該当作品 | 放送期間 | 話数 |
▶ ふしぎの海のナディア | '90年4-4月 | 全39話 |
▼ あらすじ
西暦1889年、飛行機の発明を夢見る少年・ジャンは、パリ万国博覧会の飛行機コンテストに参加するため、ルアーブルからパリへやってきた。セーヌ川の岸辺で叔父と共にコンテストに向けて機体を整備していた時、上の道を自転車で軽快に走り去る少女・ナディアを見かけ、ジャンは思わず後を追っていく。しかし、ナディアを追っていたのは彼だけではなかった。
▼ 概要
企画の原案は海底世界一周という宮崎駿がNHKでのTVシリーズとして用意したもの。だがこの企画は当初実現せず、宮崎は後に本企画をスタジオジブリのアニメ映画『天空の城ラピュタ』として作品化した。一方、元の企画そのものはNHKと東宝に残され、後にNHKのプロデューサーが、この企画をガイナックスに持ち込み、それに次々アイデアを継ぎ足して作った、大体の企画にOKが出てしまい本作となった。謎の青い石や超古代文明の設定、第1話のナディアが追われるシーンなど本作が『ラピュタ』に類似したストーリー展開を持つのはこのためである。
作品の中では、旧約聖書の創世記などの神話、アトランティスなどの伝説、古代宇宙飛行士説、過去の歴史やSF、マンガ、特撮・映画、アニメのパロディを多数取り入れている。
(wikipediaより引用)
▼ 感想
2012年にようやく初視聴。
文明・科学に焦点を当てている点が魅力的な作品でした。
世界観は最後まで広がり続け、壮大な物語へとシフトしていく。
コメディの割合も高く、優れた娯楽作品に仕上がっているかと。
科学技術の虜であり、根っからの善人であるジャン、
多方面からの活躍を見せるグランディス一味など気持ちの良いキャラばかり。
肝心のナディアは本当に性格が悪い(笑)終盤になるにつれてその性格も活きてきますけどね。
中盤の”島編”は不評の様ですが、あのエピソードがあったからこそ、文明・科学というテーマが浮き彫りになった様な気がして私は好きでした。
冒頭のナレーションが斬新で驚かされます()
ネモ船長は度々教訓めいたことを言います。
素直に受け入れ辛い台詞もありましたが、世界観を確立するのに重要な言葉ばかりでした。
最終話(後日談)はポカーン(゚Д゚)でしたww
まさか※サンソンとマリーが結婚するとは・・・
20年以上前とは思えない、名作と呼ばれるのも頷ける作品でした。
満足度ランク【BB】!!
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