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【総評】 ブラック★ロックシューター

該当作品放送期間話数
▶ ブラック★ロックシューターOVA
▶ ブラック★ロックシューター
'10年12月
'12年2-3月
全1話
全8話

▼ 概要

ブラック★ロックシューターはイラストレーター・hukeによってデザインされたキャラクター。後に『初音ミクがオリジナルを歌ってくれたよ「ブラック★ロックシューター」』と題した映像付楽曲がニコニコ動画に投稿され話題に。物語は主人公の黒衣マトを中心とした「現実世界」と、ブラック★ロックシューターたちのいる「裏世界」という二つの世界が密接にリンクし、平行する形で展開するという特徴がある。
(wikipediaより引用)
▼ 感想

≪評価≫ TVシリーズ:【A】  OVA:【C】
脚本
(7)
謎が謎を呼ぶストーリー展開。終盤付近まで完全に納得するのは難しいですが、現実世界と裏世界の繋がりを把握すれば至ってシンプルで、作中でしっかり解説も行ってくれます。
少し表現が稚拙だが、思春期特有の苦悩を描く点や、裏世界の設定など、目を見張るものがある
演出
(6)
”色”に焦点を当てたモノローグや、様々な小道具(絵本・ブレスレット・糸電話・マカロン等)が特徴的。オサレ心というか厨二心というか…そういうのが掻き立てられます(笑)
演出が良くないと心情が捉えきれなかっただろうなぁと思う様な難しい局面も多々あるが、視聴者を混乱させぬ丁寧さが光っていた。
作画
(6)
裏世界パートは3DCGによる激しい戦闘
少々チープな印象を受けるが、臨場感は有り。
人物
(8)
精神疾患レベルの深い心理描写
メンヘラチックですが、キャラクターの思考が真面目に描かれているのでイライラせずに感情移入できる。
音楽
(6)
OPの調教が・・・(汗)
良かった点は音響演出。多彩な音が臨場感の源?
構成
(8)
全8話の変則クール。中弛みが皆無なので丁度良かった。
消化不良無しで、見終わった時は気持ちよかった。

演出・作画・台詞回しは人を選びそうですが、
脚本・心情描写・音響演出・メタファーの仕込み方は素晴らしい。

正直ここまで面白くなるとは思ってもみませんでした。ブラック★ロックシューターは開始前から狂信者・アンチ塗れ、良くも悪くも先入観を抱き易いコンテンツ。実際本作も評価が真っ二つに割れている。あまり良い印象を持たぬまま、しかし飽くまで中間的立場を心掛けて視聴した結果、面白かった。びっくりしました。
満足度ランク【A】!!
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Comment

  • brsヲタク
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全部観ましたよ。綺麗にマトまってました。カガリちゃんかわいくなって良かった。最後マトがbrsと戦うのはわかっていたんですが、マトがbrsの痛みに向きあってカラフルロックキャノンきめたのは、ウマイナアって思いました。あれ。こんなことしゃべってほかの人観たらネタバレにならないだろうか。まいいか。とりあえずわかったのは、このアニメは視聴者を相手にしているのではなくて、世間全体を相手にしたすばらしいアニメだということ。ミクの曲の調教が少し残念でしたが、現実の痛みから逃げずしっかり向き合う大切さを感じる素晴らしいアニメでした。次は坂道のアポロンとつりタマかあ、今後のノイタミナに注目です。

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