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【総評】 ガールズ&パンツァー

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 ≪下記の作品を評価対象に含めます≫    放送開始:2012年10月~
◆ガールズ&パンツァー ◆Blu-ray各巻収録短編エピソード
◆ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!(OVA)
◆ガールズ&パンツァー 劇場版
---▼(概要)---------
『ガールズ&パンツァー』とは、アクタス制作のオリジナルテレビアニメである。本放送は全14話(本編12話+総集編2話)。
兵器である戦車を美少女達が運用するという、ミリタリーと萌え要素を併せ持つ作品。戦車は主に第二次世界大戦時に使用された各国の車輌が登場し、細部まで精密に再現され、戦車は戦車好きのスタッフがこだわって制作している。また、本作の舞台は茨城県東茨城郡大洗町であり、ファンが大洗町への聖地巡礼に次々と訪れたことが東日本大震災による町の復興や活性化に大きくつながったため、このことがニュース番組やワイドショーでもたびたび特集が組まれて放送された。
2015年11月21日に「ガールズ&パンツァー 劇場版」が全国公開予定。
(wikipediaより)

---▼(感想)-----
『戦車道』という架空の武道をモチーフにした世界観がグッド!!


ミリタリー作品としての魅力
戦車面白い!と思わせてくれる、ミリオタでなくとも心躍る要素満載のアニメでした。”戦車道”という設定が物凄く作り込まれてましたねー・・・実在するスポーツだと錯覚したくなる出来。4周ほど視聴しましたが、見る度に自分の中で評価が高まるばかりです。
ドイツ・ソビエト・アメリカ・イギリス・イタリア・・・・各国の戦法・戦車に特徴があることを知り、どの国も戦車を通して好きになれました。国柄が出ていて面白い!!活躍するシーンに合わせて軍歌が流れるのもワクワクしましたねー。

一方で、大洗女子学園(主人公の学園)が使う戦車にもロマンがありますよね!!旧式だったり、弱点があるとされている戦車だったり。すぐに廃盤になったものや、最早戦車ですらないものまで!
一番好きだったのはカバさんチームの通称・”三突”
garupan1011
アヒルさんチームの八九式も弱いけど捨てがたい。

女子学生特有の魅力
戦車をデコレーションしたり、作戦名・チーム名・チームシンボルマークがキュートだったり、戦車道を始めるキッカケが恋愛絡みだったり・・・女子高生×ミリタリーを徹底してました。
そして本作の魅力はなんといっても、総勢30人以上の個性豊かな少女達。一人一人スポットを当てることはしませんが、全員をしっかり物語に絡めており、不必要なキャラなど皆無でした!また、主要キャラの掘り下げが上手で、シンプルな物語が美しく際立ちます・・・皆が互いに思い合っている感じが胸にジーンと響きました。

どのチームも活躍しているし、可愛さも甲乙付けがたいッ!!のですが、不思議とカバさんチーム(歴女チーム)に目が行く事が多かったです。特にエルヴィンが何故か気になってしまう・・・。

特に好きだった台詞
garupan7 『 西住殿、良かったですね。
  仲間を助けた西住殿の行動は
  間違ってなかったんですよ  』



garupan8 『 私、この試合絶対勝ちたいです。
  みほさんの戦車道が間違って
  いないことを証明するためにも、
  絶対に勝ちたいです!    』


garupan9 『 お姉ちゃん!
    やっと見つけたよ、
        私の戦車道。  』



最初は単純なキッカケから戦車道をする事になったはずなのに、学園存続のためになったり、自己の証明に繋がったりと、どんどん目的が出来てくるのは話作りが上手いなぁと思いましたね。行動が報われたり、一所懸命に頑張っている姿には目頭が熱くなりました。

Blu-ray各巻収録短編エピソード

Blu-ray各巻に短編エピソードと戦車講座が収録されていて、これが結構面白かった。上述しましたが、各国の戦法・戦車には特徴があって、本編ではそれぞれの戦車に適した戦法をとっていたことに気付かされます。これのおかげで2周目・3周目の視聴が更に楽しくなる。
あとは、本編プラウダ戦で優花里とエルヴィンが偵察に行った際の裏エピソードがあったのが嬉しかった。水着回や船内探索回などもグッドです。

これが本当のアンツィオ戦です!(OVA)

本編では結果のみ判明した”アンツィオ戦”。イタリア人はやっぱり気持ちのいい連中ですね!試合では物量と機動力に特化した『CV33(通称・豆戦車)』に乗り、戦車も中身も小さくてわちゃわちゃした可愛い対戦相手でした!(笑)
他の試合相手も同様ですが、負けた後の振る舞いがイイ奴すぎて見てると涙出てくるんだよなあ・・・。このOVAは必見です。

劇場版の感想は↓こちら↓
ガールズ&パンツァー 劇場版 感想

あと最後に、茨城県の大洗で聖地巡礼した時のことが
↓の記事にちょこっとだけ書きましたので、良ければ是非。
軽で日本一周 放浪一人旅(東日本編)

--▼【総評*1行表】----
脚本演出作画人物音楽構成
899888
満足度ランク【S】!!
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