という台詞が印象的でしたね・・・。BAD END以外の何物でもない幕引きとなりました。
シリアスぶっ込んでおいて主人公の成長を描かないってどうゆうこっちゃ。せめて「都会で良い思い出ができた」とか「田舎の良さを再認識した」などの締めにできなかったのか。日常萌えコメディで気分を害するとは思ってもみませんでした・・・。
それ以外は及第点と言っていいのですが、随所で薄ら寒いシーンもあるっちゃあったので、予兆は感じ取れたのかも知れませんねー。
しかし途中までは手放しで楽しめていたのは確か。「終わり悪ければ~・・・」とは思いたくないので、満足度は以下の通り。
--▼【総評*1行表】----
脚本 | 演出 | 作画 | 人物 | 音楽 | 構成 |
3 | 4 | 7 | 7 | 4 | 3 |
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