≪下記の作品を評価対象に含めます≫ 放送開始:2016年01月~ |
◆ブブキ・ブランキ(第一クール) |
『ブブキ・ブランキ』(舞武器舞乱伎)は、サンジゲン制作によるフルCGのオリジナルアニメ作品(10周年記念作品)。2016年10月より第二期『ブブキ・ブランキ 星の巨人』が放送された。
---{▼あらすじ}-------
10年ぶりに日本に帰国した少年、一希東は訳も分からぬままに、武装した男たちに追われることになってしまう。捕らわれの身となった東を助け出したのは、幼馴染の少女、朝吹黄金と彼女の操る、意思を持つ武器「ブブキ」だった。ブブキの存在を初めて知った東は、ブブキ使いの野々柊、扇木乃亜、種臣静流たちと出会う。自分も心臓のブブキ使いだと知った東は、柊たちと共に新宿の地下に眠る巨人、ブランキ“王舞”を復活させるために動き出すのだった。
---{▼感想}-------
熱気滾る!!
▶ 確立されつつあるサンジゲンのフルCG
文句無しで素晴らしいCG技術ですね!表情が豊か過ぎて、これでもかと言うほどユーモラスにキャラが動き回ります!構図、アングル、細かいモーションにも拘りを感じます。「ダサい」と揶揄されるくらいの独特なセンスでしたが(笑) 個人的にはドストライクで最高にワクワクしました!
▶ 冒険系 合体ロボバトル!!なストーリー
家族から武器を与えられ、仲間と共にいざ出発!1on1のバトルや、他国からの参戦も!・・・・と、男児向けホビーアニメかと思う様な内容でした。基本ノリと勢いで突き進んじゃう感じで、時々『・・・何でこいつら戦ってるんだっけ?』と思わせる辺りも、なんかそれっぽいです(笑)。
とにかく、熱量がハンパない。
↑ 木乃亜ちゃん好きでしたー(笑)
▶ 物語が動くのは2クール目から(?)
第1クールは、礼央子(+四天王)を掘り下げて『主人公組とそれぞれ因縁があるんですよー』というお話。正直、キャラ紹介くらいにしか内容が無かったのが残念。
その肝心のキャラクター群も、各々の目的や思惑が希薄で、せっかく表情豊かなのに宛らお人形さんという感じ。例えば、柊(ひー君)なんかは序盤は思念が有りそうだったのに、宝島に着いた途端に個人的動機がいきなり軽くなってたり・・・これまた残念。
いつの間にかアメリカやロシアが絡んで国際試合(笑)となりつつありましたが、これも2クール目の展開が気になるところですね!
▶ 設定・因縁はいつも後出しジャンケン
『実は心臓壊せば覚醒するぞ!』とか『実は昔心臓停止事件がありました!』とか、色々設定があるのは良いのですが、予兆もなくポッと出されるので面食らいますねwwww
バトルシーンでも突然『よし戦うぜ!ちなみに俺たちにはこんな因縁があるんだぜ!うおおおお!』みたいな(笑)。しかもそれが仲良く交代制で明かされていくもんだから全く気持ちが入らない(´・ω・`;)荒唐無稽と言うか、ちょっと大味すぎる気がしちゃいました。
▶ もはやハイテンション芸???
第1クール目は最後まで作中のキャラとの温度差を埋められませんでした。しかし監督が映像畑の人だけあって、”勢い”がある感じ、嫌いになれないですね。
第二クールの1話まで視聴しましたが・・・脱落。申し訳ない。
--▼【総評*1行表】----
脚本 | 演出 | 作画 | 人物 | 音楽 | 構成 |
3 | 4 | 8 | 3 | 5 | 2 |
Comment