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【総評】 ウマ娘 プリティーダービー

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 ウマ娘 プリティーダービー     放送開始:2018年4月~

---{▼概要}-------
『ウマ娘 プリティーダービー』(ウマむすめ プリティーダービー)はCygamesによるスマートフォン向け競走馬擬人化ゲームアプリ、およびそれを中心としたメディアミックスコンテンツ。
アニメ版はP.A.WORKSが制作、ゲームの配信に先立つ形で放送された。全13話。第1Rの冒頭で「実際の競走馬の物語をモチーフとし、事実に基づいた表現を心掛けたフィクション」というテロップが流れたように、主人公であるスペシャルウィークやサイレンススズカの実話をベースとして、さまざまな競走馬に関するエピソードが盛り込まれた物語が展開される。
---{▼あらすじ}-------
これは異世界から受け継いだ輝かしい名前と競走能力を持つ “ウマ娘”が遠い昔から人類と共存してきた世界の物語。田舎から都会のトレセン学園に転校してきたウマ娘・ スペシャルウィークは、チームメイトたちと切磋琢磨しながら「日本一のウマ娘」の称号をかけて <トゥインクル・シリーズ>での勝利をめざす!
(wikipediaより)
---{▼感想}-------
「これからも一緒に、走るんです!!」


競走馬の萌え擬人化アニメ! ということで、その突飛な世界観から最初は「真面目に観たら馬鹿を見るアニメだな」と決め打って、気軽に視聴していました。が、まさかこんなにも熱くて泣けるものだったとは……。有名馬たちの夢の競演が、この作品にはありました!!

脚本
(7)
内容は基本的に、史実に忠実な正統派スポ根もの。緩急抑揚のつけ方が上手く、目頭が熱くなる成長物語となっている。
加えて、第118回天皇賞(通称:沈黙の日曜日)でのサイレンススズカの故障を再現するも 希望あるif展開へと繋げ、更に最終話にて現実では有り得なかった壮観なレースを完遂し、競馬ファンの夢を叶えてくれた。
演出
(8)
萌えに甘んじることなく、挫折や失敗・師の導き 等のシーンに注力し、主人公が前に進む様を丁寧且つ感動的に演出していた印象。毎週泣かせてもらった。
作画
(6)
肝心の“走る作画”が崩れなかっただけでも驚異的。通常のレースもスピード感あったし、スズカが故障した際の「歩様」の再現も完璧。馬を人型に置き換えたときの動きとして細かく描写されていた点が◎。引き絵がほぼ省エネ作画だったのが玉にキズ。
人物
(6)
主要キャラ(?)のスペシャルウィーク、サイレンススズカ、エルコンドルパサー、ゴールドシップ、そしてトレーナーさん 辺りはしっかり掘り下げられていて、他はただの賑やかし感。とは言えどれもモデルが有名馬なので、名前が出てくるだけでも嬉しいですね。
音楽
(6)
キャッチー且つ主題歌として記憶に残り易いOP・ED曲。劇中BGMも演出に一役買っていてグッド。挿入曲はマニア向け。
構成
(7)
全編通して見て、起承転結の割合が整っている。第12話で実質ラスト、最終話でEXレースという流れも好感。余計に思われた“ウィニングライブ”なるアイドル要素も大団円を迎えるためのオマケ的扱いで、上手くまとめていた。

まさにダークホース! なアニメでした。個人的に。
競馬なんてほとんど知らない世界なのに、スズカが生きて復帰するというだけで、どうしてこうも嬉しくて涙が出るのでしょう。
あと、一番良いキャラだなぁと思ったのがトレーナーさん、ですね(笑)。いちいち言うことが熱くて胸に刺さるんですよ……。彼の台詞を集めて、スポ根のお手本にするべき。それくらい好き。

満足度ランク【A】!!
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