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【総評】 カードキャプターさくら


 ≪下記の作品を評価対象に含めます≫    放送開始:1998年04月~
◆カードキャプターさくら(クロウカード編&さくらカード編)
◆劇場版カードキャプターさくら ◆劇場版CCさくら 封印されたカード
◆カードキャプターさくら クリアカード編

---{▼概要}-------
『カードキャプターさくら』は、CLAMPによる日本の漫画作品。講談社の少女漫画雑誌『なかよし』にて1996年6月号から2000年8月号まで連載、第32回星雲賞(コミック部門)の受賞作でもある。アニメ化、ゲーム化、劇場化なども多数されている。
2016年、連載開始20周年記念プロジェクトの一環として連載終了後初となる新作「クリアカード編」がスタートした。

アニメ版はマッドハウスにて制作。
「クロウカード編」46話+「さくらカード編」24話+「クリアカード編」22話の全92話(2018年現在)。NHKアニメ史に残る名作のひとつであり、製作費も過去最高額であった。また、"大きなお友達"を量産した罪深い作品として有名で、その影響力は2ちゃんねるに『CCさくら板』が作られたほどである。
---{▼あらすじ}-------
木之本桜は、体育が得意な小学4年生。この世界に解き放たれてしまった『クロウカード』を回収するため、封印の獣ケルベロスと一緒に『カードキャプター』となったさくらが友枝町を舞台に活躍する。
(wikipediaより)
---{▼感想(クロウ+さくら+劇場版)}---

脚本
(7)
集めたカードを駆使して苦難を乗り越えていくという少年漫画も顔負けのワクワク感がある一方、恋愛にしっかり決着がつく点も素晴らしい。劇場版は必見です。
同性愛がナチュラルに描かれている点も子供向けアニメとして好感触。
演出
(9)
毎回コスチュームが変わるところが女心(&オタク心)をくすぐりますね。Cパートで解説までする力の入れ様。
全体としては盛り上がりに欠けるが、単話毎の演出は光るものがある。飽きさせないし夢もある。
作画
(8)
魔法少女系にありがちな使いまわしシーンが少なく、自然に流れる動作に労力がかかっているのがわかる。
作品全体を包むはにゃ~んな絵柄とオーラは今見ても可愛らしいですね。
人物
(10)
主人公・桜の愛くるしさに加え、他の登場人物のキャラクター性も最高位(属性的な意味で)。知世ちゃんの立ち位置も絶妙だし、他キャラも一人残らず優しくて感動しますね!
※ネタバレ小狼の誠実っぷりは好感触。安心して桜を預けられますね。アニメオリキャラの苺鈴も本当にいい子だった。切なくて優しくて…彼女には何度も泣かされました
音楽
(9)
劇中BGMは安定感があり如何にもNHK。
「プラチナ」「Catch You Catch Me」は名曲ですね。
「FRUITS CANDY」「扉をあけて」も好きです。
構成
(7)
1話に1枚ずつカードを捕獲していく方式。さくらカード編はクロウカード編のおさらいをしている感覚で、視聴者がカードへの思い入れを持っているかが鍵ですね。

リアルタイムではなく、2011年にまとめて視聴いたしましたが……さすが人生ブレイカーと名高いCCさくら! おっさんでもドハマりしてしまう内容。大人になってから70話通して見るというのもなかなか味わい深かったです。懐古は最高のスパイスか。魔法少女モノの金字塔として、そして最上のラブストーリーとして大満足な作品でした。

---{▼感想(クリアカード編)}-------
sakura1


17年ぶりの新作ということで期待と不安でいっぱいでしたが、第1話を見たら心配などすぐに消し飛びました。ニヤニヤはにゃ~んが止まらなくて千切れるかと思った(*´Д`) 懐かしくも色々ブラッシュアップされた映像美。過去作の補足エピソードも有り。そして声優陣変更なしという英断。CCさくらが帰ってきた! それだけで感無量ですね。個人的に一番嬉しかったのは、劇場版を正史化している描写があったこと!!
正直、“クリアカード編”としてのお話はやや退屈。詩之本秋穂&ユナ・D・海渡の新キャラ登場。さくらは無自覚ながら魔力がとんでもなく強くなっており、それを狙われている、以上。まだ何も始まってない感。これは只々続編待ちですね。

満足度ランク【SS】!!
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