『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』は、鳳乃一真のライトノベル作品。イラストは「赤りんご」。第13回えんため大賞「大賞」受賞作品であり、スピンオフに『壱級天災の極めて不本意な名推理』がある。
2014年春にアニメ化、ノイタミナ枠で放映された。
---{▼あらすじ}-------
父親に勘当され、家を追い出されて七重島にやってきた高校生『八真重護』は、一人暮らしを始めた部屋で自縛霊『龍ヶ嬢七々々』と出会う。10年前に何者かに殺された七々々を成仏させるために犯人探しを決心する重護だが、島の各所に埋蔵された"七々々コレクション"なる宝物の争奪戦に巻き込まれていく。
(wikipediaより)
---{▼感想}-------財宝を巡るミステリー&アドベンチャー!!
本作の魅力は何と言っても"お宝探し"!!
お宝探しというだけでワクワクしてしまいます。良い題材でした。
"埋蔵金(財宝)"と聞くと、何かと歴史的価値が付随しそうなイメージでしたが、本作は良い意味でゲーム感覚に近い。
日常の中(ショッピングモール等)に遺跡の入口があるというのも面白い。
遺跡のCGギミックもさることながら、遺跡の謎解き&遺跡を探すまでの探索など冒険心をくすぐるものがありました。
残念な点は、色々と詰め込みすぎているところでしょうか。
魔法的アイテムを駆使したバトルアクションに加え、
殺人犯を探すミステリーへの発展未遂(結局辿り着けず)。
時より挟まれる小気味悪いギャグの数々。
・・・このあたりが個人的には白けてしまったポイントでした。
続きの展開を原作(もしくは2期)に丸投げする終わり方でこれも残念。・・・終着点は元より用意されていなかったわけですね。
--▼【総評*1行表】----
脚本 | 演出 | 作画 | 人物 | 音楽 | 構成 |
3 | 6 | 7 | 6 | 4 | 4 |
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