該当作品 | 放送期間 | 話数 |
▶ 電脳コイル | '07年5-12月 | 全26話 |
▼ 概要
202X年、"電脳メガネ"と呼ばれる、ネット上の情報を投射可能でどこからでもネットにアクセス可能な眼鏡が子供たちの間で流行していた。そんな高度な電脳技術と神社などどこか古めかしい風景が同居する大黒市を舞台に、ごく普通の小学生の主人公が、サイバーパンクなトラブルに巻き込まれていく。
日本SF大賞等、数々の賞を受賞したNHK教育放映のTVアニメ。
(wikipediaより引用)
▼ 感想
脚本 | 蓋然的な電脳技術を提示すると共に、子供目線で分かりやすい。また、今作で描かれる拡張現実は、漠然と存在する"子供にしか分からない世界"を投影しているようで面白い。 |
演出 | 電脳空間やペットマトン、キラバグにメタタグ。童心を甦らせるアイテムがいっぱいでしたね。"セカイ系"にまでは肥大しなかった点も魅力かなぁ |
作画 | 万人向けの絵柄で、動きも良かったです。 終始走り回っていたイメージがあります(笑) |
人物 | 大半のキャラが最終局面には登場しなかったのが心残り。 フミエとガチャギリが好きでしたww ペットやサーチマトンの方が目立っていましたね |
音楽 | 主題歌は並。BGMは本格的で美しいです。暗い曲多し |
構成 | しっかりと最後まで失速することなく盛り上がっていた。続けて観たくなる作品でしたね |
先述のとおり、SF作品として楽しめる一方で、ノスタルジアを感じることが出来て感慨深い。
子供にとっては共感しやすいアニメなのかも知れない。(親にメガネを取り上げられる、メガネの修復にお年玉2年分など)
敷居は低いが、奥深い作品でした。
満足度ランク【A】!!
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