『バーナード嬢曰く。』(バーナードじょういわく)は、施川ユウキによる日本の漫画作品。略称は『ド嬢』。アニメ版はCreators in Packが制作、5分枠の短編アニメで放送された。全12話。
---{▼あらすじ}-------
町田さわ子は、学校の図書室の常連だが、本を読まずに読んだ気になって語りたいグータラ読書家。そんなさわ子と読書が好きな遠藤やしおり、図書委員のスミカたちが古今東西あらゆる名著や名作家、読書スタイルや「読書家あるある」について語っていく。
(wikipediaより)
---{▼感想}-------「読書家あるある」に満ちた
“名著礼賛”ギャグ!
5分枠のため早口アニメと化しているが、至極真面目に名著について語る内容であり、作中で話題に挙げられた本を実際に読んでみたくなりますね!!読書通でない身としては己の教養の無さを思い知らされる感も有り、それも含めて良い刺激になるアニメでした。
とりあえず『ドグラ・マグラ』と『カッシアの物語』をポチった^^
読書家あるあるギャグは共感出来て笑える反面、ナイーブなネタも多くて内心くすぐったく感じる事も(笑)。無知だけど通ぶりたい・・・そんな町田さわ子のキャラクターと自分を重ねてしまう人は多いのではないでしょうか。ブログやSNSで自己顕示欲バリバリの私に対しては当然クリティカルヒットだったのは言うまでもない(; ・`ω・´)・・・。
アニメに触発されて原作(漫画)も読んでみましたが非常に面白いです!!アニメ版と見比べてみて思ったのは――
▶ アニメの町田さわ子はウザキャラで描かれてるけど、漫画のさわ子はもっとほんわかしてて良い子。癒される。
▶ 原作は1P漫画で、起承転結の「起」と「結」をぶっこ抜いた作風に近いのでアニメ化する上で演出するのは難儀だったに違いない
▶ 予想以上に百合百合してる!シュールなギャグが面白い!友情話が多くてほっこりする!
原作おすすめなのです。
本作をバイブルにして、紹介された名著を片っ端から買って読むのも面白いかも知れませんね。いや~・・・読書欲に火を付けてくれる良い作品だな!
--▼【総評*1行表】----
脚本 | 演出 | 作画 | 人物 | 音楽 | 構成 |
6 | 5 | 3 | 5 | 4 | 3 |
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