≪下記の作品を評価対象に含めます≫ 放送開始:2002年01月~ |
◆フルメタル・パニック! ◆フルメタル・パニック? ふもっふ ◆フルメタル・パニック! The Second Raid ◆フルメタル・パニック! Invisible Victory |
---{▼概要}-------
『フルメタル・パニック!』は、富士見ファンタジア文庫から刊行されている賀東招二のライトノベル。また、これを原作とする漫画、アニメ作品。公式略称は『フルメタ』。原作が本編シリーズと短編シリーズで異なった作風であることもあり、アニメ版も各作品毎にそれぞれ独自の作風となっている。
---{▼あらすじ}-------
いかなる国家にも属さず、『軍事力による平和の維持』を目的とする対テロ極秘傭兵組織ミスリルの特別対応班に所属する最年少エージェント相良宗介は、都立陣代高校に生徒として潜入し、仲間と共に千鳥かなめを秘密裏にボディーガードするという特殊任務を与えられる。
(wikipediaより)
---{▼感想}-------第1作(無印) : 実在する軍需産業の名も多く登場するミリタリー色が濃く、真面目な作風。制作はGONZO。
第2作(ふもっふ) : ロボットでの戦闘・シリアス展開は一切存在しない完全な学園コメディ。制作は京都アニメーション。
第3作(TSR) : 再びシリアス。しかもグロテスク描写がありR-15指定となっている。制作は引き続き京都アニメーション。
第4作(IV) : 徹底してシリアス&スリリング。前作から13年経っている事もありCGアクションも見応えアリ。制作はXEBEC。
脚本 (7) | 傭兵部隊としての厳しい任務を描く一方で、一部ギャグに注力したパートがあり、自然と作品愛が深まります。ロボットものとして、そしてミリタリーものとしても密度の高さに満足。 |
演出 (6) | 全編通して、丁寧で見易い印象を受けます。無駄がなく過度な演出もないストイックな作風は、後々見返してみても時代を感じさせないはず。 |
作画 (7) | 良い。動きが細かく隙のない様は軍事的な内容にも合っていて好印象です。 |
人物 (7) | 主人公の良さが光る(第3作辺りから心の葛藤が色濃く描かれる)。敵役も魅力的、ヒロイン2人も愛おしく感じられます。かなめの様な強気なヒロインは良いよね……(個人的意見) |
音楽 (7) | 縁の下の力持ち的なBGM。 主題歌は爽快感のあるものが多くて素敵です。 |
構成 (7) | シリーズ毎の作風を受け入れる必要はあるものの、いずれも無駄がなく落ち着いて見れる点がグッド。 |
(▼ 画像は第4作)
第4作を終え、物語は終盤へ……。多くの犠牲者を出しながらも、いつの間にかラブロマンスになってて若干戸惑います(^^;笑
かなめを救出出来ないまま閉幕しましたので、続きはあるのでしょうが……第5作は果たして作られるのか。そしていつ頃になってしまうのか。例えばまた10年後だとして、ファンは如何ほど残っているのか。何となしに視聴している私としては……10年後はキッツいなぁ……。
満足度ランク【A】!!
(内訳は 無印=BB、ふもっふ=S、TSR=A、IV=BB)
Comment
外伝のアニメ化が決まってるって本当ですか?
外伝の小説が夏にスタートするの間違いじゃなく?
>>外伝の小説が夏にスタートするの間違いじゃなく?
おっしゃる通りでした!何故勘違いしたのか・・・(・ω・`)誤った記述をしてしまい申し訳ございませんっ
いつの間にかというか、フルメタは最初からボーイミーツガールのラブロマンスですよ
まあ、アニメ版は宗助と千鳥が互いの気持ちを確かめ合った(そしてテッサが正式にフラれた)クリスマスの事件がドラマCDに回されてるので、やや唐突に感じたかもしれませんが
カリーニンの謎の行動についての伏線もカットされてますしね
> 最初からボーイミーツガールのラブロマンス
確かに笑 イチャイチャ度が増してて驚き、ということで。
> 互いの気持ちを確かめ合ったクリスマスの事件がドラマCDに
結構なエピソードが割愛されてるんですね!アニメでも見たかった気もします。一方、第3・4期のシリアス増し増し路線もかなり気に入ってたりします。