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【総評】 Back Street Girls -ゴクドルズ-

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該当作品放送期間話数
▶ Back Street Girls -ゴクドルズ-'18年7-9月全10話

▼ 概要

『Back Street Girls』(バックストリートガールズ)は、ジャスミン・ギュによる日本の漫画。『ヤングマガジン』(講談社)にて連載。アニメ版は『Back Street Girls -ゴクドルズ-』のタイトルでJ.C.STAFFが制作、全10話。本作はアニメ作品でありながら映像は静止画で構成されており、人物が動く描写は歌唱シーンを含めてほとんど存在しない。

▼ あらすじ

暴力団・犬金組の若手組員である、角刈りの「健太郎」、オールバックの「リョウ」、パンチパーマに髭面の「カズ」。彼らは早とちりと早合点が原因で大きなヘマをやらかしてしまい、組長の逆鱗に触れてしまう。その組長の前で「何でもしますから命だけは…」と涙ながらに訴えつつ、必死の土下座で許しを乞う3人に対し、アイドルがいい金儲けになることを聞きつけた組長は、その不始末の落とし前として、強引に性転換と全身整形手術を受けさせた上で女性地下アイドルグループに対抗した女性裏路地アイドルグループ『ゴクドルズ』としてデビューさせてしまう。
(wikipediaより引用)
▼ 感想

わしら、アイドルやります


脚本
(6)
ヤクザを性転換させてアイドルに!!
ヤクザとアイドルのギャップネタ一本で戦うギャグ作品であり出オチ感が半端なかったが、最後まで本当に面白かった。内容自体も笑えるのですが、色々割り切ってるから粗探しする必要がなくて安心して笑えるってのが大きいですね。
演出
(7)
1シーン1カットの所謂紙芝居アニメなのだが、画面効果とSEでの味付けが巧みでとても躍動感がある。その出来は“キャラが動いていないのを忘れる”ほど。
加えて、テンポと間の使い方に緩急があり、ギャグアニメの要点をしっかり押さえている様に感じられる。

低予算ながら、演出で勝利したアニメという印象。
作画
(2)
上述の通りほぼ静止画だが、1枚1枚が漫画の一枚絵並みで、作画崩れは見られない。ちなみに原画マンは一人(すごい)。

アニメは無理して動かす必要はない、というのがよく解る。
本編より監督の方が動く稀有なアニメでしたねぇ……笑。(OP映像でゴクドルズに扮して踊っている実写シルエットの正体=監督・今千秋)
人物
(6)
ゴクドルズかわいい(錯乱)

3人のキャラを6人の男女が演じる、一人二役ならぬ二人一役方式。(その他キャラ含め)どの声優さんも喉を枯らす勢いで熱演されていて、笑わしてもらいました。
ゴクドルズ女性声優陣も頑張ってましたね。歌も上手い!!
音楽
(7)
主題歌・挿入歌が◎。OST欲しいです。
また、「音響演出がすげー上手いと思う。これ絵無しで音だけ聴いてても十分成立してる」と某所に書き込まれた感想を見て、本当にそうだな、と。
構成
(7)
正直ショートアニメ向きの内容だと思うのですが(笑)、30分枠でGOを出したプロデューサーはGJでしたね。むしろ全10話は短くて寂しいくらいです。
各話構成も短いエピソードが詰まっていてテンポが良かった。

ギャグアニメの多いシーズンでしたが、ゴクドルズが頭一つ抜けていた様に思います。



満足度ランク【A】!!
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