≪下記の作品を評価対象に含めます≫ 放送開始:2013年01月 |
◆やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(全12話+α) ◆やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続(全13話) |
友達が1人もおらず作ろうとも思わないひねくれた高校生が、それを見かねた教師によって「奉仕部」という部活に入れられてからの高校生活を描いたラブコメディ作品。平坂読の『僕は友達が少ない』を筆頭とするいわゆる「残念系ラブコメ」を目指し書かれている。
タイトルが句点含めて20文字と非常に長いため、著者の公式Twitterアカウントを用いて略称が募集されたが、公式の略称は決定されておらず著者は応募された略称のうち「はまち」もしくは「俺ガイル」という略称を用いている。
千葉県千葉市を舞台としており、モデルとなっている高校は千葉市立稲毛高校。作者の渡自身も千葉県出身であるため、作中には千葉に関連する事物が多数登場する。 また、登場人物の名字は、いずれも、神奈川県下にある市区町名や、地名に由来をしている。
(wikipediaより)
---▼(1期の感想)-----
ぼっち経験者のトラウマに粗塩を塗って笑う。
このアニメ、非常に良かったです。
”ライトノベル原作”の価値観を変える満足度の高いシナリオ。
都合のいい展開など無く、報われない主人公像。
報われないが、ヒロイン達に認められていく様にはしっかり理由付けがされている。本当に主人公が格好良かったです。ぼっちが憧れる理想のぼっちスタンスなのかも知れません(笑)
リア厨グループとの対比もよく描かれてました。
ぼっちの思考回路をコミアルに描き、
人間模様はリアル&シビア。
”シリアス”が面白い稀有のアニメでした。
第1期時点での満足度ランク【A】。
---▼(2期の感想)-----
2期は鬱だけど深い。そして抽象的。
相変わらず主人公・ヒッキーは自己犠牲で損な役回りを引き受ける。1期ではそれが格好良かったワケですが、2期ではそれが如何に間違っていたかを思い知る話になります。
また、ヒロインは勿論のこと、サブキャラの性質にも深く触れていきます。表面上の人付き合いを嫌う者・・・・自分を表に出せない臆病者・・・・上辺だけの関係を保つことに長けている者・・・・行き過ぎた事なかれ主義者などなど。キャラの性格が複雑で凝っている点は素晴らしいです!!
哲学的なテーマが続くわけですが、視聴者にちゃんと考える時間をくれるのが本作の良いところ!テンポがね、ゆったりしているんですよ。間を空けたりして尺を贅沢に使う感じ、好きです。
・・・ただ、その分シワ寄せが及びます。
(1)グダグダまどろっこしく感じる
(2)話を端折りすぎてついていけない部分がある
第2期は上記に加え、かなり抽象的な会話が続くというウィークポイントがありました。「具体的な事は言わない」的なストーリーに入るので仕方がない部分でもあります。
以上の事から、1期と比べて若干退屈でしたねー。
第2期の満足度ランク【BB】。
あと、1期とキャラデザ変わりましたね。見やすくなったけど・・・個人的には1期の方が好みでした。なぜ最近の絵はふわふわまるーんとなってしまうのか・・・('・ω・`)
脚本 | 演出 | 作画 | 人物 | 音楽 | 構成 |
7 | 5 | 4 | 7 | 7 | 4 |
Comment