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【総評】 異国迷路のクロワーゼ

該当作品放送期間話数
▶ 異国迷路のクロワーゼ'11年7-9月全12話

▼ 概要

「私ハ…このギャルリの家族ニナリタイ」
19世紀後半の仏蘭西、巴里――。近代化の流れに取り残された小さな商店街「ロアの歩廊(ギャルリ・ド・ロア)」に着物姿の少女が訪れる。単身異国へ渡った日本人少女・湯音のやさしいパリ滞在記
(wikipediaより引用)
▼ 感想

脚本日本文化とフランス文化、その間に生まれるカルチャーショックに焦点を当てた趣のあるハートフル作品。もの凄く淡々と進行するのに、心に訴えかけてくる良作アニメでした。

ちなみに"クロワーゼ"は"交差点"という意味だとか。
ギャルリを舞台にしているのと、異文化交流的な意味合いを含んだタイトルなのかと。
演出BGM、映像、ゆったりとした進行・・・
そういった点から雰囲気作りに腰を据えているのが伝わる。
作画フランスが舞台ということで、
町並みや服飾の表現にこだわりを感じました。
あと、湯音ちゃんのデフォルメ顔が◎
人物湯音ちゃんがキュート
露骨な"萌え"を感じさせないのも良いですね。
オスカー様のような落ち着いたキャラも魅力の一つ。
作品を最も引き立てているのはアリスでしょうね。悠木碧の演技に惚れぼれしました。
音楽OPはオサレ、EDは浄化ソング と、空気感が良い。
特殊EDもあり、和歌を歌う回もありましたね。
そして何より、印象に残る劇中BGMが多いのが高ポイント
構成余計なものは無いが、何か物足りなさを感じる?
肩の力が抜ける作品であって、カタルシスを感じるまでいかなかった。1クールで終わるのがとても惜しい

同監督ということもあり『ARIA枠』扱いされていた本作(^_^)
似て非なると思いますが・・・確かに同系列なのかも知れませんねw
こちらの舞台はイタリアではなくフランスで、文化や思想の違いに焦点を当てていました。
ARIAのような素敵成分は欠けていましたが、ほのぼのしてて面白味のある作品だったように思います。
満足度ランク【BB】!!
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