おすすめ度:★★★★★★☆☆☆☆
タイトル | イブニクル2 |
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公式ジャンル | フィールドRPG |
フィーリング | 笑い 抜き 燃え |
メーカー | ALICESOFT |
脚本家 | よーいちろー 他 |
発売日 | 2019年2月22日 |
主人公 | 死の病をHで治す医者 |
ストーリー ★★★★★★☆☆☆☆ | 文章表現 ★★★★★★☆☆☆☆ |
キャラクター ★★★★★★★☆☆☆ | 読み易さ ★★★★★★★★☆☆ |
CG ★★★★★★★★☆☆ | サウンド ★★★★★★☆☆☆☆ |
ゲーム性 ★★★★★★★★★★ | おすすめ度 ★★★★★★☆☆☆☆ |
▼ 概要
「病める美女をイかしたい!」
戦士たちを蝕む死の病"英雄病"に冒された悲劇の世界。
病を癒す力を持つ青年医師は禍患を絶つ為に今旅立つ。
治療方法はかわいい女の子とのエッチのみ。
エロを求めて広い世界を縦横無尽のフィールドRPG第二弾。
※前作を知らなくてもお楽しみいただけます。
▼ 感想
( 前作の感想はコチラ )
前作とは別世界(元々同じだったが世界が割れてしまった、という設定)で、主人公も入れ替わり制なのね。
シリーズ最終作は全てのナンバリングキャラが総出演!みたいな感じになるのでしょうか。
医者 vs 病気 の構図をシナリオに巧く組み込んだ今作。
一定数の戦闘を行う度にヒロインが「英雄病」という病気にかかったり、敵役が「七魄(肉体に関する7つの欲望)」に準ずる設定だったりと、コンセプトがしっかりしていて好印象。また、前作に頻出していた「騎士」や「アウトロー」等の単語は出てこないものの根底の設定は共通しており、分岐した世界で独自の文化が発生してる感じがグッドです。
……自然と、Hシーンはお医者さんプレイ準拠に(笑)。好きな人には堪らない……のか……??
これから始める人へ一言。
・ゲームバランス◎!満足度の高いRPGです!
・バトルメンバーは固定。編成は変えられません。
・アリスソフトならではの陵辱や胸糞展開が若干あります。
詳細な感想は↓へ続きます。
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▽ ここから下はネタバレあり ▽
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▽ ここから下はネタバレあり ▽
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相変わらずの新婚生活感。
前作に引き続き、主人公は博愛主義者ですね~。でも今作の主人公の方が好きかも(顔がニヤついてないから笑)。敵役は今作の方が断然良いですね! それぞれ目的がハッキリしている点が憎めない!
(例 ピュロス:人間の進化
エピデ:世界の不公平を正す
ハーメルン:新しい人類の創造 )
最大のネタバレを挙げると、
・スキル持ち=世界を支配した聖騎士の子孫
・英雄病は暴君(聖騎士の子孫)に対抗するための能力
・英雄病の正体=大聖女が取り込んだ黒い指輪
聖騎士は正義という思い込み&病気は悪という思い込みがあっただけに衝撃の事実でした。加えて、“黒い指輪”の再登場、前作の設定をガッツリ応用している事が判明した時は唸らされました……!よう出来とる。
逆にシナリオで唯一引っかかったのが、アジモフと蔵握の戦争終結の件。パトリオットとスパルタンの二人を騙して、(悪人とは言え)戦争賛成派数百人の虐殺を強要するのはいかがなものか……。過激すぎるという自覚が脚本サイドにも有るようで、入念なセルフフォローが事後に入る始末。倫理的に微妙なセンですよね。
あと、細かい点ですが……
病気の種類や撲滅アイテムがおバカで、読んでて楽しかった。
『プライド型の中二病はバブミで治す』とかね(笑)
おバカと言えば……Hシーン。
イブニクルのHシーンはチ○コマ○コ連呼で、マイルドに頭悪い感じがしてあまり好きじゃない。あと、キャラデザイナー2人いるよね!? 脇キャラ(聖女とか)が明らかに劣化デザインで全然萌えられないのですが……。統一してほしい……。
イブニクルシリーズ。
夢中って程じゃないけれど、よく練られた良作。
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