『ハクメイとミコチ』は、樫木祐人による日本の漫画作品。本作の原型は樫木が大学の課題で制作した漫画であり、小さな人たちの目線がどのようなものかという考えから執筆された。KADOKAWAの漫画誌『ハルタ』で連載。アニメ版はLercheが制作、全12話。
(wikipediaより)
---{▼感想}-------身長9センチメートルの世界で
小人の女の子・ハクメイとミコチの日常を綴った物語。メルヘンチックな世界観と濃密な生活感が魅力で、のんびりとした余韻に浸れる情緒的な作品でした。
登場人物が皆、地に足の着いた生き方をしているのが素晴らしいです。仕事や家事をこなし、様々な場所に出向き、交流を深め、美味しい料理やお酒を堪能して、人生を謳歌している。
そんな丁寧な描写と、作品全体を包む温かい雰囲気に思わず魅了されてしまいます。
ハクメイとミコチは二人とも女の子だけれど、夫婦の様に支えあって生きているところが素敵ですね。百合夫婦と言ってしまうとニュアンスが変わってくるが……(;^ω^)
小人という設定も好き。三~四頭身くらいでしょうか。時々ころころ転がっちゃったりしてて可愛い。周りの動物や食材がデカいだけでワクワクしてしまったり。
コマ割りのような演出が面白いアニメでもありましたね。カットインしてくるあの感じ好きだなぁ。
実は原作も読んだことがあるですが……その時は「これ何が面白いの?」という所感でした(ファンの方ごめんなさい)。でもアニメだととっても素敵に見えたので不思議です。原作の面白さを上手く引き出してたのだろうな、と。私の勝手なイメージで恐縮ですが……
蛇足。
ハクメイ役の声優さん上手かった。松田利冴さん。魔法少女育成計画の双子天使の片割れだと知ってびっくり。
ミコチ役の下地紫野さんは、アイカツの大空あかりとか、けもフレのビーバー。安定感ありますね。
--▼【総評*1行表】----
脚本 | 演出 | 作画 | 人物 | 音楽 | 構成 |
5 | 8 | 6 | 5 | 5 | 6 |
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