≪下記の作品を評価対象に含めます≫ 放送開始:2016年07月~ |
◆planetarian~ちいさなほしのゆめ~ (webアニメ) |
『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』(プラネタリアン ちいさなほしのゆめ)は、ビジュアルアーツのゲームブランド・Keyが制作し、2004年に発売したコンピュータゲーム。本作を原作として小説・ドラマCD・アニメなどのメディアミックス的展開がなされた。
戦争により荒廃した近未来の廃墟を舞台に、一人の男とそこにとり残されたロボットとの奇妙ながらも心温まる交流を描いた作品である。Keyブランドとしては初のSFを題材にした作品であるが、シナリオや音楽は過去の作品同様、高い評価を得ている。
2016年にWebアニメおよび劇場アニメが公開。同年7月7日から8月4日まで全5話が配信されたウェブアニメ「ちいさなほしのゆめ」ではゲームの内容を辿り、また同年9月3日公開予定の劇場アニメは「星の人」をベースとする。制作はdavid production。
(wikipediaより)
---{▼感想}-------『プラネタリウムはいかがでしょう。どんな時も決して消えることの無い、無窮のきらめき…。満天の星々が、みなさまをお待ちしています。』
非常に短いお話で、アニメ版でも約90分・全5話構成にて放送されました。まるで一本のプラネタリウムを眺めた後のような心地と余韻を味わえる、”Key作品の隠れた名作”の呼び声に恥じぬ素晴らしいアニメ化でした。
▶ 取り残されたロボット
壊れかけのロボットを題材にした作品はそれこそ星の数ほど存在するわけですが・・・やっぱり泣けますねー。王道にして至高。言うなれば、登場人物2名のみで描くシンプルさが持ち味でしょうか。
▶ ”プラネタリウム”の貴重さ
ゆめみの星解説はプラネタリウムの昔ながらの演目をそのまま引用した感じで、その懐かしさに思わず聞き入ってしまいました。プラネタリウムの素敵さを再確認させてくれますね。最近では多種多様なプログラムを上映するプラネタリウムも多いですが、スタンダードなのが一番思い出に残りますよね。少し眠くなるのもご愛嬌(笑)
『貴方が暗闇に迷い、本当の星空が見えなくなってしまった時、そっと思い出してみてください。』
↑ この台詞が凄く好き。
劇場版はアニメの総集編+小説で描いた後日エピソードって感じになりそうですね。楽しみですが、こちらはこちらで纏まって完成している気もします。
ラストシーンは少しクドく感じたけれど、ゲームだったら自然な演出に思えたんだろうなと勝手に推測。
余談ですが、
たしか本作のシナリオを担当した人は、CLANNADのことみルートを担当した人でしたっけ。麻枝氏とは異なる、清涼感のあるセンスがあって素晴らしいと思います。好きです。
--▼【総評*1行表】----
脚本 | 演出 | 作画 | 人物 | 音楽 | 構成 |
5 | 6 | 6 | 6 | 7 | 5 |
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