京都であって京都でない、独自の発展を遂げた箱庭のような空間、「鏡都」。 ひょんなことからそんな世界に迷い込んでしまった女の子・コト。 謎の坊主に出会ったり、メカオタクの女の子に追いかけられたりと波 乱万丈の日々をけっこう楽しんじゃったりもしていた彼女だが、知らぬところである計画が動きだしつつあった・・・。 妖怪と人間が入り交じった不思議な街で、いま、祭りが始まる!
(wikipediaより)
---{▼感想}-------かつて、幾つかの星々が存在し
人とカミの境が曖昧だった頃。 これは、
とある一家を巡る、愛と再生の物語である。
上記は作品冒頭のナレーションであるが、内容自体はこの三行で事足りる。(裏設定も練られているので、薄い内容ではないのですが、決して難しい話ではない)
家族の温かさがストレート伝わる台詞・やり取りにほっこり(・ω・*)
特筆すべきは、ハチャメチャ感の溢れる作画・演出でしょう。
作り手が好き勝手騒いでる作品は観ていて気持ちがいい!
『祭り』と公言している辺り、製作側も”好き勝手”なのは自覚の上なのでしょうね(笑)
ただ、構成・演出面に於いて、小難しく考える様に誘導された印象もそこはかとなく受けます。盛り上げるための含みを持たせているのも事実なのではないかなぁ、なんて思います。
まぁ単純に伏線回収されないままの謎が多く残り過ぎているだけなのかも知れませんが。
難しく考えて楽しむも良し、
単純にカッコいい映像を楽しむも良し。
私は後者で楽しみました^^
また、京騒戯画のサントラは必聴です!!
壮大で美しい曲のオンパレード!!
曲自体は素晴らしい出来なのですが・・・本作のハチャメチャな世界観とはあまり合っていない様な???
--▼【総評*1行表】----
脚本 | 演出 | 作画 | 人物 | 音楽 | 構成 |
5 | 7 | 7 | 5 | 8 | 4 |
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