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【総評】 へうげもの

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該当作品放送期間話数
▶ へうげもの'11年4-1月全39話

▼ 概要

「へうげる(ひょうげる)」とは、"ふざける""おどける"という意味。
本作では、激しい戦乱の世にありながら、茶の湯の世界に心奪われた「へうげもの」の武将・古田織部の生き様を、これまでに無い歴史観と大胆な描写を駆使しながらユーモアたっぷりに描きだしていく。茶道や茶器、美術や建築など、「日本の文化」にもスポットを当てた、ちょっとリッチな"大人のアニメ"。
(wikipediaより引用)
▼ 感想

新感覚!! "数寄"目線の歴史絵巻!!
すき 【数寄/数奇】
《「好き」と同語源。「数寄」「数奇」は当て字》風流・風雅に心を寄せること。また、茶の湯・生け花などの風流・風雅の道。「―者(しゃ)」
戦国時代、織田信長・豊臣秀吉に仕えた戦国武将”古田織部”を主人公として描いた歴史漫画作品。フィクションながら着眼点が面白く、ノンフィクションと勘違いしそうな作風でした。

茶道や茶器の素晴らしさを言葉巧みに、余す事無く描ききっています。3DCGによる演出や、独特の擬態語で情熱を表現しており、骨董マニアにも嬉しい。

特筆すべきは人間模様でしょうか。
数寄目線と言えども戦国モノ。全国統一に向けた駆け引き等、武人としての活躍も魅力の一つ。
”武か数奇か、それが問題にて候”

数話目から差し替えられたOP曲は好みではないが、
基本的にBGM・音響演出に不満は感じなかった。
脚本演出作画人物音楽構成
777767
NHK BSプレミアムでの放送ということもあってか、非常に安定したテンポと構成。
若干心残りな結末ではありましたが、全39話をサクッと見れる満足度の高い作品でした。
満足度ランク【A】!!
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